※この作品はR-18です。

今宵の月は   作:Fulikake

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第15話

「奈緒ちゃん、そろそろ起きて〜」

今日も今日とてギリギリまで眠り続ける彼女へ声をかける

 

『ん"〜』

布団から手が2本出てきた

 

「……」

 

『……』

 

『...起こしてください〜』

手が空中を舞う

 

昨日のデジャブかな?と思った

 

そのまま放っておくか迷ったものの、遅刻するのだけは避けたい...と思いやれやれ、と奈緒ちゃんの手を握る

 

グイッと腕を引っ張られ抱きとめられる

 

「あのねぇ、奈緒ちゃん...」

『プロデューサーさん、今夜楽しみやな』

「...っ!」

 

叱る言葉を遮られ、耳元へと発せられた言葉に色んな想像をしてしまって言葉が詰まってしまった

 

『...』スヤァ

「ちょっと、だから二度寝しないでー!」

 

 

 

 

 

 

 

『無事、2日間のロケも終わったことですし、一緒に露天風呂入りますか?』

「うん...」

短いようで長かったお仕事を終え、これから起こるであろう事を想像してドキドキしながら露天風呂へ浸かる

 

 

「……」

変に意識しすぎて何も話題が出てこない……

 

『...たまにはプロデューサーさんから誘ってもええんですよ?』

 

ビクッ

いきなりかけられた言葉に肩が上がる

 

『なにしたい?』

「うっ……」

考えてみれば確かにいつも奈緒ちゃんにばかりリードされている

 

『なぁなぁ〜』

キラキラした目で見つめられる

 

「う〜...」

「…な、奈緒ちゃん...したぃ……です…」

「うぅ、恥ずかし……」

恥ずかしくなり俯き、両手で顔を覆う

 

『...そんなん反則すぎひん?』

頭に手を置き、一際深く息を吐いた奈緒ちゃん

 

『私今日余裕ないんで先、謝っておきますね』

 

顔にある手を恋人繋ぎされ首筋を舐められる

 

「んっ!」

じっとりと這う舌の感触にやけに体が反応してしまう

 

『なんや今日感度ええんとちゃいます?』

「ん、ずっと触れてほしいと思ってた、からっ」

奈緒ちゃんからの刺激がほしくてたまらなかった

 

『可愛いこと言いますね』

手が下に伸びる

 

『ここも可愛い...すぐ入ってまう』

「あっ...」

この感覚を待ちわびていたとでも言うように、体全体に気持ちいい波が広がり鳥肌が立つ

 

「奈緒ちゃん、だめっ...すぐイッちゃう」

『ほんなら我慢します?』

「しない...っ」

『ふふ、そうやろうな、これ欲しかったんやもんな』

「はあっ、.....んッ」

奈緒ちゃんの肩に掴まりながら絶頂を迎える

 

気持ちいい...

 

ちゅ、

「ん...」

キスもすっかり手馴れたもんだ

 

 

『暑くないです?』

「うん、平気だよ」

『うーん、一応そこ座りましょ』

露天風呂の端にある簡易的な足湯用のベンチへと座らされる

 

私がのぼせないように配慮してくれたのかな?

優しいな…

 

「気遣ってくれてありがとう」

『全然ですよ、ここからだと舐めやすいですし』

ガバっと足を開かれた

 

「わっ!ちょっと奈緒ちゃん」

優しさと煩悩があったみたいだ

 

『声、隣に聞こえちゃうかもしれないんで我慢してな?』

「っ!?」

両手で口を抑える

 

『はぁ...ん...ちゅっ』

「んっ!...ふっ」

あ...気持ちいい

 

こんなに綺麗な景色の中、自分が今されている状況を俯瞰すると快楽が込み上げてくる

 

「あっ...また、イク……ッッ」

 

 

『熱い...一旦出ましょ』

「あ...まだ触って?」

『ふふ、今日はやけに積極的やな』

 

湯船から上がり、そのままぐいぐい詰め寄られ、近くのガーデンベッドへ押し倒される

 

『ギュッてして』

「あっ…でも、声出ちゃう…」

『なら口塞ぎますよ』

「んっ」

キスをされる

 

奈緒ちゃんの背中へと手を回す

肌と肌が触れ合って気持ちいい…

 

指が脇腹をなぞり太ももの付け根まで触れる

 

ビクッ

「んっ」

腰が動く

 

すっと指が入ってくる

 

『これ、されたかった?』

「はっ...されたかった...っ」

『気持ちい?』

「きも、ちい...っ」

背中を触る腕に力が入る

 

『可愛い』

深いキスをされる、と同時に指が奥を攻める

 

「んんっ、〜ッ」

奈緒ちゃんの背中に縋り付きながら快楽を受け入れる

 

『...っ、プロデューサーさん、好き...っ、可愛い...』

「っは、はぁ...っ」

気持ちよすぎて涙目になりながら奈緒ちゃんと目を合わせる

 

汗か水滴かもわからないものが毛先から私の頬に滴り落ち、奈緒ちゃんの見下ろす顔がやけに色っぽく映り、心臓が一際跳ねた

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