※この作品はR-18です。

今宵の月は   作:Fulikake

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第8話

『プロデューサーさん...』

奈緒ちゃんの手が頬に触れる

 

「あっ...」

 

約束を守れなかったからまたされるんだ、と思うと

ビクッと体が強ばる

 

『寝ましょか』

ちゅっと軽くキスをされて床に散らばった下着を拾う奈緒ちゃん

 

「え……」

予想外の事に呆気に取られているとその様子をみた奈緒ちゃんが口を開く

 

『なんや、無理させてしもうたんやないかって』

今更ですけど、と困ったように笑う

 

『それに、このままだとほんまに止まらんくなりそうやったんで』

それは想像するだけでとても怖い

 

「気遣ってくれてありがとう...」

『お水、おかわりいりますか?』

「お願いしようかな」

 

了解ですーとパタパタかけていった奈緒ちゃんを見ながら下着を付ける

全身ベタベタなのでせめてシャワーを、と思ったものの本気で疲れた...のでパジャマを着るのも面倒くさくなってそのまま横になる

 

『プロデューサーさん、お水です〜』

「ありがとう...」

起き上がり、水を受け取り飲む。冷たくて美味しい

 

「それじゃあ、本当に寝るからね!」

『わかってますって』

くすくす笑う奈緒ちゃん

 

「おやすみなさい」

『おやすみなさい、プロデューサーさん』

明るくなり始めた外を尻目に私たちはやっとのこと眠りについた

 

 

 

 

 

「ん……」

昨日の余韻が残っているのか体がやけに気持ちいい...

ん?いや、この感覚は...と自覚してだんだん目が覚めてきた

 

「奈緒ちゃん!」

『あ、プロデューサーさんおはようございます〜!ええ朝ですね〜』

足元から声が聞こえる

 

「どこから挨拶してるの」

昨日着て寝たはずの下着は全部脱がされていて、いつ起きたのやら今日も元気な奈緒ちゃんが話しだす

 

『プロデューサーさんほんま変態や、寝てるのに体触るとびくー動いて…ここも、』

下に置かれた指を擦られ鈍い水音が聞こえる

 

『1回イッときますか?』

「えっ...」

 

昨日で完璧に私のイイところを覚えたのかピンポイントで触られる場所に私は、

「あッ...」

完全に働ききってない脳には強すぎる刺激で、よく理解できていないまま絶頂へと導かれた

 

 

起きないと、また昨日のようになるかもしれない...と思い体を起こす

 

「...シャワー浴びてくる」

『じゃあ私も〜』

「1人で浴びるからへい、き...」

ベットから立ち上がろうとした瞬間、足腰に力が入らない事に気付いた

 

『わっ!プロデューサーさん大丈夫です?』

思わず奈緒ちゃんに掴まってしまう

「だ、大丈夫...ごめんね、」

 

フラフラとした足取りで浴室へ向かう

『いや、やっぱ心配やわ!一緒に入りましょ、私お風呂入れるんで』

 

「な、なにもしない...?」

『ッ...が、頑張ります……』

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