戦うヒロイン敗北小説【リクエスト作品集】 作: 霜月ナル(元Hpinch_like)
ヒロアカの知識はあんまり無くて、リクエストの内容に沿いつつ、あり得そうな感じにするのに手間取ってしまいました……
ヒロアカはぴっちりスーツ多めでエロいなぁと思いつつ、あんまり手を出してないんですよねぇ……
その日、街は阿鼻叫喚に包まれていた。
街の至る所で火や煙が上り、市民が逃げ惑う。
ヴィラン連合とそれに与するテロリスト達が同時多発テロを起こしたのだ。
あまりの規模の大きさに、プロヒーローの手が足りなくなってしまい、教師達は苦渋の決断で学生達も避難誘導やテロリストの捕縛を手伝うように指示を出した。
――その中には、『ウラビティ』こと麗日お茶子の姿もあった。
「――早く避難所へ逃げてください!」
街を走りながら逃げ惑う市民を誘導するお茶子。
街の至る所から爆発音が鳴り響き、人々の悲鳴が広がっていく。
お茶子のいるエリアの市民の殆どが避難所となっている学園に移動し、後ほんの少しで避難が完了しそうになったその時。
逃げ遅れていた母娘の近くで爆発が起きた。
「危ない!?」
「きゃあああぁぁぁぁぁ!?」
幸い、母娘は爆風の影響を受けなかったが頭上からビルの瓦礫が降り注いでいた。
慌ててお茶子は全速力で母娘の元に駆け寄る。
そして彼女達を庇うように立ち、手を広げていくつかの危険な大きい瓦礫に指を触れ個性『
かなりの重量がある大きな瓦礫を複数動かしたため一瞬目眩がお茶子を襲うが、気合いで耐える。
「うぐぐぐぐ……えいっ!」
瓦礫を横に飛ばし、自身と母娘から離れさせる。
何とか危機を乗り越えたお茶子は溜め息をつきながら、母娘に話しかける。
「もう大丈夫ですから、早く避難所へ――」
「あ、ありがとうございます!」
母親はお茶子にお礼を伝えつつ、娘の手を引いて走り出した。
お茶子は無事に助けられて良かった……と安堵の表情を浮かべながら、二人を見送った。
しかし、走る母娘に暗い影がさす。
ソレに気がついた次の瞬間――。
「――え?」
ズドン!と凄まじい衝撃と音が響き、土煙が立ち込める。
お茶子は煙と瓦礫から守るように腕で顔を庇う。
「一体、何が起きたの……?」
瓦礫は全て地面に落ちていたし、爆発も起きていなかった。
想定外の事態に混乱している内に、煙が晴れていく。
そして、そこに居たはずの母娘は……。
「――うっ!?」
辺り一面に紅いモノが広がり、鉄さびの臭いが鼻をつく。
ナニかが足に当たり、恐る恐るソレを見る。
「う……おぇええぇぇぇぇぇっ!?」
ソレは先程まで生きていた母娘の千切れた手足だった。
思わずお茶子は胃の中のものを全て吐き出してしまう。今までヴィラン達との戦いで様々な体験をしてきたが、このようなグロテスクな光景を見るのは初めて。
あまりにも惨い光景と先程の個性使用による気分の悪さも相まって、吐き出してしまったのだ。
「ありゃりゃ、なんか踏みつけちゃったみたいだね。ま、別にいっか」
血と肉片が飛び散った惨い現場に軽い声が響く。
蹲っていたお茶子が顔を上げて、声の主に目を向ける。
「脳無と……男の子!?」
USJや保須市に現れた脳無とは違う、凄まじい筋肉を隆起させた脳無とその肩に腰掛ける小学生くらいの白衣を着た男の子がそこにいた。
あまりにもちぐはぐな組み合わせに驚くお茶子。
「ん?……あぁ、ヒーロー科の子かぁ~。くくく、
「こんなの……?人の命をなんだと思って……!」
少年と脳無が嗤う。
お茶子は人を無残に殺した事をなんとも思っていない少年らに怒りを覚えた。気持ち悪さを呑み込み、彼らを睨み付ける。
一流のプロヒーローですら苦戦する存在をお茶子一人で倒す事は不可能だが、援軍が来るまで時間を稼ぐ事は出来るはず。
そう考えて、個性を発動しようとした次の瞬間。
