和風凌辱エロゲーの主人公兼ヒロインの兄に転生したんですが何か違う 作:ビシオ
誤字脱字チェックしてくださって感謝です。そして感想やここ好きなどたくさんいただき感謝感激です
ここ好きで「なんと……なんと素晴らしい」が一番多くて笑ってます。皆さんやっぱあの人大好きなんだなって。
皆様のご期待に沿えるよう頑張ります。
手に桶や手ぬぐいに洗剤代わりの無患子、スポンジ代わりのヘチマ、それに卵といった、温泉道具一式を持ってルンルン気分で温泉だーと向かっていったら、段々と甘い匂いがしてきた。
おかしいな…………、ここら辺に甘い物なんてなかったはず。まだ雪が降る季節ではないものの、雪が良く降るここら一帯では、甘味と呼ばれるものは柿とか林檎とかの果物と甜菜くらいしかない。その甜菜もここらでは食用とされておらず、専ら家畜の飼料として育てられてた。僕は、料理研究してるなかで甜菜っぽいのを見つけ、髭面のおじさん料理長にこれ食べれる? と尋ねたら。
「そいつぁ、甘味がしますが土臭くて食べにくいんですわ。うちの実家だと家畜の餌にしてやすがねぇ?」
と教えてくれた。茹でて齧ると確かに土臭くて食べにくいが、非常に甘かった。これってもしかして甜菜じゃないか? と思った僕は、これを茹でてゆで汁をひたすら煮詰めてやったら甜菜糖が出来上がった。これも交易品の重要品目となり、僕は当主代行命令でこの製法を門外不出にした。嫌味を言う親戚一同も、砂糖が高級品なのは知っているのでそれを独占することは莫大な利益をもたらすのがわかりこれには満場一致で可決し、この時は清酒の時同様に全員大絶賛してくれた。
───話が逸れた。
だから、この先は本当に僕が作った温泉しかない。他は小川が流れてたまに釣りをしたり~、野草を採ったり~とするくらいで、本当に山といった感じで開墾したところや開けた場所などないのだ。隠し田の可能性も考えたが、斜面が多すぎて立地も悪いので無理だ。というかここら辺は僕以外で来るものはいない、野草ポイントはここ以外の場所の方がもっと採取できる。なので、こんな甘い匂いがするのはありえないはず。というか、甘い匂いだけでなく、なんだか頭がボーっとしてくる。酔っぱらったような、フラフラとした感じだ。流石に怪しいし、もしかしたら妖魔が侵入してきてるかもしれない。口に手ぬぐいを巻き付けて防いだ、気休めかもしれないが直接よりかはマシだろう。
注意深く進むと、手ぬぐいマスク越しなのに、段々と匂いが強まってくる。それと同時に、こちらが風下なのか、向こうから温泉の湯気に乗ってこっちに流れてくる。温泉の湯気に何かマズイ成分でも抽出されたのか? 最悪、せっかく掘った温泉をつぶさなければならない。それだけは勘弁願いたい、娯楽が少ないこの世界で結構苦労をしているのだ。ゲームやアニメを遊んだり見れたりすることが出来なくなった上に、人の上に立って仕事をして、妖魔なんて人間を殺しに来る連中と命のやり取りをしてて、結構メンタルにダメージを食らっているのである。だから、温泉が潰されるのは本気で困る。やや焦った気持ちを持ちながら温泉へ向かった。すると───
~~~♪ ~~~♪♪
誰かが歌ってる…………? 鼻歌のような、そんなのが聞こえてくる。段々と近づいていくと、もうもうと沸き立つ温泉の湯気の中に人影が見える。誰がいるのかを、目を凝らして確認すると───
───それは、背中からしか見えていないが人間ではないのが一目でわかった。
こちらに背を向けて岩風呂の温泉に入っているが、その人物は僕より背が高いのか上半身が見えていた。その背中は、立派な筋肉で出来ていた。大部分が伸ばした金髪に隠れているが、そこから見える首回りの盛り上がった僧帽筋と支える広背筋、それにつながる三角筋、棘下筋、大円筋、そして上腕三頭筋は盛り上がりを見せているので、見た目通りなら立派な力を持ってることが一目でわかる。
何より、その人は岩風呂の縁に両肘をかけて背を預けているが、その両腕と背中の間から見えるものは間違いなく胸なので女性であることがわかる。間から見えるだけでも巨乳なのが理解できる。何よりも、その人は女性ではあるが人ではない。その理由が、頭から伸びる角と、彼女の肌が赤色だったからだ。間違いなく赤鬼である。
これは拙い。
鬼は基本的に強者として君臨している。先日僕が戦った人狼と同様に厄介な存在だ。人型は得てして強者なのは共通しているが、鬼は妖魔の中でも悪辣な部類だ。それに、ここから彼女の妖力を感じるが、抑えているつもりなんだろうがそれでも僕より強いというのを理解した。これは、僕が行っても敵わないだろう。ここは撤収一択だ、そう思ってゆっくりと後退したら──
「おいおい、誰だか知らねぇが帰るのかい? ここの温泉は最高だぜぇ?」
──バレてる?!
