「こうして、あんさんと行える日が来るとは、夢にも思いませんでした」
あの事件が終えた後、俺はユキメに誘われ、彼女の自室に迎えられる。
そのままの腕に身体を絡めてくるユキメ。
服越しに豊満な胸が腕に当たり形を変える。
そのまま顔を近づけるユキメからは甘い香の匂いが俺の鼻をくすぐる。
デルタやゼータとは違う匂い。
どこか安心できる、それでいて淫らで艶っぽい。
そんな匂い。
「ユキメ……」
「はい、なんでしょうか?」
「どうして誘ってきたんだ?」
「それはですな。あんさんがわっちの誘いに乗ったからですよ」
「それだけか?」
「それだけです。わっちがあんさんを欲しているのです」
そうしてユキメは、俺をベッドに押し倒し、その唇に口付けをした。
「んぅっ……んふぁっ……ちゅっ……」
舌と舌が絡まり、唾液が混じり合う。
水音が部屋中に響く。
ユキメの口の中に俺の唾液を流し込むと、ユキメはそれを飲み込んだ。
口元から垂れる糸を引きながら、口を離す。
口元を妖しく光らせるユキメの表情に、俺は我慢できなくなった。
そして、ユキメの胸に手を這わせる。
柔らかく、温かく、そして張りのある胸。
その感触を楽しむように揉みしだく。
ユキメは、俺に揉まれる度に喘ぎ声を漏らした。
乳首を摘むと一際大きく身体を跳ねさせた。
そしてユキメも、俺の下半身に手を伸ばしてきた。
ズボン越しに刺激される。
「ユキメ……お前……」
「わっちだけされるのは申し訳ないと思ったので」
そう言うとユキメは俺のベルトを外し、ズボンのチャックを下ろす。
そして、勃起した肉棒を優しく撫で始めた。
「わっちの胸でこんなに大きく……嬉しいですぞ」
「そういうこと……っ! 言わないでくれ……」
亀頭を指先で弄られる。
それに合わせて身体が跳ねる。
ユキメは、その指先を鈴口にグリグリと押し付けてくる。
「うぁっ!」
「痛かったですか?」
「いや……気持ちよかったよ……」
「そうですか。ではこれはどうですか?」
今度は手全体で亀頭を握り込まれた。
その刺激に思わず声が漏れてしまう。
「くあっ!」
「ふふ、気持ち良くなってきたようですな」
「まだ大丈夫だ……」
「そうですか? では……」
ユキメは亀頭を握りながら、俺の肉棒を口に含んだ。
唾液が潤滑油となり、ユキメの口内は暖かく、滑りが良かった。
そして、亀頭を中心に吸い付き始める。
吸い付いていないところは手で扱き上げられる。
カリ首にユキメの舌が巻き付き、裏筋を舐め上げる。
その刺激に、俺は限界を迎えようとしていた。
「ユキメ……そろそろ……」
「んふっ、出してください」
ユキメはさらに強く吸い付き、俺の射精を促す。
俺はそれに耐えきれず、ユキメの口内に大量の精液を放出した。
「んぶっ! んくっ……んくっ……」
「はぁ……はぁ……」
「んっ……んくっ……んくっ……」
ユキメは、口の中のものを少しずつ飲み干していく。
「んくっ……ぷはぁ……」
そして、全て飲み干した後、ユキメは俺の肉棒から口を離し、妖艶な笑みを浮かべた。
「ごちそうさまでした。とても美味しかったです」
「あぁ、お粗末様。満足して貰えたみたいだな」
「はい。旦那様の精液……とても濃い味でした」
「それは……良かった」
「さぁ、今度はわっちの番です。わっちの、もらってくださいますか?」
そう言って、ユキメは着物を脱ぎ始める。
そして、ユキメの白く透き通った肌が露わになる。
綺麗だった。
均整の取れた体つき。
大きな胸。
くびれた腰。
引き締まった太腿。
そのどれもが美しく、芸術品のように思えた。そんな美しい裸体に目を奪われていると、ユキメが話しかけてきた。
その顔はどこか赤らんでおり、目がトロンとしていた。
ユキメも興奮しているのだろうか?
俺が見ているのに気づいたのか、恥ずかしそうに言った。
その顔もまた可愛らしかった。
ユキメは俺を押し倒してきた。
そのまま俺に馬乗りになってくる。そして、ゆっくりと体を近づけてくる。
唇が近づいてくる。
「ん……」
ちゅっ、と音がした。
俺は今、ユキメとキスをしている。
口と口をくっつけて、舌を絡ませあっている。
そして、俺の下半身にユキメの下半身が当たっていた。
俺の肉棒がユキメの秘部に擦られている。気持ちよかった。
今までのどんな刺激よりも、心地よく、快感が強かった。
俺とユキメは何度もキスを繰り返した。
何度も何度も。
そして、俺の肉棒がどんどん硬くなっていくのを感じた。
それに応えるかのように、ユキメの下半身も濡れていくのを感じた。
お互いの性器がお互いを求めて愛液を垂らす。
そして、俺の肉棒は爆発寸前まで膨れ上がった。
しかし、俺は我慢した。
ここで欲望のままに動いてしまえば、全てが終わってしまうような気がしたからだ。
「もう、いいですか?」
ユキメは俺の肉棒が限界を迎えているのを悟ったのか、自分の下半身を俺の肉棒に押しつけてきた。
お互いの液体が混ざり合い、ぐちゃぐちゃと音を立てていた。
「あぁ……」
「んっ……」
俺の肉棒の先端から白い液体が放出され、ユキメの秘部に流れ込んでいく。
ユキメはその快楽に耐えるように俺の首筋に噛み付いてきた。
しかし、痛みはなかった。ただ心地よい痛みがあっただけだった。
お互いに絶頂を迎えた後、俺はユキメに語りかけた。
「どうして、ユキメはそんなに積極的なんだよ」
「…………」
「言いたくないなら別に言わなくてもいいよ」
「いえ、ただ、少し寂しく感じた。ただ、それだけでは駄目でしょうか」
「そうか」
そう言って俺はユキメを抱きしめた。