『いやぁ〜オープン前の遊園地行けるん贅沢ですね〜!』
「しかも、貸切だし乗り放題!リポート楽しみにしてるよ」
『任せてください!全部乗って全部宣伝したります!』
「あはは頼もしい」
地方にある遊園地のオープンに先駆けて、奈緒ちゃんへ施設リポートのオファーが入った
朝早くからのロケなので、今日は近くのホテルへ宿泊をする
「ん〜と、鍵は...」
『プロデューサーさんってジェットコースター苦手やろ』
「あ、わかる〜?...どうぞ」ガチャッ
『ありがとうございます〜』
ドアを開けて奈緒ちゃんと共に部屋へ入る
ガチャリと、鍵を閉めると
『そりゃわかりますよ、プロデューサーさんの事なんて全部知ってます』
奈緒ちゃんが振り向き私へと迫ってくる
「...っ」
思わず後ずさると奈緒ちゃんの両手が後ろのドアへドン、と置かれ逃げ道が塞がれた
ニヤリと笑う奈緒ちゃんが近付いてくる
さっきまでの純粋な笑顔のアイドルはどこへやら、私へ向けられるその飢えた瞳を見るとどうしようもなく鼓動が高鳴る
『ん...』
「んぅ...」
逃れることを決して許されない、身体がビリビリと痺れたように動けなくなるこの感覚...やっぱり苦手だ……
『なぁ、ここでしたら外に声って聞こえるんかな?』
「えっ、だめだめ、何言ってるの」
『プロデューサーさんが声我慢すれば問題ないですよ』
奈緒ちゃんの手が服の中に入ってくる
「っダメだって!こんな所で...」
奈緒ちゃんの肩を押して拒む
『せやな、バレてもうたら大変な事になるやんな』
「そうだよ!」
『やからプロデューサーさんが頑張るんやろ?』
ちゅっと耳にキスをされる
「んっ、」
わざと耳に響くようリップ音を出しながらキスをする奈緒ちゃん
「っだめ、声出ちゃ...」
必死に手を口に当て息が漏れ出ないようにする
『あ〜そんならバレちゃいますね、誰と、どこで、なにしてるんか』
「やだっ、だめ...」
見つかってしまった時の状況が一瞬脳裏に過り、下腹部が熱くなる
ずるずると体が沈み、床へへたり込む
声我慢できる自信ないし、このままじゃ本当に最悪の状況になってしまう...
「ねぇ、ベッドでしよ?お願い...」
奈緒ちゃんの腕を掴み懇願する
「ホテルのベッドふかふかだし、広いし、...ね?」
『ん〜確かに』
「なら...」
『ここで1回してからベッドに移動しましょ、私もうそういう気分なんで』
それってどんな気分?!なんて聞く暇もなく首を舐められる
「んっ」
慌てて口元に手を持ってくる
『プロデューサーさんの事なら全部わかる言うたやろ?この状況に興奮しとるんもわかってんねん』
「してなっ...」
『強がらんでもええって』
「んっ」
ぢゅっ、くちゅ...
音を響かせながらキスをする奈緒ちゃん、そのまま下に手をかけられる
「っ!」
驚いてパッと見た奈緒ちゃんの顔はやけに楽しそうに見えた
『ふふ、まさか自分がプロデュースしとるアイドルにこんなんされとるってみんな夢にも思わへんもんな、見つかってもうたらプロデューサーさんはどないな顔するんやろ...』
「やだっ!」
そんなの怖すぎて考えたくもない
『ここ濡れすぎや...この音も聞こえるんちゃう?』
「〜っっ」
ぐちゅぐちゅと音を響かせ触る奈緒ちゃんへ必死にダメだと首を振る
……でも、
「っ奈緒ちゃ.....ッ」
頭ではどれだけダメだとわかっていても身体は快楽に素直で...もっと欲しいと瞳で奈緒ちゃんに語りかける
自分でも今とてもだめな顔をしているんだろうなと思った
『ん、わかってますよ』
そんな私の心を読んだ奈緒ちゃんは指を動かすどころか中から指を引き抜いてしまった
「い、いじわる...」
正直、続けてほしかったのか、ホッとしたのか、自分の気持ちがわからなかった
『な〜、プロデューサーさん、そんな煽られると私止まらへんけど』
「へ?」
『私いじわるやからもっとプロデューサーさん困らせたい』
「んむっ」
再び中へ指が入ってくると同時に、口にも指を突っ込まれる
「あっ、あっ」
『声、我慢せぇへんと』
そんな事を言いながら奈緒ちゃんは舌を押し、声が出やすいように指を動かす
「〜はぁっ、やっ」
『ほら、声聞こえるで?』
「んん〜っ」
必死に口を閉じようとするも無理やり指でこじ開けられてしまい、息が漏れる
「っんぁ、あっ…」
『しーっ』
静かにさせる気なんてないくせに...
「あぁっ、もっ...」
やば...もう限界.....
奈緒ちゃんの服の襟元を掴み、慌てて唇同士を押し当てる
「ふっ、んんッ...!」
『偉いやん、ちゃんと出来て』
「ふっ、はぁっ」
全然声抑えられなかった気がするけど...
片方の口の端をあげ、意地悪な笑みを浮かべた奈緒ちゃんに反論をしたかったが、息が切れている私はただその表情を眺めることしか出来なかった
『頑張ったプロデューサーさんに1つええ事教えてあげますよ』
「な、何...?」
私の頭を撫でながら不敵な笑みを浮かべる奈緒ちゃん
『プロデューサーさんチェックインの時、電話してたやろ?
そん時私、フロントのおっちゃんと話しててん』
あぁ、確か事務所にスケジュール確認の電話をしてたなぁ...
『今日泊まるフロア、私らだけしか居いひんくて貸切状態やで〜って教えてくれてん』
「ん?」
『せやからな、この階誰もおらんから誰も通らへんねん』
「えっ、ちょ...」
『必死に声出えへんようにしとるプロデューサーさん、可愛かったで』
誰かに聞かれたら...って思ってたのにそもそもここの階には誰も泊まってないのか.....
「よ、良かった〜...っぐす」
『も〜すぐ泣くんやから〜』
「こ、怖かった...私、全然我慢出来てた自信なくて...っうぅ」
『ほんまプロデューサーさんっていじめがいありますよね』
「...最低っ」
『んふふ、ベッド行こ』
手を引かれ、ベッドへ向かう
「ね、もう我慢しなくていい?」
『ええよ、いっぱい声聞かせてな』
優しく私を押し倒す手に期待が溢れた