そう理解した瞬間、僕は手に持った荷物を捨ててそこから逃げ出した。だが──
「逃げるなんて風情がねぇ奴だな?」
温泉にいる鬼に向かって背を向けたのに、僕の目の前にはその鬼が現れた。慌てて後ろを見ると、温泉の鬼が消えている!? あの一瞬でここまで来たというのか?!
「ったくよぉ、俺が話しかけてやってるのに無視するなんざムカつく女郎じゃねえか」
苛立った様子で妖気を放つ、その妖気の強さに足が竦む。後ろを見ていた状態から、恐怖に震えながらも錆びたブリキのようにギリギリと首を前に持っていった。先ほど一瞬でしか見なかった鬼の全貌が、僕の視界に入ってくる。
仁王立ちしている鬼の背は高い、2mを優に超えているだろう。桃代姉さんが2mに匹敵すると考えれば、彼女より20㎝以上は高いと思われる。その高い背を支えるように、脹脛と太腿は盛り上がった筋肉が見える。腹筋は見事なシックスパックで堅そうだ。腕を胸のところで組んでいるが、その腕も女性のボディビルのように筋肉で出来ておりながらも、細さを出しているので女性らしさもしっかり維持している。
顔立ちはとても美人だ。苛立って閉じてる口からは、鬼の牙が見えている。シュッとした釣り目は、僕を見下ろし睨みつけている。だが、怒っているような表情でも美人なので見ても飽きることはないだろう。事実、僕は今恐怖に震えているが美人だという感想しか出なかった。
そして、先ほどまで温泉に入っていたからか、体のいたるところからお湯がしたたり落ちている。それが、夕暮れ時の光と反射し、筋肉の美しさを出している。
何よりも、彼女の胸がとても大きい。桃代姉さんも大きかったが、彼女も負けていないどころか少し勝っているだろう。その巨大な胸の先にある桃色の乳輪と乳首はとても大きくも、バランスがとれている。そして、股間には立派な金髪の陰毛が生えており、若干へそまで伸びているのが厭らしさを感じてしまう。その毛に覆われながらも若干見える秘所はぴっちり閉じているも盛り上がっているので、柔らかさを感じることだろう。
敵であるというのに、堂々と全裸を惜しげもなく出しているその姿に、僕は浅ましくも見惚れてしまい少し勃起してしまった。
「つまんねーことする奴だな、コソコソ隠れて覗き見し、勝てないと思ったら即逃げる。お前ら女共はどこまでも嫌な奴らだぜ」
口元を隠しているからか、僕のことを女と見ているようだ。まぁ、顔立ちが良く姉さんと妹達から可愛いとか言われているからそれで誤解してるかもしれないけど、平凡な顔なのに女と間違われることに若干の苦みを感じながらもじりじりと後退する。
だが、この後退してる行動で、鬼は怒ったようだ。こちらを睨む顔を更に強くした、漏れ出ていた妖気も強まる。足が震えてそれ以上動けなくなってしまう。
「せっかく俺がこうして話してるってのによぉ、会話して情報抜くとか勝てなくても立ち向かうとかそういうことしねえのか。臆病者の腰抜けが。もういい、腹が減ったことだしてめぇを食ってやる」
そう言って、こちらに向かおうとしたので身構えた。突風が吹いて背後から前へと向かって突き抜ける。すると、鬼は動かなくなった。それどころか、ヒクヒクと鼻を動かして驚愕の表情を浮かべた。何が起きているのか、僕もさっぱりわからなかったがそのままでいると鬼が口を開いた
「お前…………男か?」
先ほどまで勘違いしてたのに、急に言い当ててきた。しかも、もっと匂いを嗅ぐようにしてる。僕が温泉に向かったときは鬼は風上だったが、位置が入れ替わった今では風下だ。それで、吹き抜ける風に乗ってる匂いを嗅いでいるのはわかるが、それがどういう意味をしてるのかわからない。
すると、鬼は僕の方の一点を見つめ始めた。……視線が僕の顔を見ていない? どこを見ている、もっと下?
