※この作品はR-18です。

和風凌辱エロゲーの主人公兼ヒロインの兄に転生したんですが何か違う   作:ビシオ

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週間一位やお気に入り1000件超えとか評価と感想頂いて、まことに恐れ入ります。誤字報告もありがとうございます。自分で見直しても見つけられないから見つけてくださって感謝です。
まだエロシーン入ってないのにそこまで期待を頂いて、皆様のご期待に添えられるかどうか恐縮ですが頑張りますのでよろしくお願いします。

なんとなく前話の最後らへん修正しました


六話 ◆ オラッ催眠!童貞もらうね♡催眠解除ッ!……お疲れさまでした兄様(キリッ

「さあ兄様、服を脱いで」

 

 兄様が私達にかけた催眠をかかったふりをしながら即効で解除し、次は私達が兄様に催眠術をかける番となった、お楽しみの時間だ。

 

 虚ろな表情をしながらもゆっくりと服を脱いでいく。もっと強くかけるとテキパキ脱ぐ行動ができるのだが、それだと兄様にバレる可能性もあるし、何よりこのゆっくりと脱ぐというのが非常にそそるのでこれはこれでいい。双子も同意見だ。

 

 服を脱ぎ終わったら、兄様の小さな裸体が視界一杯に収まる。

 男性特有の細さはそうだが、兄様自身が日々鍛えているのもあり筋肉がふわりと浮き出ているのが股に来る。

 そして、褌を脱ぎ去ったところには男の象徴がある。まだ小さく下を向いている。だが、これから私達の手で大きくするのだと思うと感慨深いものがある。乳母や配下から聞く話では、男は奥ゆかしいのがほとんどで簡単に勃起せず、女からの愛撫でも嫌がったりするのだと聞いた。どうしても性交する場合は薬を使って無理やり勃起させるのも選択肢の一つなのだとか。

 

 だが、兄様は違う。

 私達の処女を散らしたあの日、兄様は私達の接吻と抱き着きで勃起したのだ。後に乳母に、それだけで勃起するのかと兄様のことを出さずそれとなく聞いてみたが、そんな男はいないとのこと。つまり兄様が特別スケベということだ。

 

「兄様、舌出して」

「……はい」

 

 雛鳥のように出してきた舌に、私の舌を絡ませそのままゆっくりと唾液を交換する。

 

「兄上の乳首可愛い」

「私達のと違って、硬い、おいしい」

 

 沙羅と由羅がそれぞれ左右の乳首を舐めたり吸ったりする。自分たちの愛撫に素直に反応してくれるのが嬉しくて、熱の赴くままに兄様に愛撫を続ける。その度にピクピクと反応してくれてるのが可愛い、双子も兄様の反応を見て喜びで目を細めながら、空いた手で自分の股を触って高めていた。

 

 私も双子に負けないように舌を激しく絡ませる。それだけでなく、自身の胸を押し当てるようにしながら唾液交換をする。すると、私達の愛撫で高まったのか、兄様の物が鎌首を段々ともたげる。しばらくすると、そこには天を突く一物がそそり立っていた。

 

「兄様の、大きい」

「兄上の、凄いです」

「こちらも頂きますね」

 

 体を布団の上に寝かせて、双子は協力しながら兄様の一物を舐め始める。私は、兄様と接吻を続けながら、双子が兄様の胸からどいたので、そこを埋めるように自分の巨大な胸を押し付ける。そこからさらに、兄様の左手を持ち、自身の胸に押し当て揉ませる。

 右手を恋人が握るようにすると、兄様も応えるように強く握り返す。それがとても嬉しい。

 

 左手で胸を揉ませるのも痺れるような快感が胸から伝わってくる。

 兄様は催眠にかかってる今はこちらの命令がないと動かないが、こういう胸揉みなどは導いてやると自発的に行動し始めるのを最近の調教で理解した。

 

 双子が交互に舐めると、それにピクピクと反応し始める。そこからさらに玉袋を優しく揉み、舌を這わせ、舐めて快感を兄様に与えている。私達の愛撫が続くと、どうやら射精が近いようで双子が目敏く感知した。

