※この作品はR-18です。

今宵の月は   作:Fulikake

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第19話

『今日の私はプロデューサーさんを徹底的に甘やかします!』

 

 

リビングの真ん中でドンと自分の胸に手を当てながら宣言をする彼女に圧倒される

 

「どうしてまた…」

 

『昨日めちゃくちゃ意地悪してもうたからです!』

「あぁ、一応気にしてたのね...」

『はい、ほんま申し訳ない...』

しょんぼりと肩を落とす奈緒ちゃん

 

「もう別に気にしてないよ」

私自身も興奮してたし、と心で付け加える

 

『私の気ぃが収まらんねん!何か御奉仕せなアカン』

 

「...じゃあ今日ご飯作ってほしいな」

『もちろんええですよ!洗濯だって掃除だってやったります!』

ガッツポーズを見せる奈緒ちゃん

 

「ふふ、助かるなぁ、ありがとう」

 

奈緒ちゃんが家事をしてくれている間に仕事しようかな、と考える

 

 

 

 

 

 

コンコン

『プロデューサーさん、少し休憩しません?』

ドア越しに声をかけられる

 

「んー!そうしようかな」

大きく伸びをしてリビングへ戻る

 

『ココア入れたんで良かったら飲んでください』

「わぁ、ありがとう!嬉しい」

1口含むと甘さが口の中全体に広がる

 

「奈緒ちゃんのおかげでお仕事も捗ったし充実した日になったよ」

『役に立てたんやったら良かったです』

 

「あとちょっとだけ仕事してくるね」

 

と立ち上がろうとしたら、え〜!と声をかけられる

 

『休日なのにプロデューサーさん頑張りすぎですって』

『...ほら、おいで?』

 

優しい顔で私に向けて手を広げる奈緒ちゃん

 

「うっ...」

オドオドしながら奈緒ちゃんの胸の中に収まる

 

『よしよし、今日はもうゆっくり休みましょ』

背中を撫でる温かい手に心がすーっと落ち着く

 

「うん、そうする...」

まぁ、残りの仕事は明日会社ですればいいか……

 

奈緒ちゃんの服を掴んで言葉を受け入れた

 

『素直なん可愛いなぁ』

耳にキスされる

 

「んっ」

ピクっと体が跳ねる

 

『プロデューサーさん、まだ甘え足りないんとちゃいます?』

「あ……」

奈緒ちゃんの言葉の意味は理解できていたが、理性がそれを抑制する

 

「大丈夫...」

悟られないように視線を逸らす

 

『大丈夫ってなんですか!?』

顔を挟まれじっと目を見つめられる

 

『全然そんな風には見えませんけど...』

「うっ……」

『ちゃんとしたいこと言うて』

真っ直ぐな瞳から逃げられない

 

「いっぱい甘やかされたい、です」

『ん、ええ子や』

 

『攻められたら弱いプロデューサーさん可愛い』

首筋にキスされる

 

太ももを撫でられる

「っ」ピクッ

 

『太もも触ると期待して足動いてまうプロデューサーさん可愛い』

 

「…っいちいち言わないっ、で...」

『え〜だって甘やかしたいんやもん』

背中を指でなぞられる

 

「ひぅ...っ」

ゾワッとして鳥肌が立つ

 

『プロデューサーさんの可愛いとこ全部言いたい』

「恥ずかしいからやだ...」

『嫌です?...せやったらやめます』

 

やめてくれるんだ、と驚いた私はだいぶ奈緒ちゃんに調教されているみたいだ

 

 

優しくソファーへ寝かされる

 

ちゅ、ちゅっ...

 

フェザータッチをされながら全身くまなくキスされる

 

「んっ...は、」

触れるか触れないかの絶妙な触り方で身体が驚くくらい反応してしまう

 

『今日はゆっくり可愛がってあげますからね』

「はっあ...」

 

優しく丁寧に扱われているのに、私は早く下に刺激が欲しくて焦らされている気分になってしまっていた

 

「ん、あ...っ」

『可愛いですね』

 

ようやく太ももの付け根へ到達した奈緒ちゃんの指は途端に滑りが良くなり、そのままの勢いでゆっくりと中に指を入れる

 

「あっ、...やばっ」

遅い動きながらも確実に私の気持ちいい場所を押し上げられて一気に体が昂る

 

『イきそ?』

「うんっ、」

『んふふ、まだあかん』

「っあ、やだ……」

甘やかすって言ったのに!

 

『もうちょっと我慢しましょね』

緩く指を動かされる

 

「んっ、ん」

絶頂するには足りない刺激で焦らされ続ける

 

「奈緒ちゃん、イキたいっ」

『その顔可愛い、』

額にキスされる

 

『イキたいん?』

「ん、」

イイ所を刺激される

 

『んー、まだあかん』

「やあ、お願い...っ!」

快楽の波がすぐそこまできていたのに、すーっと指が入口付近まで戻っていく

 

 

少し落ち着いてきたと思ったらまた奥を触られる

 

『ここ、気持ちいですね?』

「気持ち...」

「っあ、もう限界……ッ」

『……ええよ』

やっと許された言葉に強ばらせていた全身の力が緩む

 

「っはぁ、あ…イッ」

 

身体の痙攣が治まらないまま指を立て続けに動かされる

 

『我慢してた分たくさんイッて』

「やっ、やぁ……イクッ」

『可愛い...』

「あ、あ、だめっ……んッ」

『もっとイけるやろ?』

動かす手は止まらない

 

「もっ、だめ……あ...またッ」

「まっ、いま、イッて……ッんぁ」

『気持ちいな、プロデューサーさん』

「うぁっ、……止まらなっ…ッッあ!」

 

「ッは、も、無理……」

身体が脱力する

 

『いっぱいイけて偉いですね』

頭を撫でられる

 

褒めてくれるの嬉しい...

 

『可愛かったですよ』

「はっ、きもち、よかった...」

奈緒ちゃんに抱きつく

 

『ん、気持ちよかったな』

よしよしと頭を撫で続ける手に愛おしさを感じて奈緒ちゃんに全てを委ねたくなった

 

普段は誰かに甘える、なんてのは苦手なはずなんだけど、どうして奈緒ちゃん相手だと素直に甘えられてしまうのだろうと不思議だった

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