※この作品はR-18です。

ストラトス・デザイア   作:夢現図書館

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ダイブ・トゥ・ホール

 

 

 

——結局、自慰に耽って、殆ど寝れなかった。

 

 翌日午前7時半頃。独房フロアらしく職員に叩き起こされる形で起床。その後、朝風呂らしく洗浄されて(ついでに簡易スーツを着替えさせられ)釈放された。基本的に宿泊施設は寝る以外、やる事が無い為にそれ以外の時間帯は空いていないとの事。

 

「……ドロシーさん、ずっとオナニーして居ましたわね」

 

「ッ‼︎」

 

 隔離フロアの廊下を歩く傍で隣を歩いている神楽からクスクスと笑いながらそんな事を言われる。

 

「静かな夜中で水音が鳴れば嫌でも聞こえますわ。幸いあの場所で収監されていたのが私達だけだったのが幸いですわね?」

 

「うう〜……」

 

 取り敢えず軽い朝食と言う事で施設内の大食堂へと向かっている。隔離フロア内にあるらしく職員、利用者問わず利用出来るとの事。そして、代表候補生である簪と神楽は無料で利用出来る。最も調教がメインである為に余り食べ過ぎると調教時に嘔吐したり漏らしてしまう可能性がある為、食後は数時間空けないと行けない規則があるが。

 

「さてと、朝食はパンかサンドイッチにしましょうか。その後、ヒナタさんから初期インストールが完了と連絡が来ましたので電脳空間フロアに行きましょう」

 

「う、うん」

 

 今日の予定をお浚い。朝食を終えれば今回のメインである電脳空間フロアにて電脳ダイブをする予定である。どんな光景が広がって居るのか今からでも楽しみであった。

 

「此処が大食堂ですわ。やはり朝から賑わって居ますわね……」

 

 廊下を抜け大食堂へと到着する。巨大なスペースに多数の机や椅子が配置されメイド服を纏った職員達や利用者と思われる簪達と同じ簡易スーツだけを纏った女性達でごった返して居た。総合案内係も調教係、はては隔離フロアの職員もメイド服が多いのでいい加減に慣れては来たが、此処まで多いと大食堂と言うよりも大型のメイド喫茶の様に見えて来た。

 

「朝早いのに、人が、多いね」

 

「拘束フロアや機械姦フロアでの調教は身体の負担を軽減する為に空腹時に行うのが規則となって居るのですわ。その為、早めに朝食を取り調教開始時間を早めてより長く快楽漬けになりたいと言う事情があるからですわ」

 

——其処までして被虐にありたいと思う私達は世間から見てどう映るのかな……?

 

 軽めの朝食を摂った後、隔離フロアを後にして昨日と同じく総合案内係の案内の下、電脳空間フロアへと向かうのであった。

 

 

 

 

「やっほ〜、待ってたよ〜」

 

 電脳空間フロア、中央のメインホール。天球儀の麓の端末席の前でヒナタが2人の来訪を歓迎した。目元に隈が出来ている事から徹夜だったのかも知れない。

 

「ヒナタさん、準備は出来たのでしょうか?」

 

「数分前に漸く終わったよ〜。いやぁ、『エクストリーム・ストラトス』のアプデの影響でデータ量が膨大になっちゃてね〜。他にも不具合調整とか色々やっていたからね。その代わりに追加要素も盛り沢山だから期待してて良いよ〜」

 

 正直に初めてなので追加要素云々は良く分からないが本人がそう言うのだからそうなのだろう。

 

「じゃあじゃあ、早速ログインして貰おうかな。準備は良い?」

 

 朝からレーキュからの連絡は無い。神楽曰く基本的にレーキュから連絡要件が無ければ終わって居ないと考えるのが自然との事。

 

「は、はい。大丈夫、です」

 

「私も問題ありませんわ」

 

 その返答にヒナタは頷いて、椅子から降りて中央ホールから歩き出す。簪と神楽もその後を歩いて着いて行く。

 ホールの外周をぐるりと囲む様に複数の扉、パノプティコンの様相の様な構造。その内の扉を開くとまた廊下が見える。一定間隔に扉が設けられている。

 

「此処が空いているから、此処にしようかな」

 

 その内の扉の1つを開くと又しても他のエリアと同じ構造の更衣室が現れる。

 

「それじゃあ、専用のログイン用のスーツに着替えて貰うよ。サイズは既に用意してあるからね」

 

 言うや否や、壁際の窓口から2人のサイズに合わせた黒いボディースーツが出て来た。本当に用意が良い。簪は自分のサイズの黒いボディースーツを手に取って着替えて見る。首から下は全てスーツに包まれ指先や足先もスーツに覆われた。股間部は開閉式のチャックらしきモノが着いていた。

 簡易スーツも身体のラインが丸分かりだが、此方も変に露出して居ない為かエロスが滲み出ている。

 

「電脳空間内での快楽は現実での身体にも影響する場合があるんだよ。無意識に絶頂状態の様な反射反応が起こる時があるからね、快楽の様な夢を見て起きた時には濡れて居た、みたいな光景が良い例かな? 機械に水分は厳禁だからね」

 

「……成程」

 

「じゃあ、この先が電脳ダイブを行う為のアクセスルームだよ」

 

 扉を抜けた先のアクセスルーム。部屋全体、青白い光でぼんやりと発光しており、部屋の中央に仰々しい機械が備わっている大の字状のベッドチェアが2つ置かれていた。拘束椅子ならぬ拘束ベッドの様であった。

 

「じゃあ、そのベッドチェアで身体を楽にしてね。そうそう、それじゃあ拘束するね」

 

 促される形でベッドチェアに横たわる。手足を投げ出す形で横たわると機械が起動してエアバックの様な物で手足を包み込む形で固定し拘束する。更に身体にもハーネス状の様な物が延ばされて固定される。ベッドに磔にされた気分となる。

 

「う、動けない……‼︎」

 

 試しに身動ぎするもベルトや圧縮拘束の前には無力。電脳ダイブする前にも完全拘束して自由を奪うとは流石であった。

 

「はーい、楽にしてねプラグを繋ぐよっ‼︎」

 

「んっ」

 

 簪と神楽が身動き出来ない状態で次に股間部のチャックを開かれ下の口が露出される。その箇所にヒナタはホース状の様な物を取り付ける。異物の様な物を取り付けられ少し違和感を感じる。

 

「お漏らしした時に此処を通って廃棄する為の管だよ。電脳ダイブ中に安心してイッて大丈夫だよ。じゃあ、いよいよログインさせるね。仮想現実内での貴方達の容姿は現実の容姿と同じなのは昨日説明した通りだよ。後は案内ページ等を見て自由に探索してね」

 

「「はい」」

 

「じゃあ、行ってらっしゃい」

 

 ヒナタがシステムの接続を行う。その瞬間に2人の意識は背中から落ちて行くかの様な吸い込まれる様な不思議な感覚に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、私も電脳空間にダイブしなきゃ。ユリエちゃん達や弟君達も既にダイブしているし、私で最後かな〜? 電脳空間で会うのは初めてかな? ま、いっか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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