※この作品はR-18です。

ストラトス・デザイア   作:夢現図書館

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黒鉄の監獄 Ⅵ

 

 

 

 

「むぅー♡ ふむぅ……‼︎ ううっ♡」

 

——か、身体が熱い……‼︎ それに乳首も、歩く度に空気が乳首の先が触れて……ムズムズする。か、掻きたい……‼︎

 

 廊下をゆっくりと一歩ずつ歩かされる簪。浣腸された媚薬ゼリーの成分が体内に吸収され、身体の性感感度が徐々に高まっていく。より敏感となった恥部や乳首もプルプルと震えており、今にも弄りたい衝動に駆られている。しかし、ヒトイヌとして四肢を拘束されている上に口もビットギャグで封じられている為、自力では如何する事も叶わない。

 

——あ、アソコも……ヒリヒリしてて、今すぐ弄りたい……。

 

「むぅー♡ むうう〜♡」

 

 簪は顎をあげて訴える。だが、ビッドギャグによって吐き出されるのは発情した獣のソレでしか無い。

 

「あらあら、うふふ」

 

「うにー(・ω・)」

 

 人間未満の存在に堕とされた簪の言葉は届く事は無い。何を言っても意思は伝わる事は無い。人間には人間の言葉しか伝わらないからだ。

 

「んんっ♡ んんう〜♡」

 

——お腹も熱い……浣腸されて、苦しい……‼︎ 今すぐ吐き出したいのに……アナル尻尾で防がれて、出せない……。お腹が張れるのに、気持ちいい……なんて……♡

 

 ゼリーに浣腸され体の内側からの圧迫感。ゼリーが蠢く度に快感が込み上げてくる。一息に出せば、日常ですら快感に塗り潰されるのは想像に難くは無い。

 

「……?」

 

「さて、そろそろ到着するわよ。貴方のお家に」

 

「……ッ♡」

 

 暫く散歩された末に辿り着いたのはまた別の牢屋と思わしき鉄格子の扉がある部屋。その中へと誘われた。

 牢屋の中には動物を入れる為の檻が幾つか用意されていた。頑丈な鉄格子であり、中で暴れても壊せそうにない代物。最も、拘束されている以上、無駄な足掻きであるのは当然だったが。

 

——檻……。牢屋や牢獄と違って……それはまた別の被虐欲が……。

 

 しかし、よく見てみると、人が入るにはかなり小さい上に檻の鉄格子の一部が不自然に空いていた。此処から餌を入れるのだろうか?そんな疑問を抱いた時、視界の隅から声が聞こえてきた。

 

「むぅー……♡」

 

「んんっ……♡」

 

——あ、そう言う事なんだ……。

 

 置かれた檻の内、2つ程は既に使われていた。2人とも長い銀髪の女性だ。簪と同じく四肢を折り畳まれる形で拘束されている。

 簪との違いとしては全身を覆い尽くす白いボディースーツに包まれ、猫耳や猫の尻尾を生やしている。ヒトイヌならぬヒトネコと呼ぶべき姿だろう。

 そして、鉄格子の空いた部分から首を外に出して身体は檻の中に格納されている。あの空いた部分は首を出す為の箇所であり変則的な首枷の役割を担っている。2人はボールギャグを噛ませされ涎を地面に垂らしながら言葉にならない喘ぎ声を今もあげている。四肢の拘束に加えて身動き取れない檻の中と言う二重の拘束により、一切の自由が無い。

 

「フフッ、リデアちゃんもフィウちゃんもペットらしい姿になって来たわね〜」

 

「んんっ♡」

 

 蔡歌はリデアの首筋をそっと撫でる。感度が上がっているのか、軽く触られただけで目元に涙が出る程のメスの顔になった。

 

「さて、貴方もこの中へいらっしゃいな」

 

 その時、いつの間にか簪の背中から降りていたウィキリピアが檻の1つを持って来て近くに降ろす。蓋を開けられて中へ入るように促される。

 

——中に入れば……もう、殆ど動けない……‼︎

 

 簪は内心、興奮しながらも後ろ歩きでゆっくりと檻の中へ入っていく。背中と天井部分の格子とはスレスレの高さ……本当にほぼ身動ぎも出来ない程の広さしかない。

 

「じゃあ、閉めるわね」

 

 蓋が閉じられ、リデアとフィウと同じく首だけ外に出された状態にされた。試しに身動ぎするも虚しい金属の音が響くだけに留まった。蓋を施錠する錠も合計6つと、厳重な拘束だ。

 更に持ち運び出来るように天板には持ち手が備えられており、檻が元あった場所に戻された。

 

「むむぅ〜♡」

 

——閉じ込められた……。ヒトイヌにされて、檻の中に閉じられて……身動きが一切許されない完全拘束の状態に……‼︎ 誰かが助けに来なければ私は一生、このまま……♡

 

「ふふ、それじゃあ……折角だしご褒美をあげましょうか」

 

「?……ッ♡」

 

 蔡歌が量子変換で取り出したのはピンク色のローター、しかも4つだ。それらを勃っている乳首を挟む様に押し当ててテープで留める。その電源は格子の近くに同じくテープで留めた。

 

「んんっ♡」

 

「現在時刻は午前9時半……。IS学園の午後の訓練までは余裕を持つならば3時間くらいかしらね?」

 

「んんぅ……♡」

 

「それじゃあ、3時間の間はオモチャで楽しんでいて頂戴。私達は他にもやりたい事があるからね」

 

「ばいばーい」

 

 蔡歌はそう言いローターの電源を付けた後、ウィキリピアを連れて牢屋の外へと出て行き去って行った。残されたのは既に檻の中に監禁されていたリデアとフィウの2人と、新たに監禁されたヒトイヌの簪。

