数日後。シエルを伴って、調査隊の2人と合流を果たす。しかしその2人には既に他の仲間が2人、天界から応援としてやってきていたらしく、これで幻想郷に滞在するエデン異世界調査隊は合計5人となった。
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「
| エデン異世界調査隊
よろしくです! AP No. -0209 |
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| エデン異世界調査隊
AP No. -0044 |
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「エスカルゴ・スカーレットだ。リエから聞いてはいるだろうが、元・協力者で、今はもうその関係を絶ってる」
「「……?」」
「?どうした、そんな有り得んモノを見る目で」
「あ、いえ……だって副隊長が……」
「……何故、副隊長は天使の姿で……」
ここは里。リエとミカ、サエ、ルビーは人の姿に擬態しているが、俺は吸血鬼のまま、シエルは素の姿、つまり天使の姿のままでこの場に立っている。
「えっ?リエってば、エスカルゴについて説明してなかったの?」
「あなたが行方を眩ませるからでしょう!?応援を2人も要請して
「へぇ……3日だってさ、エスカルゴ」
「3日、か。長いんだか短いんだかな」
「……くふふっ♡ 濃密な3日間だったね……♡」
スッと腕を組んでくる。それを見てサエは口元を手で押さえて顔を赤らめて、察した様子を見せる。ルビーはあまり表情は変化させないものの、やはり察してはいるのか、顔は赤らめている様子だ。
この3日、シエルの事は俺のヤリ部屋に愉于奈と同居させていた。一応3Pをヤる以外にも、とある目的があっての事だ。
「……はぁ。全く、副隊長という自覚をですね……」
「あの、それより隊長……」
「はい?どうしました、サエ?」
「副隊長はどうして天使の姿を晒してるのですか?悪魔に知られてはならないはずじゃ……」
「あぁ……その事ですか。いいんですの、この方は。我々の正体に、自らお気付きになりましたから」
「え……」
「恐らくはサエ、ルビーの正体すらも……既に……。そうでしょう、エスカルゴさん?」
リエは諦めたような、初対面の時と違って、少々冷たい視線を向けてくる。シエルを懐柔したからと思っているのだろうが────実際は、その逆だ。実際は、
「────おうよ。当然、気付いてるよ。サエは、アルミサエル。ルビーは、ケルビムだな」
「ほ……ホントにバレてる……!?」
「……天界に通じている……
「いいや、もっとシンプルな理由だよ。俺の趣味は読書さ、天使の事を知る機会なんて幾らでもある」
「「………………」」
まぁ、彼女らの名付けのセンスは似通っていると前々から知っていたからこそ察せるというものだ。
「────それで、シエル?わざわざ呼び出して、しかもエスカルゴさんを連れてきて。ようやっと、サリエル捜索を手伝う気になりましたの?」
「んーん、めんどいからヤダな〜」
「……」
「そこでっ!エスカルゴがぁ、サリエルについて、情報提供してくれるんだってさ〜♪」
「「「「ッッ!?」」」」
その為にシエルにリエ達を呼び出してもらった。さっさと問題を解決するには、こうするのが一番。そうして、この騒動は更に一段階厄介なモノへと。
しかし前にも宣言した通り「差し出す」つもりはサラサラ無い。だからこそサリエルの元へ「誘導」するのだ。
《これでいいんだろ、母さん》
《……ええ。
そういう事なので、エデン異世界調査隊ご一行を魔界にあるサリエルの神殿へと案内する事にした。当然、紫さんにも相談済みな上、念の為、紫さんの監視付きである。
「す、凄い……この神殿、『滅び』の秩序から完全に逸脱していますよ……」
「……天界の神殿ですらも、こうはいかない」
「そうですわね。ザラキエルの力もここまでの事は出来ませんでした。……サリエルの強さがこれだけで伺えますわね」
