※注意。
こちらは私の勝手な妄想を形にしたものです。個人の主観が多分に含まれていますので、「この人はこんなことを言わない!」や「口調がおかしい」など感じる方が居られるかもしれません。
ですので、そうした方はブラウザバックを推奨します。
では、本編をどうぞ。
「頼む! 俺に協力してくれ!!」
そう言って、目の前で綺麗な土下座をされる。
思わず俺は同僚の東山の行動に唖然とし、何を言ったらいいのか迷った。
「えーっと……一先ず、話を聞かせてくれ?」
「分かった! 実はな――」
立ち上がってから、東山が事情を話し始めた。
どうやら今夜、大規模な合コンが開催されるらしい。ここの社員だけでなく他社との合同開催らしく、東山もその主催者の一人として関わっているそうだ。日時や会場などは決まり、メンツもそれなりの人数を集めることに成功したのだが、ここにきて参加者の一人から欠席が出たという連絡が入ったとか。
「だから、是非お前に参加してほしいんだ!」
「一人くらい、どうとでもなるだろう?」
「その欠席した一人ってのが厄介でな、そいつを売りに女性陣に声を掛けていたんだよ。ところが今日になって急な出張を告げられちまったらしくて、今更代わりを用意するのは難しいんだ……」
「ああ、そういうことか」
何とも、間の悪いことで。
確かにお目当ての男がいないと分かれば、欠席する女性が出てくる可能性もある。
「立実はイケメンじゃないけど、参加してくれれば女性陣からのバッシングも少ないと思うんだ」
「そうは言うが、俺は彼女がいるからなぁ」
「あくまで数合わせの広告塔! 他の主催者たちにもちゃんと伝えるから!」
「う~ん……」
さて、どうしたものか。
急な頼み事だから断っても構わないんだが、ここで恩を売っておくのも悪くはない。些細なことだが、社会ではこうした貸しというのは後で役に立つことも多い。
「分かった。参加してもいいぞ」
「本当か!? 助かるよ!」
「ただし条件がある」
「なんだ? 出来る限りのことならやるぜ!」
「いや、大したことじゃないんだけどな」
俺は彼女にメッセージを送った。
内容としては『同僚を助けるために、合コンに参加することになりました』といった感じだった。更には嘘ではないことを証明する為に電話をかけ、東山に事情を説明させることにした。
「もしもし、とこさん? 今電話大丈夫?」
『大丈夫やで。それより、さっきのメッセージはどないしたん?』
「数合わせで参加することになった。それで、本人から説明させるから聞いて欲しいんだ」
『分かった』
そこで東山にスマホを渡し、事情を説明させる。
東山は低姿勢になりながら彼女の理解を得ようと必死になり、最後にはぺこぺこと頭を下げていた。五分ほどして東山がスマホを返してきたので、通話状態なのを確認して耳に当てる。
「という訳で参加するけど、別にやましいことはないから」
『ぇん、分かったわ。浮気したら許さへんからね』
「もちろんだよ」
通話を終えると、スマホの電池残量が心許ない。
夜には電池が切れてしまうかもしれないが、別に問題はないだろうと判断すると、東山が考え込むように腕を組んでいた
「どうした?」
「いやぁ、お前の彼女と初めて話したけど……何か、聞き覚えのあるような声だった気がして」
「気のせいじゃないか?」
誤魔化すように笑みを浮かべると、首を傾げながらも東山はそれ以上追求しなかった。
仮にも恋人がV-idolなのだから、迂闊に電話させたのは不味かったな。
今度から気を付けないと。
◆
そうして夜、都内某所のホテルの大ホール。
流石は複数の会社合同のコンパだけあって会場にはかなりの数の男女が集まっており、既にあちらこちらで盛り上がっている様子だ。俺はといえば壁際を陣取りつつ、会場内を見渡して参加している人たちの顔ぶれを確認していた。
(あれはA社の営業部の人だったか……あっちは、C社の人かな?)
