※この作品はR-18です。

ストラトス・デザイア   作:夢現図書館

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洗礼

 

 

「ご希望のプレイはお決まりでしょうか?」

 

 一通りこの施設の案内及び紹介を終えた所でミソラから簪自身が受けるプレイ内容に関しての質問が来た。

 

——麻縄で全身縛られて床に転がされたり、手足を折り畳まれてヒトイヌにされてペットだと分からされたりも良い……。VRも試したいけど、今は……。

 

「機械姦……。機械姦フロアが良いです」

 

 簪は頭の中で思考を回した結果、出した答えは機械による無慈悲な調教であった。一応、人の手による緊縛や拘束は如何にも囚われの身と言う事で唆るのだが、やはり大型の機械の拘束は早々お目に掛かれない。拘束フロアは簡易的でお手軽感が拭えない。自分が望むのは無慈悲で容赦無いマゾヒズムを刺激する内容……。

 その答えを聞いたミソラは意外だと言う表情を見せた。

 

「これはこれは……いきなり機械姦フロアをご希望するとは思っても居ませんでした。殆どの方は先ずは肩慣らしと言うか最初は軽めな拘束や緊縛をお楽しみ頂ける拘束フロアを希望するのですが、ドロシー様の様に其方をそっちのけでいきなりハードな物が中心の機械姦フロアから始める方は少数派です。

 電脳空間フロアから希望する方も一定数いらっしゃいますが……いえ、其方はまた別の機会にご案内しましょう」

 

「やっぱり変?」

 

「いえいえ、そう言う自身の疼きが大きい方もいらっしゃいます。ドロシー様も見た目とは裏腹に相当深いモノをお持ちの様ですね」

 

 ミソラはそう言いインカムに手を当ててある部署へと通話する。数回、返事をした後、簪に向き直る。

 

「はい、たった今『機械姦フロア』の担当者に連絡を入れました。『機械姦フロア』や『電脳空間フロア』は別の部署の職員の案内……いえ、命令に従って下さい」

 

 案内では無く命令。先程の説明でもハードな内容と言う説明があったので、雰囲気がまた違うのだろう。そう考えると疼きがまた現れた。

 

 ミソラの案内で再び『機械姦フロア』の入り口付近に到着。今度は天井付近から吊るされた看板を潜り抜けて更に廊下の奥へと進むと、金庫室かと思う程の重厚な扉が目の前に現れた。

 

「此処から先が『機械姦フロア』となっています。『機械姦フロア』はIS技術が使われておりセキリュティレベルがより上位となっていますのでこの様な警備が厳重な物となっています。

 以後、『機械姦フロア』に向かう際には職員にその旨を伝えてから来る様にお願いします」

 

「はい、分かりました」

 

——ISってのは何処も欲しがる。それが技術となれば尚更……こんなマゾヒズムを満たす為だけであってもそれは変わらない……。

 

 ミソラが近くの端末に入力事項を埋めると目の前の重厚な扉の太いパイプが上下にスライドされてロックが解除されゆっくりと自動で開いて行く。中からより冷房が効いた冷風が溢れ出して来る。簡易スーツ姿の為に肌に冷たい温度が伝う。

 

「私、総合案内係は此処までです。此処から先は『機械姦フロア』の担当者に引き継ぎますので其方の指示に従いますよう。それでは、楽しい調教をお楽しみ下さい」

 

 そう伝えられた後、巨大な金庫扉を潜り抜けると、その冷房の強さは一気に強くなり入った後にその扉は重々しく閉じられた。青白い光が淡く光る廊下。何処かの秘密結社の施設内かと思う雰囲気……そのイメージで思わず高鳴りを覚えた。

 

「ようこそ。『機械姦フロア』へ」

 

 そして、目の前に立つ女性から声を掛けられた。先程、ミソラが言っていた担当者なのだろう。簪と同じく水色の髪を靡かせた女性の中では小柄な体格だ。中学生の少女と間違われても可笑しく無い身長だ。

 そしてやはり彼女もメイド服をその身に包んでいる。だが、此方は素肌が見えるのは首から上であり、両手用脚は黒光りするラバー製のグローブやニーソに包まれている。ラバーメイド服と呼ばれる服装をしていた。

 

「連絡を受けた『調教係』のユリエよ。それで、貴方がドロシーで間違いない?」

 

「は、はい……そう、です」

 

