────完全なる不覚だった。まさか、見えないバリアなんかで攻撃を無効化されるとは。まさか、たった一言の肯定的な言葉で契約を締結するような意味の分からない能力者が居るなんて。だからもう逃げるしかなかった。首を斬らせて肉体を消せば、敵は勝ったと思うだろう。だからそれを利用して、逃げるしかなかった。
リリスにとって屈辱的だった。まさか狙っていた標的であるリサに、ここまでいいようにされるとは予想外だった。
魂の状態でフワフワと移動する。裏山を下山し、やがて博麗神社まで戻ってきてしまう。博麗神社、幻想郷でも指折りの実力者が集う神社。リリスも、流石にそれだけは把握していた。
博麗神社も標的だった。父の因子を持つ子供を、4人も有している博麗神社は、本来、真っ先に狙う予定だとさえ言えた。まして下の2人、霊魔は男で誘惑も簡単そうだったし、霊子は突然変異の傑物。狙うなと言うのが無理な話だった。
しかしリリスは焦らず、まずは楽な方からと思い夢幻館から攻め込んだ。そうしたらまさかの反撃に遭ってしまい、今に至っていた。
仕方がないのでリリスは紅魔館を襲撃する事に。事前に得ていた情報によると、5人は子供がいる。それなら────。
「ふぅっ」
紅魔館の手前、霧の湖にて肉体を再構築。この、視界が塞がれるような濃霧は、何かに使えそうだとふと思う。
近くで子供が騒ぐようなうるさい声が聞こえる。チッと舌打ちをするが、イラついても仕方ないなと深呼吸1つ。そしてリリスは紅魔館へ向けて前進。霧の中に突入する前に紅魔館のある方向は把握済みだったので、迷わず霧を抜けられた。
門番は、緑を基調としたチャイナドレスのような衣服で、紅髪のロングヘアー、星マークに龍などと書かれた緑の帽子を被っている巨乳女。見たところ悪魔ではない。取るに足らぬ雑魚と判断し、復活も早々に襲撃を仕掛ける事にした。
門番の巨乳女────紅美鈴は、食後なのか腹をさするような動きをよくしている。とりあえずは、さっさと門番を沈めて屋内から蹂躙しようとした。その為にもまず、リリスは「認識阻害」を使い……。
「……こんにちはっ♪」
「こんにちは!今日もいい天気ですね!」
「お姉さんは、ココの門番さんなんですか?」
「はいっ!紅美鈴と申します!お姉さんは……随分と珍しい格好をしてますねぇ」
「ええ、まぁ、これは……」
「確か少し前に咲夜さんが着てたなぁ……セーラー服とかいう日本の学校で女生徒が着る制服でしたか」
「へ?」
「もしかしてあなた、外から来た人間さんです?」
「!」
好都合。人間として扱われ、客として紅魔館内に迎えられれば、父の因子を持つ子供達にも、簡単に会える。そう睨んだリリスは「認識阻害」の魔法を強化し人間として接しようとするが────。
「あ、でも日本人って黒髪がデフォですよね。なら外から来た人間さんじゃないか。でも魔理沙さんは金髪でしたね。早苗さんも緑髪だし。咲夜さんは、日本人かどうかも不明、か。んー……?」
「あは、ははは……髪色なんかで人種は……」
「でもお姉さん、悪魔ですよね?」
「……へっ?」
「どうして人間のフリをしてるんです?」
「え」
「悪魔の誇りをかなぐり捨てて、人間のフリをして悪魔の館に
「!?!?」
「さぁ、どうぞ。掛かってきなさい。紅魔館の門を潜るならば、まず私を倒してからにしてください」
太極拳の構えを見せる。まるで隙が無い構えに、リリスは思わずたじろいだ。おかしい。認識阻害が通用しないのは、より強い血が流れる父親のみで、それ以外の誰もがリリスには騙されるはずだった。
それなのにこの女門番、美鈴は、出会って数秒で自分が悪魔であると見抜いた。
自分の魔法の強さには絶対の自信があったリリスだからこそ、美鈴に「悪魔だ」と見抜かれ、本気で動揺していた。
「ど……どう、して……私が、悪魔だと……?気配は……どう考えても、人間…………」
「纏う気配は人間ですが、あなたの纏う気はまるで悪魔のソレ。凡人は騙せても私は騙せませんよ」
「…………はぁ?」
気配と気の違いが全く分からないリリスは本気で困惑していた。ワケの分からない理屈だ。勘ですらなさそうな美鈴のその発言に混乱するが、そんな、ゴチャゴチャした考えを、頭を振って振り払う。
元々、襲撃するつもりだったじゃないか。人間のフリが通じなかったから何なんだ。より楽な方法が使えなくなって、当初の予定通りの方法で侵入するようになるしか方法が無くなっただけ。
そう考えたリリスは寧ろ開き直って、認識阻害の魔法を解除し、戦闘態勢に入る。
「────そうです。私は悪魔です。名はリリス。この館に住まう、我がお父様の因子を持つ5人を、襲いに来ました……♡」
(お父様?因子?5人?)
