イセリアの人々はコレット達を見送るために村の入り口に集まっており、少し離れた場所にロイドの姿もある。
コレットは村人ひとりひとりに別れの言葉を交わしていく。
ジーニアスはロイドの隣に立ちその様子を共に見つめているが、ロイドはどこか元気がない様子だった。
「大丈夫?ロイド」
「え?何がだよ?別に何ともないぜ」
「本当に?無理してない?何かあったら僕に相談してくれてもいいんだよ」
「心配性だなぁジーニアスは、ホントに何でも無いから気にしないでくれ」
「そっか、それなら良いんだけど…」
「ほら、そろそろ出発するみたいだぞ」
ロイドは昨日ナゴルに【コレットのために危険な事はせずこの街を守る】ように説得されたためか、心の底ではついていきたい気持ちをぐっと堪えているようであった。
コレットはそんなロイドの様子に気づいていたが何も言わずにいた。
「姉さん、コレット、あまり無理しないようにね。辛くなったらいつでも帰って来ていいんだから」
「ありがとう、ジーニアス達も元気でね」
「リフィル先生、ナゴルさん、コレットのことをどうかよろしくお願いします」
コレットの父が深く頭を下げている。
リフィルは力強くうなずき、村の入り口に向かおうとしたところロイドが慌てた様子で声をかけてきた。
「コレット……!」
「……?」
「その……気をつけてな…!」
「…うん!ありがとロイド、行ってくるね!」
(……くそっ、なんで俺は気の利いた言葉も出ないんだ……!)
笑顔を浮かべながら手を振るコレットに対して、ロイドは空元気を振り絞りながら手を振り返した。
イセリアから旅立って数日が経過し、一行は次の街へと向かっていた。
街道には魔物が生息しており、何度か戦闘になったのだが、ナゴルは圧倒的な力でそれらを蹴散らしていった。
二人はそんな彼の戦いぶりを見て、改めて傭兵としての腕前に感嘆していた。
「わぁ!すごいですナゴルさん!!」
「大したことねぇよ」
「ずばっずば〜っってやっつけてましたよね!?格好良かったですよ!」
「そうかいそうかい、嬉しいこと言ってくれるじゃねえか」
(無邪気な子だな……こんな子が神子の試練を受けるのか……)
そんな会話を続けるコレットとは対照的にリフィルは終始暗い表情をしていた。
というのも、彼女は連日ナゴルに犯されていたからである。
ナゴルの絶倫っぷりは凄まじく、何度も何度も求められ一晩中休む間もなく抱かれ続けた。
しかも彼は避妊を一切しなかったため、リフィルのお腹の中には大量の精液が注ぎ込まれていた。
今はまだ平静を装ってはいるが、内心は早く宿に行って休みたいと願っていた。
そんなリフィルの様子を察しているのかいないのか、ナゴルはコレットと談笑を続けている。
やがて前方に街が見えてくると、コレットはリフィルのほうを振り向き嬉しそうな声で叫んだ。
砂漠の街トリエット
この辺りは乾燥地帯であり、水が非常に貴重であり街の中心部にオアシスが存在するここは、古くから交易の要所として栄えており、様々な国の文化が入り混じっている。
街の入口まで来るとイセリアとは大きく異なる砂でできた建物や、道行く人々の服装などを見てコレットは目を輝かせていた。
街に繰り出した三人は、出店で買い物をしながら情報を集めている。
すると、オアシスの前にテントのようなものが設置されていることに気づく。
コレットはそれに吸い寄せられるように近づくと、中にはターバンを巻いた女性が水晶玉を手にして座っているのが見える。女性はナゴル達が近づいてきたことに気付いたようで、立ち上がりゆっくりと口を開いた。
「占い師の館へようこそ。何を占って欲しいのですか?」
女性の問いに対し、コレットはう~んと考え込む仕草を見せながら答えようとする。
「それじゃあ、この旅がうまくいくかどうか、とか……」
その言葉を聞いた瞬間、ある情報を思い出しナゴルの顔つきが変わる。
(旅の目的……確か、世界の未来を救うこと、ディザイアンを封印しマナを解放する……だったな)
(……だがクラトスから得た情報だと、世界再生の旅の本来の目的はディザイアンの親玉の姉を復活させるために、神子を入れ物として準備するということらしい)
つまり目の前にいるコレットは嘘の試練を受けて、世界を救う事も出来ずただ利用されるだけの存在だということだ。
(俺は異常なまでに独占欲が強いんだ、こんないい女、わけのわからない計画に利用させるかよ)
自分勝手な考えをするナゴルは、まだみぬディザイアンのボスに怒りをはせた。
そんなことを考えている彼の存在には気付かず二人は会話を続けていた。
「それではお嬢さんの未来がどうなっているのか見てみましょう……」
女性は両手を広げると、水晶玉に手をかざしながら詠唱を始めた。
コレットはその様子を食い入るように眺め、真剣に聞き入っている。
数分の後、彼女は静かに語り始めた。
「…あなたの旅はとても厳しく長いものになるでしょう、ですが恐れることはありません。
なぜならあなたには、共に旅をしてくれる頼もしい仲間がいるからです。
しかし、心を強く持ちなさい。でないとあなたは全てを失うことになります。
そして旅を終えた未来できっと……大切な人と共に幸せに暮らすことが出来ることでしょう」
彼女はそう告げると、優しい眼差しでコレットを見つめ微笑んでいる。
コレットは彼女の話を聴き、笑ってはいるがどこか浮かない表情をしていた。
その後宿をとり、ナゴルは一人部屋で過ごしていると、ゆっくりと隣の部屋から外へ向かう小さな足音が聞こえた。
(こんな夜中にどうしたんだ?)
