和風凌辱エロゲーの主人公兼ヒロインの兄に転生したんですが何か違う 作:ビシオ
エロゲーは細かいことを考えてはならない。
蓬莱亭の風呂は広い。
一等宿屋であることを示すように設備が充実している。
蒸し風呂や、釜風呂、足湯に寝湯などあり、季節に応じた果物を入れる風呂もある。今は柚子風呂のようだ。江戸から鎌倉など大雑把な中世日本をモデルにしたにしてはそれなりに種類がある。
勿論現代日本のスーパー銭湯は電気風呂やジェットバスなど科学技術を用いてのものがあるのでそれに比べたら劣るのは否めないが、それでもこの時代設定でこうして複数用意してるというだけでも評価できる。
‥‥‥と思いきや、電気風呂やジェットバスが存在した。
こんな場違いなものなんであるねんや!! とツッコミ入れるほかないが、なんと、霊力を込めた札に雷遁や風遁の属性を付与し、それを風呂釜に張り付けて再現しているのだ。
ご丁寧にデカイ壺風呂にそれぞれ、「電気」「水流」と札が張ってある。あまりの場違いなものに思わず二度見をし、そして風呂の中を見ると水流札はジェットバスみたいに壺の壁から勢いよく出ている。電気札のほうは見ただけではわからないので手を突っ込むとビリビリと痺れる。
驚愕したが、頭の記憶を探ると、そういや設定資料集に明らかに時代設定無視した奴などがあったっけな……と朧げながらも思い出した。一部はオーパーツなど言われたりしており、中にはスライム‥‥……皇国からの呼び名だと粘魔と呼んでるようだが、これを利用して様々な物を作成してるようだ。
『現世の波羅姫』のゲームを作った会社が作った別作品のファンタジー凌辱エロゲーでも、スライムを使って様々な便利グッズを作成しており、その設定を同社ゲームなので流用している形だ。
そのファンタジーエロゲーではスライムは接着剤やゴム材、果ては動物の血液など特定の食材を与えてブラッドソーセージもどきにした食用スライムといった使い道があった。中には鉱脈があるところに放つと、その鉱石を吸い取ったスライムが出て鉱脈発見に役立つ鉱石スライムなどがある。
それと同様の設定をこちらでも流用しているので、大陸や南蛮から来た商人が商売目的で持ち込み、それを扶桑の商人が買って養殖したが、一部が逃げてしまい勝手に繁殖してしまった。結果、粘液の妖魔として粘魔という名が付き、人民に被害を与えたりするものの、その南蛮商人からもたらされた利用法が広まったことで生活や道具の質が向上した。という設定らしい。
で、何が言いたいのかと言うと
「兄様、一等宿なだけあって、こちらの道具もあるようですよ」
「空気敷物がありました」
「潤滑液もありますよ。我が家にあるものより上質かもしれません」
妹達が持ってきたのは、ラブローションと風呂マットだ。
もう一度言う、ラブローションと風呂マットだ。
お風呂プレイで必須のアレである。誰がどう見ても時代設定ガン無視したブツである。だが、先ほど述べたようなスライムを利用して作ったという設定なのでゲームに無理やりねじ込むことに成功した。
この強引すぎる設定に、多くのプレイヤーは苦笑をしながらも受け入れたが、一部はSNSを中心に
「エアーマットとローションとかナメてんの?」
「和風ファンタジーなのに近代技術は草生える」
「時代考証もへったくれもねえな」
と言った強い突っ込みが入ったのだが、当の開発スタッフはというと
「これエロゲーですよ? 何言ってるんです?」
という一言で黙らせる。
それ以降の突っ込みも
「これエロゲーですよ? 何言ってるんです?」
と、シンプル過ぎて清々しいほどの開き直ったコメントで威風堂々と反論する姿が慣例となってしまったほどだ。その強烈すぎる一言と、堂々とした開き直りな開発スタッフにプレイヤー達も
「禁止カード」
「伝家の宝刀」
「ぐうの音も出せない反論」
「それを言っちゃあおしめえよ」
「そりゃエロゲーでエロ求めてるわけだから野暮なのはわかるけど、もうちょっとこうなんというか手心というか…………」
と反応するしかなかった。
その一言が強烈すぎたので、それ以降別メーカーもその台詞を真似て言うのがある種のお約束となった。無論、野暮なツッコミに対するカウンターでもあるがある種の開き直りでもあるので、それを受け入れる者もいればさらに反発した者もいた。中には、あからさまなバグに対してもこの台詞を利用して責任逃れをしようとしたメーカーも現れそちらは当然炎上した。
話が逸れた。
なので、突っ込みどころ満載なのだが、そういうものがあると認めるしかない。
とりあえず、妹達がそれを持ってきているのを見て、………………違和感を感じた。
なんで僕はこの子たちと一緒に風呂入っているんだ?
