戦うヒロイン敗北小説【リクエスト作品集】 作: 霜月ナル(元Hpinch_like)
なんとなく最後の展開は思い浮かんでいたのですが、最初の展開に悩んでいました。
こう、ぴっちりスーツの下で盛り上がるふたなりチンボって良いですよね……で、中で射精しちゃってコスチュームの中がぐちゅぐちゅになるのも……良いな、と。
――マジェコンヌによるパープルハート凌辱事件が起きてから数週間後。
プラネタワーの居住区にルウィーの女神、『ブラン』が訪れていた。
「……ネプテューヌはまだ閉じこもっているの?」
「はい……無理もありません。あんな事があって、さらに映像も流出してしまったんですから……さすがのネプテューヌさんでも、あんなの耐えられません」
「そう、よね……」
イストワールの言葉を聞いたブランは顔を俯かせる。
悲しんでいるのか、体を震わせるブランに声をかけようとするイストワールだったが、次いでブランがテーブルを叩く大きな音で遮られてしまう。
「ふざけやがって……あのクソババァ……」
ブランは悲しみで震えていたのではなかった。ネプテューヌをあんな目に遭わせたマジェコンヌへの怒りで体を震わせていたのだ。
あまりの迫力に体の周りを凄まじいオーラが包んでいるように見えてしまうほど。
――ブランは、ネプテューヌのことを憎からず思っていた。
敵であるはずの他国の女神に笑顔で接し、女神同士の戦いを止めようと訴え、ついには前代未聞の4国間友好条約まで結ばせてみせた。
そんなネプテューヌの心優しい一面を知っているからこそ、彼女を凌辱したマジェコンヌをブランは許せなかった。
「ブランさん、落ち着いてくださ――」
「落ち着いていられるかっ!あれからババァの行方は全く掴めない上に、反女神を掲げるテロリスト共が活発化しやがった!」
あの事件の直後から、一度は消えたはずの反女神団体が再び現れ活動を始めた。各女神達はその対応に追われ、マジェコンヌの捜索を行う暇がない。
ブランも今日は忙しい仕事の合間を縫ってここに来ていた。
「ぜってぇにあのババァ見つけて、アイツの仇を獲ってやる――!」
そう言ってブランは部屋を出て行ってしまった。
プラネタワーを出たブランは足早に人気の少ない路地に入ると、女神化してルウィーへと飛び立つ。
プラネテューヌから離れて少し経ったとき、不意にルウィーの協会から通信が届いた。
『――ブラン様!ルウィー郊外の森に反女神団体の拠点があるという情報が入りました!しかも、マジェコンヌの目撃証言も――』
「なんだとっ!座標を今すぐ遅れ!」
すぐさまホワイトハートの持つ端末に座標が送られ、マップ上に表示された。ちょうどルウィーへの道の途中に拠点があり、このまま向かえる場所だった。
顔を憎悪に歪ませ、ホワイトハートは飛行速度を最大に上げて飛んでいく。
――それが罠だとも気付かずに。
「――ここか?」
数十分後、反女神団体いるという森にたどり着いたホワイトハート。座標が指し示す場所に着いたはずだったが、周りを見渡しても人の気配は一切無い。
降りる場所を間違えたかと再度マップを確認するが、座標を示す光点は自分がいる位置と全く同じ場所に表示されている。
座標と拠点がずれているのかもしれない、と考えたホワイトハートは周辺を警戒しながら探索を始めた。
しばらくの間、ホワイトハートは森の中を歩いていたが一向に人の気配がしない。たとえ座標がずれていたとしても、精々が数十メートルぐらいのはず。
「どういうことだ……?反女神団体の拠点なんてどこにも――」
「おやおや?ルウィーの女神が森で迷子か?」
「――!?」
背後から嗤うような声が響き、慌てて振り向く。
しかし、そこには誰もおらず――。
「こっちだ」
「!?馬鹿にしてんじゃねぇ!」
いつの間に近づいていたのか、ホワイトハートの耳元で囁くマジェコンヌ。
馬鹿にするような動きにぶち切れたホワイトハートは手に持つ戦斧を振り回す。
