「私は……‼︎」
提示された選択肢。その何方もヒトとして屈辱を与える為だけの内容だ。だが、もう受け入れる以外の選択肢は無い。
「犬、雌犬が良いです……‼︎」
「……即答ね。まぁ、おねだりにしては及第点未満だけれど、慣れないでしょうから大目に見ましょう」
蔡歌はそう言い腕を振るうと近くに机、更にその上に多数の調教道具を量子展開して広げる。拡張領域と言うのは本当に便利だ。倉庫の概念が無くなり、大量のモノを自由に持ち運べる。
「……さてと、先ずは要らない物を全部外しましょうか。ウィキちゃん手伝って」
「うにーっ(/・ω・)/」
蔡歌はまず、簪に付けられている拘束具の類を全て取っ払って行く。手枷や足枷も外される久しぶりに見る素肌の手。首輪も外されるが、ついでにブラジャーも外される。
「むにっ‼︎」
「…………んっ♡」
その最中、ウィキリピアが簪のお腹の上に飛び乗って跨りブラジャーを外され露わになり興奮して勃っている乳首を摘んだ。突然の弄りに簪は片目を閉じて反応する。
「コリコリ〜」
「あっ、ダメ……ッ‼︎」
その後、乳首を抓ったり曲げたりして弄られた。自分でするのとは違い他人にされるのでは快感が違う。
「さて、アナル尻尾も外しちゃうわよ〜。時間も勿体無いから一気に抜くわね」
ウィキリピアに乳首を遊ばれている最中、残された拘束具の類はアナル尻尾のみ。その兎の尻尾部分を掴まれて一息に引き抜かれた。
「ッッ‼︎‼︎ッ⁉︎ ああぁぁあ⁉︎♡」
乳首弄りと尻尾を引き抜かれる際の快感が同時に襲い掛かり、簪は絶頂を覚え喘ぎ声をあげた。
「フフッ、この程度でイクとこの後が持たないわよ?」
「くりくり〜」
「……あっ、ちょ……まだ、乳首……ッ‼︎」
「ウィキちゃん。それまで」
「うにゅ〜(ノシ・ω・)ノシ」
蔡歌は未だに簪の乳首を捏ねくり回しているウィキリピアを抱き抱える形で引き剥がす。コレから行う作業の為には退かさないと始まらないからである。
「それじゃあ、貴方は今からヒトイヌになって貰うわ。勿論、貴方が選んだのだから拒否権は無いわ」
「はい……♡」
——ヒトイヌ……。それは普通なら早々お目に掛かれない。自力じゃ無理で誰かに飼われないとなれない存在……。
蔡歌はウィキリピアを床に降ろした後、四肢を折り畳んで拘束する為の革製で多数のベルトが付けられたバインダーを取り出す。緩衝の為に肘や膝に当たる場所にはクッションが備え付けられている。
「じゃあ、先ずは足からよ」
「はい♡」
両脚をバインダーの中に入り込む。其の儘、畳まれ複数のベルトで固定される。折り畳まれ普段よりも短くなった足が簪の新しい脚となった。そして、次に腕を曲げてバインダーへと入れて同じ様に畳まれてベルトで固定され四つ足の状態になった。
「……♡」
——腕と脚が折り畳まれて、四つ足の動物みたいに……♡ 四肢がベルトで固定されたから、誰かに解いて貰わない限り、私はもう立つ事も何かを持つ事も許されない哀れなマゾメスイヌ……♡
視線が低くなり、自分はもう人間では無いと言う現実を知って興奮し顔が赤くなった。拘束ベッドの上で動こうにも慣れない膝立ち、肘立ちの為に思う様に動けない。
「ふふ、そう焦らずとも後で躾けてあげるから……ウィキちゃん。この恥ずかしいメスイヌに首輪とビットギャグを持って来て」
「うにっ(・∀・)」
——そ、そうだった。私はヒトイヌ……つまりペットや動物に言葉は必要無い。それから、首輪もしなきゃダメ……♡ まだ、私はヒトイヌになりきれて居ない……。
ウィキリピアは机の上(近くにある箱を足場にして)に置かれていた首輪とビットギャグを持って来て蔡歌に渡した。
「はーい、じゃあ口を開けてね〜」
「……んぐっ……‼︎」
ビットギャグは棒を噛ませるタイプのギャグだ。それを噛むと同時に後頭部で器具を固定され外せない様にされる。その次に首には赤い色の首輪を取り付けられた。然もペットらしくリード付きだった。
「……んん〜♡」
「さてと、最後はコレよ。コレが何か分かるかしら?」
蔡歌が量子変換して見せたモノは大型の浣腸器であった。中にはピンク色に発光する薬液で満たされている。