「ふぅん……これは中々凄いねぇ☆」
「…………」
しかしこれでエデン異世界調査隊の役目は終わりいよいよ解散に至るのだろう。目的を達した
「……よォ、サリエル」
「あなたは……異端者、エスカルゴ・スカーレット」
「おう、不老不死で死の理から完全に逸脱している異端者のエスカルゴ様だぜ。この前はサンキュな、助かった。娘もお前と組むことで得るものがあったらしい。良い刺激になったようだ、ありがとうな」
「……。それで、ゾロゾロと天使を引き連れてきて、何用ですか」
「別に、戦いに来たワケじゃあない。俺は案内役に過ぎないんだ。後はサリエルが皆と話してくれ」
俺は引き下がって、リエ、ミカ、サエ、ルビーが前に立つ。シエルは俺に並んでいる。もうすっかりハメるのにハマったらしい。エロいロリは好みだ、また後でハメハメしてやろうと思うが、サリエルの下すその決断によっては事態はより一層面倒な事になりそうなので、その場合は、ハメるのも先送りになるだろう。
「……サリエル。あなたは我々の仲間であった天使、ザラキエルと融合しましたね」
「……」
「その件について、神よりあなたへ召集が掛かっていますわ。しかしあなたはそれに気付いていても尚無視している。……違いますか?」
「……」
「あなたを連行しますわよ。その為に我々『エデン異世界調査隊』が結成されました」
「……成程。合点がいきました。私の平穏を脅かしたのは…………エスカルゴ。あなたですね」
6枚の翼をふわりとはためかせつつ、サリエルは俺を睨み立ち上がる。その声の中に、恨みにも似た暗い感情が篭っているのが俺にも分かる。もし、今この場に真宵が居たら、すぐに吸収してそうだ。
「勘違いすんなよ、サリエル。これは魔界神である神綺の意思だ」
「はい?魔界の民に対してはどこまでも甘い、あの魔界神神綺が、私を天界へ差し出すよう、あなたに指示したと?」
「そう。母さんの創造物だったら、サリエルだって俺にとっては姉のようなもの────天界になんて差し出したくないと思ってる。これは俺の本音だ、信じてくれ」
「!」
「けど、神の意思だ。ガキの俺には逆らえん」
「……」
「だからさっさと決着をつけてほしいと思ってる。なぁに、何かあったらすぐ助けに行くからよ。神と話して、『ザラキエルと融合してごめん』って言うだけで終わる。そうだろ、リエ?」
「ええ、まぁ。端的に言えばそうですわね」
「………………」
サリエルは再度玉座に腰かけて、天井を見つめるように視線を斜め上に向けて固定。そうして何かを考えていたようだったが、長い長い沈黙の末、遂に口を開いた。
「分かりました。行きましょう、天界へ。私の中の
『彼女』も、勝手に天界を抜け出した事については今でも申し訳なく思っているようですから」
「……そうですか。抵抗されないのであれば、拘束も不要ですわね。ではミカさん、サリエルの連行を。そしてシエル、いえルビー。我々も移動しますよ」
「……」
「────エスカルゴさんを除いて、ね」
◆
「おいおい、サリエルに接触させるのか……」
「ねぇ紫、これ大丈夫なの?幻想郷への被害とか、そういうの無いの?」
その頃の博麗神社では、例によって紫と魔理沙と霊夢が集い、しかも今回は紫の小型のスキマにて、リアルタイムでサリエルと俺含むそれ以外の様子を見守っていた。
「そうねぇ……。エスカルゴがシエルから得た情報によるとね、リエ、シエル、ミカの3人は、あの時のゼウス達の侵入と同時に幻想郷に来たらしいのよ。最高神クラスの神がこじ開けた穴だから、修復にも時間が掛かったし……」
(エスカルゴのヤツ、結局、あのロリっ子から情報引き出したのね……)
サエとルビーの侵入経路については未だに不明。妖怪の山の中にあるとされる結界の穴から侵入したなどとも言われていないので、まさに不明である。
そしてそんな時、リエがミカにサリエルの連行、及び移動を命じる。それによって、サエとルビーが幻想郷へ侵入を果たした方法を知る事になる。
「あ、おい!見ろよこれ!」
「え……エスカルゴ以外、消えた……!?」