成る程、確かに色んな人が集まっているな。
おそらく四百人は超えているとは思うけど、これなら俺が参加する必要はなかったんじゃないか? まぁ、俺は相手を探す必要はないから適当にお酒や料理を楽しめばいいかと判断し、アルコールの入ったグラスを手に提供されている料理に舌鼓していく。
(おっ、あそこの料理美味しそう)
次はローストビーフに狙いを定め、そちらに足を向ける。
直後、トンっと俺と同じようにテーブルに向かっていた誰かと軽くぶつかってしまった。
「っと、すみません」
「いえ、こちらこそすみません」
そこに居たのは、見事なまでに真っ赤なドレスを身に纏った女性だった。
他の参加者たちは同じ仕事上がりなのかスーツなり、爽やかなワンピース姿の女性が多い中、その女性はまるでステージに立つアイドルのような気合の入った出で立ちに少し驚きを覚える。ただ本人は合コンに参加している割に、男性陣と話すこともなく料理を楽しんでいる様子だった。
「……もしかして、カトリーナさん?」
「ふぇ?」
声を掛けられて振り返り、彼女は驚いた表情を見せる。
改めて見て、とこさんの友人のアンジュ・カトリーナさんで間違いなかった。
「えっ? あ、あれ……すみません、何処かでお会いしましたっけ?」
カトリーナさんは俺が誰か分からない様子。
まぁ、直接会ったのは一度きりだし、俺の容姿は特別記憶に残るようなものではないから無理もない。
「お久しぶりです。とこさんと付き合っている立実です」
「……あっ、あーっ! 戌亥の彼氏さん!?」
どうやら思い出してくれたようだ。
「どうしたんですか、こんなところで」
「同僚が困っていたんで参加したんです。カトリーナさんはどうして?」
「あーっ……実は、その……彼氏が欲しくて」
彼女の言葉に、俺は思わず首を傾げた。
俺の記憶違いでなければ、確かカトリーナさんはリゼさんと交際していた筈では?
「その、不躾で申し訳ありませんが……リゼさんと別れたんですか?」
「えっ! ち、違います! リゼとは交際しています」
「なら……」
「お恥ずかしながら、男性と付き合った経験がなくて……」
何となく、彼女の事情が察せられた。
ただ、それが目的ならどうして輪から外れて食事を優先しているのだろうか。
しかし、あまりお節介を焼くのも良くないだろうし、深く突っ込むのは止めておくことにした。
「ここの料理、美味しいですね!」
「あー、このホテルのレストランから提供されているみたいですよ」
「へ~、そうなんですね!」
俺たちは軽食を取りつつ、互いの近況を話した。
近況といっても、その殆どが仕事や人間関係に関する愚痴だったのは仕方ない。
そんな風に談笑している内に時間は過ぎていき、やがて合コンの終了する時間となっていた。
「あー、もう終わりか」
「……」
「すみません。カトリーナさんを独占したせいで、他の男性と話す機会を奪ってしまいました」
「………」
「カトリーナさん?」
「……ふぇ?」
声を掛けると、カトリーナさんが顔を上げた。
その顔はほんのりと赤らんでおり、瞳も焦点が合ってないのかぼんやりとしているのが分かる。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫、れす……」
いや、明らかに酔っぱらっている。
まあ、この会場に居るってことは未成年って訳でもなし、流石に前後不覚になるまで飲みはしないだろう。しかし、このまま放っておいて帰宅する途中で何かあっても俺が困るし、せめて彼女が安全に休める場所まで連れて行った方がいいだろう。
「カトリーナさん、動けますか?」
「だいじょうぶ、大丈夫ですよ……っと」
少しふらついているが、何とか自分で歩ける様子。
俺は東山に一言告げてから、カトリーナさんを連れてエレベーターに乗って一階に降りる。
「ご、ご迷惑を……すみません」
「いえいえ、気にしないでください。カトリーナさんに何かあったら、俺がとこさんたちに責められるので」
肩を貸しながら、ゆっくりとした足取りで進む。