「じゃあ、先ずは此方に来て頂戴」

 

 近くの小部屋に通される。まるで最初に受けた健康診断の時の部屋の様である。

 そして部屋に入るなりユリエは腕を伸ばして簪の頬に手を添えてその瞳を覗き込む。

 

「麻縄とか磔とか可愛いモノじゃなくていきなり機械姦とか言ったハードな物を願う奴はどんな顔かと思えば、とんだドマゾの変態ね」

 

 いきなり変態発言。確かにそうかも知れないので簪は閉口したままだ。

 

「貶すつもりは無いわ。此処に居る連中は職員含めて全員、拘束好きの変態よ。貴方の案内をしたミソラも、縄で自縛して楽しむ変態だもの」

 

 利用者も被虐体質だが如何にも職員も被虐体質ばかりらしい。変な所で判明する事実。

 

「そ、そうなの……じ、じゃあユリエ、さんも?」

 

「ええ、このメイド服の下は黒ラバー製全身タイツだけどメイド服とその間は奴隷の制服の一種であるボディーハーネスよ」

 

 そう言いエプロンドレスのスカート部を持ち上げる。股間部にクロスする形でベルトの連結部が見えた。ある種のベルト製の貞操帯を兼ねているらしい。

 

「最も、メイド服を含めてこんなの外じゃ恥ずかしくて着れないわよ? それじゃあ、早速‼︎」

 

「ひ、ひゃあ⁉︎」

 

 そう言うや否や、今度は簪のそれなりにある胸を両手で鷲掴みにして揉み始める。簡易スーツ、ラバーグローブの感触でキュッキュッと言う音が廊下の中で響く。

 

「ふーん、それなりに実っているじゃない……コレなら虐めがいがありそうね……。搾乳機による拷問も問題無さそうね。ま、貧乳でも特製調剤でどうとでもなるけど、胸がある奴は教育が必要なのは変わらないわ」

 

 良く見ればユリエはメイド服の上だとぺったんこの様に見える……つまり、貧(此処から先は読めません)

 

「……あ、あう……」

 

——ぶ、ブラジャーしてないから……直に簡易スーツの衣擦れが……く、擽ったい‼︎

 

「この程度で恥ずかしがる必要は無いわよ。何ならもっと恥ずかしい目に遭わせてやるわよ?」

 

 一頻り揉んだ後、ユリエは簪から離れた。ユリエが行ったのは触診の様なモノ。機械姦フロアでは搾乳や乳首等に器具をつける為に胸の大きさを確認する必要があるからである。ついでに八つ当たりの意味もある。

 

「さてと、触診は終わりよ。『機械姦フロア』利用する変態は全般的に健康診断が必要よ、まぁ貴方の場合はいきなり機械姦フロアに来たから省けるわ。一応、聞くけど『機械姦フロア』じゃ眼鏡の類の着用は出来ないわ。割れるしその破片が目に入るわ」

 

「あ、コレは小型のディスプレイで視力自体は大丈夫、です」

 

「そう、ならその時は外して貰うわ」

 

 やはりこの部屋は健康診断の為の部屋らしい。大型の機械やら重度の拘束具を用いる場合、事故等の危険性を下げる為に当人が耐えられるか判断の為、健康診断を行う。今回、簪の場合は最初に行った為に省けたと言う。

 

「それじゃあ、ドロシー」

 

「は、はい」

 

「先ずはコレを身に付けなさい」

 

 ユリエは棚からある小道具を取り出して、近くの机に並べて簪に見せる。

 

——こ、コレ……。

 

 黒光りする重そうな手枷に、ラバー製のペニスギャグ、そして黒い首輪であった。

 

「ふふ、手枷や首輪は兎も角、そう言う模造品の男性器を見たのは初めてかしら? 言っておくけど、『機械姦フロア』じゃ、こう言う形で拘束して移動する規則になっていのよ。つまり、貴方は絶対服従と言う訳。

 仮にも此処は色々と機密区画みたいなモノだし……勝手にウロウロされるのも都合が良くないと言う理由と、まぁ雰囲気作りも兼ねてね。機械姦と言えば実験体とか被験体とかねぇ?」

 

「奴隷……‼︎」

 

——囚われのヒロインが拘束されて連れ回される……興奮、する。

 

「何、興奮してんのよ? 何なら、私が付けてあげるわよ? この、へ・ん・た・い?」

 

「じ、自分で着けます……」

 

 

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