※この作品はR-18です。

吸血鬼人間の幻想生活 第2部   作:エスカルゴ・スカーレット

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観光ツアー③

 

「……で?何なのよあの雷は?」

 

「あれは淫雷(いんらい)、当たると一定時間その場で服を脱ぎ誰彼構わず求愛してしまうんです。そしてこの雨は淫雨(いんう)。直接、肌に触れてしまうと、一滴当たる毎にドンドン発情してしまうんです」

 

「はぁ……」

 

 旦那の考えそうな事だ、と霊夢は溜め息をつく。自分の世界だからと好き勝手にやりすぎだろうに、どこか、納得が行ってしまう自分が怖かった。

 

「しかし安心してください。この天気は霊幻世界の中でも東部と西部でしか発生しません」

 

「そうなの?」

 

「はいっ!この天気を考えたのは男の創造主様の方ですが、その方が創造なされたのが、この世界の、東部と西部なのです。ですのでこの天気が発生するのも東部と西部だけなんです」

 

「ここは中央都市の中でも東部だからってこと?」

 

「そうなります。それにしたって中央都市に淫雨が降るなんて……あんまり無いんですけどね。私の確認不足でした。すみません」

 

「いいのよ。結果として何も無かったんだし」

 

 旦那が────エスカルゴが創造したのは東西、その相方が創造したのは南北といった所だろうか。協力して世界を作り上げるなんて、まさに共同作業ではないか。

 霊夢は、2人が嬉々として世界を作っている所をふと想像し……イラッとしてしまった。自分ではない誰かが彼とこんな大規模な共同作業をしたなんて。

 

 

 ◆

 

 

 それからしばらく貸し切りバスに揺られ、2人はとある学校へ。こういう文明的な建物は見慣れない霊夢からすれば横長のビルにしか見えなかったが、セツによると「上から見ると、子宮の形に見えるんです」とのこと。悪趣味もいいところだ。

 

「中央淫魔専門学校、到着です!」

 

「なんか……ライトとか派手ね」

 

 学校と呼ぶのも烏滸がましい、ラブホテルに似た凄まじくカラフルな照明で建物が照らされている、シンプルながらも派手な建物がそれだった。

 

「表側が実習棟です。南北に線対称になるように、つまり正門側から見ての裏側に座学棟があります。ベルお姉ちゃんは全ての学校の理事長なのですが、今日は、こちらに居る予定なんです」

 

「全ての学校って……。それじゃ運営も大変でしょ」

 

「そうですねー、でもお姉ちゃんはマルチタスクの鬼ですから。並行作業が極めて得意なんですよ」

 

「随分と凄いのねぇ」

 

 そんなに仕事ができるなら、弦月姫ちゃんすらも超えているのでは────と内心そんな事を想う。同時に霊愛や霊麗などにも見習ってほしいものだと苦笑いもした。

 セツに連れられ理事長室に入る。するとそこには驚きの光景が広がっていた。

 

「んっ……はぁっ、はぁんっ♡ あっ、あぁんっ♡」

 

「お、おねーちゃん……仕事中に……」

 

「くうぅっ♡…………ん?セツ?」

 

 黒マイクロビキニの黒髪ロングの美少女が、机に足を乗せて、水着をズラしてペンを何本もツッコむオナニーをしていたのである。

 霊夢は思わず視線も外せず硬直し、セツも、つい固まってしまうくらいには衝撃的だったようだ。

 

「その方が第一の『お客さん』?それがどうして、こんな所に居るのかしら」

 

(霊麗に似てるわね……黒髪ロング翼アリだから?)

 

「ど、どうせならお姉ちゃんを紹介しようと……」

 

「それなら事前にアポ取りなさいよ。さっき実習の手伝いしてたからムラムラして堪らないのよ。全くタイミングが悪いわね……」

 

「すみません……一応『ワン』で連絡入れておいたんですが……既読にならなかったのでそのまま……」

 

「え?……じゃあもう実習中だった頃かオナニー中で確認できなかったのね。それは悪かったわ。でも、朝のうちとか早めに連絡はできたはず。思いつきで動くのはあまり良くないわね?」

 

「ごめんなさい……」

 

「まっ、まぁまぁ!私が、ここに来たいってセツに言ったの!だからこうなっちゃったの、ごめんね?私が悪いから……ねっ?」

 

 いくら姉妹とはいえ他人の目の前で説教するのはどうなんだと思った霊夢は、自分が謝ることで話を終わらせようと思いベルとセツの会話に割り込む。

 すると思っていたよりすんなりとベルは手を引き話を終わらせてくれた。

 