カクテルぐらいしか飲んでいなかったと思うが、それほど酔っぱらってはいないようだ。
「それで、カトリーナさんのお家は何処ですか?」
「家? 家、いえ……いえーいっ!」
高らかに拳を振り上げている。
あかん、冷静に見えて出来上がっているは、この人。
「カトリーナさん、最寄り駅は何処ですか?」
「えーっ! まだ帰りたくなーい!」
「いやいや、もう十分楽しんだでしょう。帰りますよ」
「いーやーだー!」
まるで駄々っ子のようにイヤイヤと首を振る。
本当に面倒な酔い方をしているけど、どうしたものかと暴れる女性の相手をしつつ考える。
一先ずとこさんに電話しようかとスマホを取り出すが電池が切れているのか、画面は真っ暗なままだった。
「カトリーナさん、スマホを貸してもらえませんか?」
「んー……スマホ? あー……置いてきちゃった」
あははっ、とあっけらかんと笑う。
マジでどうしようかと考えていると、立ち止まっていたのが悪かったのかカトリーナさんが寄り掛かってくる。
「あれ、カトリーナさん? おーいっ」
「……zz」
寝息を立てている。
最悪だ、ここで眠られてしまっては運べないぞ。だからといってタクシーで俺の家に帰るのも気が引けるし、と頭を悩ませていると後ろから肩を叩かれた。
振り返ると、そこには東山が立っていた。
「どうした?」
「いやぁ、困っているであろう同僚にプレゼントをしてやろうと」
ほいっ、といって差し出してきたのはカードキー。
受け取って見れば、どうやらこのホテルの部屋の鍵らしい。
「念のために休憩室用の部屋を借り置ていたんだ。もう支払いも済んでるから、そちらのお嬢さんを部屋に送り届けてやれ」
「用意周到で助かるよ」
「それと、これは俺からお節介だ」
そう言って差し出したのは二本のペットボトルだった。
見ればよくあるスポーツ飲料水だが、マイナーな奴なのか知らないラベルが貼られていた。
「そっちの女性も、お酒を飲んだんだろう? なら水分補給は必須だからな」
「それも、そうか……けど、これ何処の奴だ?」
「あー……新商品みたいでな、俺もたまたま見かけたんだ」
へぇ、と思いながら荷物と一緒にする。
東山はそれから後片付けがあるから、と言ってそそくさと会場の方へと戻っていった。なんか後ろめたさから逃げたようにも感じられるが、人の好意をあまり疑うのは良くないな。
そう判断し、俺は眠ぼけているカトリーナさんの身体を支えながら、エレベーターへと向かう。そのまま乗り込み、上の宿泊エリアに上がり、廊下を進んで目的の部屋に向かう。カトリーナさんを落とさないように気を付けつつ、カードキーを使って扉を開けて中に入る。
「よ、っと……」
とりあえず、カトリーナさんをベッドの上に寝かせる。
横になる彼女の顔色を窺えば、ほんのり赤らんでいる程度で酷い酔い方ではないようだ。
「おーい、カトリーナさん。起きれますかー?」
「ん。んぅ……」
反応を返してくれるが、起きれそうにない。
俺は無理に起こす必要はないかと諦めて、東山から貰った飲料水を手に取り、封を切って口に含んでみる。すると、口の中に広がったのは幾度となく飲んできた飲料水とは全く違う味で、俺は思わず眉を潜める。
「まっず」
これは売り物としては失敗だろう。
軽くしか飲まなかったが、残りを飲み干す気にはなれず蓋を閉めなおしてテーブルに置く。
東山には今度会った時に感想を伝えよう、と思いながら俺は手近にあった部屋に備え付けの椅子に腰かけた。
「ふぅ……」
少し、疲れた。
本当なら直ぐにでもカードキーを置いて帰るべきだが、少しだけ休ませてもらおう。
椅子に座ったまま、俺は軽く目を瞑った。
◆
(………?)
ふと、妙な感覚に意識が覚醒する。
股間の辺りが妙に温かく感じられ、薄っすらと瞼を開けて様子を窺う。すると、誰かが俺の股間部分に触っていることがわかった。この部屋には俺とカトリーナさんしかいなかったのだから、つまりそんなことをするのは一人しかいないことになる。
(カトリーナさんが、まさか?)