あれ? というか、僕は拒否しなかったっけ? いつの間に風呂場に来てたんだ。というか、既に僕も妹達も裸だし、僕は勃起しっぱなしだし、焔は僕の体を見て赤面しつつもガン見してるし、段々と羞恥心が込みあがってきてとっさに両手で股間を隠した。
股間を隠した僕を見た波羅は
「むっ、おかしいな。切れかかってる」
と言った。その台詞に疑問を感じて、僕は問いただそうと口を開き─
「ちょっと、僕はなんで風呂場に、というか切れかかるって──」
「催眠ッッッ!!」
「ふぅ、危なかった」
その場にボーッと突っ立つ兄を見て波羅はホッと一息ついた。だがそれと同時に、大好きな兄に対して掛けていた催眠が解けかかっていたのに驚いた。
今まで、実家で一緒に風呂に入って風呂でローションプレイを楽しんでいたから、それと同様に大丈夫だと思っていた。なのに、解けかかっていた。
わからない、何が原因なのか。
催眠は本人が違和感を感じたら解除されるというのは万国共通である。当然だ、催眠とは自分がやってることに違和感を感じさせないことなのだから。
なので、実家の風呂で4Pを楽しんでいた時も、解けることはなかった。今回も遠出とはいえ解除されることはないだろうと思っていたが頼は違和感を感じて解けかかった。
施設や諸々が実家より豪華で充実してるから違和感を覚えたのかもしれない、そう結論付けた波羅はそれ以上考えるのをやめて、ローションプレイの準備をする。普通なら色々原因を探るところだが、愛する兄とのセックスが最優先でそれ以外考える気が起きないのもあり、さっさと思考を切り替えた。三大欲求に従う人間は他の事など深く考えないものだ。
そして、先ほどから熱心に兄の裸をガン見してる従妹に声を掛ける。
「焔、お前は兄様が好きだな?」
「は、はい。頼兄さまには多大な恩があるしお世話になっておりますゆえ、あと美形だし優しいしそして──」
視線を頼に移すと、無表情で突っ立っていながらも、その股間の男性の象徴は天を示している。その雄々しい象徴を見て内股をこすりながらも
「と、とてもスケベ過ぎて、凄い体がポカポカするでござるぅぅ…………」
自身の性欲がどんなものかをまだ理解してないのか、口でうまく表現できないながらも、好きな異性の裸を見て情欲を覚える少女。内股をこすっているのも、自身の下腹部の熱が何なのか理解してないが快楽を覚えているので否定していない。
「お前が体に熱を覚えているのは情欲だ。乳母から教わったか?」
「た、多少は…………」
「なら、これから色々と教えよう。だが、そのためにもお前がこれからやることを秘密に出来るかどうかの確認をしなければならない。出来るか?」
「で、ですがその、頼兄さまのこれは催眠でござる。拙いのではないでしょうか?」
催眠術で相手を支配下に置くことは基本的に人道に反している。それを指摘するが
「そうだな、だがこれは訓練であり我らの絆を強化するためだ。兄様は美形でスケベだ、故にスケベなことを沢山されるだろうし、家の仕事でやることもあるだろう。それに対する耐性をつけなければならない。故に、訓練と絆を深めるためにこうして私達は肌を重ねているのだ」
「な、なるほどでござる…………」
それっぽいことを言うとそれで納得してしまう従妹。頼が「この子は強いし可愛いけどちょっとこう…………深く考えない子かなぁ」と言っていたがその通りだったなと波羅は思った。
波羅も双子も愛する兄が得体の知れない女に抱かれるのは好きではないし、認めもしない。だが、その個人的感情とは別に、家の繋がりや交渉事で男を使うというのは定番且つ大事な事だというのは理解している。彼女ら自身乳母からも教わったし、出立する前に兄の嫁である桃代からも諭された。何より、自分達がヤッてたことを桃代から指摘された時は、三人とも断頭台に立つような恐怖と背筋に氷柱がぶっ刺さるような感覚を覚えたものだ。
桃代は、綾絶家と周辺一族から見たら公然の秘密の頼の妾扱いではあるが、頼自身が妾とせず正妻扱いしてるから、波羅達三姉妹もそれに文句を言ったりしない。もし、桃代が何の能力もない無能であれば公然と罵倒したり頼に対して正妻扱いはやめろと言ったであろう。当然だ、大事な兄を守るために無能は必要ないからだ。更に桃代は病弱であり、その病を抑える薬がべらぼうに高い。その高い薬代は、頼の発明した交易品で賄っているのが現状だ。無能で病弱で薬代も高いとなったら、公然と罵倒するだけでなく場合によっては強硬手段を用いていたかもしれない。