 

「兄上の子種出そうですね」

「沢山出してくださいね」

「出して♡」

「出して♡」

「イけ♡」

「イけ♡」

 

 双子の言葉責めと、交互の舌奉仕により、噴水のごとく射精する。それを私達は顔に浴びる。

 生臭い匂いが鼻腔を突き抜けて、それが興奮を増やし、その興奮が子袋を熱く滾らせる。私達は、顔にかかった子種を残さず飲み干すと、次は周りに飛び散った子種を舌でなめとり始めた。

 

 兄様の股間回りや腹に載った子種を犬が舐めるようになめとると、気持ちいいのか兄様がピクピクと反応している。

 そして、一物がまたそそり立つ。

 

 男は一度出したら次の日まで出せない、とは乳母から聞いた話だが、兄様は五発は余裕で出せる。それ以上出せるかもしれないが、流石にやりすぎると兄様の体に負担がかかってバレるかもしれないし、兄様の体に後遺症が出るかもしれないのでやめている。

 

 だが、私達三人に短い期間で種を出せるということだけでも素晴らしいことだ。

 

「今回は私からですね」

「沙羅、次は私ですよ」

 

 今回は最初に由羅、次に沙羅、最後は私と決めていた。

 

 由羅が兄様の体の上に跨り、一物に手を添え自分の秘所に当てる。

 狙いを定めて、ゆっくりと腰を下ろした。

 

「んんううううぅぅっ、ふううぅぅぅううう……♡」

 

 熱い吐息と押し殺した喘ぎ声で感じているのがよくわかる。

 兄様の体に両手を置き、ゆっくりと出し入れし始めた。

 

「ふぁぁ……♡きもちいい……♡」

「うっ、あっ、ふっ」

 

 剛直を己の腹に入れる快楽に妹は声を漏らす。兄様も、虚ろな表情をしながらも体は実に正直で快楽の声を漏らしながら反応している。その兄様の反応が可愛くて、沙羅と共に兄様の乳首を指でいじり、こねくり回し、吸って快楽を与えた。

 その度に、兄様のモノも反応しており、由羅の体の中で暴れる。それに反応して嬌声を上げる由羅。

 

「あっ、あっ、あっ、はあっ、ふあっ、あにうえっ、だしてっ♡だしてぇっ! ♡」

 

 運動しながら、最後の声に合わせて力強く腰を下ろして叩きつけた。

 それと同時に、兄様の子種が撃ち込まれたようで、のけぞる。

 

「うぅぉぉおおぅぅ、ほぉぉぉぅうううぅぅう、で、でてるぅぅぅう…………♡」

 

 快楽で頭がどうかしながらも、由羅の体は本能の赴くままに腰を動かして兄様の子種を搾り取る。

 大きくもゆっくりと動いて動いて、そして動きを止めた。どうやら搾り取りが終わったようで、ゆっくりと引き抜くと、下品な音を出しながら兄様の一物が躍り出た。それにゆっくりと跪くようにして、綺麗に舐めとる由羅。

 

 私も乳母から教わったが、男は種を出して私達を孕ませてくれる大切な存在。故に、出し終わった後の一物を掃除するのは淑女として当然の作法だと。

 

 

 次に沙羅だが、彼女は兄様の片足を垂直に持つようにしてから挿入した。彼女曰く、こうすると深く入ってくるそうな。

 その状況からゆっくりと腰を動かし、段々と叩きつけるような動きをする。

 

「ふっ、ふっ、ふっ、あうっ、ふっ、あ、あにっ♡、うえっ♡、だ♡、だいすきぃっ! ♡だいすきぃぃいっ! ♡」

「あっ、あっ、さ、さら、な、なにを、やって──」

 

 いかん、兄様の催眠が解けかかってる。

 私は兄様の顔を両手で掴み、虚ろになってる目を覗く。その状態から、催眠をかけなおす。

 

