あー...したい
早く家に帰って奈緒ちゃんとしたい
仕事中に考えることでは無いとわかっているものの、頭の中はそれしか考えられずにいた
「ただいま」
『おかえりなさい』
まぁ、いつも通り家にさえ帰ってくればすぐできるんだけど、
と思っていた
ご飯とシャワーを済ませ、ベッドへ入る
『プロデューサーさん、おやすみなさい』
「ん、おやすみ、奈緒ちゃん」
すんなり寝る流れになってしまったけど、いつ誘われるのかな?と期待をしていた
『...』
「...」
……あれ?今日はしないのかな?
どんなに帰りが遅くても毎日、1回は必ずそういう事があるのに……
も、もしかして飽きられたのか...?
うーん、そうだよなぁ...毎日同じ場所だし、マンネリ化しててもおかしくは無いよなぁ...
えっ、どうしよう今更私の方が奈緒ちゃんを求めてしまってるのか...
いや、さすがにそれは色んな意味でダメでしょう...
『プロデューサーさん唸っとるけど寝れないん?』
ブツブツと1人で考えを巡らせていると奈緒ちゃんが話しかける
「ご、ごめんね...うるさかった?」
聞かれてた?と焦る
『いや、大丈夫ですけど...、ふあぁ、おやすみ〜』
「あ...」
背を向けられ再び寝に入る奈緒ちゃん
誘われるのではという期待は儚く散ってしまった
寂しいな、したかったな……
でも私も大人だしそういう衝動の我慢はできる!
...めちゃくちゃしたいけど!!
「...」
なんて心で呟きながらもやっぱり寂しいので奈緒ちゃんの背中へそっとくっつく
『ん〜』
奈緒ちゃんの服を握っていた手が捕まれ、お腹側へ回される
ちゅっと手にキスをされピクリと指先が反応する
『なぁ...プロデューサーさん』
「ど、どうしたの?」
『私今めっちゃ眠うてしゃーないんやけど、プロデューサーさんが誘ってくれたら目覚めますよ』
「え……」
『したいんやろ?』
核心を突かれ、言葉が出てこない
いつもの流れを考えると奈緒ちゃんから誘うのが主...でもそのいつも通りを打破しないと飽きられる...
「……したい」
『やったら誘って』
でも、私こういうの本当に苦手なんだよなぁ
「...」ゴク
握られている手を掴み直し、奈緒ちゃんを組み敷く
そして今度は私が奈緒ちゃんの手を取りキスをする
「……っ」
奈緒ちゃんを見つめながらドキドキ音を立てる心臓がやけにうるさいなと思った
そっと手を離し、自分のパジャマへ手をかける
ボタンを外しながら奈緒ちゃんを見ると眠そうな目をしていた
頑張らないと!という気持ちと共に、こんなに眠そうな子の睡眠を邪魔してまでする事なのか...と自己嫌悪に陥る
あ、やばい泣きそう...
ボタンを外し終え、再び奈緒ちゃんへ覆いかぶさってキスをする
「眠いのに、ごめんね...」
頬をさらりと撫でたあと奈緒ちゃんの手を取りブラの中へ手を置く
「ぐすっ...んっ」
泣きながら奈緒ちゃんの手を使って胸を触る自分が考えれば考えるほど惨めに思えてくる
もう片方の手を恋人繋ぎにしたまま、奈緒ちゃんの指を口へ運ぶ
「ふっ...、んぁ」
ほしい...奈緒ちゃんがほしい...
ぢゅっ、ちゅ...
『っ!』ピク
強めに指を吸うと奈緒ちゃんの指先が反応した
『こんな必死になってもうて...そんなしたかったんや』
「うっ、...ぐす.....抱いてよぉ...」
『明日はあかん?』
「やだ...今日がいいっ」
諦めの悪い自分に情けなさを感じる
『そんな私が欲しいん?』
「欲しい...」
『我慢できへんの?』
「できないし、したくない...っ」
『ほんなら私と一緒やな』
そう言われると同時に奈緒ちゃんの腰が上がり、上に乗っていた私が前へ無理やり押し出され奈緒ちゃんに抱きつく体勢になる
「わっ」
『ちゃんと誘えて偉いやん』
「うぅ...奈緒ちゃんもう眠くない?」
『うん、目冴えてもうたから責任取ってな』
ぎゅっと抱きしめられながら頑張って良かった、と安堵した