いや、最初辺りは公然と罵倒はしたものだ。
従妹の病弱な姉に甲斐甲斐しく世話をして薬代を買ってとやってるのが理解できなかった。頼になぜそのようなことをするのかと言い、初めて会った時も、兄様に迷惑をかけないでくださいと堂々と言ったりした。面と向かって言われた本人は笑顔を崩さず怒ったりしなかったのが癪に障るし、頼も苦笑を浮かべながら彼女はとても強いからと言って波羅の苦言を聞かなかった。ずっと寝たきりの病人が強いと何故知ってるのか? 何故そう言い切れるのか? と理解できなかった。自分の兄は好きだし信用しているが、たまにわからないことをすると不思議に思ったものだ。だが、そのわからないことをやって結果を出してきたから説得力があったが、それでも寝たきりの病人が強いと理解していると言い切れるのは流石に理解の範疇を超えていた。
そして、頼の言ってることが真実だったと表明されたのは稽古の時だ。
桃代は病弱であったが無能ではなかった。
武について天性の才能があり、三姉妹で一番強い長女の波羅が太刀打ちできない程である。体調が良かった時に彼女が稽古をつけてあげる、と言ったときは鼻で笑ったものだ。今まで寝ていた病人に何ができるのか、私は兄様をずっと守る様に戦ってきて強い自負があり負ける気は一切なかった。そう思いながら試合をした。
だが、結果は五合打ち合って敗北し、波羅のプライドは折られた。
そして、彼女は兄が言っていたことが真実だったと身をもって理解した。
どうしても悔しくて、一度三姉妹全員でかかったことがあったが、大妖や凶妖にも効く双子の合体技の霊術を居合一閃で消し飛ばす相手は分が悪いどころではなかった。術は得意だが近接は苦手な双子は前衛を波羅に任せて後方から援護というオーソドックスなスタイルで攻めたのだが、波羅の横を縮地で抜け速攻で懐に入り込まれてやられ、波羅も十合打ち合って敗北したほどだ。最初の時から成長したとはいえ、いまだに勝てない。
力が正義なのはいつの世の中も万理不変の黄金律である。故に、三姉妹は桃代に逆らえない。
その逆らえない正妻から兄を催眠逆レイプしてるでしょ? と指摘された時は辞世の句を考えたほどだ。
だが、三姉妹は自分の思いを正直に語った。
「桃代姉様。全て、兄様がスケベ過ぎるのが悪いんです」
「そうです、兄上は無防備にスケベすぎます。こんなの抱けって言ってるようなものじゃないですか」
「兄上のスケベな所業の数々を見て欲情しないのであれば、その者は袋無し*1でしょう」
清々しいとまでに思える正直な告白と責任転嫁である。この告白にはたとえジーザスといえども渋面を作るであろう。
だが、桃代は三姉妹の告白に罵倒を浴びせたりしなかった。それどころか、深く同意するかのようの鷹揚に頷き
「そうね、それについては同意するわ。頼君、本当に無防備なんだもの。あんなの鴨が葱を背負って来るようなものじゃない」
と同意した。
そもそも、必要とあらば夫や息子を出して竿姉妹にして関係強化なんて貴族間のみならず平民の繋がりでもやってることである。男の数が段々と減ってなおかつ男が草食動物みたいになってしまった故の生存方法になったからなのだが、それで近親相姦など頻繁にとは言わないがそれなりに起こるのだ。
何より、頼の行動が軒並み無防備でスケベすぎるのが悪い。あんなことしてたら、自分が頼の直接の姉だとしても犯すだろうと桃代は言う。
「貴方達から見て信用できる人に頼君を抱かせるのはいいわ、でももし彼に困ることが起きたら…………わかるわね?」
威圧をにじませる言葉に、高速赤べこのように首を振る三姉妹。
その上で、催眠レイプしても構わないが「節度」を守れ、と釘を刺された。
その「節度」を曖昧にしてるのは、三姉妹を信頼しているからそうしている、と。
そしてダメ押しだが
「催眠かけて犯すのはいいけど、いずれちゃんと告白して謝罪しなさい。頼君は本当に貴方達のことを考えて行動しているんですからね?」
「「「はい、わかりました」」」
と言われてしまった。
彼女達は、黙っていれば兄にバレないから大丈夫やろ、と考えそのままそうしようと思っていたのだが、逆らえない相手からそう言われると反論できない。