「兄様、兄様が今やってることは正しいことです」

「た、ただしい?」

「妖魔は男を犯します。兄様もそういうことが起きるでしょう。ですので、これは訓練。そう、訓練なのです」

「そ、うなの、かなっ」

「はい、ほら、訓練です、訓練。復唱して♡」

「くん、れん、くんっ、れんっ、うあっ」

 

 瞳術と復唱による二重の催眠をかけながらも、沙羅が運動をしているので、兄様の受け答えも快楽の声を漏らして途切れているが、その瞳を見て催眠が再度かかっていることを確認する。ダメ押しとばかりに、私は兄様と接吻をし、舌を絡ませて

 

「ほらっ、あにさまっ、んむっ、ちゅっ、くんれんですよっ♡、くんれんっ♡」

「あむっ、ぷぁっ、はぁっ、く、くんれん、くんれん、あ、あぁぁあああっ!!」

「ふあぁぁぁああああっ!! ♡あにうえぇぇぇぇええ!! ♡」

 

 接吻で快楽を与え、沙羅の運動で快楽を与え、それに耐えきれなくなった兄様が射精し、受け止める沙羅が嬌声を上げる。

 そのまま、ゆっくりと腰を円運動のように動かして搾り取って抜き取り、あとは由羅と同じように口で掃除をする。

 

 最後は私だ。

 

 私も、沙羅と同じように兄様の足を持ち上げる、が、彼女と違うのは彼女は片足を持ち上げて挿入するのに対して、私は兄様の両足を持ち上げ、それをでんぐり返しするようにする。乳母から教わった、女性の正常位という奴だ。基本的には由羅がやったような騎乗位と呼ばれるのが男に負担を与えないやりかただと、だが私の体位は男の種を確実に絞るためのもので、性欲が強い者が良くやる体位だそうだ。

 この状態だと、兄様の玉袋の裏どころか菊門まで見えて非常に興奮する。

 

 兄様は、一族の女に限らず、里の女がすべて狙っていると言ってもいい美貌だ。本人は頑なに平凡だと言っているが、いつもの謙遜だろう。

 

 男でありながら、積極的に外に出て、領地をどうにか良くしようと奮闘しているのは、領民ならば知っていることだ。

 その際、兄様は泥にまみれるのも厭わずに作業をしたりもするので農民からの人気も高い。何より、作業の際には農民と同じ服を着て行動するのだが、その際に胸が見れたり、褌姿の兄様が見れたりするので、多くの女がそれを見て自慰をしてるのは知っている。

 

 そんな無防備な兄様の、誰にも見せたことがない場所を、私達は見れている。その優越感がとても堪らないんだ。

 

 でんぐり返しした状態で、まずは貴重な子種を作ってくれる玉袋に舌を這わせる。

 

「あっ、うぅっ、ふぅっ」

 

 男との性交は男は性欲が少ない上に、こういう愛撫は好きでない者が多いとは乳母から教わったが、兄様はスケベなのか、私達の拙い愛撫でも感じてくれている。乳母は、男が勃起を維持できる時間は短いから、勃起したら早めに入れて出してもらうのが重要だと言っていたが、兄様は一度勃起したらほぼそのままなので安心できる。

 

 何より、愛撫をして感じている姿を見ると、支配欲というものだろうか、そのような漠然としたものが私達の心中を満たして高揚感を与えるのだ。こういう愛撫が効果的なのか自分でもわかっているとは言い難いが、兄様の体をみていやらしいと感じたところを攻めると鈴が鳴るように反応してくれるのを見ていて愉悦を感じているのもある。

 

 こうして、誰にも見せないような菊門にも舌を入れてほじると、面白いように反応する。

 

「あっ、そこはぁっ、き、きたないよぉ……」

「兄様の体に汚いところなんかありませぬ♡」

「そうですよ、兄上♡」

「兄上の体はどこも綺麗でいやらしいですよ♡」

 

 兄様の弱弱しい抗議を、私達の言葉で防ぐ。私は悶える兄様を押さえつけ、双子もそれぞれ片手を押さえつけ、身動き取れないようにしたところを同時に舌を絡ませて行動を防ぐ。この行動が支配しているという感覚を私達に教えてくれるので、それがまた興奮する。