まるで意味の分からない言葉の羅列。しかしこの幻想郷における「お父様」と言えば大体のハーレムメンバーはあの男を想起するだろう。
「まさかあなた、エスカルゴさんの新しい子供……」
「話は終わりです」
リリスがエスカルゴチルドレンの1人で、理由は不明ながらも紅魔館に住まうチルドレンの弦月姫、レイチェル、ここあ、シガレット、虔魔の5人を、文字通り襲いに来たのだと察した。
しかしそれを察した瞬間には、リリスは地を蹴り美鈴に肉薄していた。
「ハァッ!!」
「がはっ……」
明らかに美鈴は初動が遅れていた。明らかにだ。明らかに身体能力はリリスよりも数段劣っていて、明らかにリリスより初動は遅れ、正面からながらも完全な不意打ちが決まったはずだった。
それなのにリリスの美鈴への顔面パンチは容易く回避され、カウンターとして妙に腹に響くパンチを当てられ吹き飛ばされる。
「げごっ……おげぇっ…………」
「ふぅーッ。素人もいいところですね。もう少し、鍛えてから紅魔館を襲撃してきた方がいいのでは?霊愛ちゃんも紅魔館の襲撃は何回もコンティニューしていましたけど、その1回目だって、ここまでは酷くなかったですよ」
「……!?素人……この、私が……?」
ストレスのあまり、カリカリと爪を噛む。そうと見せかけ指先を傷付けて血を出すのを忘れないのは流石にリリスといったところか。
「そういう驕りがあなたを弱らせているんですよ。さっさと帰って、鍛え直してきてください。今日の事はエスカルゴさんにだけ報告しますから」
「!」
「あなた……エスカルゴさんの隠し子か何かですか?血縁的なモノはあまり感じませんけど」
「あまり、感じない……?ふざけた事を……!私ほどお父様の血を強く引いている子供は存在しないッ!この世界のどこにも!私以上にッ!彼の血を引いた者は存在しないんですよッ!!」
「……。どうも私には、巫月ちゃんや霊子ちゃんや、霊魔くんの方がエスカルゴさんの血は強いようにも感じますけどねェ」
「!?」
自分より血が強い者が居るハズが無い。リリスは血の濃さには何より自信があった。魔法の腕よりも何よりも自信があった。だから美鈴のその発言は、綺麗に、的確にリリスの地雷を踏み抜いていた。
プツンとキレたリリスは、腹を手で押さえる事もせずにフラリと立ち上がると禍々しい妖気、魔力を立ち上らせる。
「………………」
「うむ!反撃しようとする、その意気や良し!」
「許さない……許しませんよッ不遜なるその発言ッ!神の子であるこの私にィッ!!」
「神の子……ではなさそうですけどねぇ。それなら、今いるエスカルゴチルドレンの中に何人の神の子が居ると思ってますか?樹理愛ちゃん、阿弥ちゃん、恋夜くん、綺愛羅ちゃん、神愛ちゃん……こちらも、5人は居ますけど?」
「私の方がずっと血が濃いのよ!そいつらなんかと一緒にしないでッ!!」
「いやぁ、ぽっと出のあなたにそう言われても……」
今では身内以外には案外ドライな対応をするのが美鈴だ。これは、門番としての責務を全うする内に身内に対する愛情が増した事が1つの要因である。
そんな美鈴にとって、今のリリスは「エスカルゴチルドレンを名乗る誰かさん」でしかない。故に、チルドレンでありチルドレンではない。美鈴とて、ハーレムの一員。ともすればエスカルゴチルドレンという子供達は、美鈴の身内も同然で、その身内を貶されたとあれば、温厚な美鈴の口が悪くなるのも仕方ない。