「避けてんじゃねぇ!」
マジェコンヌはあっさりと攻撃を避け、ホワイトハートから距離をとる。
不敵に笑う彼女をホワイトハートは凄まじい形相で睨む。
「こわいこわい……どうした?カルシウム不足か?」
「ふざけんな!ネプテューヌをあんな目に遭わせやがって……てめぇだけは許さねぇ!」
体に闘気を纏わせてホワイトハートは、目にも留まらぬ連撃を繰り出す。
マジェコンヌは一瞬でパープルハートと戦ったときと同じ、アンチクリスタル製のプロセッサユニットを着た戦闘形態へ変化し、ホワイトハートの攻撃を避けていく。
そして、甚振るように少しずつホワイトハートを切り裂く。
「クソがっ!ちょこまかと動き回りやがって……!」
「くくく……確かにお前の一撃は凄まじいが、あまりにも愚直すぎて避けるのはたやすい」
さらに武器に利用されているアンチクリスタルの欠片の力か、切り刻まれていく度にホワイトハートの動きが鈍くなる。
数分もしない内に体中傷だらけになったホワイトハートは、肩で息をするほどに消耗していた。
「はぁ……はぁ……体が、うまく動かねぇ……!」
「頭に血が上り、何も考えず向かってくるからこうなる。ルウィーの女神は扱いやすくて助かったぞぉ?」
力なく睨むホワイトハートを嗤うマジェコンヌ。
もはや敗北は濃厚な状況だが、それでもホワイトハートは諦めていない。戦斧を握る拳に精一杯の力を込め、構える。
一瞬の静寂の後、彼女は一気に踏み込んだ!
「でりゃぁぁぁぁぁぁぁあ!」
マジェコンヌは反応できないのか、ホワイトハートの渾身の一撃を避けようとしない。
ホワイトハートが勝利を確信したその瞬間――。
「――え?」
凄まじい勢いで振られた戦斧はマジェコンヌの体をすり抜け、勢い余ったホワイトハートはたたらを踏んでしまう。
そして彼女の腹部に衝撃がはしった。
「おごぉぉぉぉぉ!?」
いつの間にか、マジェコンヌの拳がホワイトハートの腹にめり込んでいた。
その細腕からは考えられない力が彼女の腹を突き抜け、コスチュームの背中側が破けてしまう。
「あ……おぇ……がぁっ……」
「頭に血が上りすぎて、幻影に気がつかないとはなぁ……ふんっ」
マジェコンヌは拳を振り払い、ホワイトハートを地面に転がす。純白のコスチュームが土で汚れてしまう。
倒れた彼女は痛みをこらえながらも立ち上がろうともがくが、力が入らず無様にまた地面に倒れてしまう。
「力が……入ら……ないっ」
「お前の負け、ということだホワイトハート。……さぁて、これからが本番だ」
「んなっ、なにすんだ!?」
マジェコンヌはホワイトハートを背後から羽交い締めにすると、片手を彼女の股間に近づける。
すると指先から淡い紫の光が広がり、それに同期するようにホワイトハートの体が熱くなる。
「んんっ……なんだ……これ……股がムズムズする?」
「――よぉし、これで完成だ。そらっ」
「んひぃ!?」
マジェコンヌがホワイトハートの股間を弄ると、ビクンっ!と体が震え、股間に異物感が生じた。
恐る恐るとホワイトハートが股間を見ると、ぴったりとしたコスチュームにナニかの形が浮き上がっている。
それがナニか、彼女はウスい本で読んで知っていた。
「うそ……だろ……これって」
「どうだ、気持ちいいだろう?私がはやしてやったご立派なふたなりチンボは」
マジェコンヌはコスチュームの上からふたなりチンボを掴み、上下に扱く。
瞬間、ホワイトハートの体に甘い快楽が流れ、情けない声をあげてしまう。
「んほぉ!?や、やめっ、扱くなぁ!?――おほぉぉぉぉぉぉぉ!?」
「おいおい、さっきまでの威勢はどうしたんだぁ?――こっちも弄ってやろう」
「あひぃ!?ち、乳首弄るの……やめろよぉ!」
ふたなりチンボを扱かれた快楽で勃起した乳首を抓み、コリコリと弄る。ふたなりチンボから感じるモノとは違うピリッとした快楽が流れ、体をピクピクと震わせる。
