次回の連載再開は、盾の勇者のシーズン3頃に再開したいと思います。
その時まで、楽しみに。
また、時々ですが、ショートストーリーがあるかもしれませんので、そちらもお楽しみに。
「まさか、お前とこうやって会えるとはなぁ」
「そうかよ、まぁ、俺としては、キョウ。
お前には、少しは感謝している所があるだぜ」
「俺にだぁ?」
その、俺の一言に対して、キョウは首を傾げる。
それは、岩谷達も同じだった。
「お前が俺をあそこに送ったおかげで、俺は絆と出会えた。
その事に関しては、本当に感謝しているぜ」
「ふぅん、つまりは俺はキューピットという訳か。
だったら、そのキューピットを見逃してくれるよなぁ」
「それと、これは、話は別だけどな」
「そうかよぉ!だったら、纏めて、消し炭にしてやるよぉ!!」
キョウのその一言と共に、こちらに魔法を放ってくる
だが、それに対して、俺は、どこか追いついていた。
手に持っているのは、響の鍵である事は間違いない。
しかし、それと同時に、この波が現れてから、自然と落ち着いていた。
『久し振りと言いたいけど、問題ないわね』
「あぁ、勿論だ、行こうぜ、シノン」
その言葉と共に、俺は響の鍵を持っていないもう片方の手には射手座の鍵を持っていた。
「響、頼めるか!」
「任せて」
その響の言葉と共に二つの鍵を合わせる。
それと共にキョウの放った魔法を正面から受け止める。
周囲を飲み込む程の闇。
だが、それらは一瞬で、払われた。
「ぐっ、これは」
「光が」
その言葉と共に、岩谷はその盾を見る。
そこには、彼の切札とも言える憤怒の盾が浄化された。
同時に、見た事のない緑色の盾へと変わっていた。
「これは霊亀の心の盾」
それが、一体何なのか、分からない。
しかし、それは響の変化姿に影響しているのだろう。
「なんだ、それは、黄龍でもない、射手座でもない!
一体それは」
「決まっている、太陽だよ」
その言葉と共に、響の姿は、まさに太陽を模した鎧を身に纏っていた。
周りを照らす太陽は、周囲の闇を浄化していく。
「がっがあぁあぁ!!」
それは、キョウも同じだった。
「なんだっこれはっ魂がっ焼かれるような感覚はぁ!?
お前の仕業かぁ!!」
そう、キョウはそのまま響は、そのまま拳を真っ直ぐと振り上げる。
「はああぁぁ!!」
それと共に、その拳は、キョウの懐を叩きつける。
同時に悲鳴にも似た声と共に、俺を見つめる。
「そうかっ、お前はっ、俺達とは違うっ」
その言葉を最後に、キョウは、その姿を消した。
「・・・さっき、キョウは何を言おうとしたんだ?」
キョウは、俺達とは違うと言った。
それが、どういう意味なのか、分からない。
しかし、それが一体何なのか、今は分からない。
だけど、戦いは終わりを告げた事が分かる。
だからこそ、それを意味をするのは。
「おーい、空!!」
どこか、分かっていた。
そんな直感と共に、絆がこちらに来た。
波が収まり、俺達の所に合流した。
「そっか。キョウは死んだんだね…」
「行方不明だった鏡の眷属器も見つかったし、ひとまず戦争も回避できるな」
そう、ここまでの出来事を振り返るように言う。
「ナオフミ、これからどうするのです?」
「さぁな。お前らみたいに、波に乗って帰るしかないと思ってたが」
「消えちゃったもんねぇ」
そう話し合っている間にも、俺はどこか分かっていた。
「絆」
「んっ、どうしたんだい、空。
少しの間、離れていたから、寂しくなったの?」
「寂しいか。
そうだな、寂しい」
「うわ、直球、いきなりどうして」
そうしていると共に、俺の目を見て、どこか分かったように見つめる。
「もしかして、もう、すぐに」
「あぁ、鍵が教えてくれたから」
「・・・そうなんだ、それは」
その言葉だけで、すぐに状況を理解した絆は、顔を俯く。
「・・・心配するな、絆。俺は、鍵の勇者だ。
お前が会いたいと思えば、何時だって世界の扉を開けて行くから」
「それで波が起きたら、大問題でしょ。
けど、まぁ、そうだね、もしも、また何か危険があったり、寂しかったら、来てね」
そう、俺と絆は、自然と抱き合った。
「リクは、果たしてどっちなんだろう。
オレの所か、それとも、空の元か」
「どちらでも、絶対に守るから」
「うん」
そう、俺は、向こうへと戻るまでの間、抱き合った。
次の戦いはまだ、先だろう。
それまでは。