「――ぐぉぉぉぉ!」
「な!?は、はや――」
雄叫びが聞こえたかと思うと、脳無がその図体から考えられないほどのスピードでお茶子の目の前に現れる。
咄嗟に手を前に出し、迫り来る脳無の拳に触れて個性で重力を操作するが……。
「――うげぇぇ!?」
許容重量を超えた反動がお茶子を襲う。
この脳無は自身を瞬時に鋼のように硬質化させ重くなる個性を持ち、その硬さと重量で敵を押しつぶしたり、ハンマーの如く殴り飛ばす。
つまり、現在の脳無の重量は100トン近くまで増えているのだ。
それに気付かず、個性を使ったお茶子の三半規管は完全に狂ってしまった。
そして、脳無の巨大な拳がお茶子の細い指と腕を吹き飛ばし、彼女の腹にめり込む。
「あぎゃゃぁぁあぁあぁぁあぁぁぁあ!?」
可憐な少女の声とは思えない絶叫を上げてしまうお茶子。
殴られた勢いで彼女の華奢な体は吹き飛び、ビルの壁を何個も貫通していく。
「ありゃ~……すっごい吹き飛んだねぇ。脳無、僕は周辺を観察しに行くから、その間あの女の子好きにしていいよ」
少年の指示に歓喜の声を上げる脳無。
硬化を解き、お茶子が吹き飛んでいった方角へと向かっていった。
「――あっ!?っが!?」
何度もコンクリート壁にぶつかり、その度に激痛で意識が飛びそうになる。
ようやく勢いが収まり、止まった頃にはお茶子の体はボロボロになっていた。
殴られた腹はコスチュームが破けて赤黒く腫れているのがよく見え、腕と指はあらぬ方向に曲がっている。
「……あ、うそぉ……わたしの、ゆびぃ……」
仰向けに倒れたお茶子は自身の折れ曲がった指を見て、茫然自失。
早く治療を受けなければ、彼女の手は使い物にならなくなってしまう。それは彼女のヒーローとしての終りを意味する。
「はや……く、にげ……なきゃ……」
だが、体は全く動かず、少しでも力を入れると激痛が走る。
恐らく、全身の骨がひび割れているか、折れているのだ。
腹を殴られたため、内蔵も破裂しているかもしれない。
「――ひぃ!?」
いつの間にか、お茶子のすぐ側に脳無が立っていた。
先程の正義の怒りは消え去り、恐怖の感情がお茶子を支配する。
脳無はマウントポジションを取ると、拳を振り上げる。
「――ぎゃぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
脳無の拳はお茶子の右足に振り下ろされ、無慈悲に骨を砕いた。ボキンッ!とお茶子の中で嫌な音が響き、激痛が走る。
そして、もう片方の足も同じように拳が振り下ろされる。
「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
お茶子は体をビクンビクン痙攣させることしか出来ず、もはや逃げることなど不可能になった。
そして、彼女の腹に熱いナニかが触れる。
お茶子は痛みに悶えながらも視線をソレに向けると、股間に勃起した脳無の男根があった。その大きさは凄まじく、お茶子の胴体と同じくらい太く長い。
お茶子も思春期の少女、男性のモノに関して知識はある。しかし、脳無のソレは有り得ない大きさだった。
「う、うそ……まさか、ソレ入れる気……?」
返答するように脳無はお茶子の足を掴んで、股を開かせる。
そして巨根を彼女の秘所にあてがい、ニヤリと嗤う。
「やめて……そんなの入れたら、死んじゃ――いぎゃぁぁぁあぁああぁああぁあ!?」
脳無は容赦なく、一気に巨根をお茶子の秘所に突き刺した。
あまりの大きさに彼女の胴体は巨根の形に変形してしまい、まるで人間オナホになったように思えてしまうほど。股関節も破壊され、あまりの激痛でお茶子の意識が飛び、白目を剥く。
しかし、それは一瞬。
すぐさま脳無が腰を動かし、再度巨根を打ちつけると意識が覚醒してしまう。
