連載内容に関してはオリジナル展開がほとんどですが、時系列としては盾の勇者の成り上がりのシーズン3と同じになっています。
連載に関しては毎週日曜日を基本に、現在リクエスト募集している内容などを少しずつ書きながら、連載したいと思います。
これから、よろしくお願いします。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=307506&uid=45956
旅の再開
「この世界に戻ってくるのも、久し振りだな」
そう呟きながら、俺は1人歩いていた。
俺の名はソラ。
この異世界において、鍵の勇者として召喚された。
召喚された目的は、この世界を襲う波から世界を守る為である。
「それにしてもなぁ」
だが、この異世界はなかなかに曲者であった。
どういう訳か、勇者同士が協力しなければならない状況で、なぜかいがみ合うような状況となる事も多く、対処が難しい状況が続く。
さらには、こことはまた別の世界の勇者との戦いや共闘など、思い出すだけでも疲れるような内容が多くあった。
「久し振りの一人旅で、何か考え事でもあるの」
そうしながら、俺と一緒にいる守護者の一人であるシノンが話しかけてきた。
守護者とは、この世界における守護者である。
守護者の数は、星座の十二星座が元になっており、俺と一緒にいる彼女は射手座の守護者であるシノンだ。
少し前の異世界では、別の四聖獣と黄龍の5人の守護者もいたが、こちらの世界ではやはり召喚する事が出来ない様子だった。
「いや、うん、なんというか、少しだけね。やっぱり落ち着かないというかなんというか」
「話には聞いていたけど、あんた、向こうの世界で子供が出来たようね」
「うぐっ」
その話題を出されたら、俺は図星をつかれてしまった。
実は、俺が別の世界で出会った勇者、風山絆と関係を持った。
その結果、彼女との間に子供が出来てしまった。
「まぁ、あえて言うんだったら、その責任はきちんと取りなさいよ」
「分かっています。そう言えば、怖くて聞けなかった事が一つ」
「何かしら?」
「他の面々は、どのような感じで」
実は、こちらの世界に帰ってきて、他の守護者とは会えていない。
だからこそ、現状、彼女達がどういう感じなのかも知らない。
「まぁ、とりあえずは、今のあんたの目的は忘れていないわよね」
「それは、勿論だ」
現状残っている勇者で、俺と尚文は別行動を取っている。
尚文は、ラフタリアさんの故郷の村人を見つける為に、ルロロナ村の住人がいると思われる商人と傭兵の国ゼルトブルに。
反対に俺は、未だに姿が見えない鳳凰の情報を少しでも調べる為に旅をしている。
「前回の霊亀でも犠牲者が多すぎた。だからこそ、犠牲者を1人でも少なくしないと」
「それに、鳳凰だけじゃないからな」
白虎、青龍がいる可能性もある。
脅威が未だに迫っている以上は情報は少しでも欲しい。
「まぁ、勇者らしい事を少しでもしないと、顔向け出来ないからな」