※この作品はR-18です。

鍵の勇者の召喚記   作:ボルメテウスさん

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紅の塔・攻略

「・・・一応聞くけど、こいつが黒幕だと思われる奴か?」

「そうじゃない、レムは特に興味はないけど」

 

そう言いながら、俺達は棺を見つめながら言う。

あれから、おそらくは黒幕だと思われる人物を探しながら、屋上まで目指した。

道中で、おそらくは棺に眠っていると思われる吸血鬼を見つけては、太陽が開いている窓の前まで移動させて、そのまま棺を壊して、中身にいる吸血鬼を殺す。

そんな単純作業を行いながらも、そろそろ日が落ちそうになっていた。

そして、俺達は、おそらくは黒幕だと思われる二つの棺を見つける。

 

「それでは、先程のように殺しますが、どうしますか?」

「そうだなぁ、これまでは特に気にせずに倒してきたけど、敵側に事情があるかもしれないからなぁ」

 

そう、俺は頷きながら、言う。

そうしながらも、俺は棺を見つめる。

 

「・・・それにしても、確認したいけど、レム、どう?」

「そうねぇ、片方はぐっすりと眠っているわね。もう片方はこちらの話を聞いて、動く準備をしていたわ」

「そうか、だったらやるか」

 

俺はそのまませっせと塔の端に行き、そのまま空中に棺を投げる。

 

「とりあえず、はい」

「ギャアァァァァァァ!!!」

 

直後、空中で破壊された棺から出てきた吸血鬼は、そのまま太陽に焼かれて、死んだ。

その様子を見ながら、次に俺がやるべき事は。

 

「さて、残されたこの棺だけど、どうするべきか」

 

レムの言うには、敵意はない様子だった。

そこから考えて、軽々と殺して良いかどうか分からない。

 

「とりあえず、警戒しながら、屋内へ。

そこから棺を開けてみるか」

「別にラムはそれで構わないけど、殺されそうになっても知らないわよ」

「警戒を続けて」

「あぁ」

 

そのまま、俺は棺を開く。

重く封印されていたと思われる棺。

そこから解かれた棺の中にあったのは女性の死体。

その心臓には、短刀がさされており、とても生きているとは思えない。

だが、吸血鬼である事から、普通に再生しても可笑しくなかった。

 

「・・・さて、これは予想外だったけど、どうするつもり?」

「・・・さぁな、けど、どういう奴か理解出来ないけど、とりあえず、保険をかける」

 

そうして、俺は彼女に鍵を突き刺す。

同時に、以前行った封印と似た方法を行う。

それは、彼女の中にある吸血鬼の力を僅かな物にする。

そのほとんどの力が無くなり、吸血鬼の残りカスともいうべき存在。

 

「さて、回復させたい所だけど、どうする?」

「とりあえず血ね、たぶんだけどどっかにあるから、それを使いましょう」

「まぁ事情を聞くのはそれからでも遅くないだろう」

 

そうして、俺は最後の吸血鬼から話を聞く為に行動する。

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