 

 十分愛撫した私は、兄様の上からのしかかる様に跨り、そして一物に手を添え狙いを定めて、自分の秘所に勢いよく入れる。

 

「お゙っ♡」

「あ゙うっ」

 

 私と兄様は、どちらも急な刺激で思わず声を出した。

 私の中には兄様の肉槍が突き刺さっている、初めての時は痛みがあったがすぐに消えた。

 今も感じるこの異物感は、愛する兄様と繋がっている証拠であり、その愛を証明するかのように私に快楽の波がやってきている。

 

 私は、その快楽をもっと味わいたいために腰を振る。世の女がやる基本的な正常位。なるほど、これをやると気分がいいというが身をもって理解できる。自身が腰を振ることで快楽を貪ることが出来る上に、男の上に覆い被さるため男は逃げることができず支配欲が高まる。そして何よりも──

 

「はっ、あっ、ふっ、んぅんっ♡」

 

 兄様の顔を間近で見ることができる、快楽で蕩けた顔を。それを間近で見るのが堪らない。

 

「あっ、あっ、み、みないでっ」

「駄目ですよ兄様、顔を隠さないで♡、私達に見せて♡」

 

 両腕を交差するようにして顔を隠そうとするが、私は両足に添えてた腕を、兄様の両手を掴んで阻止する。

 そして、露わになった顔を見ると、半開きにした口から熱い吐息を断続的に漏らして快楽に耐えようとしている健気な兄様の顔があった。その顔をもっと快楽に落としたくて、口を奪い、舌をねじ込む。兄様は歯を閉じて防ごうとするも、私の方が早く舌を入れたため、そのまま私の舌に蹂躙される。

 

 その間兄様は握りこぶしを作って、私の両手の抑え込みに可愛く抵抗していた。だが、この舌を絡める攻撃で緩んだため、私は手を滑らせ恋人が握るような握り方で抑えこんだ。この握り方は乳母から教わった親しい恋人や夫婦がやる特別な握り方だと教わったが、なるほどと納得して気に入っている。何より、この握り方で抑え込むと、兄様も強く握って抵抗するのだ。だが、非力な兄様の抵抗など可愛いものだし、その可愛い抵抗を無理やり抑え込むのが支配欲を強めて気に入っている。

 

 そのまま、体を倒して私の巨乳を強く押し当てながら、腰を振る速度を上げる。

 兄様のうめき声も強くなり始めたので、そろそろ出すのが理解できる。そして、私の中に子種が発射された。

 

「お゙ぉぉ~~……♡♡」

「あ゙ぁぁあ~~……」

 

 私と兄様は共に快楽の声を出す。

 私の中に、兄様の子種が入ってきているのがわかる。熱く、愛のこもった命の源だ。股間から背骨を通り、脳天に登り詰めた快楽の波がたまらなく気持ちいい。

 あとは、腰をゆっくり動かし腹筋や内臓の筋肉などを使って兄様の子種を搾り取る。男の種は貴重なのだ、愛する兄様のならば尚のこと。

 達した時は兄様の頭の横に私の頭を持っていって体全体で押さえつけていたが、搾り取りが終わって顔を上げると、目を裏返すような惚けた表情をした兄様の顔がそこにあった。

 

 この表情を見るのが、たまらない優越感を与える。

 私の体で気持ち良くなってるという揺るぎない事実に、胸が熱くなる。その喜びを表現するように、だらしなく開いた口に自分の舌をねじ込ませて絡める。

 

「んっ、むちゅっ、あむっ♡」

 

 もう反応する力がないのか、兄様はわずかに反応するが舌を絡めたりしなかった。こうなると、兄様は限界だというのがわかるので、名残惜しいがここまでとする。

 ゆっくりと自身の腰を浮かせて兄様の肉槍を抜く。一滴も子種をこぼさないように力を込めて抜いたせいか、ぢゅぽん! と下品な音を立て、力を失った肉槍が露わとなる。私の肉壺で汚れたそれを、私はしゃがみこんで丁寧に舐めとり綺麗にした。