「……霊夢さんがそう仰るのなら」

 

「あなたも私のこと知ってるの?」

 

「私達三姉妹は、お父様にも近いレベルで幻想郷の知識を有していますから」

 

「……もしかしてあなた達のお父さんって……」

 

「エスカルゴ・スカーレットですよ。霊夢さんも、よく知っているでしょう?」

 

「そー、ね。ええ、嫌という程に知ってるわ」

 

「あーっ!お姉ちゃん!なんでバラすんですか!!神殿に着いたらネタバラシするつもりだったのに!楽しみが1つ減っちゃいましたー!」

 

「……。因みに母はモルモーです」

 

「モルモー!?」

 

「うわーん!ネタバラシの楽しみが潰えたー!」

 

 まさかの展開だった。霊夢にとってはかなり意外だった。フラン、鈴仙も含めて、4人で女子会など催す間柄だったがまさか世界創世なんかするとは、誰も想像すらできなかったであろう。

 

「改めまして私の方から自己紹介させて頂きます。ベル・スカーレットと申します。種族は悪魔です。この世界のあらゆる教育、商工業、興行などなどを担当しております。新生エスカルゴチルドレンの、次女です」

 

「新生エスカルゴチルドレン────って、まさかリリス……?」

 

「「!?」」

 

 幻想郷の住人である霊夢からその名が出るなどと思わなかったのだろう。あまりの不意打ちに2人は硬直を通り越して石化してしまった。

 

「何故、霊夢さんがその名を?」

 

「あの子の存在自体が知られないよう情報操作したはずなのではっ!?お姉ちゃん!!」

 

「そのはずよ。少なくとも、霊幻世界の中ではね。何故ですか、霊夢さん?」

 

「す、数日前にリリスに攻め込まれたから……?」

 

「まさか!ゲヘナに幽閉されているあの子が?」

 

「確かにお父さんから『脱走したが連れ戻した』と連絡はもらってましたが……まさか幻想郷に行ってただなんて、そんな……」

 

「大変ご迷惑をおかけ致しました。リリスに代わりお詫び申し上げます」

 

「「大変申し訳ございませんでした……!!」」

 

 セツは腰を90°に折り、ベルは膝をついて土下座してしまった。まさかリリスの名を口にしただけでこうなろうとは予想しておらず、困惑しかなかった。

 

「リリスは、お父様とマリンお姉様の間に生まれた子供で、本当の意味での、この世界の初めての住人だったんです」

 

「私達三姉妹は、生まれ自体は幻想郷ですからね」

 

「あの子は、特異体質で生まれたのですが、それが災いしたのか性癖にも歪みが見られ……実害が何度も出てしまったので、お父様が、泣く泣く(・・・・)地下監獄のゲヘナに幽閉したのです」

 

「……こうしちゃいられない!お姉様も呼びます!」

 

「ええ、少しでも早い方がいいわ」

 

「別にそこまでしなくても……」

 

 霊夢はセツを止めようとするが瞬間移動か何かの魔法で彼女は姿を消してしまった。そして1分近く経った頃、セツはもう1人少女を、いや「女性」を連れて戻ってきた。

 

「お初にお目にかかります〜♪」

 

「え……もっ、モルモー!?」

 

「はい、モルモーは私達のお母様ですが……?」

 

「!?!?」

 

 三女神長女であるマリンは、霊夢でも見間違えるくらいにモルモーにそっくりだった。それはまるで霊夢と霊愛、エスカルゴと霊魔、文と穹のように。

 ただし、その親子と違うのは、子供であるはずのマリンの方が明らかにモルモーより歳上に見える、というところだろう。

 

「ふふ、私の方がお母様より巨乳でしょう?」

 

「そッ……れは、まぁ、見れば分かるけどっ!」

 

 モルモーがキャミソールなら、マリンが着るのは何だろうか。ベビードールである。揃いも揃って、下着同然の服装を普段着にしている。それを言うとするなら霊夢にとっての三女である霊子も普段着は白キャミだし、ベルもマイクロビキニだし、素肌は露出するのが当たり前なのかもしれない。

 

「お姉様、それどころじゃありませんよ!」

 

「霊夢さんによれば、リリスが幻想郷に攻め込んだらしいですよ!?」

 

「えっ。……この前お父様から連絡が来た、あの件のことかしら……?」

 

