ご飯を食べ終わり、ソファーでテレビを見ていると奈緒ちゃんに話しかけられた
『なぁ、これ飲んでみてもええ?』
「んー?なんでも好きなの飲んでいいよ」
テレビから視線をそらさずに答える
『やったー!実はこれ昨日から気になってたんですよね、ちっちゃくて可愛い瓶やし、色んな種類あって〜どれにしようかな』
冷蔵庫からカチャカチャする音を聞きながら奈緒ちゃんの言葉を反復する
ちっちゃくて可愛い瓶……
「あ!奈緒ちゃんそれお酒だ!」
『えっ...』
カチリ
『...蓋開けてもうた』
「ごめん、これお酒なんだよね」
『プロデューサーさん、お酒飲むんですね』
「そんな頻繁にじゃないけどたまーに、ね」
ひょいと奈緒ちゃんから瓶を受け取る
『酔うとどうなるんですか?』
「うーん、眠くなる...かな」
ごくごくと中身を一気に飲む
『あ〜!飲んだらまた眠なっちゃうやないですか〜』
ゆさゆさと肩を揺さぶられる
「大丈夫だよ、私そこまでお酒弱くないから」
と、言ったものの
「ねっむい...」
さっきまで見てたテレビも全然頭に入ってこなくなってきた
『え〜寝ないでください〜』
立ち上がろうとする私の腕にしがみつく奈緒ちゃん
「奈緒ちゃん」
『はい?』
「可愛いね」
んふふと笑いながらほっぺたを摘む
『...プロデューサーさん酔うとるやろ』
「ん〜そんな事ないよ?」
『ベッド行くんですか?』
「うん、ちょーっと横になるだけ」
『それ絶対寝るやつ...』
『プロデューサーさんがベッド行くなら私も行きます』
「うーん、それって...」
『そういう意味ですよ』
頭がぼーっとする
「まぁ、いいやベッド行こ」
手を差し出す
奈緒ちゃんは一瞬驚いた表情を見せたもののすぐ私の手を握り返してくれた
『プロデューサーさん……』
ベッドに向かい合って座っていると奈緒ちゃんの体が近付いてきた
「ねぇ、奈緒ちゃん」
奈緒ちゃんの口を手で覆って遮る
「昨日から奈緒ちゃんばっかり攻めてるよね?」
『あ...嫌でした?』
「そうじゃなくて、一応私の方が年上なんだからなんかこう威厳を保ちたいというか...」
『じゃあ、今回はプロデューサーさんが攻めてみます?』
「し、してみる」
不安を押し殺すようにごくりと唾を飲み込んだ
『どうぞ』
手を広げ、ふふっと微笑んだ顔をされる
「あ...」
正直攻められた経験しかないのでどうしたらいいのかがわからなかったが、今更そんな事言えないので必死に昨日の奈緒ちゃんとの行為を思い出す
ちゅ...
肩に手をついてキスをする
「……」
確かその次は……
奈緒ちゃんの着ている服のボタンを外す
『っくく、プロデューサーさんめっちゃ真剣やな』
「笑わないで!今必死なんだから」
可愛いという声が頭上から降ってくる
ボタンを外し終えたあと奈緒ちゃんを見ると、次は?というような表情で私を見ていた
余裕そうでムッとする
綺麗な首筋にキスをする
鎖骨、肩、とキスをしていくとボタンを開けた服が肩から落ちた
「……っ!」
下着姿になった彼女を俯瞰して見るととても綺麗だな、と思った
同時に
『プロデューサーさん、なんや照れてます?』
「そんな事、ない」
恥ずかしい、という気持ちになった
『普通照れるんは私の方やと思うんやけど』
ごもっともである
ブラにかける手が震える
「...っ」
外した後どうしよう、わからない……でも、年上なんだからリードしないと...
「ぐす...」
『えっ!プロデューサーさん泣いとる!?』
俯いていた顔を上げられ奈緒ちゃんと目が合う
『どないしたん?も〜〜』
ぎゅっと抱きしめられる
「うぅ〜できない...」
「奈緒ちゃんを気持ちよくさせてあげたいのにやりかたがわからなくて...っ」
『ほんまっ、プロデューサーさん...』
ドサッと押し倒される
『私を煽るの上手ですね』