※この作品はR-18です。

鍵の勇者の召喚記   作:ボルメテウスさん

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島での休日

カルミラ島でのレベルアップ。

 

そこでのレベルアップを行う際に、俺が行うのは、主に守護者の特性をよく知る事だった。

 

俺自身がレベルアップする事で、魔力による提供量が多くなる。

 

それは、守護者の力も大きく上がり、様々な変化が起きる事だ。

 

その変化は、守護者によって変わっており、守護者の中でも一際変化の大きいのはスイが代表的だ。

 

彼女の場合、魔力量が少なければ、その姿も子供から大人へと成長している。

 

これが目に見えて分かるパターンであり、他の守護者達も様々な変化が起きる。

 

そして、容姿以外での大きな変更があるとしたら、目の前にいる守護者だ。

 

「というよりも、私の初戦闘が雑魚狩りって」

 

そう言いながらも、目の前にいる魔物を次々と倒していく守護者。

 

マントを着用した剣士のような凛々しい衣装で、本人から見て左側が長い斜めラインのスカートと肩出しスタイルが特徴である。

 

彼女は魚座の守護者であるさやか。

 

魚要素がどこにあるのかという疑問はあるが、彼女自身はそれをあまり言いたがらない。

 

そして、その戦闘能力は、他の守護者と比べたら、平均的だ。

 

あえて言えば、バランスが良いが、彼女の真骨頂は、戦闘能力ではなく。

 

「それにしても、まさか私の魔法で回復できるなんてねぇ」

 

そう言いながら、道中で、俺の怪我を治療を行っていた。

 

彼女は、他のメンバーにはない回復魔法を行う事ができる。

 

その回復量は提供した魔力によって違い、最大まで渡せば、身体が無事で、魂がそこにあれば蘇生させる事ができる程の回復が行える。

 

そういう意味では戦闘も行えるし、回復によるサポートも行えるから頼もしい。

 

「それにしても、ここら辺で合流予定だったんだけどな」

 

そう、レベルアップの合間に、俺は自分が回収した物を岩谷と見せ合うつもりだった。

 

俺自身、鍵の強化を行う事はできなかった。

 

それは、岩谷から教えて貰った信じれば他人のシステムを使える事。

 

だが、それは俺にはできなかった。

 

俺自身、岩谷の話を疑っている訳ではなく、彼の言うシステムというのを試しに行ってみた。

 

しかし、まるで反応はしなかった。

 

疑問が多く残っているが、とりあえず出た結論としては、俺の鍵と岩谷達が持つ武器は種類が違うからだ。

 

違うゲームのルールを無理矢理合わせるような感じだ。

 

そう、疑問に感じながら、散策していると、海から何かが出てきたのは。

 

「ペンギン!?」

 

ペンギンの着ぐるみ。

 

それも2人。

 

さやかは思わず声を出すが、こちらに気づいた様子。

 

「空か!」

 

「その声は、岩谷か?

どうしたんだ?」

 

「大変な事が分かった」

 

「大変な事?」

 

そう、疑問に首を傾げる。

 

「次の波までの刻限はあと48時間だと、分かった」

 

「本当に、どういう事?!」

 

俺はそれに、思わず声を出して、驚いてしまった。

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