「なんだぁ? こんなところに男がやってくるなんて、俺にもツキが廻ってきたなぁ♡」
先ほどまで驚いた顔から、僕の下の方をみて、一転して喜んだ顔をし始めた。先ほどまで見ていた場所、まさか──
「しかも、お前勃起してるのかよ。嬉しいぜぇ、この俺の体でおっ立ってくれるなんてよぉ♡」
勃起してしまったことがバレてるー!!? 恥ずかしさを感じつつも、後退した。
「おいおい、逃げるなよ。俺と親睦を深めようぜぇ?」
すると、スタスタとこちらに向かって歩いてきた。顔は満面の笑みを張り付け、如何にも友好的な表情をしているように見える。堂々とする歩きは、惜しげもなく体を披露しているので、爆乳がブルンっブルンっと擬音を立てながら揺れ、前から見える巨尻も揺れているのが見える。益々厭らしさを感じてしまい、勃起する力が強まってしまう。だけど相手は妖魔だ、僕は指を二本立てて精神を集中し指先に霊力を込めて霊弾を打てるようにする。領内だからって一切武器を持ってこなかったのがここに響くが、武器がないからって戦えないわけではなく。術で抵抗位はできる。
「なんで俺を攻撃しようとするんだよぉー? 俺はお前に敵意なんかないぜぇ~?」
優しい猫撫で声で語り掛けながらも歩いて距離を詰めてくる、確かに敵意は一切感じない。先ほどの恐ろしいまでの妖気が今では一切感じない。でも、相手は敵だ。だけど、美人であるし話も通じると思って思わず声を出してしまった。
「それ以上こちらに近づかないでください!! 攻撃しますよ!」
だが、相手は怯むどころか一層喜びの声を出した。
「おほっ♡ようやく俺に話してくれたなぁ? それに、可愛らしい声だすじゃねえか。もっとお喋りしようぜぇ?」
そして、歩くスピードを上げた。こちらの制止を聞かずに近づいてくるので、構えた二本指を相手に向けて風属性の霊弾を放つ。これは僕が撃てる術で最速の攻撃だ、緑の閃光が指先から迸り、銃弾のように相手に向かって進むが──
「えっ?!!」
「ふぅ~ん、中々速い攻撃だな。悪くねえ」
──避けられた?!
体がブレたと思ったら、一瞬で横にずれて先ほどまで鬼がいた場所を霊弾が飛びぬける。そこから歩いて来ようとするので、もう一度狙って放つも──
「くそっ、くそっ、くそっ!」
「はっはっは!! どうしたどうした? 頑張って当ててみろよぉ~?」
指先を相手に向けて狙って放つ、僕がやるのはそれだけだ。だが、その向けて、放つ、という間に真横にずれて回避行動を差し込まれるので、撃つ前に回避されてるという因果関係が逆転した頭のおかしな状況が出てしまっている。すると、一瞬で距離を詰めて、僕の目の前に来た。
思わず見上げてしまう、そのとてつもなく大きくもマシュマロのような柔らかさの爆乳の間から、鬼の美人な顔が見える。その顔は、一切の敵意がなく歓喜の表情をしていた。そして、大きく両手を広げ──
「おろっ?」
こちらを抱きしめようとしたところを、僕は足先に霊力を込めて一気にバク転回避した。危ない危ない、妖魔に抱き着かれたら何されるかわからない。それに、妖魔の体液は色々と怪しい成分がてんこ盛りだ。シビれたり、毒だったりなどあるが、一番有名なのがエロゲー故の催淫効果である。特に、鬼の体臭は鬼が酒好きだからか吸うと酩酊状態になる上に性欲も感じてしまう。原作で主人公が双月の修羅のエッチにハマるのも、二人の体液やら体臭を飲んだり嗅いだりしたからだ。
なので、先ほどのは間一髪だった。
普通に撃っても当たらないので、今度は力を込めてチャージ弾を作る。僕がまだ攻撃しようとしているのを見て、鬼は
「まだ立ち向かってくるか、いいぜ、来いよ」
と歩くのをやめ仁王立ちをした。顔はニヤニヤと笑っている、気に食わないがチャンスだ! そのまま腕を三回振るってホーミングショットを放つ。これは、動きが素早い鳥型などの妖魔に対して使う誘導弾だし威力も通常より上だ。それはそのまま、鬼の無防備な体に突き刺さった。だが──
「なっ?!」
「ふぅん? まぁまぁだな、若干痛い按摩ってとこだな」
鬼には全くの無傷だった。顔と腹と胸の正中線上中下の三か所に間違いなく当たったのに、ダメージを与えた様子がない。当たった胸は衝撃でブルンっと跳ねたが、傷一つついていない。
風遁がダメなら火遁だ!そう考え、印を組み切り替えようとしたが、鬼の姿がブレて消えた。
次の瞬間、僕の目の前に現れて──
「ほい、捕まえた♡」
──僕は彼女にがっちりと抱きしめられた。
霊弾はGhost Wire tokyoのエーテルショットみたいなもんです。あのゲーム、手の動きが凄いかっこよくて大好きです。バイオショックに通じる良さがあるよね・・・
そして赤鬼に避けられてるのは、アムロの向かってライフル撃ったら避けられて当たってないエリク・ブランケみたいなもんだと思ってくれるとわかりやすいです。動画は探したら見つかるので各自ご覧になってください。
この動画みると天パがマジでやべえってのが良く分かりますね。なんで撃つ瞬間に回避行動差し込んで避けるねん・・・しかもガンダムの姿勢が一定なのはエリクが隙を出すまで虎視眈々と狙ってるってことですし
次で長身爆乳筋肉金髪赤鬼との人外エロなんで頑張ります!