少し不思議に思いつつも、彼はそのまま外へついていくことにした。
しばらく歩くとオアシスの前にコレットが佇んでいた。ナゴルは後ろから近づき、そっと声を掛ける。
コレットは驚いた様子で振り向くが、彼の姿を確認すると安堵のため息をついた。
「どうしたんだ、そんなに浮かない顔して」
「ナゴルさん、いえ、何でもないです」
コレットは笑顔で誤魔化そうとすると、ナゴルはじっと見つめてくる。
「占い師の言っていた事を考えていたのか?」
核心を突かれたのかコレットはびくりと体を震わせる。彼女はうつむきながらも小さくはいと答えた。
ナゴルはコレットの隣に座ると同じように空に浮かぶ月を仰ぎ見た。
二人の間には静かな時間が流れている。
「…悩みがあんなら話してみな、誰かに話すだけでも楽になったりするもんだぜ?」
「…」
ナゴルの言葉を聞きコレットはしばらくの間黙っていたが、意を決したようにぽつりと話し出した。
「……とても大切な友達の顔があまり思い出せないんです、一緒に遊んで、冒険したり、ずっと隣にいたはずなのに。どうしてなんでしょう…」
占い師に言われた「大切な人と共に幸せに暮らすこと」と言われた時に思い浮かぶ顔はイセリアの人達とリフィルの顔だったが誰か大切な人が居たような気がするが誰なのかがどうしても出てこない、どこか上の空のように話す彼女は悲哀の表情を浮かべていた。
(………それに再生の旅が終われば私はーーー)
その横顔を見たナゴルは何とも言えない気持ちになっていた。
(明るい表情ばかり見てたけど、こういう顔もえらい可愛いなあ。早くこの顔を快楽に堕としてぇ……まあ、そんなことより今は慰めてやらねえとな……)
彼は優しく肩に手を置く。するとコレットはビクッと身体を揺らす。
驚いている彼女に、ナゴルは語りかける。
「まあ忘れることもあるさ、それよりも旅が終わったら、イセリアに帰ってそいつに旅の話をたっぷりできるように日記でもつけるのはどうだ?そうすりゃもう忘れることもないだろう?」
ナゴルの提案にコレットはきょとんとしていたが、やがてふわりとした笑みを見せた。
「ふふっ、それいいですね!」
(……私がいなくなっても、旅のことを伝えられるようにしよう……それと忘れてしまってごめんなさいって伝えたいな……)
提案に乗り気になったようでコレットは嬉しそうにしている。
そう言った彼女を見るとほっとしたがナゴルの中ではすこしだけしこりが残ったようだった。
(よしよし良い調子だ、しかしまだあいつのこと気にかけてたのか……なんだかむかつくな……)
ナゴルはコレットを見つめながら強く念じると、コレットの心の内を覗き込むようにした。
((ロイドへの好意はイセリアにいた頃よりもだいぶ減り、忘れていたことに対して罪悪感を感じている。
ナゴルへの好意は徐々に上がってきており、共にいるときに安心し強く信頼感を感じている。))
順調に好感度が上がっている事を確認すると溜飲が下がり心の中でほくそ笑んだ。
楽しそう話すコレットの横顔を見て、彼もまた楽しげに笑うのであった。
トリエットから南西へ砂漠を進むこと数時間にある旧トリエット跡。
そこはかつて遺跡があった場所のようだか崩れた柱が砂に飲み込まれ見る影もない、今は月と焚き火の光が辺りを照らし荘厳な雰囲気が漂っていた。
「いっってぇ!」