そう思いつつ、先ほどより薄目を開く。
先ほどより見えるようになった視界では、カトリーナさんが椅子に座る俺の前に膝をつき、今まさにズボンのジッパーを今まさに下ろしている最中だった。止めさせなければ、と思う反面、どうするつもりなのだろうかという好奇心が沸く。やがてチャックが下ろされれば、半立ち状態の俺のペニスが顔を出す。
「ひっ――」
カトリーナさんが小さく悲鳴を漏らす。
どうやら怯えたようだが、彼女は恐る恐るといった様子でペニスに触ってきた。思ったよりも小さな手がペニスに触れ、ゆっくりと上下に動かしだした。たどたどしい動きではあったが、それでも刺激を与えてくる。次第に大きく勃起していき、亀頭からは透明な先走り汁が溢れ始めた。
「す、凄い……これが、本物の」
カトリーナさんは汁を指先で掬うと、興味津々に眺め始める。
そして、おもむろに自分の口に運び……ゲェッと舌を出して不味いっと顔をしかめた。これで止めるかと思ったが、カトリーナさんは今度は両手でペニスを握ると激しく上下に動かし始めた。グチュグチャッと卑猥な音がホテルの一室に響き渡り、俺は寝たふりを続けながら必死に耐えていた。
「こ、これぐらいでいいかな……」
不意に、カトリーナさんが手を止めた。
後数回で限界を迎えそうだった俺は、乗り切ったことに安堵しつつ先ほどより目を開けた。
俺が目を覚ましていることに気付いていないのか、カトリーナさんは立ち上がるとおもむろにドレスのスカートの中に手を入れた。やがて若干もたつきながらもショーツを足首まで降ろし、何やら脱いだ自分の下着をマジマジと見詰めてから脇に置いた。
「よいしょ、っと……」
そうしてカトリーナさんは椅子に座る俺の上に覆い被さってきた。
片手で姿勢を安定させるように手すりを掴み、もう片方の手でペニスを掴むとスカートの中に隠してしまう。おそらくは自らの秘所へと宛がったことが、亀頭に何か柔らかな感触が伝わってきたことで察せられた。
「んっと……あ、あれ? この辺りかな」
位置を確かめているのか、しばらく腰の位置を調整していた。だが、上手く挿入出来ないようで何度か前後に擦り付けていたが、やがて位置が定まったのか、カトリーナさんはゆっくりと腰を下ろし始めた。
「うっ、あ……大きいぃ」
カトリーナさんの膣は、ぴったりと閉じられていた。
固く閉ざされた処女の聖域は異物の侵入を拒むように狭く、カトリーナさんも何とか挿入れようと試みる。カリ首までが入り込んだところで、彼女は一旦動きを止めた。
「はぁ、ひぃ……も、もう少し」
何度か深呼吸をし、さらに腰を下ろす。
だが、やはり俺のペニスのサイズは彼女にはかなりきついらしく、ある程度進んだところで止まってしまった。根元まで後少しといったところで、それ以上は自力では無理なのか肩で大きく息をしながら苦しげにしていた。それでも頑張って腰を下ろそうとするが、ただ単に腰を前後に揺らす程度に収まっていた。
(じれったいな……)
彼女なりに、努力はしているのだろう。
しかし勢いが足らないために、いつまで経っても奥には進まない。
据え膳食わぬは男の恥というように、俺も寝たふりを止めてカトリーナさんの腰を掴むと、一気に引き下ろした。
「ふぇ―――おごっ!」
容易く最奥まで突き刺さり、亀頭が子宮口を押し上げる。
突然の衝撃にカトリーナさんは大きく身体をのけぞらせ、身体を小刻みに痙攣させていた。
「た、立実さん! お、起きて、いたんですか!?」
「少し前からね……それにしても、カトリーナさんも大胆ですね。男の寝込みを襲うなんて」
「ちがっ! こ、これは、その……目が覚めたら立実さんが寝てて、テーブルの上にあった飲み物を頂いて……それから立実さんの様子を見たら、ズボンが膨らんでいて苦しそうだったから、それに……立実さんのはとっても大きいって聞いてたから」
しどろもどろになりながら言い訳をする。
何とかこの場を乗り切ろうと思いついたことを口にしているようだが、人の寝込みを襲ってセックスしようとしている時点で説得力は皆無でしかない。それに気付きながら、俺は笑みを浮かべながらカトリーナさんに言った。