 

 肉槍の掃除が終わると、汚れた兄様の体を三人で協力して拭き取り、換気をし周囲の掃除をする。全ての掃除が終わり、周りには先ほどまでまぐわった状態など感じさせないほどそのままの綺麗な部屋となる。最後の仕上げとして、私達は自分自身に避妊の術をかける。本当は子供が欲しいのだが、流石に今の状態で作るのは拙い。何より、私を当主にしようとしてる兄様の努力を無にすることになる。避妊が終わると兄様の記憶の消去と、別の催眠をかけて眠らせる。これで、兄様は先ほどのことを一切覚えていない状態となるのだ。あとは、私が膝枕をしている状態から起こすだけだ。

 

 気を失ったように眠っている兄様に、私は語りかけた。催眠術を解く文言を入れて。

 

「恐縮ですが兄様、起きてください」

 

 

 

 

 

 

「恐縮ですが兄様、起きてください」

 

 優しく声をかけられて、僕はゆっくりと目を覚ました。

 目を開けると、僕の顔を覗き込んでいた波羅の顔が映る。後頭部は柔らかい感触がある。もしかしなくても膝枕をされているのだと気づいた。

 

「あぁ……、ごめん、重いよね、起きるよ」

 

 そう言ってゆっくりと上半身を起こす。なんだか体全体が怠い、そして何故だか知らないが体が火照ったような感覚がある。

 そして、今までのことを全く覚えていない。双子も、波羅も僕のことを笑顔で見ている。

 

「えーっと……、もしかしてまたかい?」

「はい、兄様は私達の催眠にかかり、ずっと眠っていました」

 

 彼女たちは、催眠術を僕にかけるがそれは眠るような奴だけだという。睡眠状態に陥る催眠術は基本的なものだ、そこから回復しなければならないのだが、どうやら僕は毎度毎度この催眠術にやられているようだ、というのは三人の言である。

 

「にしても、僕が眠っている間、君たちは暇だったんじゃないのかな?」

「いいえ、そんなことはありません。兄様の眠っている表情を見るだけでも楽しいですよ」

「はいそうです」

「兄上の寝顔はずっと見ていて飽きません」

 

 三人から笑顔でそう言われると困惑と羞恥が来て、誤魔化すように頬をかく。

 

「にしても、君たちの催眠術は本当に強いなあ。もう何度もやられてるけど未だに途中で解除できた試しがないよ」

「うふふ、兄様が遠慮なしでやってと仰りましたからね」

「私達と姉上の合体催眠術」

「うまくいけば、大妖や凶妖にも効果的ですよ」

 

 三人が笑顔で言うがそれは間違っていない。ボス戦の時、ハメ技の一種として存在しているからだ。波羅が前衛としてウォークライなどを使って敵のヘイトを一身に受け、その隙に双子が後方からの援護で催眠術を敵にかけるというのが王道なのだが。そのヘイトを受け耐えてる最中にも波羅が呪文を双子と同時に唱えて三人の合体技として放つ技があるのだが、これが本当に強力でボスに効くのだ。流石に鵺といった術に特化したボスには効かないが、それまでのボスに有効打を与えることができるというのはRTA走者もオススメするほどの連携技である。

 

 但し、効果的ではあるが簡単かと言われるとそうではなく、彼女たち自身のスキルレベルが高くないと発動しないし、何より三人の絆レベルも高くないと発動しないという制限がある。そして、この技の問題点は主人公である波羅は術は使えるが成長は遅いのだ。双子は後方支援故にメキメキ上がるのだが、波羅は前衛なので唱えている暇がなくタンクとしてヘイトを集めて仲間に攻撃を寄せ付けないという役割もあるので、術を唱える暇がないという弱点がある。術を唱える暇があるなら物理で殴ればいい、とはRTAプレイヤーの言だ。どこぞのクソゲーの文と似ているが、気のせいだろう。