「文句を言うんじゃありません」
先ほどまで遺跡最奥で封印を守護する炎を纏う獣と交戦していたのだが、今はその時の怪我の治療中だった。
「治療術だって万能ではなくってよ、我慢なさい」
「わかってるよ……」
今、ナゴルは上半身裸に剥かれ、包帯を巻かれている最中である。
「終わりました。あとは安静にしていれば問題ないでしょう」
「どうも、リフィル先生」
「はいはい、どういたしまして」
改めてナゴルの背中を見ると、そこには包帯が何重にも巻き付けられていた。
これまでの旅の中でも戦闘中、何度か怪我を負ったことはあった。しかし、今回はいつもより重傷だった。
それだけあの魔獣が強く、何度もピンチの所をこの男に助けられたということだ。
(…だめね、もっとしっかりしないと……それにコレットのことも……)
テキパキと片付けを終えるとリフィルはチラリと少し離れた場所で休んでいるコレットをみた。
「心配か?あの子のことが」
「当たり前でしょう、あんな状態なのに…」
戦いを終えた後、レミエルによって力を授けられたコレットは真っ青な顔でせきを吐いていた。
天使になる一夜の試練だと言っていたため休んだが今は落ち着いているようだ。
「まあ、無理はさせられないよなぁ」
「ええ……」
しばらく沈黙が続いたがリフィルが口を開いた。
「……ねぇ……まだこの旅についてくるの?」
「ん?どういう事だ?」
「今後もこういった事は起こるし、これ以上の怪我もするかもしれない、お金とか情欲のためにそんなに傷ついていくなんておかしいわ」
旅の中でナゴルは軽い傷を負ってきたが、今回のような試練は続きこれ以上の怪我が今後も続くだろう。
それに、試練だけではなくディザイアンに狙われているため、より命の危険が伴う旅だと考えると報酬は少ない金額とリフィルの体のみ、彼の実力ならもっとお金も性欲も合理的で効率の良い方法がいくらでもあるはずだとリフィルは思っていた。
(二人をゆっくり楽しみながら自分の女にするため……)
ナゴルは一瞬、本音を言おうとしたが思い直し、少し考え込んだ後に答え始めた。
「コレットのためだ」
「えっ?」
「あの子は優しくて可愛いからな、俺はあの子を守りたいんだ」
「……綺麗事を言うわりにお金をせびるわ、私のことをめちゃくちゃに……」
「あーあれはつい出来心で」
「……」
「冗談だって!そんな目で見つめられると照れるぜ」
「真面目な話よ」
「そうだなぁ、最初は可愛い女の子がいるから一目見に行っただけなんだが」
「最低な理由ね」
「まぁ聞けって。そんな子が危険な旅に出るって言うから手助けしたいし、金にもなるし可愛い子と旅もできるしいいことずくめだ」
(催眠で好き勝手にできるしな)
「…な、なんていえばいいのかしら……短絡的というか…クズというか……」
「酷い言われようだな……まあいいか。とにかくお前らを俺なりに守っていくつもりさ」
「…そう」
リフィルは呆れながらもその言葉を聞いて少しだけホッとしていた。
直感的にだがこの男は嘘をついていなさそうだ感じたこということと、傷だらけになりながらも自分達を守り戦いきった態度にある程度の信用を得ていた。
「……それにしてもお前の遺跡好きは筋金入りだな。まさかあんなふうになるなんてな」
『これは古代大戦時の魔術障壁として開発されたカーボネイトだ!