「ではトドメとしましょう。なぁに、心配せずとも殺しはしません。もしあなたが本当にチルドレンの1人なら大変ですからね。ですが、大怪我くらいは覚悟しなさい。……熾撃『大鵬撃墜拳』ッッ!!!」
「くっ!……はぁ!?またバリア!?」
咄嗟に指を向けて血弾を放つ。しかし、リリスにとって不幸な事に、美鈴のこのスペカは、発動時にアーマーがあるのだ。
故に美鈴は、回避せずともリリスの攻撃を完璧に無効化し、その威力にノックバックすらもせずに、攻撃したせいで退避が遅れたリリスへ、己の拳を、遺憾無く突き立てた────!!
「ハッ!」
「がッ」
「ほるあっ!!」
「ッ……」
「でやああああぁあぁぁっっ!!!」
「────ッ!!」
一撃、二撃と続けざまに腹に攻撃を受けトドメの三撃目で遂に上空にリリスを吹っ飛ばす。同時に、リリスの腹に流れ込む熱い何か。これがその「気」というものなのかと、気を失いそうになりながら、そう感じていた。
そして痛みの中で、遂にリリスは決意を固める。もっと貪欲に。もっと「勝ち」に貪欲にいこうと。勝つ為なら、そして目的を達成させる為なら手段を選ばない、そんな戦いがあっていいじゃないかと。
くるみに勝ち、夢幻姉妹に勝ち、デビリサエルとシエルのコンビに敗北して、今まさに美鈴を相手に敗北しようとしている。そんな逆境が、リリスを、最悪の意味で覚醒させてしまった。
「……!まだ懲りませんか」
「ええ。私、悪魔ですので。もっと意地汚く泥臭く戦おうと思いまして」
「どうも、私の知る『悪魔』とは違いますね。私の知る『悪魔』とは────気高く、美しく、そしてどこまでも強大な種族!!」
「悪魔でもないあなたが、勝手な主観で『悪魔』を語らないで下さい」
手元にナイフを1本だけ創造したリリス。咄嗟に構える美鈴だったが、リリスは、ナイフを持たない手を美鈴に向けると、振り上げたナイフで、自分の腕をブチッと切り落としてしまう。
「なっ」
「……
腕の太さそのままの血のレーザーのようなものがドッと一気に溢れ出す。美鈴は咄嗟に気を纏わせた手でガードするが、ジリジリと嫌な音を出して気のガードは削られ続ける。
「なん……なんですか、コレはッ……!?」
「♪」
「ッ…………!?」
すると、ある瞬間に、リリスは自分と美鈴の間に空間魔法の魔法陣を出し、血のレーザーをどこかへ転移させる。その移動先は美鈴の背後。
ドボォッと背後から無防備だった胸元を貫くと、遂に美鈴は力無く倒れ、目からは光が失われる。
「……ふふ、さようなら、邪魔な門番さん」
まだ、ギリギリ息のある美鈴を放置し、リリスは悠々と紅魔館の門を潜り、重苦しい音を立てながら扉を開けた。
するとリリスの目の前に、瞬間移動か何かを使い燕尾服の少年が出現。突き出た牙や紅の瞳、蝙蝠の翼はまさに悪魔、吸血鬼そのものであった。
「……見つけた♡」
「僕を見て『見つけた』?まるで、僕がターゲットであるかのような物言いですね?」
「ええ、まさにターゲットの1人ですよ。あなた、お名前は?」
「……十六夜虔魔。紅魔館の執事見習いです」
「虔魔くん、か。霊魔くんより血は薄そうだけど、今は、なんでもいいや。とりあえずヤラせて♡」