 

 僕も、それを使えたらいいなと考えていたのだが、この世界に僕というイレギュラーがいることでお家騒動が起きそうなのもあり、彼女たちは最初の方は仲が良くなかった。間違いなく僕という存在のせいだが、これはこれで拙いので、ひたすら三人と交流し序盤のチュートリアルと言える戦闘でも三人を助けたおかげで仲良くなったので、絆の問題は解除出来た。

 

 後は術をどうするか、彼女たちのスキルを上げるには……つまるところ術を何度もかけて熟練度を上げるにはどうするかを考えたところ、彼女たちから僕の鍛錬に協力すると言われたので、色々難しく考えたところ、三人が協力して僕に催眠術をかけることで、このボス対策の技が使えるようになるといいんじゃね? と思ったのだ。

 

 そしてそれは早速効果を上げてるようで、僕は未だに彼女たちの催眠を解除出来てない。

 僕が彼女たちより弱いのもあるが、催眠術を彼女たちに解除されてからようやく起きるほどだから、スキルレベルが上がってるし合体技として使っているのだと信じたい。

 

「よし、もう暗くなったから君たちの授業もお開きにしようか、いつも僕を催眠術で鍛えてくれてありがとうね」

「いえいえ、愛する兄様のためならお安い御用ですよ」

「そうそう、兄上のためならいつでも授業しますよ」

「むしろ私達のほうが楽しみです」

「こら、余計なことを言うな」

「え? 余計なこと?」

 

 双子の片割れが楽しみだと言ったのを、波羅は咎めた。まるで、言ってはいけないことの様に。それが気になったので聞き返したのだが

 

「えーっと、兄様が成長するのを見るのが楽しみという意味です」

「そうです」

「兄上は着実に成長してます」

「?? まぁ、ありがとう。君たちより劣るけど兄として頑張るよ」

 

 腑に落ちない気もするが、三人が僕の成長を感じているとほめてくれたこともあり、それ以上気にするのをやめた。

 

 昼飯を食べた後、少し遊んでそのあと特訓をしたのだが、僕が催眠術で寝ていたせいかもう辺りは暗くなっていた。これ以上僕の部屋にいさせるわけにもいかないし、僕も当主代行としての書類仕事があるので、三人を部屋から出す。三人も、明日の訓練や妖魔退治の仕事があるので帰らせる。

 

「じゃあ三人とも、また明日」

「「「はい、また明日」」」

 

 襖を閉めた後、結界を貼って仕事をする。

 もうそろそろ都に挨拶にいかねばならない、そのための随伴する人選やら物資やらを色々考えて一族と相談しなければならない。何より、都は人が多いし、イベントで重要な人物とであったりする。そのチャンスを逃すことはできないので気合を入れた。

 

 この、気を抜くと凌辱が起きるようなエロゲー世界に転生し、主人公兼ヒロインの兄として生まれた以上、波羅の貞操を守らなければならない。そして、何故かしらないが弟が妹になってしまった双子の貞操もだ。イベントでは、家族の目の前や領民の衆目に晒されながら凌辱されたりとメンタルブレイクが起きたりするシーンがそれなりにある。

 

 大変エッチだったし、僕自身もお世話になったこともある。それが、リアルとなって目の前にいるんだからはっきりと言うが欲情を覚えたこともある。

 だが、僕は兄なのだ。そういうのは兄としての矜持で抑え込み、彼女達の幸せを願い作らなければならない。危険な仕事から遠ざけたり、怪しい連中を捌いて、彼女達が良い人と結ばれるように努力するのが兄として当主代行としての役割だと思っている。彼女達の貞操が、妖達に散らされるようなことは絶対に防がないと! 

