以前、アンケートで聞いた「シチュエーションの募集」を活動報告の方で実施したいと思いますので、返信コメントにて応募して頂けると嬉しいです。条件等もそちらに記載いたします。
※注意。
こちらは私の勝手な妄想を形にしたものです。個人の主観が多分に含まれていますので、「この人はこんなことを言わない!」や「口調がおかしい」など感じる方が居られるかもしれません。
ですので、そうした方はブラウザバックを推奨します。
では、本編をどうぞ。
「あー……やらかした」
ベッドに寝転がりながら、ぼんやりと天井を見上げる。
七月も後半に入って気温もかなり、平均気温が30度を超えるようになってきた今日この頃。俺は夏風邪を引いてしまったらしく、熱を出してダウンしていた。原因は気温が高いからと油断して、風呂上りにろくに身体も拭かずに夜風に当たっていたのが悪かったらしい。どうせ翌日は休みがから市販の風邪薬でも飲んで一日ゆっくりと休めば直ぐに治るだろうと思っていたのだが、俺の予想に反して中々体調は良くならず何日も寝込む羽目になった。
会社に連絡すれば、ありがたいことに風邪が治るまで出勤するなとの命令を頂いた。社会人として情けないことこの上ないが、お陰でこうして数日の間ずっと自室で寝て過ごすことが出来ている。しかし、家の中に残っている食料品で食い繋いできたが、そろそろ買い出しにでないといけない。そう思うのに、とてもじゃないが出れる状態ではない。
そんなことを考えていると、ピンポーンと家の呼び鈴が鳴る音が聞こえた。
(気怠い……)
宅配か、あるいは勧誘だろうか。
申し訳ないが、相手をする気にもなれず、そのまま眠りにつく。
◆
(……む、ん?)
何かが、顔に触れている感覚がある。
それは人の手ではなく、もっと小さな―――犬や猫のような小動物系の肉球といった感じだ。俺の家にはそういった動物は飼っていないから、これは夢に違いない。それにしてもリアルな感触だと、そんなことを思いながらうっすら目を開くと、目の前には見知らぬ動物の顔があった。
犬に詳しい訳じゃないが、見たことのない犬種な気がする。
短い毛は白と黒の二色で構成されていて、瞳の色は青く澄んでいる。
サイズは小型犬よ言うより子猫だ。
「……?」
犬のような生き物が、俺の頬を踏んづけていたようだ。
内心首を傾げていると更にもう一匹、似たような見た目の犬が同じように覗き込んできた。
「いや……君ら誰?」
そう呟くと、子犬たちが離れた。
俺が何とか上体を起こすと、子犬たちはベッドから降りてリビングの方へと駆けていく。もしかして窓が開いていて、何処かご近所さんの子がベランダから入って来たのかもしれない。そう思い、重たい身体に鞭打ってベッドから降りる。彼らの後を追ってリビングに入れば、台所に向かうのが見えた。
「目、覚めたんか?」
そこで、声がかけられる。
ぼんやりとしながら顔を上げれば、台所からこちらを見詰める女性の姿があった。
「とこ、さん……?」
恋人の戌亥とこさんが、そこにはいた。
今日の服装はいつもの落ち着いた色合いの和風メイド服でもなければ、夏用の半そでとスカートでもなかった。まるで中世のヨーロッパに出てくるような、随分とクラシカルなメイド服に身を包んでいた。後に知ったことだが、あれはヴィクトリアンメイドと呼ばれる地味で落ち着いた正統な仕事着らしい。
彼女には自分が風邪を引いたことは伝えてあったが、移ったら申し訳ないから暫く来ないでくれと頼んでいた筈なのに。彼女は当たり前のように、俺の家の台所に立っている。どういう状況なのか理解できず混乱していると、彼女が歩み寄ってきて額に手を当ててきた。
水仕事をしていたからか、冷たい手が今は心地よかった。
「んー、んー、まだ熱がある感じやね。もう少し横になっとった方がいいかな?」」
そのまま出てきたばかりのベッドに逆戻りさせられる。
ベッドに横になると、とこさんはタオルケットを肩までかけてくれた。
「食欲はある? おかゆを作ってあるさかい」
「いただきます」
「は~い」
そうして少し待っていると、一人用土鍋を手に戻ってきた。
土鍋を受け取って蓋を開けてみれば、立ち上る湯気と一緒に卵粥の美味しそうな匂いが鼻腔を刺激する。暫くろくに食べていなかったこともあってか、急激な空腹感を覚える。早速食べようとするが、肝心の粥を掬う道具が見当たらなかった。忘れてきたのかととこさんを見れば、彼女の手にはレンゲが握られていた。
そしてベッドの縁に腰掛けると、そのレンゲでお粥を掬う。
