※この作品はR-18です。

ストラトス・デザイア   作:夢現図書館

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黒鉄の監獄 Ⅳ

 

 

「んんっ……♡」

 

 搾乳牢前から逃げた簪は出口を探して地下区画を彷徨っていた。時刻は何時頃かは分からないが、少なくとも寝坊する人も起きて行動する時間帯だと思われる。

 つまり、この地下区画にも人が増えると言う意味である。既に神楽は捕縛されて搾乳機に繋がられて今も母乳を搾られ続ける罰を受けている。助けようにも助ける手立ては簪には無い。

 

——……私だけでも脱出しないと、でも……捕まって凌辱もされたい二律違反の自分が居る。

 

 ポタリ、ポタリと床に垂れる愛液。これを伝って追われれば何れは見つかってしまうだろう。

 

「…………」

 

 アナル尻尾のバイブは今は停止していた。不定期に振動と停止を繰り返すらしく……不意に止まったり動いたりする様である。

 

「うにー?(・ω・?)」

 

「あらあら、誰かが溢したのかしら?」

 

「!」

 

 廊下後方から甲高い声と落ち着いたお姉さんの様な声が聞こえてきた。どうやら自分が垂らした愛液を見つけたらしい。

 

「彼方に続いてるー!」

 

「そう言えば廻空ちゃんが脱獄囚を捕まえるゲームをするって言っていたわね〜。ウィキちゃん、行きましょう」

 

「うにー(っ・ヮ・c)」

 

 しかも追撃する気満々の様である。如何やら他の職員にはその様に説明されていたらしい。その直後、軽快な音を立てて此方に近付いて来る音が聞こえて来る。

 

——まずい、来るッ‼︎

 

「あー、居たー‼︎」

 

「ッ⁉︎」

 

 後方の曲がり角から飛び出して来たのは黒い髪をツーサイドアップに纏めた幼い少女。

 しかし、服装はやはり黒革の胸ベルトが胸元と胸下に巻かれ首輪と鎖で連結された囚人服を纏っている(幼い体躯の為に胸はちっぱいレベル)。

 袖口付近には革ベルトの代わりに黒いリボンが付けられているが、余っている為に指は袖により隠れてしまっている。また、足首付近にも黒革ベルトが左右に1つずつ巻かれており、足枷にもなりそうな構造だ。

 

「……あらあら、随分とまぁ……エッチな姿にされているわね〜」

 

 その後ろから長身の女性も現れた。黒髪にインナーカラーがピンク色と言う相応に目立つ髪色でかなりの巨乳の持ち主。その胸は囚人服の胸ベルトにより絞られはち切れそうな程に強調されている。

 

「わーっ‼︎」

 

 ててて、と言う軽快な擬音が付きそうな勢いで迫って来る幼女。拘束衣に近い囚人服とは言え自由に動くにに支障が無い服装故にどんどん距離が詰められて行く。

 

「……んッ‼︎」

 

「うにー(/・ω・)/」ドーン

 

 両足は枷と短い鎖で繋がれている為に走る事はままならず簡単に追いつかれ、背中から飛び込まれて押し倒されてしまった。

 

「うにーっ \(>ヮ<)/」

 

 簪は廊下で背後から押し倒され前のめりに倒れた。その背中の上で勝ち誇ったのか喜んでいるのが見えなくても分かる。また、彼女は想像よりも軽く殆ど重さを感じなかった。

 

「ウィキちゃん、廊下は走っちゃダメでしょ?」

 

「うー」

 

 後から歩いて追いついて来た女性が幼女の行動を軽く注意する。廊下は走らない……良く言われる言葉である。

 

「さてと、捕まえたし……ゲームのルールに則ってお仕置きしちゃいましょうか」

 

「そーなの?」

 

 その後、女性に片腕で持ち上げられ脇に抱えられた。

 

「⁉︎」

 

——こ、高校生を片手で持ち上げた⁉︎

 

 流石にコレには簪は驚愕した。高校1年生の中では小柄とは言え、片腕で小脇で抱えられるとは想わなかったからである。

 

「ウィキちゃんも一緒においで」

 

「んっ‼︎」

 

 其の儘、何処かへ運ばれる。

 運ばれた先は、何処かの牢屋なのか鉄格子の扉がある小部屋だった。その牢屋の中の拘束用のベルトがあるベッドの上に寝かせられた。

 

——こ、此処で何をするつもりなんだろう♡

 

 コレで捕まったのは回数は2回目。今度はどんな内容なのか思わず興奮しており、期待の感情が先行して生まれていた。もし、3回目に捕まるとどうなるかそちらの方が気になってしまう。

 

「ふんふん……鈴付き首輪に兎のアナル尻尾……。うーん、アンバランスね〜」

 

「……♡」

 

 ベッドに寝かせた簪の拘束状態を見て長身の女性はバランスが悪いと見た。確かに鈴付き首輪は猫や犬、兎のアナル尻尾だとバニーガールと、用途が違う。交ぜれば良いって言う問題では無い。

 対する簪はベッドに寝かせられたまま、逃げようとも抵抗もしない。無意識に恍惚の笑みを浮かべて躾を受け入れるつもりの様である。正にマゾヒズム。

 

「蔡姉、蔡姉。どうするの〜?」

 

「そうね〜、此処はご本人におねだりして貰いましょうか。如何言う風に躾けられたいかを、ね?」

 

「がっは……あ〜……」

 

 長髪の女性。蔡歌は簪のマスクギャグを外した。マスクギャグを外されると粘性のある唾液がマスクと橋を作っていた。

 

「うふふ、淫靡な橋を作っているわね〜。皆、こう言う風に唾液で橋を作るのよね〜」

 

「えっちー(ーωー)」

 

「さて、貴方はコレから雌犬に躾けられるか、それとも雌兎に躾けられるか……どの様に調教されたいかしら?」

 

 蔡歌は簪を見下ろしながらその様な淫靡な笑みを浮かべて問い掛ける。何れにせよ、躾けられる事は確定でありどの様に教育されたいのか被虐者にしては贅沢な選択肢を与えたのだ。

 

「まぁ、ヒトには戻れないかも知れないわね〜。さぁ、何方が良いかしら?」

 

——雌犬か或いは兎にされてしまうのか……その様に拘束されたら、もう……私はペット……管理、される……‼︎ ううん、もう……管理、されたい……‼︎

 

 既にIS学園の地下にある懲罰房で神楽によって収監、監禁される生活を送っている為に、簪はもう『自由』の意思が絶たれつつあった。

 

「私は……‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

躾けるなら?

  • ヒトイヌ
  • ウサギ
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