ああ、このすべらかな肌触り、見事だ!』
この遺跡入り口を見つけた時のリフィルはいつもと様子がかけ離れ興奮した様子で叫び歓喜していた。
「遺跡だけではなく古代技術全般に興味はあるわね。あなたこそ、どうして傭兵なんかになったの?」
「世界をぶらぶらと旅していたら、成り行きでな。いろんな土地や遺跡も巡れて結構楽しいぞ、この旅が終わったら一緒に行くか?」
「…………遠慮しておくわ」
「そうか、残念だな」
リフィルにとって少々魅力的な誘いではあったが、この男との旅だと考えるとため息しか出てこなかった。
めちゃくちゃに犯されておいても、多少の好意を持っているのは催眠のせいか快楽に堕ちたのかは誰にも分からなかった。
ナゴルはおもむろに立ち上がり歩き出す。
「どこに行くの?」
「トイレ、先に寝ておいていいぞ〜」
コレットは自分の体の変化に戸惑っていた。
食欲がわかず、何を口にしても味がせず、常に胸の奥がざわつく感覚がつきまとう。
そんな自身の大きな変化があったのにも関わらず、今はナゴルの体が傷ついていることにひどく動揺していた。
自分のことを庇ったナゴルの体はあちこちボロボロで血が滲み出ているのを自分のせいだと責めていたのだ。
「よう、気分はどうだい?」
「…ナゴルさん、私はもう平気です。ごめんなさい、足手まといになって」
「いいんだよ、気にするなって」
傷だらけで包帯を体に巻いた姿を見て、申し訳なさそうしているコレットの頭にポンッと手をのせた。
(神子の試練か、だいぶ精神的にきてそうだな、気分が良くなる催眠でも追加しておくか)
頭を撫でられ、コレットは一瞬ビクリとしたが次第に表情が和らいでいく。
ナゴルはコレットの髪の感触を楽しむようにゆっくりと頭の上で指を動かす。
コレットの髪の毛はサラリとした絹のような質感でずっと触れていられた。
しばらくするとコレットは顔を赤くしてうつむいてしまった。
「えと……その、痛くないんですか?」
「全然、ふんっ」
二の腕にぐっと力を入れると筋肉が盛り上がり、コレットは驚いた顔でそれを見る。
「わぁっ!」
「ほれ、ちょっと握ってみな」
腕を差し出すとコレットがおずおずといった感じで両手で触れると、コレットの手にじんわりとした温かさが伝わってきた。
コレットは驚いた表情のまま今まで経験したことの無い不思議な感触を確かめるように指をゆっくりと動かす。
「すごく硬くて不思議ですね…」
「だろ?これでも鍛えてるからな、ほら!」
ナゴルは腕を上げるとコレットは宙吊りになるような形になってしまう。
「わぁ、すごい!」
「おっと」
バランスを崩したコレットを慌てて支えると、そのまま抱き上げた。
お姫様抱っこの状態になるとコレットは顔を真っ赤にして慌てふためく。
ナゴルはそんなコレットの反応を楽しむかのようにニヤリと笑った。
「きゃあっ!」
「軽いな~ちゃんと食べないとダメだぞ」
「は、恥ずかしいですよぅ……」
ナゴルはゆっくりと下ろすと、耳まで真っ赤にしたコレットは俯いていた。
「大丈夫か?」
「はい……」
「なんだか、ナゴルさんに頭を撫でられると胸がポカポカします」
(そういうふう暗示をかけているからなんだけどな)
「それなら、これはどうだ?」
ナゴルがコレットの肩に手を置き揉み始めた。
「ひゃう!?な、なにをするんですか!」
「ん?マッサージだよ。ほらリラックスして力を抜け。血行がよくなると怪我も治りやすいんだぜ」
「そ、そうなんですか?んん、気持ちいいかも」
「だろだろ〜ほら、どんどん力が抜けていくぜ」
ナゴルの手からは熱が流れ込んできてまるで体の中からほぐされているような気持ちよさを感じる。
そして心地よい安心感も……。
いつの間にか不安が消え、体の疲れも抜けていく。