「ええ、まさにそれについてでした。お姉様からも霊夢さんに謝罪なさって下さい、あの子はお姉様の娘でしょうっ!?」

 

「────リリスが……私の子が、申し訳ありませんでしたわ。お詫びとしてはなんですが、私の方から霊夢さんに、軽〜くマッサージでもさせて頂きたく存じますが……いかがでしょう?」

 

「えっ、いや、別にいいわよそんな……」

 

「いえ、これは私達からの謝罪の気持ちです」

 

「お姉様のマッサージは気持ちいいですよ!今も、マッサージの仕事の仕事帰りだったんです!」

 

「正確には『別の店に移動するところ』だったの。だから霊夢さん、もし良ければ……私に、マッサージさせて頂けませんか……?」

 

 うるうるした瞳で霊夢と目を合わせる。身長は、やや高めの霊夢と比べたらマリンの方が身長が高いようだった。3人の圧と「気持ちいい」というそのマッサージが気になり、霊夢は、マリンの申し出を受け入れた。

 

「……分かったわ、ありがと。受けてあげるわ」

 

「まぁ♡ ありがとうございます♪ ではさっそく身体を綺麗にしに、シャワーを浴びましょう♡」

 

「!?」

 

「ベル、手近なバスルーム借りるわよ」

 

「ご自由に」

 

「待って待って、マッサージなんでしょ?シャワーなんてそんなのいいから!」

 

「そうですか?分かりました、ではベッドルームで早速、始めると致しましょう……♡」

 

 セツをそのまま理事長室に待たせておきマリンの案内にて学校の中を歩きで移動する。やがて見えてくるのは「ベッドルーム」の札が掛かった大部屋。

 

「何で学校にベッドルームがあるのよ……。学校って寺子屋と同じ、学び舎なんじゃないの?」

 

「ここは淫魔の専門学校ですから……。夢魔、またはサキュバスと称される悪魔しか在籍しません。私もかつてはこの学校に身を置いていましたが、やはり同性に興奮できるサキュバスしかいませんからね、いつどこでエッチが始まるか分かりません……」

 

 霊夢を寝かせると、マッサージの準備を進める。お香を炊き薄らと煙を立ち上らせる。やがてオイルなんかも用意すると、霊夢に「準備しましょう」と話を切り出す。

 

「では霊夢さん、服をお脱ぎになって、うつ伏せで寝てください」

 

「え」

 

「背中からマッサージさせて頂きますね。ふふっ、同性なんですから下着姿なんて殆ど恥ずかしくないでしょう?お風呂で全裸になるのと同じですよ」

 

「…………分かったわ」

 

 甘ったるい匂いに思考がピンクに塗り潰されて、霊夢は半ば夢見心地のままで了承。あまり疑う事もないままに、服を脱ぎ、下着姿になり、横になる。

 

「それでは始めていきますね♡ まずは、手始めにオイルをトロ〜リ……♡」

 

「んっ♡」

 

「ちょっと冷たかったかしら?」

 

「だ、大丈夫っ……ちょっとびっくりしただけよ」

 

「かしこまりました、このまま続けます♡ あら、霊夢さん、翼の辺りが凝ってらっしゃいます?少し重点的に解しますね♡」

 

「んっ……あぅ…………はぁ……あ゙っ♡」

 

 翼の付け根も性感帯の1つである。しかしそこが翼の重みで懲りやすいのも事実だったので、霊夢は何も言えず、マリンの背中のマッサージを大人しく受け続けていた。

 しかしマリンの手はやがて背中から範囲を広げ、上は首の付け根、横は横乳、下はお尻にまで、手が届くようにまで範囲が広くなった。

 

「ちょっと♡ そんなトコ、凝って……あんっ♡」

 

「うふふっ、凝ってますよぉ♡ だぁって、こんなコリコリしてるんですもの♡」

 

「ちが……それ、ちく、びっ……あっ♡ ひぁっ♡」

 

「んふふ……しょっぱい汗♡」

 

「ひぁあっ♡ 背中っ……舐め、んあぁっ♡ ひっ♡あんっ、あぁっ♡ やらぁ、ちくびっ♡ あぁ♡ はぁっ、はぁ……んぐぅ♡ ひうっ♡♡」

 

「可愛い喘ぎ声ですね……犯したくなります♡」

 

「!!」

 

 そこまで言われて初めて気がついた。マリンは、マッサージにかこつけて己を襲いに来てるのだと。霊夢は逃れようとするが、甘い刺激に身体を蝕まれ上手く動けないでいた。

 

