※この作品はR-18です。

鍵の勇者の召喚記   作:ボルメテウスさん

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悪友

今回の1件は最終的には、とんでもない結末を迎えた。

突然、乱入してきたシャドウによって、ドエムと、それに仕えていたディアボロス教団は半殺しされた。

さすがに、ディアボロス教団の手掛かりを消させない為に、アイリス女王がシャドウと戦ったのだが、その結果は敗北となった。

それは、王国中が大騒ぎになった。

 

「それでは、シド、何か言う事は」

 

そう、俺と尚文は、シドに対して仁王立ちをしながら問いかける。

それに対して、シドは不敵な笑みを浮かべると共に。

 

「反省はしているが後悔はしていない」

「はい、アウト!」

「ぐぇ!」

 

俺と尚文は、そのまま同時に、シドに拳骨をする。

それに対して、大きなリアクションを取ったシドは、そのまま頭を抑える。

 

「だって、あそこは陰の実力者とっして、威厳を発揮する必要があった。

だからこそ、僕はその事に何の後悔はない」

「そうか、ならば、あの後の俺の苦労も知らないんだろうなぁ」

「ついでに、お前が起こした爆発による被害総額も払って貰うぞ」

「今後は気をつけさせて貰います」

 

俺達からの言葉を聞くと共に、シドはそのまま土下座をする。

シドを相手にする時には、動かす時には陰の実力者のようにする。

そして、止める時には金。

俺達の中では、それが確定していた。

 

「それにしても、ローズ先輩は結局はいなくなっちゃったね」

「悪魔憑きとして、認識されてしまったのが要因だろうな。シャドウガーデンで保護されているけど、これからどうするかだな」

 

今回の事件の一番の被害者であるローズ先輩は、既にここにはいない。

既にシャドウガーデンの本拠地へと向かっている。

 

「それで、お前はこれからどうするつもりなんだ?」

 

そう、俺に問いかけてくる。

 

「ドエムの奴が、この馬鹿のせいで喋れる状態じゃないからな。

奴がこれまで、怪しい行動をしていたか調べる為に、面倒な所へ行く」

「面倒な、そこは一体?」

「無法都市」

「無法都市!」

 

俺の言葉を聞いて、シドは反応した。

まさかとは思うが。

 

「・・・一応聞くが、どっちの意味でだ?」

「・・・金儲け」

「「・・・」」

「はい、反省します」

 

そう、俺達からの圧力に対して、シドはそのまま諦める事にした。

 

「まぁ、どっちにしても多分だけど、僕も行く事になると思う」

「理由は?」

「姉さんに連れて行かれるかもしれないから」

「あぁなるほど」

 

だから、結構面倒くさそうな反応をしていたのか。

 

「というよりも、むしろソラが無法都市に知り合いがいるのに驚いたよ」

「お前と会う前に会ったんだよ、こっちでの情報源でも主にそこからだ」

「お前もお前で、結構過激な事をしているんだなぁ」

「自覚している。という訳で、もしも向こうで会ったら、よろしく」

「よろしくぅ」

 

そう、俺達は今回の出来事を振り返りながら、次に備えた話し合いを終える。

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