それはとても優しく、暖かく……ずっとこのまま触れていて欲しいと思ってしまうほどだった。
ナゴルが手を動かすたびにコレットは甘い吐息を漏らす。
コレットは目を閉じてナゴルのなすがままになっていた。
やがてナゴルの動きが止まると、コレットの体を優しく持ち上げあぐらをかき、そこへ座らせるとナゴルは背後から抱きしめるように手を回して体を密着させる。
「あ、あの……近すぎませんか……」
「気にすんなって」
「は、はい……」
(リフィルとは違う、甘いような優しい匂いがするな……それにすごくあたたかい)
クンクンと後ろ髪の中に顔を突っ込み、うなじを嗅ぐと少女特有の甘い匂いとほのかな汗の匂いがまざった香りが鼻腔を刺激する。
ゼロ距離で感じるコレットの体温と柔らかさに興奮しながら必死で平静さを装っていた。
「ひゃん!くすぐったいです!なにしてるんですか!」
「んん?別にぃ」
「それに、何か硬いものが当たっているような気がするんですけど……」
「ああ、これはあれだ、男の生理現象みたいなもんだ。あんまり意識しないほうがいい」
「はい……」
肩に乗せた手にさらに力を込め揉みしだいていくと、コレットはすっかり体を委ねていた。
(ナゴルさんの手……大きくてあったかいな…)
「あふ、そこ、もっと強くお願いしまふ……」
「ここかい?」
「はいぃ……」
「よしよし、素直でよろしい」
「えへへぇ……」
(チョロいな、おい)
腕の中で蕩けきっているコレットを見てほくそ笑んだ。
肩から背中、腰へとゆっくりなぞるように指圧していく。
「ん、くすぐったい……」
「我慢しろよ〜」
「は、はい……」
体を震わせながら耐えている。ナゴルはコレットの柔らかさと体温を感じつつ、目の前にある首筋を軽く舐めた。
「ひゃんっ!なにするんですかっ!」
「悪い悪い、手が滑っちまった」
「も、もうっ……」
(感度良好……この調子でもう少しサービスするか……)
ナゴルは胸に手を伸ばすと、服の上からもわかる小さな膨らみを優しく揉みしだいた。
「やぁんっ!な、なんですかぁっ!やめてくださぁいっ」
「いいじゃないか、減るもんじゃないし」
「ふぁ……だ、だめ……」
(抵抗しないな、このまま押し切ろう)
「ただのマッサージだって」
「で、でもぉ……」
「いいから、いいから」
そう言いながらコレットのファスナーを下ろすと可愛らしい白いレースのキャミソールとタイツに隠れたショーツが露になった。
「やっ、何するんですかぁ……」
「まあまあ」
ナゴルはキャミソールの下に手を入れて覆い被さるように両手を前に回すと、柔らかい感触が手のひらいっぱいに広がる。
「あっ……そんな……おっぱいさわっちゃ……♡」
「じっとしてな」
「うぅ……」
コレットは目を閉じて顔を真っ赤にしながら身を預けているのを確認してから優しく両手で包み込むように胸を刺激した。
(おー、小さいけど柔らかくてちょうど手に収まる感じだし、感度も良さそうだ。なかなかいいもん持ってるじゃねえか。)
揉みながらも、乳首に触れないように指先でくすぐるように刺激する。
「っぁ……んっ……はぁ……はぁ……っ♡」
(なんだろう、触られているだけなのにすごくドキドキする…変な気分…)
「はぁはぁ……」
「どうした、息が荒いぞ?」
「な、なんでもないです……」
「本当に?」
ナゴルが耳元で囁くとコレットの体がビクッとした。
「ひゃう!」
「耳も弱いのか」
耳たぶを口に含み、舌先を出してチロっと舐める。そのまま、唇を押し当て甘噛みすると、コレットはくすぐったいような気持ちいいような感覚に襲われる。
「ふふっ…っぁ…」
(これ、気持ちいいかも……)
「んんっ、はむはむってしちゃダメですよぅ……♡」
(可愛い反応だな。こりゃ本格的に堕ちてきたか?)