兄に告白した時、嫌われたりしたらどうしようか…………。と三姉妹は恐怖したが、自分たちがヤッたことがヤッたことなので、嫌われるかもしれないことも含めてしっかりと告白して謝罪しろ。実際問題自分達がやってることもいけないことだと理解していながらも抱いているのだから尚悪い、とまで言われたらぐうの音も出ない。それに、兄の童貞を貰ったんだから乙女として正直に告白して反省する気概を見せなさい。とまで言われてしまっては女が廃る。
ちなみに、三姉妹は頼の童貞を貰ってることについて優越感はあったが、出立前に頼を抱いたと桃代から聞かされた時、肉体の童貞は貰っても精神と記憶の童貞は桃代が貰ったということに三人は気づき唇を嚙み締めた。
そして、自分達が認め兄を守る意思があるならば竿姉妹にしてもよいと、桃代から許可を得たので、こうして従妹に声を掛けたのだ。
この従妹も、頼が言っていたように、とても強くて頼りになるから色々と世話をするよ、それにこんな小さくて当主なんて可哀想だしね。と言いつつ資金援助や領内の見回りをしていた。それを隣で見ていた三姉妹は、愛する兄がこうまで言うなら信用できるし、従妹の焔も兄に大変懐いている。
そして、たまに顔を擦り付け、体を擦り付けている。その行動を見て、兄に欲情しているのだと気付いた。まだ幼い故にわかってないだろうが本能で行動しているのだろう。ならば、そこを利用して兄を中心に竿姉妹になれば、兄を守るのも盤石になるし、尊敬するが超えるべき壁でもある桃代に対抗できる。そう考え、こうして風呂に誘っているのだ。
だが、実はそれだけではない。
確かに、兄を守る駒として焔は有用だろう。だが、こうして催眠逆レイプを体験させることで、いずれ兄に対して告白と謝罪をするときに、数を増やして謝罪すれば兄は許してくれるだろうという腹黒い打算があった。
頼はとても優しく甘い、自分達姉妹が土下座すれば許してくれるだろうが、ヤってることがことなので流石に怒るかもしれない。
ならば、一人数を増やしたら?それが、兄が甲斐甲斐しく世話して可愛がってる従妹ならば?従妹も、私達同様に兄のスケベな姿をみて我慢できなかった。私達は同じ女故に従妹の気持ちが痛いほどにわかったので拒否できなかった。と言って仲良く四人で謝れば許してくれるだろうという打算を込めて竿姉妹に引き入れたのであった。仲間を増やせば大丈夫、赤信号みんなで渡れば怖くない理論である。
「焔、私達は兄様が好きだからこうして一緒に風呂に入ったりしてる。だが、それ以上に絆を深めるのが重要だ。だから、お前が望むなら兄様と繋がるのも認めよう。受け入れる場合、兄様を守ること、そしてこのことを他言無用にすること、これを守ってほしい。できるか?」
「わ、わかったでござる!!」
案の定、性欲に従う従妹は顔を真っ赤にしながらもすんなりと了承した。そして、股から汁を垂らしている。これから起こることに期待を抱いているのが良く分かる。ならば、初めては最高の気分にさせた方が良いだろうと波羅は考えた。
「沙羅、由羅、準備は出来たか?」
「はい、空気敷物はこのように」
「そして、兄様の体も
エアーマットを風呂床に敷き、そして双子は両手と体を使って、ボーッと突っ立つ兄の体にローションをつけていた。
手は優しく胸や背中などに走らせ、下半身の方は双子の太腿を使ってローションをつけている。腕は自身の巨乳を使って挟んで濡らしていた。さながら、娼婦の如き動きであった。
その兄は、催眠で無意識に立っているが、体は正直に反応しているのでちんぽからカウパーがとくとくと漏れている。本来ならば射精しているところだが、そこも催眠で射精を許可があるまで禁止しているので、双子がいやらしく触っても射精はされない。だがその分、陰嚢ではダイナモの如く精子が大量生産されて吐き出されるのを待っている。
準備が整ったのを理解した波羅は、それぞれに指示をした。
「よし、では焔。お前を私達の姉妹に迎え入れるための儀式をしよう。まずはそこの敷物にうつ伏せになって寝るんだ」
「は、はいでござる」
いそいそとエアーマットに寝転がる焔。それを見た波羅は今度は頼に指示をした。
「では兄様、焔に『ドスケベ按摩』をお願いします」
この締めからエロってやったら流石に長すぎるかなと思いました。
すいません許してください!何でも・・・・頑張ってエロ描きますから!