腰まで伸びている桃色の髪に透き通るような緑色の目と共に、俺を見つめている少女に対して魅力的に感じてしまうのは、おそらくは俺の男としての本能だろう。
そこまで可愛らしい要素を含めながらも、その頭に生えている鋭く赤い角に野性的な八重歯と共に、その少女に対して獣を連想させるのは無理はないだろう。
だが、それ以上に獣を思わせたのは、おそらくは今の俺の状況も相まってだろう。
目的地近くの村にある宿にて、泊まっている俺達は、その日は寝ていた。
隣には既に妻のような立ち位置となっている絆が無邪気に寝ており、夜泣きもしなくなかったリクも寝ている。
皆が寝静まる夜の中で、僅かな月明かりが窓から照らして、その少女、ゼロツーが俺の上に覆い被さるようにいるのが分かる。
「ゼロツー、これは一体」
「ダーリン、私はね、例え君に妻がいようと関係ない。欲しい物には貪欲なんだよ、私は」
俺の質問に対して、まるで楽しむかのようにゼロツーは呟きながら、そのまま近づく。
身動きを完全に止めるように四肢はゼロツーによって、縛られており、抵抗する手段はない。
そして、ゼロツーはそのまま唇を重ねてきた。
舌を入れてくるゼロツーに対して、俺はそれを受け入れるしかなかった。
互いの唾液を交換するような深いキスであり、それによって生じる水音が部屋に響き渡る。
「ふぅ……これが私のファーストキスだ。ダーリンはどうだった?」
「正直に言うと、気持ちよかったよ」
隣に絆がいる。
長い旅の疲労もあって、先程のキスだけでは起きない。
それが良かったのか、それとも起きて止めて欲しかったのか。
そんな事を思いながらも、未だに目の前にいるゼロツーを見るしかない。
裸になっている上に、下着すら着けていないその姿では、何も隠すことはできない。
その体躯の殆どをさらけ出している姿ではあるが、それでも興奮するのは事実である。
そうして、いつの間にか四肢を自由にしていたゼロツーが、ゆっくりと下へと向かっていく。
その目的は考えるまでもなく明らかであった。
「疲れているんだよね。まぁ、君と繋がっている僕達だからこそ、それが分かっているから」
魔力で繋がっている事で、理解していたゼロツーは、そのまま俺の肉棒にゼロツーの手が触れる。既にガチガチになったそれを優しく握るゼロツーに対して、僅かに声が出てしまった。
それだけではない。
指先が触れただけなのに、思わず射精しそうになるほどの快感に襲われてしまう。
そんな俺の様子を楽しげに見つめながら、ゼロツーはそれを口の中に含む。
温かく滑らかな粘膜に包まれる感覚に俺は襲われ、必死に耐えようとするものの、耐えられるはずもない。
「んっっ」
せめて声を出さないように、口を必死に閉じるが、それは無駄な努力に終わる。
ジュルッという音と共に吸われると同時に、我慢できずに精液を出してしまっていたからだ。
ドクンドクンと脈を打ちながら放出されていく精液を全て飲み込むと、ゼロツーはようやく口から離してくれた。
その際に出た白濁した糸を見てしまえば、また出してしまいそうなほど扇情的である。
そして、その瞳を見てしまった時、再び体が熱くなっていくのを感じた。
「もう、こんなに出してしまったのだね。でもまだできるだろう? 私も……ほら、ここだって凄いことになっているんだ」
そう言って、自分の秘所を見せてくるゼロツーのそこは濡れており、いつでも受け入れることができるようであった。
それと共に、ゼロツーの女性器を見つめている間にも、俺の肉棒が勃起していた。
それを確認したゼロツーは、そのまままるで俺の肉棒を呑み込むように、女性器を挿入してきた。
ヌルリとした中に包み込まれるような感覚に身を任せると、そのまま腰を動かしていく。
そして、ただひたすらに快楽を求める様に動いていたゼロツーの動きが激しくなっていったかと思うと、突如として絶頂を迎えたのか膣内が収縮する。
それによって、一気に限界を迎えそうになったのだが、ゼロツーはまだ満足していないらしく、激しく動いてくるため、何とか堪えることが出来た。
だが、その動きでどうにか我慢して耐えていた俺は、次の瞬間には思いっきり射精してしまっていた。
それはもう勢いよく出てしまったという感じであり、そのせいなのかわからないが、少しの間お互いに動けなくなっていた。
しかし、このままの状態でいるわけにもいかないと思った俺は、すぐに起き上がるとゼロツーから離れようとしたのだが。
「おやおや、ダーリン。
そんなにすぐに離れなくても良いじゃないか」
そう言いながら、俺の体を抱きしめてくるゼロツーのせいで離れられない。
なので、とりあえず引き剥がそうと力を込めてみたんだが……正直無理だった。
そのため、どうしようもなくなった俺は、一応ゼロツーの顔を見ながら声をかけてみることにする。
「なぁ、そろそろ離れてくれないか?」
「ふむ、もう少しこうしていようよ」
そう、ゼロツーが俺に抱き締めるか。
「はい、そこまでぇ」
聞こえた声。
それと共に、ゼロツーの身体が止まった。
「なっ」
「あのねぇ、私が分からないと思った?
少しやったら、満足した?」
そう、絆が手に持った釣り竿の糸でゼロツーの動きを止めた。
「へぇ、君、寝ていたんじゃないんだ」
「君みたいなタイプは1度やらないと満足しないと思ってね」
「……勇者は厄介だなぁ。
向こうの十二星座の奴らも厄介だと思うけど、こっちはこっちでずっと邪魔する奴がいるんだから」
「十二星座かぁ、まぁ、オレとしては、ゼロツーのように仲が悪い関係にはするつもりだよ。
他の守護者ともね」
「やっぱり、面白いね」
そう、俺を挟みながら言う状況に、どうすれば良いのか。