「なら、手伝ってくれますよね?」
「な、何をですか?」
「ナニを、ですよ」
そう言いながら、腰を動かして下から小突く。
カトリーナさんの膣はやはり思ったより濡れていなかったが、それでも動かせない程ではなかったので俺は彼女の反応を見ながらピストンを始めた。
「うぐっ、あっ……う、動かないで」
「カトリーナさんには拒否権はないんだよ。ほら」
腰を動かしながら、カトリーナさんの胸元に手を伸ばす。
そのままドレスの上から無造作に掴み、ぎゅっと潰すように力を込める。カトリーナさんはやはり見た目通り、いや想像以上に胸の起伏がなかった。スレンダーとは思っていたが、これはまな板といっても過言ではないサイズで、揉むというよりは握るという方が正しかった。手に感じる重さで言えばミカンぐらいだろうか。
「や、やめてくだ、さい……そんな強くしたら、痛いです」
「そういう割に、身体は正直だよ」
手の平の内で、確かに固くなる乳首の感触があった。
それを自覚させるように、ギュッと摘まんであげればカトリーナさんが甲高い声を上げる。
「ひぅっ!」
「ほら、こんなに乳首は固くなってるよ」
「そ、それは……」
カトリーナさんは恥ずかしそうに俯く。
それがじれったく、俺はカトリーナさんを抱きかかえて立ち上がると、そのまま激しく上下に動かした。くれぐれも落とさないように駅弁スタイルのまま、筋力に物を言わせて何度も腰を打ち付ける。
「ふんっ、ふんっ!」
「ひぐっ! おごっ、おぐうぉぉぉっ♡」
一発一発、叩き込む度にカトリーナさんのお腹がボコッと膨れ上がる。
正しく棒で貫かれた彼女は衝撃に苦しむが、それに反して結合部からは愛液が溢れ流れ出す。先ほどまで乾いていて気付かなかったが、カトリーナさんも名器の持ち主だったらしい。ペニスの根元が締め付けられる感覚は、動かすたびに大きな快楽となって俺にも伝わってくる。
「おおっ! いい締まりだな」
「あぐっ、あひっ! し、知らにゃい! こんなの、初めてだからぁ」
「初めての男になれて嬉しいよ」
「おほっ、んほぉっ! ああぁっ♡ だめっ、だあっ! あっ、あ゛ん゛っ♡」
膣内をかき回され、子宮口を叩かれる快感に溺れる。
下品な喘ぎ声をBGMにして、俺もラストスパートをかけるべく駅弁スタイルからベッドの上に押し倒した。そのまま種付けプレスへと移行し、絶頂へと向かうべく激しく叩き付ける。もはや理性など頭から消え去り、本能の赴くままに目の前の女体を貪る。
「いぐっ、いぐぅっ……!」
「アへ顔晒してイケッ!」
「ん゛お゛お゛ぉ゛~~っ♡」
獣のような喘ぎ声をあげ、カトリーナさんは盛大に達した。
それと同時に膣壁が激しく収縮を繰り返し、俺のペニスをこれでもかというくらいに搾り取ろうとしてくる。あまりの気持ち良さに、ペニスを膣内から出す間もなく俺も射精してしまう。途中で引き抜けたが、勢いよく発射される白濁液がカトリーナさんの顔を汚していく。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「ハー、ハー……」
カトリーナさんは脱力し、どこかぼんやりと天井を見詰めていた。
そんな荒く息をするカトリーナさんを見下ろしながら、俺は男性特有の賢者タイムに突入した。
(……やばい、殺される)
つい勢いに任せてしまったことを後悔する。
俺から手を出した訳ではないが、セックスしている――しかも膣内射精のオマケ付きだ。
これは弁解のしようがなく、とこさんに殴り飛ばされる未来が見える。
「あ、あの……」
そうして暫く考え込んでいると、カトリーナさんから声が掛けられた。
彼女も落ち着いたようで、まだ頬は紅潮していたが瞳は理性を取り戻しているようだった。
「カトリーナさん……すみませんでした!」
俺は膝をつき、両手をついて深々と頭を下げた。
とこさんのことも問題だが、今は目の前に居る女性への誠意ある対応を求められている。
「や、やめてください! 元はと言えば、ウチがちょっかいを掛けたんですから」
「だとしても、許可なく中出ししていい訳ではありません」
