本日2話目、幕間の補完用短編です。
かっちゃん…爆豪勝己視点、中学校辺りの話です。
かっちゃんの言葉遣いムズいッスね……
「…あ゛ぁ?
「そーそー!」
「昔幼稚園にいたじゃん、すっげー美人の娘!」
……ソイツの話になったのは。中学校でツルんでる奴らとファストフードのチェーン店で
確か、「『
だもんで、俺は、吐き捨てたんだわ。
「ハッ!俺はアイツが大っ嫌いだったけどな!!」
「えー、なんで!?」「顔は良かったじゃん!なんか話もおもしろかったし!」
な~! …っつってヘッボイアホ
「っ、ざ…っけんな!あ゛あ゛!?あんのクソチビメスが面白いだぁ!?んな訳ねぇだろがぁ!?」
我慢ならなかった俺は。片方の襟元を掴んで詰め寄る。
「ひっ!?な、なんだよカツキ!つ、つーか、首、首!苦しいって、やめろよオイ!」
「そ、そーだよ!それに、ほ、ホラ!急に大きい声!周りのメーワクだって!離せよ!」
…見回すと、確かに。急に大きな声を挙げた俺を伺う
「──チッ!!!」
苛つく気持ちを舌打ちで鎮め、『ドガッ!』と椅子に座り込む。
「いいか、判ってねぇだろ!?教えてやる!!あのクソ女がどんなクソヤローだったかってなァ!?」
「「お、おお…?」」
釈然としない表情の二人に、俺は。
ホントにマジで、思い返すのも腹立たしい。
あの女の
☆★☆★☆★
「か、かっちゃん…」
「あ?なんだよデク!?つーかお前、うっせーから来んな!」
──あの日、俺は。公園の砂場で。
いつもの様にチョロチョロ鬱陶しい目障りなクソナードのデクを追っ払うべく。
「うっせーからこれでも食らえ!泥だんごバクダンだ!」
「わ、わわ!?や、やめてよかっちゃん!」
「うるせー!お前があっちいけってんだよ!!」
──そん時、丁度。手元にあった泥だんごをぶん投げて追っ払おうとしたときの事だ。
──ぶん!ぽいっ!ひゅば!
「──わ、わ、うわぁ!?」
──ヒョイっ!シュッ!サッ!
「……ちっ、おい!避けんなよデク!俺の
……そう、あん時。何か知らねーけど投げた泥だんごが全然当たらなかった事に苛ついた俺は。
「あ゛ー!もームカつく!これでも食らえって、の!」
更に、側に置いてあったバケツの水をぶっ掛けようと、して──
「──やめなよ、バクダン
──ザバァっ!!!
「──…わ、ぶぁっ!?」
──その瞬間に。
スルリと伸びて来た
「てんめぇ──なにすんだこのクソチビィいいいい!!!」
俺はアタマっから水を掛けられてビショ濡れ。
──後ろを振り返ると。ベンチに足を組んで座ってるソイツ……
あのクソスライム女が!こっちに心底馬鹿にしたような目付きで見下してやがった!
「はぁ…クソチビって。アンタの方が身長数センチでかいだけじゃないのさ、キモ。」
「あ゛ぁあ゛!?!?
あーもー怒った!ぶん殴る!俺の超カッケー個性でぶん殴ってやるから待ってろクソチビ!」
「ぷっ…!あははウケる!いちいち大声で怒らないとケンカもできないワケ?やーいやーいざーこざーこ!すぐ怒るー♪」
「────んごぉあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
「あっはははは!ひー!やっばー!必死すぎ笑えるwww」
「う、うわぁああ!?か、かっちゃん!?らいちゃんも!?け、ケンカはやめてよー!?」
★☆★☆★☆
「あ゛ー!!!今思い返しても腹立つわクソ!!!
あん
ずぶ濡れのまんま帰るハメになって
──あ゛ー!あの女ァ!ゼッテー泣かす!今度会ったらゼッテー泣かす!」
「な、なぁ…最初はデクをイジメてたんだろ?なら流石にカツキが悪いんじゃねーの…?」
「ど、どうだろうなぁ…いや、でもさ。デクのヤツも正直すっげーウザったかったしなぁ…?」
「ごちゃごちゃるっせぇななんか文句あっか!?」
「「いや、別に」」
「……てかさ、ゲーセン行かね?新作のリズムゲームやんべ。」
「お前好きだな…カツキは?行くか?」
「あ゛!?行かねぇわ帰るっつーのクソが!雄英高校の入試が近いっつーのにこれ以上遊んでられっか舐めてんのかボケ!」
「あー、わかったわかった!んじゃ途中まで一緒に行くべ!よっしゃ、俺テイクアウトのハンバーガー頼んで来るわ!」
「お、いいね!俺ポテト!カツキは?なんか食う?」
「あ?あー…激辛バーガーの辛マシ。」
「よーし了解オッケー。…つーかさ、知ってるか? ウワサなんだけどさ、こないだオールマイトをこの近くで見たっつー奴が──」
「うえ!? まじかよ!? オールマイト!? そりゃ流石にウソじゃ──」
「──……ケッ。たく、クソ胸くそワリィ…」
『……バクダン頭。最後に言っとくわ。』
『なんだよ……つーか、俺は
『知ってる。でも呼ばない。……呼ぶ気にもならない。』
『ああ!?なんで──』
『──バクダン頭。私、アンタのこと大っキライ。
アンタがそのまんまなら、アンタを一生見下すよ。』
『──は?…はぁ!?なんだそりゃワケ分かん──
『じゃあ帰るわ』
──聞けや殺すぞ!!』
「っあ゛ー!!!なんだっつーんだよあの女ァ!ワケ分かんねぇ捨て台詞残しやがってクソが!」
「おーいカツキー!早く来いよー!」
「そうだぞバーガーが冷めるぞー!」
「──ッ、チッ!
うるせえくたばれやボケ!今テーブル片付けてんだよ!つか、せめてオメー等片付けてから行け!
散らかしたまんまとか後の客と店員に迷惑だろーが常識ねェのか!?あ゛ぁ゛!?」
「あ、やっべ」「あー、ワリぃ!」
──手に持った、氷だけが残ったドリンクのカップ。
──その表面の、「ひやり」と冷たい水滴が。
「──ケッ──」
──ムカつくあの女の個性を想起させて、腹が立ったから。
──常識の範疇で。少し、勢いを付けて。
「──────クソが!!!!!」
──ゴミ箱に併設された、飲み残しを捨てる穴に叩き込んだ。