「とこさん?」
「食べさせたるから、口あけぇ」
「え……いや……」
口元に差し出されるレンゲ。
気恥ずかしくはあったが、空腹には勝てず大人しく口を開ける。
「はい、あーん」
「……んぐ」
レンゲに乗った粥を口に含む。
絶妙に火傷しない温度と程よい塩加減のおかげで、すんなりと食べることが出来た。
こうして誰かに看病してもらうのは一体何年ぶりだろうか、そんなことを考えながら何度も口を動かしていく。空腹だったのもあり、あっという間に器の中にあったお粥は無くなってしまった。
「ごちそうさまでした」
「お粗末様。次は背中拭くさかい、服を脱いで待っていて」
そう言ってとこさんは立ち上がり、再び台所へと向かう。
言われた通りに上着を脱いで上半身裸になってベッド上で待っていると、程なくしてお湯とタオルの入った洗面器を持ってとこさんが戻ってきた。そのまま俺の背中に回ると、慣れた手つきで汗ばんだ俺の身体を丁寧に拭き取っていく。
背中や首筋を拭き終えると、今度は前側を後ろから手を回して拭いていく。そうなると自然と背後から抱きしめられる形となり、とこさんの体温と柔らかさが伝わってくる。本人はきっと一生懸命なんだろうけど、耳元に甘く艶やかな吐息がかかってくすぐったかった。
(やっべ……勃起してきた)
俺の性欲は以前に比べて、確実に強くなった自覚がある。
そんな状態の俺が、彼女が動く度に背中で押しつぶされている大きな胸の感触に反応するなというのが無理な話だ。どうにも興奮を掻き立てられ、チラッと下半身を見れば股間の部分がテントを張っているのが分かる。しかし下手に動けばとこさんに気付かれてしまう。
どうすれば、と考えていると。
「はい、終わり」
そう言って、とこさんが離れる。
どうやら気付かれずに、切り抜けられたようだ。助かったと思い込み、俺の緊張が緩んだ一瞬のスキを突かれた。
「次はこっちや」
「うぉっ」
ズボッと、とこさんの手が俺のズボンの中に突っ込まれた。
そのまま下着越しにペニスを掴まれ、思わず声が漏れ出てしまった。
「ちょ!?」
「ほら、じっとしとき。こっちも溜まっとるんやから、出してスッキリしちゃいましょうね」
布一枚を挟んで、彼女の柔らかく温かな手が上下に動く。
まだ半立ちだった俺のペニスはあっという間に固くなり、とこさんは器用に下着の窓からペニスだけを引っ張り出した。ズボンの前側もずり下されれば、完全勃起したペニスが空気にさらされる。とこさんの手が完全に露出されたペニスを優しく握り、ゆっくりと動かし始める。既に先走り汁で濡れていたこともあり、グチュッグチャっと淫靡な音が鳴り始めた。
「うっ、くぅ……」
「ほれ、我慢せんと出しぃ」
段々と、動かす手が激しさを増す。
普段だったらまだもう少し我慢できるところだが、熱で頭がぼんやりとするからか、俺はあっさりと射精してしまった。
「ぐっ……!」
「ん、出たね」
ビュルルルッと勢いよく出る精液を、とこさんは片手を皿にして受け止めてくれる。
射精が終わるのを確認すると、それを自分の口元に持って行き、勢いよく口の中に流し込んだ。ゴクリッと喉を鳴らして飲み込み、更には指についた分も全て舐めとる。その仕草があまりにも扇情的で、俺のペニスはすぐに固さを取り戻し始めていた。
「アハァー! 元気やねぇ。なら今度はこっちで抜いたる」
とこさんは後ろから前に回り込むと、俺の前に仁王立ちする。
そしてスカートを掴むと、するするとこちらに見せつけるようにゆっくりと捲り上げていく。足首から始まって太腿、膝、ふくらはぎと徐々に露わになってくる。それにつれて見えてくるのは、白いストッキングに包まれた魅惑な脚線美。それを繋ぐガーターベルトと、眩しいほどに純白のショーツが目の前に晒け出された。
しかし、今や内から溢れ出る愛液によりショーツは濡れ、奥が透けて見えてしまっている。
「ゴクッ……」
思わず生唾を呑み込む。
とこさんはスカートを捲ったまま、片方の手でショーツをずらすと、俺の身体の上に跨ってきた。そのまま位置を合わせると、ゆっくりと腰を下ろしてペニスを呑み込んでいってしまう。スカートの中で見えないが、ペニスがとこさんの柔らかな膣肉に包まれているのが感覚的に分かる。
「相変わらずごっつおっきいで」
「とこさんの、中も……すっごく熱くて、気持ちいです」
「そら、良かった。今日はわたしが動いてあげるから」
とこさんは俺をベッドの上に押し倒した。