——……ぴ、ピンク色の液体。もしかして……媚薬……⁉︎
「浣腸器って病院でも限られた診療科でしか見ないわよね〜。それで中身は、灯火ちゃんと陽炎ちゃんが深夜テンション?で作った特製媚薬配合の浣腸ゼリー。コレを貴方の肛門から注入して浣腸してあげる。媚薬が腸で吸収されて全身に駆け巡る、この意味分かるわよね?」
「……んんっ⁉︎ ゔっ、ん〜ん゛っ♡」
——つ、冷たいゼリーが入って、来る♡
浣腸器を尻穴に突っ込まれて中のゼリーが体内へと注入される。腹の中でゼリーが侵入して満たされて行く。
——……か、身体が熱くなって来た♡ 媚薬がもう、浸透して来たの……♡
「じゃあ、栓をしましょうね〜」
浣腸器が空になったらすぐさまに犬のアナルパール付きの尻尾を突っ込まれて栓をされた。浣腸された為にお腹が膨れている中、排泄出来ない為に我慢するしか無い。
「んん゛ッ、んん〜ッ♡」
「フフッ、可愛い顔になったわね〜。首輪にビットギャグ、そしてアナル尻尾……。何処から見ても貴方は可愛らしいメスイヌよ」
「……んんっ♡」
——お腹、キツイ……‼︎ でも、アナル尻尾で栓をされたから、出したくても出せない……。それに身体が熱くて……うう〜。
「それじゃあ、お散歩に行きましょうか。犬の散歩に」
ヒトイヌ拘束して終わりな筈が無い。当然、犬としての世話が必要である。その中で一般的なのが犬の散歩である。
蔡歌はヒトイヌ拘束された簪を床に降ろす。改めて見ると視線が地面に近くなっており、見上げるだけでも一苦労な体勢だ。
——……ほ、本当にヒトイヌになっちゃったんだ、私……って、むぐっ⁉︎
「うにーッ\(>ω<)/」
その時、背中に小さな刺激が走った。気付けば四つん這いの簪の背中の上に横乗りの形でウィキリピアが座っていた。宛ら乗馬している様な形である。幸い、彼女はとても体重が軽い様だ。でも、四肢が縛られている事と媚薬により皮膚の感覚が敏感になっていた。
「あらあら、それならばポニーガールにするべきだったかしらね? 機会があればポニーガールもしてみるのも一興かしらね」
その様子を見て蔡歌はまた別のシチュエーションに思考を広げる。
「じゃあ、出発〜」
「んん゛っ♡」
——……お尻、1回叩かれただけで……被虐欲が……‼︎ お尻叩きって良く言うけど……マゾヒズムの気が出てくる……‼︎ 昔の人って、天才……?
ウィキリピアに軽く尻を叩かれた。つまり『歩け』と言う命令。簪は従うままに前脚を動かしてゆっくりと歩き始める。ヒトイヌなので下着も着けられず、胸を揺らしながら歩く姿は滑稽だ。
慣れない為にその動きはぎこちなく、牢屋の外に出るまでにゆうに30分は掛かってしまった。
「んーッ、んーっ……‼︎」
「次はあっちに行こー」
黒と赤色の配色の空間。その廊下に出るとウィキリピアは向こう側に指を示す(袖に隠れている為、袖先か?)しかし、視線の高さの違いにより簪からはその光景は大変、見え辛い。必死に首を上げても見えない。
——み、見えない……‼︎ それに、媚薬で乳首とか他にも敏感になってて、それにおまんこの方、風に当たって……い、弄りたい……‼︎
恥部の方は早くいじって欲しいのか切なく振るえている。しかし、その事には誰も気付いていない。
「う〜……こっちッ‼︎」
「んん゛ッ♡」
またお尻を叩かれた。ウィキリピアの機嫌を損ねると躾けられてしまう。
「ほら、こっちよ」
リードを持つ蔡歌に引かれ、引っ張られる方向へとぎこちない動きで歩き出す。浣腸、勃った乳首、それから恥部の疼きが相まって簪の顔は発情したかの様に赤い。
「さわさわ〜」
「ん゛っんん゛ッ♡」
——く、擽ったい……や、止め……♡
散歩の途中、擽る様な感触が背中に駆け巡る。敏感になっている肌にすすーと走る細く柔らかい感触だ。まるで筆で擽られているような。
「媚薬が効き過ぎちゃったのかしらね? 良い感度。ほらほら、早く歩かないと散歩は終わらないわよ〜?」
「んん゛ッ‼︎」
パシーンと又してもお尻を叩かれた。擽られる中でも歩きは止めてはならない。何故ならコレは簪の散歩なのだから。