コレットは小さく喘ぎながらも息遣いが荒くなっていた。
「どうだい?気持ちいいだろう?」
「なんだか、むずむずします……」
耳まで赤くして潤んだ瞳で見つめてくるコレットに興奮したナゴルは、両手でそれぞれの乳房を掴み円を描くように動かした。
「あんっ……♡あふっ……♡」
乳首を掠めるたびにビクッと反応している様子は初々しく愛くるしかった。
揉み始めた時よりも乳首はピンと張り詰めていて、コリコリとした感触になっている。
「ほれほれ、ここが感じるのか?」
「んん、なんか変な感じですぅ……」
(どうしてこんなことされてるんだろ?…でもナゴルさんの手ってあったかくて優しい感じでなんだか安心するなぁ……それに、すごくドキドキする……♡)
「はあっ♡……はあっ♡……あっ……ふああ♡」
「どうした、息が荒いぞ?」
「なんでもないです……」
「そうか、だが体が震えてるぞ?」
「はいぃ……」
「本当に大丈夫か?」
そう言うと、指先で優しく挟んで擦るとコレットは体を仰け反らせた。
「ひゃうん!♡」
「お、効いたか?次はこっちだ」
もう片方の手は下腹部を撫でるようにゆっくりと下ろしていく。太腿の内側をなぞるように手を這わせると、コレットは体を強張らせていた。
その緊張を解くように優しく股間を揉み解す。
「はぁはぁ……そこは……ダメです……♡」
「なに言ってんだ、こんなになってるクセに」
ショーツ越しにもわかるほどそこは湿っていた。
秘裂に沿って上下に摩っていると、布地が食い込み始め、割れ目がくっきりと浮かび上がる。
そこを重点的に責め立てる。
指先に力を込めて押し込むようにしてやると、さらに染みが広がり、ぬめり気を帯びていった。
ショーツを横に寄せて直接触れると、熱を帯びた粘膜が外気に触れヒクヒクと秘所が震えた。
「ひゃうん!♡」
ナゴルは指先に力を入れて秘所を擦り上げるとビクンッと身体を仰け反らせた。
(反応がいちいち可愛いな)
ナゴルはさらに激しく乳首と同時に責め立てる。
「ほれほれ、どうだ?」
「んっ!んんんんっ!♡」
コレットは必死に声を抑えているが、体は正直に反応していた。
(頭がぼーっとする……体の奥がきゅんきゅんするよぉ……♡)
未知の快感に戸惑いながらも、頬は紅潮しており目はトロンとしている。口元は緩んでおり唾液で濡れた唇からは熱い吐息が漏れている。
「苦しかったらやめてもいいんだぞ」
「んっ…♡…あぅ……や、やめないで……ください……♡」
(素直になったじゃねえか)
割れ目に沿ってなぞるように動かすと、指先にヌルリとしたものが付着する。
(おお、もうびちょびちょじゃん)
「気持ちいいかい?」
「はぁはぁ、はぁ…えっ……?」
コレットは虚ろな表情を浮かべながら聞き返した。
「どうした?気持ち良くないかい?」
「あの……気持ちいいっていうのがよくわからないんですけど……その……」
コレットは顔を真っ赤にして俯いてしまった。
「大丈夫、身を委ねてくれればそのうちわかるようになるよ」
ナゴルは首筋にキスをしながら手を動かし続けている。
「ふぁんっ……♡」
ナゴルの手の動きに合わせてクチュクチュ♡という音が聞こえてくる。
(恥ずかしい音が出てる……こんなことって……)
ナゴルの太い指がクリトリスに触れて小刻みに振動を与えると腰が浮いてしまうほどの刺激が襲ってきた。
「ひゃうんっ!!♡そ、それだめぇ……♡」
「ははっ、いい反応だな」
ナゴルは執拗に攻め続ける。
「ひゃうっ!♡あっ、あっ、ああんっ!♡」
「どうだい?気持ちいいだろう?」
「はい……気持ち……いい…?…ですっ…♡」
「もっと気持ち良くしてあげるよ」
ナゴルはコレットを抱き寄せ、乳首とクリトリスを同時に愛撫し始めた。
「ふぁぁぁんっ!♡」
コレットは背中を仰け反らせて悶える。
(ああ……わたし……こんなことされちゃってる……♡男の人に触られてるんだ……でも……どうしてこんなにドキドキするんだろう……?♡)
ナゴルの手つきは次第に激しさを増していき、絶頂へと導こうとしていた。
コリコリした突起物を摘むようにすると、ビクビクッと反応している。
膣内へ指を入れられ掻き回されると、全身が痺れるような感覚に襲われる。親指で陰核を押し潰すようにすると、コレットは大きく喘いだ。
「ああぁっ!!♡」
「ここが弱いみたいだな。ほれほれっ!」
「あああっ!♡ダメですぅっ!♡」
「ダメじゃないだろ、こんなになってるじゃないか」
コレットの秘所からは大量の蜜が流れ出ており、太腿まで濡らしていた。