騎乗位の体勢になると、とこさんが自ら腰を動かし始めた。
最初は俺に負担を掛けないようにかゆっくりとした動きだったが、次第に早くなっていく。
「あっ、ん、んぁ、ああん♡」
結合部は決して見えないが、パンッ、パチュンッと肌と肌が激しくぶつかり合う音が響く。
視界には恍惚な表情を浮かべながら腰を動かし続けるとこさんの姿があり、彼女の献身によりもたらされる快楽を享受する。そうしながら視線を少し下へとずらせば、厚い生地の下で大きな乳房が上下に揺れているのが分かった。気付けば俺は自然と手を伸ばし、服の上から胸を揉みしだいていた。
「んっ、そんなに……おっぱい、好きなん?」
「男はみんな、おっぱいが大好きですから」
「もう、あっ、しゃーないなぁ」
そう言うと、とこさんは自分でブラウスのボタンを外していく。
ぷち、ぷちっと一つずつ丁寧に外し、胸元を開けさせればショーツと同じ色のブラジャーが露わになる。そしてブラジャーを上にたくし上げれば、ブルンッと大きく張りのある双丘が躍り出る。そのま俺の両の手を掴んで誘導させると、自らの胸を直に触らせた。そのまま両手で掴むようにしてやると、柔らかく温かい感触が伝わってきた。ふにゅん、もにゅん、とこねるように動かしたり円を描くように撫で回したり、彼女の巨乳を楽しむ。
「んんっ、あっ、はぁん! セツナはん!」
「とこさん、とこさん!」
俺たちは名前を呼び合いながら行為を続ける。
とこさんの動きも更に激しさを増していき、俺も負けじと彼女の乳首をつねり上げる。
「セツナはん……ん、わたし、もうっ!」
「ええっ! 一緒に」
「いく、いく……イクゥゥゥウウウッ!!」
とこさんが先に絶頂を迎え、膣壁が強く締まり脈動する。
その刺激に耐え切れなかった俺もまた射精し、ドクドクッと大量の精液で膣内を満たしていく。
互いに動かず、しばらくの間の余韻を味わった。
◆
「はい、これでお終い」
「ありがとうございます」
色々な液体で濡れた寝間着を脱がされ、新しいものに着替える。
先程まで火照っていた身体はすっかり治まったようで、気怠さは感じるものの熱っぽさは微塵もない。
「んー、熱もさっきよりは下がっとる。これなら明日にでも治りそうやね」
「はい、助かりました」
「わたしは片付けしとくから、ゆっくり休んでおいて」
そう言って、とこさんはベッドから立ち上がる。
その時、俺はどういう訳か無意識の内にとこさんの手を掴んで引き留めてしまった。
「ん、どないしたん?」
不思議そうな顔で振り返るとこさん。
俺自身もどうしてこんなことをしてしまったのかわからずに、咄嵯に言い繕おうとする。
「あっ、その……何でもないです」
「……仕方ない人やね」
とこさんは再びベッドの縁に腰掛ける。
それから台所の方に顔を向けると、誰かに向かって声を掛ける。
「バン、ケン! ちょっと手伝って!」
すると、先ほどの子犬たちが姿を現した。
どうやらこのバンとケン――どっちがどっちだ?――は、とこさんの飼い犬のようだ。
「これ、なおして置いて。後は向こうで遊んどき」
子犬たちは器用に後ろ脚で立ち上がると、二頭で仲良く寝間着を持って寝室を出て行く。
ただの犬とばかり思っていたが、どうやらあの二頭も普通の犬ではないようだ。
「あの子たちは、とこさんの?」
「せや。まぁ、詳しい話はまた今度したるから」
小さな子供をあやすように、とこさんが頭をなでてくる。
なんだか気恥ずかしくはあったが、抵抗する気にもなれず大人しく受け入れる。
「~♪」
子守唄のように優しい鼻歌が聞こえてきて、段々と眠気が襲ってくる。
まだ眠りたくないと抗う気持ちとは裏腹に、瞼は徐々に重くなっていく。
「お休みなさい、セツナはん。良い夢を……」
最後に聞いた言葉と共に、意識が途切れていった。
翌朝、目を覚ました時にはとこさんの姿は何処にもなく、風邪もすっかり完治していた。
今回の内容は如何だったでしょうか?
前回が一万字いったのに対し、今話は半分ほどと少し短めです。
とこちゃんの新衣装を見て、最初は夢落ちという形で中世系の世界観で書こうかと思いましたが、うまくまとまらなかったので風邪の看護ということで登場して頂きました。
え、ナース服? ……コスプレって、いいよね。
最後に今回は私の作品を読んでいただきありがとうございます。
もし縁があったのなら、また私の作品を読んでいただけたら幸いです。
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