「どうですか霊夢さん、軽くイッておきましょう?大丈夫、浮気にはなりませんから。お父様だって、同性ならOKと公言していませんか?」

 

「……!」

 

 ここあ&シガレットが起こした淫霧異変のことを思い出した。あの時の霊夢は、淫霧にアテられて、正気を失い魔理沙を襲っていた。そして彼は鈴仙とそんな場面に現れたにもかかわらず、助けず、寧ろ泣いて喜び霊夢に襲われる魔理沙を放置して解決に向かったのだ。

 同性ならOKというのは何年も前から分かってたことである。……イきたくてたまらない霊夢は、心を決めた。

 

「イかせてぇっ!さっきからウズウズしてるのっ♡ だから早くっ♡ はやっ、くぅっ♡」

 

「ふふ……大丈夫です、ここまで焦らせば、すこぉしクリちゃんに触れてあげれば……♡」

 

「かひゅ────っ♡♡」

 

 浮いた腰の下に手を滑り込ませ、勃起したクリにちょんっと触れてやる。瞬間、霊夢の腰が跳ねた。電気でも流したかのように、高く高く腰を浮かせ、パンツ越しでも「飛び出す」程に潮を吹いた。

 

「どうでしょう、私の性感マッサージ。私の魅了(チャーム)と発情オイルの合わせ技による極大快感……♡」

 

「し……しゅごぃ……きもひぃぃ……♡♡」

 

「うふふっ、お父様が気絶するまでイかせたこともありますから♡ けれど、私達の魅了(チャーム)って、同性に効きやすいんですよねぇ……霊夢さんに通じるくらいですから、相当なようで♡」

 

「はーっ♡ はーっ……かはっ……はーっ……♡♡」

 

「さぁ……そろそろ本番(メインディッシュ)……。霊夢さんとの子供、私に産ませてくださいな♡」

 

 ギシッと布団に乗っかると、足をクロスさせる。もう少しマリンが腰を前に突き出せば、性器同士が触れ合う。霊夢は顔を真っ赤にして、息を荒くして足を開く。追加のオイルで身体を震わせている内にマリンは更に距離を詰め、あと数センチで、股間が触れ合う距離にまでなった。

 

「あんっ♡ すご〜く……ヌルヌルしてますね♡」

 

「やだぁ……♡ あ゙っ♡ ビラビラ擦れて……うっ♡ひゃんっ……いっ、んおっ……♡」

 

「挿入だけがセックスじゃあないんですよ♡ まぁ双頭ディルドもありますけれど……。モノの挿入は、流石にお父様に怒られそうなので、今日のところはおまんこだけで相手してあげますね♡」

 

「ひぐっ♡ なぅっ、うっぐおっ……いっ♡ あっ♡

あぁっ、はぁん♡ ふぁっ……ひぐっ────♡♡」

 

「やぁん♡ いっぱい吹きましたねー♡」

 

 クリが擦れに擦れ、霊夢はその度に何度も何度も小刻みにイッている。やがて、マリンの責めは更に過激さを増し、勃起したクリを押し潰すような強い刺激に負け、マリンの顔に掛かるくらいに高く潮を吹き出してしまった。

 

「はぁ……はぁ…………うっ、ふぅ……♡」

 

「どうです?気持ち良かったでしょう♡」

 

「う、ん……すごく……♡」

 

「ここまで気持ちいいエッチができるのは私だけ♡なんですよ……♡」

 

「っ……ふぅ……あぁ…………はぁ……」

 

「……あら?」

 

 初めての感覚ながらも、その強い刺激に「満足」してしまった霊夢の身体を白くて眩しい光が覆う。マリンが次に目を開けると、そこにはもうとっくに霊夢の姿はなく、彼女が脱いだはずの服もまとめて全てが消えていた。

 

「う〜ん。レズセックス初めての子には、ちょっと刺激が強すぎたかしら?────でもま、セツには悪いけど、満足してくれたようで良かったわ♡」

 

 

 ◆

 

 

「……どーしよう……エスカルゴとモルモーの娘と……セックスしちゃった…………うあぁっ……どうしよう、どんな顔してアイツらに会えば……あうぅ〜……///」

 

 こうして霊夢は、セツの預かり知らぬところで、博麗神社の寝室へ強制送還されてしまった。しかし霊夢はこれで、新たな快感を知る事になった……。




ストック無くなってきてます。
3日に一度の更新も間に合わなくなるやもしれん。

ごべーーーーーん!!!(ウソップ)
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