すごい短くってごめん
「実技総合成績──出ました。」
…暗い室内。
プロジェクターによって映し出された順位表。
そこに、実技試験の成績上位者……その氏名一覧が表示される。
examination result
1位 爆豪 勝己
「救助ポイントゼロで撃破1位とはな!
んー、いいな!この…『爆豪』ってヤツ!!」
「いわばタフネスの賜物!
標的を補足、近づく
「…そしてこっち、緑谷出久は対照的だ!
レスキューポイント、70ポイント…!
ところが撃破の方は全くパッとせず……
「……だが!
それでも…アレに立ち向かったのは過去にいたけど!
…ブッ飛ばしたのは久しく見ないねぇ…!」
「思わず
「自身の個性で飛び跳ね、その後
両脚、片手…それぞれ
…肉体増強系の個性…強化倍率が身体に追いついていないのか…?」
「少し妙な奴だよな?
…試験そっちのけ、その上会場を走り回り。
『周りの負傷した、動けない試験生を助けようと奔走、そればかりに躍起になっていた』……?
……なんだよコイツは、これは試験だぜ?受かりたくねぇのか……?」
「細けえこたあいいんだよ!俺はあいつ気に入った!!」
「
わあわあ、ぎゃあぎゃあ…!
暗い部屋、教員兼審査員の声が響く暗がり。
……そんな彼らの
(………ったく、わいわいと…)
そんな男が1人、輪の外で。
(撃破数の爆豪、それに救助ポイントの緑谷…ね。
相も変わらず非合理的だ、この試験は…。
……しかし。
それよりも、だ──)
ドライアイ気味の目。
強烈に刺さる、ブルーライト塗れのプロジェクターの光。
それを嫌い、極力細めた隙間から覗く眼光は…
1つの受験生成績に目を付けた。
川澄来夢
──川澄来夢。
一見、成績だけ見れば。何の変哲も違和感も無い。
例年通り。
所謂『
何の変哲もない……模範的なポイント、試験結果。
(だが──少なくとも。最終盤の数分間。
更に言うなら……巨大仮想ヴィランが出現する直前。
妙に不自然な方向転換が見られた…)
──そう、違和感。
その僅かな疑念が、やけに引っかかった。
(──考え過ぎ?……いや。
幾分か疲れた眼を潤すべく…ポケットを漁り、目薬を出して。
(………ハァ)
ぽた、と…疲れた眼に目薬を差した。
その一滴のもたらす、目に滲みる感覚。
それでも消えぬ……やけに鈍い疑い。
それがその後もずっと……妙に頭に残った。
書きたいのに書けない……うぐぐ