 

 彼女達のためにも頑張ろうと、再度心に決めたのであった。

 

 

 

 

 

 

 襖が閉まった後、三人はそこに佇み

 

「由羅、あれは危なかったぞ」

「そうよ」

「うぅ、ごめんなさい」

 

 姉の波羅と沙羅に詰められ、由羅はしょんぼりした。

 催眠術はとっさの出来事で解除されたりする。それは記憶に関してもそうだ。記憶を消すと言っても、体に染みついた行動は消せず、そこから違和感を感じて思い出す、といった事例は術の師匠から教わったりした。故に、先ほどの問答で兄が思い出す恐れがあったのだ。

 

「だがまぁ、なんとか誤魔化せたな。兄様が私達のことを疑うようなことをしない人でよかった」

 

 彼女たちの兄である頼は、それはもう彼女たちに甘いので疑うことをほとんどしない。それのおかげで口先で誤魔化すことができた。これが他の人間だったならば危なかったかもしれない。

 

「しかし姉上、兄上にかけた催眠術。あれは大丈夫なんでしょうか?」

「兄上のある方向の催眠抵抗値をほぼ無くしてその上でそれを気付かせないようにする……、危険なのでは?」

 

 双子が姉に疑問を呈する。

 これは、彼女たちが兄を催眠レイプした時から始めていた。

 兄との催眠術の特訓で、自分たちが彼にかけて犯しているのだが、何度もそれをやると流石に抵抗力が増していき、成長していく。それは兄にとっては厄介な妖魔の催眠を退けるという意味では正しい成長なのだが、彼女達からしたら愛する兄を犯せなくなるという欠点があった。

 

 故に、色々な術を駆使して一定方向の抵抗値を上げて、確かに兄を成長させているが、その一方で別方向からの抵抗値を無くしていたのである。何度もまぐわうときに、度々催眠術をかけるのが面倒なので、簡略化させる意味もあった。具体的には一定の文言で話しかけたり、ある種の行動を取ったりすることだ。

 

「危険ではあるが、大丈夫だろう。なぜなら、兄様は守護するべき男なのだからな」

 

 こう姉が言うと、双子は頷くほかない。

 この世界での男は弱く、妖魔から狙われ犯される存在だ。故に女が男を守るのは当然であるし、自分たちが愛する兄の傍にいるから妖魔や狙う女達から守れる。そういう自信があった。

 移動にしても、結界を張ってある領内から今まで勝手に出たことはないから、外に出て妖魔に攫われる心配もないから大丈夫だ。そういう考えがあった。

 

 なので、彼女達は今後も自分たちが愛する兄とまぐわうべく、特別な催眠術をかけたのだ。

 

「だからまぁ、今日はもう部屋に帰るぞ、兄様のことはまた今度考えればいいだろう。ずっと一緒にいるわけだしな」

「それもそうですね」

「私達と兄上は、一つですからね」

 

 頼は、今後の強敵に対処するべく妹達の絆が強くなってるといいなと思って、色々仲良くさせようとしていたが、それは大成功していた。尤もそれは、彼自身が記憶にない状態で彼を中心に棒姉妹で繋がったからだ。これは彼女達に限らず、棒姉妹となった女の絆は強い。愛する男を中心にまとまることこそが、この世界でのいい女という常識もあって、最大級の絆レベルとなっていた。

 

 

 

 

 しかし、彼女達が愛する兄を犯しやすくするためにかけた催眠術が、その後の世界に影響を及ぼすなど、この時は誰も考えもしなかった。

 

 

 余談ではあるが、波羅は書類仕事が終わったのを見計らって、愛する兄に膝枕をしてもらった。その時の様子を頼は、まるで大型犬が甘えてるようだと感じたという。




悲報:主人公君が守ろうとしてた妹達の貞操、既に破られていたでござるの巻

近親相姦タグつけたほうがいいかもしれないと思ってつけました。
まともなエロシーン初めて書いたんで、受けるかどうかわかりませんが、使えたという方はありがとうございます。使えなかったという方はごめんなさい精進します。

六話まで書いて予約投稿して、後はゆっくりやろうかなーって思ってたら、皆様からたくさんお気に入り貰ったり評価いただいたり感想頂いたりして、期待に応えないと!と思ってなんとか七話目完成させました

明日7時予定にしたのでご期待くださいませ。後はストックないですごめんなさい
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