★松風天馬
本作の主人公。『イナズマイレブン』二代目主人公。
中学1年生ながら、雷門中サッカー部やアースイレブン(地球代表)でキャプテンを務める。
☆天野景太
本作のヒロイン。『妖怪ウォッチ』初代主人公。
何をやっても平均点という普通の小学5年生だが、実はサッカーは天馬並みに上手い(ゲーム版ギャラクシーの能力から)。
おれは松風天馬。
さっきまで雷門の屋内グラウンドで、稲妻KFCのコーチを務める如月まこさんが用意してくれた対戦ルートで試合をしていたんだ。
試合後、チームを解散した後、今日の為に遠く離れた街・さくらニュータウンから来てくれたケータこと天野景太くんと商店街に来ていた。
天馬「今日も本当にありがとうね!いつも遠いところからわざわざ来てもらってごめんね」
景太「いやいや、そんな…!オレだって、天馬とサッカーができて楽しいんだよ?むしろ、いつも呼んでくれてありがとうって感じだよ!」
天馬「ケータは優しいなぁ♪」
おれはそう言ってケータの頭を撫でる。本当の事なのに…と小さく呟きながら照れくさそうに上目遣いでおれを見つめてくる。
天馬「あっ、豚まん太郎くん!」
景太「えっ?」
天馬「ここの豚まん、おいしいんだ!稲妻町の名物だよ!これ買って2人で一緒に食べよ?」
景太「うんっ!」
おれは豚まんを2つ買い、商店街から西にある近くの公園のベンチに腰掛けて、ケータに豚まんを手渡した。
天馬「はい、ケータ!あっ、熱いから気をつけて?」
景太「ありがと…ってあっつ!本当だ〜!でもおいしそう!いっただきま~すっ♪」
天馬「いただきます♪」
景太「あむっ♪ん〜♡」
天馬「どう、美味しい?」
景太「うんっ、とっても美味しいよ〜♡」
天馬「よかった〜♪」
おれも豚まんにかぶり付いた。ケータと一緒に豚まんに夢中になり、たまにのどに詰まりそうになりつつも、豚まんを食べ終えた。
天馬「ごちそうさまでした♪」
景太「ごちそうさまでしたぁ〜♪天馬、豚まん、ご馳走してくれてありがとう!」
天馬「ううん、ケータが遠いところから来てくれたからせめてものお礼さ!それに、おれも食べたかったし♪」
景太「オレ、もっと天馬と一緒にいたいなぁ…♡」
天馬「おれも…♡」
おれはケータと肩を抱き合いながら、お互いの体を寄せ合い、2人で夕空を見つめていた。
天馬「ねえ、ケータ?」
景太「ん…なぁに?」
天馬「帰る前にさ、ケータと寄りたいところがあるんだけど、付き合ってもらってもいい?」
景太「うんっ、天馬とならどこにでも行きたいよ…♡」
おれ達はベンチを立ち、公園を後にすると、ある場所に向かった。
景太「うわぁ〜いい眺め!」
おれはケータを連れて鉄塔に来た。
以前、剣城がフィフスセクターに逆らった事で処刑を受けそうになった時に来たのが初めてだったけど、ここは円堂監督が亡くなったお祖父さんとの思い出の場所だと聞いてから、おれも何かあればここに来てはここから見える景色に心を癒やされるほどに、おれにとってもお気に入りの場所になった。
今日はケータと一緒に鉄塔に登り、2人で夕焼けに染まった稲妻町を見渡した。
天馬「一度ここにケータを連れてきてあげたかったんだ!以前、円堂監督から紹介されて、それからここから見える景色が大好きになったんだ♪」
景太「そうなんだ!ありがとう、天馬♡」
おれはケータの両肩を掴み、顔を近付けた。
天馬「初めて…?」
景太「うん…♡」
天馬「ケータとしたいんだけど…いい…?」
景太「オレも天馬としたいよ…♡」
そう言ってケータは目を閉じたので、おれはゆっくりとさらに顔を近付け、ケータの唇をおれの唇がそっと触れた…。
ケータの匂い、ケータの温もり、ケータの柔らかさ、ケータの息遣い、それらを感じてドキドキしちゃった…。
ケータと繋がった気がした…。
おれ達は唇を離すと、目を開き、肩を抱いたまま、
ケータ、大好きだ♡
オレも、天馬が大好きだよ♡
これが、おれとケータの恋のキックオフの瞬間だったのです。
To Be Continued...