波との戦いが終わった。
城からの呼び出しを受けていた。
体力の底が尽き、このままでは動く事もできない。
だからこそ、魔力を安定させる為に、その行為を行っている。
夕日が照らす森の中、そこにある木を背中に任せて俺はホムラと抱き合い接吻を交わしていた。
こうして口づけを交わし始めてから、既に数分が経過していた。地肌同士を触れ合わせながら行われるソレは、非常に深くいやらしい。
キスを交わる度に、体力と魔力が回復するのを感じる。
俺達は、ただそれだけの為にこの行為をしていた。
「んっ……」
舌で互いの唾液を交換し合う。
息継ぎも必要ないほどに深いそれは、まるで恋人同士が行うそれのように思えた。
だが、そんな事を考えている余裕などなかった。
ホムラとの口付けは気持ちが良く、もっとしたいという欲望に駆られてしまうからだ。
そして、ホムラもまた同じなのだろう。
彼女の瞳にはハートマークが見えそうな程蕩けており、先程の戦闘での凛々しい姿とは似ても似つかない状態だ。
「……ぷぁ」
やがて、どちらからか分からないタイミングで唇を離す。すると、そこには銀色の橋が出来上がっていた。
それが何とも言えず艶めかしくて、思わず唾を飲み込む。
「ふふ、もうお腹一杯ですか? 私のキスは美味しかったですか?」
悪戯っぽく微笑む彼女はとても魅力的だった。
「……うん、凄く良かったよ」
だから素直に伝える。
正直、今のキスだけでもかなり満足しているのだ。
「嬉しいです。でも、まだ足りないでしょう?」
「……そうだね」
そう言うと、再びホムラの顔が近づいてくる。今度は触れるだけの優しいキス。
しかし、すぐにまた離れてしまう。
「えへへ、やっぱり恥ずかしいですね」
顔を真っ赤にして笑う彼女に愛おしさが溢れてくる。
今すぐ抱きしめたい衝動に駆られるが、今は我慢した。
代わりに彼女の頬に手を当てた。
「……ホムラ、続きをしよう」
「はい!」
返事と共にもう一度口づけを交わす。今度は先程よりも少しだけ長く、より濃厚なものになった。
「……んぅ、ふぁ……」
ホムラの方からも舌を伸ばしてきて、こちらのそれと絡み合ってくる。
時折漏れる吐息混じりの声が何とも言えない興奮を覚えさせた。
ホムラの腰へと手を回し、ゆっくりと下腹部を撫でていく。すると、彼女はビクリと体を震わせた。
そのまま手を這わせていき、やがて秘部に触れる。そこは既に濡れていて、下着越しにも関わらず指先に水気を感じた。
「あっ……」
声を上げる彼女を無視して、更に手を動かす。すると、クチュクチュとした音が聞こえてきた。
そこで一度口を離すと、透明な糸が伸びていった。
「……キスだけでこんなになってるんだね」
「えぇ、ここまで頑張ったあなたの姿を見たから」
上目遣いで見つめながらそんなことを言われてしまい、ゾワリとしたものが背筋を走る。
同時に、そのまま俺の腰の上にホムラはゆっくりと乗る。
濡れた女性器が、俺の肉棒にピタリとくっついた。
「うわ……」
そのあまりの気持ち良さに、情けない声を上げてしまった。
それを聞いてクスッと笑った後、ホムラは自分の腰を動かし始めた。
最初はゆっくりだったが、次第に早くなっていく。そして、段々と快楽が高まっていった。
やがて、その膣内に俺の肉棒がゆっくりと入っていく。
「あ、入ってきましたよ……!」
嬉しそうな表情を浮かべると、彼女は一気に腰を落とした。
それにより、根元まで入った状態で止まった。
「くっ……」
思わず声が出てしまうほどの快感だった。まるで溶けているかのように熱い。
それが自分のものなのか、彼女のものなのか分からないほどだ。
「私も凄く気持ちいいですよ……。あなたの熱くて硬いものが私の中に入ってます」
「ああ、俺も同じだよ。君の中はとても温かくて柔らかいな」
そう言うと、ホムラの顔が赤く染まった。恥ずかしさを隠すように彼女は再び動き始める。
上下運動だけでなく前後にも動いていて、色々な角度から刺激が与えられた。
それは今まで感じたことの無いものだった。だが、とても心地よく、いつまでも味わっていたくなる。
それでも、この後、すぐに合流しなければならない。
だからこそ、もっと楽しみたいと思いつつも終わらせなければならない。
そして、ホムラの方はと言うと、限界を迎えようとしていた。
その表情からは普段の凛とした雰囲気は一切無くなっており、蕩けたような顔になっていた。
そんな彼女を見てると愛おしく思い、より一層激しくなる。
「もうそろそろ終わりにしましょうか?」
「そうだな……」
そう言って、二人は動きを止めて呼吸を整える。
それは、その行為の終わりを示すものである。
子宮口に注ぎ込まれた亀頭は引き抜かれていき、ゆっくりと抜かれていくが、その際にカリ首に膣壁を引っ掻かれることでホムラには快感となって返ってくる。
それを感じながら引き抜くと同時に精液も一緒に溢れてくる。
その量は凄まじく、ドロリとしたものが床に溜まるほどだ。
それが全て自分の中に注がれていたと思うと嬉しくなり、つい笑みを浮かべてしまう。