「……。治癒させているようですが、血の匂いが酷いですね。セックスするのは構いませんが、僕、血の匂いで性的には興奮しないのですよ」
吸血鬼であるにも関わらず、明らかに血の匂いに嫌悪感を示す虔魔。というのも、美鈴とリリスとの戦いを数秒前から見ていたからである。
美鈴を負けさせた敵に、どうしてそのまま身体を許せるだろうか?虔魔は珍しく、身内が傷付けられ怒りに燃えていた。
だから、リリスがスカートを捲ってパンツを彼の目の前に突きつけても、虔魔は、ちらりと一瞥しただけで無反応だったのだ。
「とりあえず気絶するまでボコりますので────その後、僕に勝手にハメられてください。
「ぎっ…………!?」
ナイフをポケットから取り出し、超至近距離から投げまくる。しかもその狙いは超正確で、足の甲に刺さったナイフは床にまで貫通しているらしく足は固定され、すね、ふくらはぎ、太もも、手のひら、前腕、二の腕を的確にナイフを投げて刺してくる。特に手のひらは、足の甲と同じく床に縫い付けられリリスの四肢は完全に固定されてしまったのだ。
しかもナイフは抜けないので、リリスにとっては攻撃の発射口である「傷口」は、塞がれたままだ。しかも、その延長線上に虔魔は居ないのが何よりも痛い。
「な、ななっ、な……何なのよ、これはぁっ……!」
「僕、この紅魔館では暗殺担当なのです。ですのでそんな僕に見付かった時点であなたは死んでいたも同然なのですよ」
「……ッ!?」
「とはいえ殺してしまうと情報も聞き出せませんし不便ですからね。失血死手前まで程よく吸血させてもらいます。その後、地下牢にでも拘束して、軽く拷問しましょうか」
「ひっ……イヤッやめて!この血はお父様のっ……」
「襲撃者のワガママを聞き入れる義理など、僕にはありませんよ。それでは────」
押し倒すように覆い被さる虔魔。そしてリリスの首元に噛み付こうと牙を剥き出し顔を近づけるが、その隙を逃さず、リリスは手に大穴が空くことすら厭わず強引に手を抜き、彼に思い切り本気も本気の腹パンを仕掛けた。
「ぐっ……げはぁッ…………!?」
「大丈夫、殺さないから。綺麗に、グチャグチャにしてから……犯してあげる……♡」
「ク、ソ……ッ」
バキンと奥歯が砕ける程に強く歯を食いしばり、悔しさを露わにしながら虔魔は気絶してしまった。そして他のチルドレンにそんな虔魔の様子を見せ、動揺を誘おうとして虔魔を引き摺りながら紅魔館の中へ進もうとした、その時。
「行かせませんよ……悪魔さん……ッ!!」
「……は?」
背後には、リリスがとっくに殺したと思っていたはずの美鈴が、立っていたのである。
◆
間違いなく心臓に穴が開けられた美鈴は、痛みも感じないまま、走馬灯を見ていた。
名も無い妖怪としてひたすら強者との戦いだけを求めて各地を彷徨っていたときに、ふと、風の噂で聞いた「紅の悪魔」。何年もかけて探し出したその悪魔は文字通りの幼女。
しかし、纏う気配は本物。いざ戦いを始めたが、初めから相手の優位は動かず、ジリ貧のまま決着。美鈴が拳法家だと知りつつ敢えて拳で戦ってくれた彼女の名は、レミリア・スカーレット。
その後も幾度と無く挑み、敗れ、挑み、敗れて。もう美鈴には打つ手が無くなった。いつものように再戦を約束して別れを告げようとした美鈴だったがその背中は「再戦を希望した者」の背中ではなく、レミリアは「あぁ、もうコイツは、私の所に来ないつもりなんだ」と能力を使わずとも察し────。