ふたなりチンボへの責めが少しずつ早くなり、先っぽから先走り汁が出てきたのかコスチュームが湿り始め、ぐちゅぐちゅと音を立て始める。
感じたことの無い男の快楽に、ホワイトハートは混乱し何も考えられなくなる。
「あっあっあっあっあっ……もう、やめっ、なにか、なにか出てくるぅぅぅぅぅ!」
「もう限界か?――そらっ、無様にザーメン吐き出せ!」
「で、でりゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」
マジェコンヌがさらに強くふたなりチンボを扱くと、ホワイトハートが情けなく叫び、体をのけぞらせてビクンっ!と震えた。
そして、ふたなりチンボからビュルルルルっ!とザーメンがコスチュームの中に吐き出されて、イカくさい匂いが広がる。
「あ……あぁ……」
「おー、いっぱい出たなぁ。どうだ?男しか感じられないはずの射精の快感は?中々良いモノだろう?」
コスチュームの中で出してしまった大量の生暖かいザーメンがヌルヌルと不快な感触を与える。しかし、何故かホワイトハートはそれに少し興奮してしまっていた。
イカくさいザーメンの匂いを何故かクンクンと嗅いでしまう。
「はぁ……はぁ……」
「コスチュームで押しつけられて苦しいんじゃないか?」
そう言うとマジェコンヌはホワイトハートのコスチュームの中へ手を入れ、ふたなりチンボをボロンと露わにした。
それは赤黒く、射精したばかりだというのにギンギンに勃起していた。
あまりにもグロテスクなそれに、ホワイトハートは目が釘付けになる。
「くくく、まだまだ元気そうじゃないか。ほぅら、シコシコ」
「あうぅぅ!?も、もうやめろぉぉぉ!」
露わになったふたなりチンボをまた扱き始めるマジェコンヌ。彼女によって創られたふたなりチンボは無尽蔵の性欲を持ち、何時までも堅さを保っていられる逸品だ。
「うーん?口では嫌がってるわりに、腰がへこへこ動いてるぞ?」
「――んなっ!?そ、そんにゃ……はずは……」
言われてホワイトハートは自分の腰が快楽を求めるように動いているのに気がついた。衝撃の事実に彼女はショックを受ける。
――実は彼女に生やしたふたなりチンボは、以前にマジェコンヌが自信に生やしたモノとは違う特別製だった。
女神の性感を狂わせ、快楽狂いに堕とす魔性のふたなりチンボ。一度生やされてしまったらもはや逃れることは出来ない代物なのだ。
「ほらほら、チンボがビクビクしてきたぞ~」
「はぁ……はぁ……ま、また……で、でるぅぅぅぅぅ!」
ビュルルルルっ!とふたなりチンボから大量のザーメンが放出され、辺り一面を白濁に染めていく。
だが、ふたなりチンボはまだまだギンギンに勃起している。
しっかりとふたなりチンボが機能しているのを確認したマジェコンヌはホワイトハートを押し倒し、馬乗りになる。
ホワイトハートは射精の快楽で呆然としていて、腰も抜けてしまっており抗うことが出来なかった。
「さぁて、女神様の筆下ろしといこうじゃないか」
「はぇ?――んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
マジェコンヌが自身の秘所にふたなりチンボをあてがい、腰を一気に下ろす。
初めてのふたなりチンボの挿入に、先ほどまでの手こきとは比べものにならないほどの快楽が彼女の体を駆け巡り、情けない叫びを上げてしまう。
本来なら挿入された側が上げる悲鳴を、挿入する側が情けなく上げてしまっていた。
それだけ生やされたふたなりチンボが快楽に弱いというのもあるが、マジェコンヌの責めが上手いということも関係していた。
彼女が生やしたふたなりチンボなのだ。弱いところも完璧に知り尽くしていて不思議はない。
「ほら、ほら、ほら!どうだいホワイトハート!」
「はひぃ!おほぉ!んひぃぃぃぃぃぃぃ!?チンボ気持ちよすぎぃぃぃぃぃ!」
「ハハハハ!あのルウィーの女神がチンボ狂いに墜ちたなんて、最高に笑えるな!」