 

「んんっ♡ んんっうぅぅ〜♡」

 

——媚薬の効果で、乳首が……気持ち良い♡ や、やっとイける……あぁぁぁぁあ♡

 

 ローターを起動され、簪は乳首で絶頂する。四肢を拘束され媚薬も相まって敏感になった肌、そしてずっと熱った身体のまま放置されていたからだ。

 

「むぅう♡ むぅぅうう♡ むぅぅぅううううう♡‼︎」

 

 絶頂と同時にアナル尻尾の方も意識が向いていた。浣腸されたゼリーが対外へ押し出されようとしているのだ。しかし、檻は狭くて格子の隙間にアナル尻尾の付け根が引っ掛かっている為、二重の意味で差し止められている。便意の思惑とは裏腹に我慢を強いられる事となった。

 

「むぅぅうう‼︎ んむっっっ♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

◯

 

 

 

 

 

「んぁ……ううん……?」

 

——あれ……此処は? う、動けない⁉︎ ……あ、何時もの事だった。

 

「目が覚めたかしら?」

 

 聞き覚えのある声。その声がハッキリ聞こえた時、意識が覚醒し自分の状況を理解した。

 

「あ、え⁉︎」

 

——椅子に拘束されてる……。こう言う縄で簀巻きってのも、シンプルだけど……悪くないかな。

 

 意識が戻った簪。椅子に座らされた上に麻縄で拘束されていた。一応、適当な下着類を着用した上で巻かれているようだ。

 腹の具合も解消されている……気を失っている間にゼリーは排出された様だ。媚薬の効果は残っているのかと思いきや身体の疼きは驚く程に引いてしまっている。特製媚薬、との事で効果時間が短いのかも知れない。

 

「アンタ、ケージの中でゼリー排便しながら絶頂して気絶していたわ……色々と説明されたと思うけどコレで捕まったのは3回目、となるわね」

 

 意識が戻り『3回目』と言う言葉で理解する。最初、黎華に捕まって『3回捕まると』のくだりを口にしていた気がした。

 

「3回、捕まったら如何なるんですか……?」

 

 その質問にユリエは量子変換してある1枚の用紙を展開し、簪の前にある机の上に置いてその内容を見せた。その内容は一言で言えば……。

 

「人権放棄……?」

 

「読んで字の如くよ。……アンタみたいな本当に度し難いレベルの被虐快楽者の会員じゃないとコレは提示しない。

 簡単に言えば私達『ストラトス・デザイア』の所有物(・・・)になるかならないかと言う申込用紙ね」

 

 『ストラトス・デザイア』の会員の中でも一握りの変態的な被虐快楽者にしか提示されない内容との事。普通の会員とは全く違う内容……。

 

「断ってくれても構わないわ。詳細は其処に全部、書いてあるから最後まで良く読んで決めて頂戴」

 

 ユリエが提示した誘惑の書類。

 それは、自分の身分を破棄して、完全な被虐快楽の囚人へと堕ちる事を意味している。

 

「……少し、考えさせてください」

 

「ええ、勿論。でも、私達の都合で申し訳ないのだけど今年の12月上旬までには如何するか決めて頂戴。来年以降は経営計画上の理由があってね……準備とかでバタバタするのよ」

 

「あ、はい。分かりました……‼︎」

 

 かなりの猶予期間がある。断る事も出来る……しかし、内容を流し見した限り……被虐欲が日に日に高まっている簪にとって魅力的に映る文章が並んでいる……。

 

「あ、その書類は他人に絶対見せちゃダメよ。内容が内容だしね……」

 

「わ、分かっています……。誰にも見られない場所で内容を確認します」

 

「宜しい。熟考した結果、アンタの決定に私達は異を絶対に唱えない事を約束する。自分の心に従いなさい」

 

「はい……」

 

「さて、3回目の捕縛とその理由の説明は終わり。現在時刻は12時頃……13時からはIS学園の訓練でしょうから、このお遊戯は現時刻をもって終了よ」

 

 ユリエはそう宣言すると簪の拘束を解く、縄による縛り跡は幸いにも残ってはいない。

 

「こ、今回……休暇中の所、無理言って付き合ってくれてありがとうございました……‼︎」

 

「なーに、言ってんのよ? 別に私達は大した準備はしていないわ。単純に拘束される人員が追加されるだけだったから」

 

 つまりあの搾乳光景も、ヒトネコにされた彼女達も元々、その予定だったに過ぎず其処に簪と神楽が追加されただけの話であった。

 

「湿っぽい話は終わり。アンタのIS学園の制服やら貴重品は全部、其方に纏めて置いてあるわ。忘れ物は無いようにして頂戴、届けるのは何時になるか分からないからね。

 それから、アンタがぶっ倒れている間に身体は洗ってあげたから、汚れとかは気にしなくて大丈夫よ」

 

 アフターフォローも完備。ちゃんと洗浄されているし元々着ていた服(洗濯かつ乾燥機で乾かされていた)も、身に付けていた専用機や眼鏡も揃えて返却される。

 

「あ、ありがとう御座います……‼︎」

 

 簪は着替えながらお礼を言う。

 

「……午後の訓練、頑張りなさいな。朝は食べていないだろうから昼はちゃんと食べなさいよ。この部屋を出て右に行けば地上階への階段があるわ。因みに四十院は既に地上階へ戻ったから探すなら地上階で探しなさい」

 

「は、はい……‼︎」

 

 着替え終わった簪は忘れ物が無いか確認してからこの部屋を出て右へ向かい地上階へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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