「おごぉぉぉぉぉ!?やべてぇぇ!わたしのだいじなどごろ、ごわれりゅぅぅぅ!?」
脳無が腰を前後に動かす度、お茶子の胴体はグロテスクに変形し激痛が襲う。気絶してもすぐに目覚め、地獄が続く。
ヒーローとしてのプライドなどすぐに消え失せ、敵に許しを懇願してしまう。
「あぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」
パァン!パァン!と人の居ない街に音が響き渡る。
辺りの市民は全員避難し、彼らにお茶子の無様な醜態を見られていないことは彼女にとって唯一幸いな事だったかもしれない。
「もうゆるじでぇぇぇぇぇっ!二度とさからいませんからぁぁぁぁぁぁ!?」
単純な痛みなら彼女でも耐えられたかもしれないが、流石に乙女として重要な所を蹂躙される絶望には耐えられなかった。
しかし、脳無にはそんなことは関係なかった。彼にあるのは、お茶子を蹂躙し絶望させ、自分が気持ち良くなることだけだ。
やがて、脳無の腰の動きが激しくなっていく。
「――!?いぎぃぃぃ!?ぎゃぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
あまりの激しさに喉が涸れるほどの絶叫をあげるお茶子。
そして、脳無が一際強く腰を打ち付けた次の瞬間。
「おほぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
ドビュルルルルルルッ!と凄まじい勢いで脳無が中出し射精した。
射精はすぐに終わらず、勢いを保ったまま数分間も続く。あまりの量にお茶子の腹がまるで妊娠したように膨らんでしまう。
射精がようやく終わり、脳無は巨根をお茶子から引き抜く。
「あが……おぉ……」
引き抜かれる感覚でお茶子の体がビクンビクンと震える。
秘所はぽっかりと開いたままになっており、元に戻りそうにない程拡張されてしまっていた。指と同様に早く治療を受けなければ、二度と閉じることはないかもしれない。
しかし、お茶子はそんなことよりもようやく地獄が終わったことに安堵していた。
(やっと……終わった……)
これで脳無が満足すれば、命は助かるかもしれない。そう思うお茶子だったが、その考えは甘かった――。
「……はぇ?」
脳無の巨根は衰えず、むしろ先程よりも固く太くなっている。
そして、ソレを今度は違う穴へと押し当てる。
――お茶子のアナルへと。
「やめて……もう許してよぉ……今度こそ死んじゃう……」
お茶子の懇願を聞いた、脳無はニタリと嗤う。
当然、そんなものは無視して巨根をアナルに容赦なく突っ込んだ。
「いぎゃぁぁぁあぁああぁああぁあぁぁあ!?」
アナルは裂けて、鮮血が流れる。
例え彼女がこの後生き残ったとしても、もはや彼女は排泄物を垂れ流すようになってしまうだろう。
そんなことお構いなしに脳無は激しく腰を動かし、アナルを蹂躙していく。
「ぎゃぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?おごぉぉぉぉぉ!?」
許しを懇願することも出来ずに、泣き叫ぶお茶子。
脳無が腰を動かす度に激痛が走り、鮮血が飛ぶ。それを見た脳無は面白そうに、ケタケタと嗤う。
もはやお茶子は脳無の玩具に過ぎないのだ。
「おぎょぉぉぉぉぉぉ!?じぬっ、じんじゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
お茶子の濁った絶叫が響き渡る。
さらに興奮した脳無は拳を振り上げて、お茶子を殴り始めた。敢えて力をセーブして彼女を嬲る。
「あぎぃっ!?おごっ!?いぎぃぃぃぃぃ!?」
お茶子の折れた手足、控えめな胸、絶望に歪む顔を殴りつける。
可憐だったお茶子の顔は見る影も無くパンパンに腫れ上がり、白かった素肌は至ると事に痣が浮かんでしまう。
