「はっ……⁉︎ ここ、は⁉︎」
最初に見えたのは手術室の様な肌寒い空気が満ちた空間だった。様子の可笑しい一夏と対峙せざるを得なくなった末、自身のISが拘束具と化して一夏の攻撃を受けた……と言う所までは覚えていた。
「くっ……‼︎」
しかし、状況は正に最悪と言っても良い程に悪い。部屋の中央で分娩台の様なベッドに寝かせられ開脚される形で拘束されていた。ご丁寧にボディーハーネスを着せられたままの状態であり、陰唇も見えてしまうと言う屈辱的な体勢を取らされていた。
——ISも展開出来ない……。コレは、本格的にマズいわ……‼︎
『ごきげんよう。ロシア国家代表兼IS学園生徒会長兼日本政府直属対暗部用暗部更識家当主更識楯無殿』
その時、目の前に小型の黒い空間投影ウィンドウが展開され声が発せられた。最初に寄越された時に語り掛けて来た声とは違う。どちらかと言うと男性寄りの声、また別の人間であろう。
——長々と私の肩書を語られるのは癪ね。
『しかし、まぁIS学園の雌犬は何とも受けが良さそうな身体付きをしている。あの学園は見栄えの良さを選考基準に加えているのかも知れないな。まぁ、当然だろう……誰もが見目麗しい女性を並べたくなるのは避け得ぬ性と言うモノ』
「……そんな劣情、IS学園は持ち合わせていないわ」
楯無はそう言うが実際の所は
『……。知らない方が幸せだろうね。では、待たせるのも悪い。早速、君の再教育を始めよう』
その言葉の直後。駆動音と共に楯無の視界に注射器が取り付けられた複数のチューブが現れる。
「な、何をするつもり……⁉︎」
注射器の中身は見るからに毒々しい色をしていた。コレから行われる事が予想出来る為、流石の楯無も顔が強張った。
『言葉で説明するのは補足に留めよう』
その言葉の後に続くように駆動音と共に注射器の針の先端が楯無の乳首、秘部の陰唇へと迫る。
「い、嫌ッ……‼︎」
『変に暴れると想定外の場所に刺さる』
暴れて抵抗しようとも拘束する器具はビクともしない。高々、国家代表如きに破壊される様な造りにはなってはいない。
注射器の針はまず、乳首へと突き刺さり中身の液体を体内へと注入して行く。
「んっく……うっ……‼︎」
中身が体内へと侵入するに伝いジリジリと胸から熱くなって行く。脳がその概念を理解するのは時間の問題とも言える。
『胸だけでは終わらないぞ?』
更に陰唇付近にも注射器が迫り、同様に突き刺して中身の液体を楯無の体へと注入して行く。
——こ、これ。かなりマズい……‼︎ 媚薬水槽に漬けられた時と同じ……‼︎ 感度が急激に上昇して……⁉︎ こ、この状態で、されると……マズい‼︎
「く、こ、こんな事で……♡」
『まぁ、この程度で根を上げられては更識家の名折れだろう?』
注射器の中身が全て打たれて要件が済んだ器具は引き退がって視界から消えた。代わりに現れたのは、先端がクリップとなっている管。書類を摘んで留める為に使われる形状のアレだ。だが、この場で見せられると意味合いが異なる事は容易に想像出来る。
「な、何……する気……ッ♡」
クリップの歯が開き、楯無の勃っている乳首に噛まれる。その瞬間、電撃が走ったかの様な快感が走って無意識に身体が跳ねた。
「……ッんくっ……♡」
そして即座に微弱な電流が流される。鋭敏になった乳首から溢れ出した快感が脳に浸透して行く。
「ッ⁉︎ ッ、♡ッ‼︎ 〜ッ‼︎ なぁ、ッ‼︎ ああッ‼︎」
『さて、クリトリスを刺激したらどうなるかな?』
「ッ⁉︎ や、止めッ⁉︎〜〜〜ッ♡♡ッ‼︎」
秘所の方にも器具が迫る。此方は先端がブラシ状になっておりクリトリス付近に刺激を与えて行く。未開発ではあるのだが、媚薬が浸透した今、簡単な刺激でも反応してしまう。
「ッ‼︎ っっッ⁉︎ ッ〜〜〜ッ‼︎⁉︎」
乳首からは電流、クリトリスには電動ブラシによる2方向からの責めにより声にならない叫び声をあげガクガクと身体を跳ね上げながら暴れる。されど拘束具は壊れずに無情な音が響くだけであった。
暫く双方の責めが続いた後、器具が外される。意識を失わなかったが息も絶え絶えであった。
「はぁ……はぁ……♡」
『腐り切っても暗部の長だな。まぁ、そう来なくては面白くは無いだろう』
「……こんな事で、負けない……わ……♡」
紅潮した顔で楯無は空間投影されたウィンドウを睨んでいる。
『意思とは裏腹に身体は正直だと思うがね?』
その言葉の後、次に姿を現したのは正しく『ソレ』だと言わざるを得ない代物。楯無も知識としては知っているモノであった。ペニスを模した器具であった。
「ッ⁉︎ あぐっ⁉︎」
ソレは電動ブラシで扱かれ溢れ出た蜜液で濡れた秘所へと勢い良く挿入された。
——い゛ッ⁉︎ ぎ、ギツイ……ッ⁉︎
ゴリゴリと締まっていた膣内までの内部を抉じ開けるかの様に奥へ奥へと潜り込まれる。その穿じ開ける様な感覚は痛みと同時に快楽へと変じて行く。
「あ゛ッ‼︎ い、いや゛ぁ⁉︎ ぬ、抜いでぇ⁉︎ 何コレ、ご、ごんなの、知らない⁉︎」
そして、回転しながらピストン運動を始める。その過程で処女膜が破られた気がした。
「あがっ⁉︎ あはぁっ⁉︎ はっ、はっ……えっあ、あぁ、らぁんっ♡ いやいや、いやぁあっ‼︎ あっ、あぁ、だ、だめッ⁉︎ いぁぁんっっ‼︎⁉︎ ん、んはぁ………あ、ぁぁ………♡」
暫くピストン運動が続いた後、終了したのかペニス器具はゆっくりと楯無の膣内から退場した。
「あ……ぁ……♡」
意識が溷濁する中、見えたのは自身の姿が映された空間投影ウィンドウ。その下腹部にはピンク色に発光するハートを模した紋様が浮かび上がっていた。
それを見た直後、意識が闇の中へと沈み気を失うのだった。