「ま、まぁ……幸いなことに、今日は安全日なので妊娠するリスクは低いと思いますし」
それでも許される道理はない。
安全日でも絶対に妊娠しない訳ではないのだから、外に出さなかったのは俺のミスだ。これで万が一にも子供が出来てしまえば、俺は男として責任を取らざるを得ないだろう。そうなれば恋人のとこさんは哀しみ、カトリーナさんは友人から恋人を奪ってしまったという罪悪感に苛まれることになるだろう。
そうなってしまえば、誰も幸せにならない未来が待っている。
「無罪放免は俺自身が赦せない。俺の命はやれないけど、出来る限りの贖罪はする」
「…………」
長い沈黙が続く。
やがてカトリーナさんは小さく息を吐き、何処か恥ずかしそうにしつつ口を開く。
「じゃ、じゃあ……また、今度抱いてください」
「ーーーえ?」
「待ってください。事情を聞いてください。ウチ、寝取られが好きなんです!」
「…………」
思わぬカミングアウトに、今度は俺が黙り込んだ。
すると俺が引いていると思ったのか、酷く慌てながらも詳細を利かせてきた。
曰く、パートナーを寝取られるのではなく、自分が恋人から寝取られるのが好きだという。
「もちろん! あくまで、プレイの一環としてですよ! 別に戌亥から立実さんを奪いたいとは思ってないし、ウチ自身リゼと別れる気もこれっぽっちもないから。ただ、こう………性的な目で見られたいんです!」
この子、大丈夫かな?
カトリーナさんの今後が心配になったが、一先ずは置いておこう。
「……それで、カトリーナさんが納得してくれるならセフレになります」
「それでお願いします」
「では、早速で申し訳ありませんが、自分の問題に協力してください」
「何ですか?」
「とこさんを説得する術を一緒に考えてください」
「……はい?」
首を傾げるカトリーナさんに、俺たちの置かれた状況を説明した。
話を聞くうちに、どんどんカトリーナさんの顔色が青ざめて行った。
「しぬんだぁ…」
「まだ確定してないので絶望しないでください」
「相手は地獄の番犬ケルベロスですよ!? あかん、食い殺されるんだ」
ケルベロスとは、どういうことだろうか?
確かに彼女は獣人だから、ベースとなる個体が存在しているが、犬ではなかったのか?
「流石に殺されはしないと、信じましょう」
兎に角、俺たち二人は生き延びるための説得方法を只管に考え続けた。しかし、一晩中頭を悩ませても妙案が浮かぶことはなく、二人してとこさんに土下座して許しを請うことにした。解決策ではなかったが、下手な弁明をせずに誠心誠意謝ろうということになった。
結果からして、俺たちは殺されずに済んだ。
無論、無傷とは言えず、俺たちはとこさんの必殺デコピンを浴びた。デコピンと聞いて大したことないと考えるかもしれないが、たかがデコピンと侮ることなかれ。その威力は計り知れず、外傷は殆どないのに半端ない衝撃が脳を貫いたのだ。数日は、まるで吐き気を催すほどの片頭痛でも患った気分だった。
更に俺には追加で罰が与えられた。
『他所の女に手を出さんよう来週、丸一日使って絞ったるから覚悟しとき』
ははっ……俺、来週枯れるかも。
因みに、飲料水と嘘を吐いて興奮剤を入れて同僚を罠にはめようと画策した下手人には、カトリーナさんお手製の『タタナクナール』を飲ませてやった。効果は一週間ほど続くと聞いて泣いていたが、自業自得なのでフォローしてやらない。
今回の内容は如何だったでしょうか?
これでようやくKシリーズでの関係を持つ女性全員が出せました。何でアンジュよりフレンの方が先だったのかと問われれば、単純に至る理由がなかったからです。
実は「アンジュが立実に彼氏役をお願いする」という話で書き始めようか考えていたのですが、行為に至るまでの経緯がこちらの方が自然といけたのでこちらを採用しました。
最後に今回は私の作品を読んでいただきありがとうございます。
もし縁があったのなら、また私の作品を読んでいただけたら幸いです。
では、クリック? クラック!
とれが良い?
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他