もはや彼女の知り合いが見ても、お茶子だとすぐに判別がつかないほどに酷い有様だった。
「あ……が……」
お茶子はもう叫ぶことすらも出来なくなり、痛みも麻痺し始めた。
それに気がついた脳無は終りとばかりに、アナルに射精した。
先程の射精以上に放出されたザーメンが腸・胃・食道を逆流し、遂にはお茶子の口から噴水のように飛び出した。
「おぼぼぼぼぼぼぼぼ!?」
信じられない現象に意識が朦朧としていたお茶子も目を見開き驚愕する。
あっという間に彼女の顔面がザーメンで白く染まり、白目を剥いてしまった。
それを見て脳無は大笑いし、満足して巨根をアナルから引き抜いた。
「……こひゅー……こひゅー」
お茶子は虫の息で、生きているのが不思議な状態だった。
肉体強化型の個性持ちではない彼女が、これほどまでの暴虐を受けて生きているのはもはや奇跡と言えるだろう。
救助が間に合えば、もしかしたら一命を取り留めるかもしれない。
――だが、そんな希望は存在しない。
脳無は拳を振り上げて、個性を発動させる。
一瞬で硬化し重量が増した拳を脳無は容赦なく、全力でお茶子の顔面に振り下ろした。
「――ぶべっ」
グチャァ!とお茶子の頭が潰れる音が響き、肉片と脳漿が飛び散った。
頭部を失った体がビクンビクンと数秒間痙攣したあと、動きを止める。
「ふしゅぅぅぅ~……」
脳無は頭部を潰した快感で舌を出して嗤っていた。しかも、また巨根からザーメンが放出している。
脳無として改造される前は、女性を犯して殺すことに快感を得る凶悪犯罪者だったのかもしれない。
「――もう終わっちゃった?うわ、こりゃ酷いねぇ~」
そこへ脳無の主である少年がやってくる。
片手にスマホを持って何かを入力している。それは、今回騒動を収めるために出動したヒーロー達の情報をまとめたモノだった。
ヴィラン連合と協力している少年は、もちろんある程度敵のであるヒーロー達の情報共有はされている。しかし実際に見てみないと気が済まないタイプであるため、わざわざこんな事件を起こして、情報を収集していたのだった。
「じゃあもう帰るよ~。あ、この娘の死体どうしよっか……そうだ」
「?」
「脳無、その死体運んでよ。良いこと思いついちゃった♪」
――その後、出動したプロヒーローやヒーロー科の学生達によって麗日お茶子の捜索が行われたが、見つかることはなかった。
担当地区に戦闘の痕跡があったことから、ヴィラン連合もしくはテロリスト達に捕えられた可能性が高いと判断された。
緑谷出久とその仲間達は、ヴィラン連合への怒りを一層に強めたのだった……。
ヴィラン連合が所有するとある研究施設にて。
「なんでそんな普通の個性持ちの死体を持って帰ってきたんだ?」
脳無を率いていた少年に同僚がカプセルに浮かぶ、頭部の無い麗日お茶子の死体を見ながら質問する。
何かしら特殊な個性を持っていた献体ならともかく、そこまで強くないヒーロー科の学生の死体を持ち帰ることが不思議だったのだ。
「この娘を人間型爆弾に改造して、ヒーロー科の仲間を爆殺したらどんなに絶望するかなぁって思ってさぁ!いや~我ながら天才だと思わない?死んだ事を悟られないように、わざわざ飛び散った肉片とかも掃除したんだぁ~」
「…………………………うわぁ、悪趣味」
同僚の研究員はドン引きした。
――数日後。
行方不明だったお茶子が見つかり、ヒーロー科のとある生徒達によって回収された。
しかし、学園に着き、クラスメイトが近づいた直後にお茶子が爆発。
内部に爆薬以外にも釘など様々な殺傷能力のある破片が仕込まれており、そばに居た生徒達は即死。
生き残った生徒も重傷を負い、心にも深い傷が残った。
この事件の影響は大きく、ヴィラン連合との戦いにヒーロー達が敗北するきっかけとなるのであった……