新たな道具を手にする事が出来た。
ユキメの計画も順調に進む事が出来た。
「ボスも一緒にいるなんて! ソラは狡い狡い!」
「あぁ、もぅ、とにかく、我が儘を言うな」
今回、ユキメの計画を行う際、シャドウガーデンの襲撃があった。
それに対して、シドが対応して、デルタが襲撃した。
そのまま迎撃したデルタは、そのままシドの指示で無法地帯にいるジャガーノートを襲撃する事に決めた。
しかし、俺には納得出来ない事が多くあった。
だから、俺はデルタに文句を言いたいのだ。
だが、この馬鹿の事だ。何度言っても無駄だろう。
「とにかく、えっと、ジャガジャガという奴を倒すのです!」
そう、デルタは俺を抱えながら、真っ直ぐと無法都市へと向かう。
普段は俺の上に乗っているデルタだが、今回はデルタを俺を背中に乗せて走っている。
だけど、その風圧は凄まじく、下手すれば吹き飛ばされるかもしれないと思うくらいだった。
そんな時、俺はふと思い出した事がある。それは————
「そういえば、黒の塔って、勝手に壊して良いのか?」
「えぇ、そんなのデルタは知らないです!」
そうだよな……うん、知ってた。
そもそも、あの塔の管理人というのは誰なのか? それすら分からないんだよな。
まぁ、良いか。とりあえず、俺は考える事を止めた。
そして、しばらくすると、目的の場所へと到着した。
その場所は、無法都市から少し離れた場所から、黒の塔を見つめる。
「さて、どうするか」
周囲を見れば、かなりこちらに迫っていた。
おそらくは黒の塔にいる奴らであり、そいつらがデルタの存在に気付いた様子だ。
このままだとヤバいな……いや、待てよ、確かこの場所に来る前に聞いた話によれば、あの場所の周りに結界が張られていると言っていたな。
なら、大丈夫だろう。
そう思った俺は、デルタの方を見る。
すると、そこには、もう既に戦闘態勢に入っていた。
「さぁ、ソラ! さっさと戦うぞ!」
「……面倒になってきた」
「んっ?」
この黒の塔のジャガーノートに関してはほとんど知らない。
けど、ユキメの計画も考えると、邪魔になる。
だったら、さっさと潰す。
俺はすぐに鍵を取り出す。
「現れろ、鍵の守護者! リナ=インバース!」
それと共に現れたのは、赤紫色の上下に、胸元にベアトップのような黄色い布を巻いた服装をした女性。
「えぇ、なに、私を呼び出すの」
そう、リナはこちらを睨む。
「いやぁ、一気に終わらせたいから」
「はぁ、なんで「早く終わらせたら、あの塔の宝、全部盗って良いから」竜破斬!」
俺の言葉を聞く前に、リナが放った魔法で、黒の塔の奴らを全て吹き飛ばした。
「おぉ! これは派手で良い! けどデルタの獲物がないです!」
「……とりあえず、ユキメの所へと行くか」
「えぇ、デルタは暴れたいの「ユキメが美味い物を驕ってくれるって」行くです!」
そう、瞬く間に俺達はすぐに無法都市から脱出し、ユキメの所へと向かった。