黒の塔を攻略する事が出来た。
そのまま、俺達の元にユキメの部下である人からとある事を聞いた。
どうやら、今回の1件の裏にいる月丹という人物。
その人物と、ユキメと因縁があるらしい。
そして、俺もまた、その人物を、月丹を知っている。
「ここに」
俺はそう言い、雪原を歩きながら、とある場所に視線を向ける。
それは、背中から血を流しているユキメ。
そして、その前にいるのは、その耳に狼の耳があり、黒髪に赤目の男、月丹だ。
何事かと思い、ユキメは地に伏せた状態でいた。
血が流れる肩を抑えながらも立ち上がるその様子は明らかに苦しそうだ。
「お前はぁ!」
その叫びと同時に、ユキメに真っ直ぐとその手に持つ刀を振り下ろそうとした。
だが、それよりも早く、俺は鍵を手に取る。
「出てこい、メドゥーサ」
同時に、ユキメに襲い掛かろうとした月丹の刀を受け止めるようにメドゥーサが剣で受け止めた。
「なっ」
「全く、こういうのはあんまり嫌なんだけど」
同時に月丹を蹴り上げる。
それと共に月丹は刀を構えていた。
「大丈夫か」
「ソラ様、なんでここに」
「少し用事があってな、とりあえずはここはメドゥーサに任せろ」
「私任せですか、まぁ、それが仕事だから」
同時にメドゥーサは、その手に持つ剣を構えた。
「貴様はぁ!」
月丹は、その手に持つ刀で
メドゥーサへと斬りかかる。
それをメドゥーサはその手に握る剣で受け流す。
そして、メドゥーサはそのまま月丹を押し倒した。
それと同時に、メドゥーサの手に持っている剣が蛇腹のように伸び、刃となり月丹の首元に当てられる。
そんな光景を見ていれば、俺の方にも刀を向けた奴がいた。
その目には敵意しかなく、俺を見る目は鋭くこちらを見つめてきている。
「舐めるなぁぁぁ!!」
その叫びと同時だった。
月丹が咆哮と共に、自身が持つ刀を振るう。
風を切る音を感じさせながら振るわれた一閃に対し、メドゥーサに向かって行く。
「舐めていないよ、だから」
俺はその言葉と共に、その手にある鍵を振るう。
そして。
「霊衣変換」
同時に、月丹は、眼前にいたメドゥーサがいなくなった事に驚いただろう。
だが、月丹の首が鎖で巻かれる。
同時に、地面に倒れるように、月丹は倒れ込んだ。
それと同時に、メドゥーサの手には杭が握られていた。
メドゥーサの服装は、先程以上に過激だった。
「お前は」
「ユキメ、良いのか」
「えっ?」
俺は、その言葉と共にユキメに問いかける。
「……これから、月丹を殺す。その前に何かあるか」
同時に月丹の方を向ける。
「……なるほど、お前が鍵の勇者で、あの時の」
同時に月丹は、どこか笑みを浮かべていた。
そして。
「……もう、終わりだろう。ならば、ここで言おう」
それと同時だった。
「お前と同じ聖武器、鎧が、オリアナ王国にある」
その言葉に、俺は驚きを隠せなかった。
同時に、今後の目的も決まった。
「だからこそ、あとは」
それと共に、視線は俺の隣にいるユキメに目を向けていた。
「……分かった」
その頼みを聞くと共に、その戦いを終わる。