※この作品はR-18です。

鍵の勇者の召喚記   作:ボルメテウスさん

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イータの発明品

「さて、俺の方でどう動いていけば良いのか」

 

そうしながらも、俺はミツゴシの周辺に関してを調べていた。

ミツゴシを含め、周囲の商会が何かを行っている。

それは十分に承知しており、それを調べる事は大きな一歩となる。

 

「まぁ、ユキメとの協定に関しては、未だに話さなくて良いとして、一応は協力してくれる人物を頼んだつもりだけど」

「どうかしたの、ソラ」

「いや、なんでイータが俺と一緒に」

 

なぜか、研究室で何時もは引き困っているはずのイータが俺の行動に同行していた。

研究の事を優先していたイータにしては珍しいと思い、思わず聞いてしまう。

 

「確かに研究は重要だけど、それと同時にソラの事で気になる事がある」

「気になる事?」

 

俺はそう、イータに質問する。

 

「そう、気になる。ソラの持つ勇者の武器である鍵。

それは一体、どんな事が出来るのか」

「どんな事って、言われても守護者を呼び出したり、どんなのも開ける事が出来たりだけど」

「それ」

 

そう、俺の言葉に対してイータはストップする。

 

「どんな物でも開けられるという事はどこまでなのか」

「それは、鍵じゃないのか?」

「だからこそ、実験」

 

そう、イータが取り出したのは、ドアノブ。

 

「ドアノブ?なんで、それを」

「これはどこでもドアノブ。

二つのタイプを用意しており、一つはスライムを使って、簡単に接着する事が出来る。

だから」

 

そう、今回のミツゴシに関する事で何か動きがある商会の壁につける。

その行動に対して、疑問に思いながらも。

 

「このドアノブの鍵を開けてみて」

「えっ、いや、これで」

「良いから」

 

そう、イータがこちらに詰め寄る。

ここまで来たら止められない。

俺は、そう覚悟したように、そのまま鍵穴に突っ込む。

 

「これで開くわけ「開くと思って」あぁ分かったから!」

 

そう、俺は言いながら、すぐに操作する。

すると、カチという音と共に、目の前にある壁は、まるでドアのようにパカリと開く。

 

「えっ」

「やはり、尚文から聞いたけど、大切なのはイメージ。ソラがそこはドアだと思い、開ければ、いけると思った」

「えっ、あぁ、そうか」

 

よく考えれば、これまでも封印など本来の鍵の使い方ではない事を行っていた。

何もない所を開けなかったのは、それは単に開けられないと思ったから。

それは、これまでだったら何もない状態ならば無理だが、イータのこのドアノブがあれば、それは可能になる。

 

「あとは、これ」

 

俺は、すぐにもう一つのドアノブに鍵穴を開く。

すると、そこには四角い箱を思わせるドアが開く。

 

「これは一体」

「魔力を籠めた箱。その箱には魔力で凝縮している。ある意味、ここは一種の異空間となっている」

「それって、つまり」

 

俺達は、そのまま扉の中へと入る。

その中は白い部屋。

しかも、かなりの広さ。

 

「なるほど、部屋の中はこうなっている。これは、興味深い。

この後、色々と盗る時に入った時も、気になる」

「・・・それが目的か」

 

俺はそう呆れながらも、これからの行動がさらに便利そうだ。

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