ぐちゅぐちゅパンパンと卑猥な音と情けない悲鳴が静寂な森に響き渡る。
ホワイトハートは快楽で頭が真っ白になり、マジェコンヌへの憎悪など忘れてしまっていた。
もっと快楽を感じたい。またザーメン出したい。
それしか考えられなくなっていた。
「あぁぁぁぁあああぁぁぁ、で、でる!またくっさいザーメン出ちゃうぅぅぅぅぅぅ!」
「いいぞ!私のナカにたくさん出せ!」
「おほぉぉぉぉぉぉぉ!」
マジェコンヌが思い切り腰を振り下ろすと同時に、ホワイトハートのふたなりチンボから先ほどよりもさらに大量のザーメンがドビュルルルルルル!と放出された。
さすがのマジェコンヌも絶頂し、恍惚の表情を浮かべる。逆転するなら絶好の機会だが、ホワイトハートはさらにだらしなく舌を出したアヘ顔を浮かべており、もはや快楽に墜ちてしまっていた。
たっぷりと余韻を味わったマジェコンヌは腰を上げて、ふたなりチンボを秘所から抜き、無様な姿をさらすホワイトハートを見下ろす。
「ふぅ……気持ちよかったとホワイトハート。そのふたなりチンボは私が解除しない限り、永遠に付いたまま――あぁ、聞こえちゃいないか」
マジェコンヌは身支度を整えると、その場にザーメンに沈むホワイトハートを残して去って行った…………。
――数時間後。
一向に帰ってこないブランを探して、妹たち……ロムとラムが森へ捜索しにきていた。
シェアクリスタルとの繋がりを頼りに、必死にブランを探していた。
「おねえちゃんどこー!?」
「ラムちゃん、マップだとこの辺におねえちゃんの反応が――」
ロムの声が不自然に途切れ、何があったのかと視線を向けるラム。すると、何かあり得ないモノを見たかのように固まるロムの姿があった。
「ど、どうしたのロムちゃん?――え?」
不思議に思ったラムがロムの視線の先を辿ると、そこには――。
「はぁ、はぁ、はぁ、もっと――もっと気持ちよくなりたいぃぃぃぃ」
股間に生えたふたなりチンボを両手で必死に扱くホワイトハートの姿があった。
あまりにもあり得ない光景にラムも動揺して、固まってしまった。
マジェコンヌが去った後、意識を取り戻した彼女はあの快楽が忘れられずにその場でオナニーをし始めていたのだ。
あれから何度射精したのか、辺り一面ザーメンに染まり、凄まじい汚臭が漂っていた。
もはや、一度始めたら止まらなくなり、もっと気持ちよくなりたい一心でふたなりチンボを扱く快楽中毒者になってしまっていた。
「お、おねえちゃん……?」
「え?え?あ、あれって……ひぃっ!?」
思わず声をかけてしまった妹たちに気がついたホワイトハートは獣欲に染まった瞳を二人に向ける。
正気を失った彼女はもう、妹たちにすら興奮していた。
ゆっくりと立ち上がると、固まっている妹たちに近づいていく。
「あ……いや、おねえちゃん、来ないで――!」
「いや……いやぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあ!?」
――その後、西沢ミナが集めたルウィーの教会員による救助部隊が到着したときにはホワイトハートは妹たちを一心不乱に犯していた。
制止の声は届かず、教会員にも襲いかかろうとしたために西沢ミナが不意を突いて気絶させ、ルウィーの教会へ運び込まれた。
マジェコンヌによって生やされたふたなりチンボは、教会の技術では消すことが出来ず、もはや快楽のことしか考えられなくなったホワイトハートは厳重に拘束され、教会の秘密の牢獄に幽閉された。
彼女に襲われた妹たち二人は心に大きな傷を負ってしまった。
実の姉に犯されるというあり得ない体験は、あまりにも残酷だった。
彼女たちが立ち直るまでの間、ルウィーは西沢ミナが代行として運営をしていくこととなった。
しかし、最大の戦力である女神と女神候補生を失った影響は大きく、遠くない未来に反女神団体による襲撃でルウィーは炎に包まれるのだった……。