(スカウトしてくれたときの、レミリアお嬢様……。カッコよかったなぁ……)
血を吐きながらも、思い出に浸る。
美鈴はレミリアによってメイド長としてスカウトされ、彼女に「紅美鈴」の名を与えられた。まさか西洋妖怪が中華風の名前をつけてくれると思わず、心底驚愕したのを、美鈴は永遠に忘れないだろう。
そして美鈴は中華料理がメインではあるものの、覚えが早く、すぐメイドとして紅魔館に順応した。
やがて紫色の魔法使いの友人ができて、紅魔館に居候するようになり、紅色の使い魔まで居候させ、銀髪の人間の少女まで拾って、日本風に名付けて。
その人間が育ち、よく働けるようになったから、メイド長の座を快く明け渡した。他のメイドからの反発は、当然のようにあったけれど。彼女────咲夜は、実力で黙らせていった。メイドとしても、戦闘員の1人としても。
(それから幻想郷に来て、異変を起こして、たまに解決して。かと思えば私だけ夢オチ……とほほ……)
────そして遂に「彼」が幻想郷にやってきたあの時間まで、走馬灯が進む。
(あんな強気なエスカルゴさんも、初めは、スゴくナヨナヨしてたんですよねぇ……懐かしいなぁ……。泣き虫で、フラン様の前ではカッコつけるクセに、陰では咲夜さんに甘えてばっかりで。そんな彼が、どこか可愛くて。だけど、ちょっぴり面白くって。私もいつしか、彼を……好き……に……)
飛び掛けていた意識が一気に覚醒する。ふと腹に手を当てる。腹は無事らしい。胸元の穴はどういう能力なのか広がり続けていたが、肺は、問題ない。
そう、美鈴は弱点無きオールマイティな妖怪だ。
(心臓なんかくれてやれ。脳髄なんかくれてやれ。どうせこんなモノは、私の弱点なんか
美鈴は血を吐き、死にかけながらも波紋の呼吸を開始する。普段、彼女が周囲のエネルギー等を吸収するときには、「気」を吸収している。
しかし今回は波紋の呼吸をする事によって周囲の生物、この場合は植物の「生命エネルギー」を吸収することで、自らの生命エネルギーにしている。
溢れるような生命エネルギーは肉体の崩壊すらも遅延させ、美鈴は再び瞳に光を宿し、立ち上がる。
「行かせませんよ……悪魔さん……ッ!!」
「……は?なっ……なんで立って……」
「私は……死ぬワケにはいかないんですよ…………」
「門番だから、ですか?下らない矜恃ですね」
「門番だからではありません。今、私が立つのは、紅魔館の門番だからではない。私は、そう────今の私は1児の母だからッッ!!!」
「────!?」
「ここでみすみすあなたを逃がす事はッ!紅魔館の子供達全員を見殺しにする事に等しいッ!門番である前に、母として!許す訳にはいきません!!」
現在、紅魔館門番・紅美鈴は、彼氏との第一子を妊娠中である。だからこそ腹を強く気にしていた。しかし自分が死ねばお腹の子も死ぬ。故に、美鈴は再び立ち上がった。
腹にダメージは無く、心から安心した彼女は強い決意をその目に秘めて、強固な気のバリアで腹部を何重にも防御して、紅魔館のエントランスに立ったリリスに、再び立ち向かった。
あのスペカの発動時にアーマーがあるというのは、非想天則プレーヤーならご存知ですね。そうです、東方非想天則ネタです。
そして、俺の作品の美鈴は波紋の呼吸を使います。常識ですね。