ナゴルはさらに激しく動かし始めるとコレットは必死に耐えていたが、やがて限界を迎えた。
「ダメっ♡!っあぁ!?っんんっ〜〜〜〜!!!♡」
あまりの激しい快楽に耐えきれず絶頂を迎えてしまった。
ガクンガクンと痙攣するとナゴルにぐったりともたれ掛かるようにして荒く呼吸をしている。
コレットは初めての性的絶頂を経験したのだ。
そんなコレットを見て満足そうに笑みを浮かべると頭を撫でる。
(初めてイッたか。まだ小さいが将来有望だな)
そう思いながらコレットの顎を持ち上げるとゆっくり唇を近づけた。
「…ナゴルさん……?…んっ♡ちゅぷ……んむっ……?♡」
コレットの顔は完全に蕩けきっており抵抗らしい抵抗もせず、むしろ舌を絡ませると積極的に応じてきた。
むちゅ……んむ……ちゅうっ……♡
2人の口から淫靡な水音が漏れいつのまにかキスのしやすいように抱き合う形になっていた。
(……キス……しちゃった…♡)
それよりももっと官能的な事をされたはずなのに自分が想像した事のあるキスが妙に背徳的に思えた。
ナゴルは左手をコレットの胸に這わせて揉み始める。柔らかい胸の形が変わるほどに強く揉み込むと、乳首の位置を探し当てそれを爪先で軽く引っ掻いた。
乳首を刺激される度にビクンと体が跳ね上がるが決して離そうとしない。
右手は相変わらず股間を弄っている。今度は指2本を入れてGスポットを刺激する。
コレットはその小さな体をビクンビクンさせながらも懸命に受け入れようとしていた。だが先程とは比べ物にならないほどの強烈な快感に襲われ再び身体が大きく仰け反る。
「ふわぁぁあっ♡♡それだめぇっ!!また来ちゃうぅぅっ♡!!」
ナゴルの背中に手を回し体にしがみつき、絶頂に達しようとした時ピタリと手の動きが止まった。
あと少しというところでお預けを食らってしまったため切なげな声を上げながら潤んだ瞳で見つめている。
「…ぁっ…なん……で……?」
「……ん?」
先ほどまでとは違いゆっくりと焦らすように指先が秘所を攻める。
「…っぁ…やさしいのじゃ……んっ……♡」
「何のことかな?」
ナゴルは惚けた様子で質問に答える気は無いようだ。
「ひゃぁん♡……いじわる……です……♡」
コレットは意地悪されてると思っておりそれが恥ずかしいと感じているが同時にもっといじめて欲しいという感情が芽生え始めていた。
「ふふっどうして欲しいのか言ってみな?」
耳元で囁かれ、甘い吐息がかかりビクッとするが、それでもなんとか理性を保ちつつお願いをする。
「あ、あの……その、さっきみたいにして欲しいな〜……って……」
(こんな表情されたらもう我慢できねえよ…!)
顔を真っ赤にしながら消え入りそうな声で呟くと、ナゴルは興奮しながらズボンを下ろし自分のものを露出させた。
「ひゃあ!?」
コレットは思わず目を見開いた。
その男性器はあまりにも太く大きく血管が浮き出て脈打っていた。先端からは透明な液体が出ている。
「コレット、さっきよりももっと気持ちよくしてやるからな。安心して俺に身を任せてくれ」
「……はい……」
コレットは緊張しながらも小さく返事をした。
ナゴルはコレットを寝かせて覆い被さるようにする。そして入り口に肉棒擦り付け合うと秘所から流れ落ちる愛液が絡みつくようにして潤滑油代わりとなりスムーズに動いていく。
「あっ、んんっ……ぅっ……♡」
クリトリスや割れ目をなぞられるだけでゾクッとした感覚に襲われる。
ナゴルのものが中に入り込もうとしているのを感じる。しかしまだ未成熟なそこは、大きなもので押し広げられてしまう。
(すごい……大きい……こんなの入っちゃうの……?♡)
恐怖と不安、そして好奇心が入り混じった複雑な気持ちで見ている。そんなコレットを気にすることなく挿入を開始した。
亀頭が膣内を押し広げていく。メリメリと音が聞こえてきそうだ。
あまりの質量に圧迫され苦しくて呼吸すらままならない。
「かっ、はっ、くるしぃ……っ」
コレットの顔は青ざめており、冷や汗を流している。
「痛いか?だがすぐに良くなる」
そう言うと腰をぐっと前に押し付けると肉棒が根元まで貫いた。
「ーーっひっぎいぁぁっ!!」
「入ったぞ。分かるか?ほれほれ」
「っはぁ、はあっ、くっぁ……♡」
そう言いながら結合部をコレットに見せつける。
そこにはナゴルのものが挿入されていて血が流れていた。
(嘘……あんなのが入ってるなんて……信じられない)
あまりの大きさと衝撃的な光景にコレットの頭は完全に思考停止していたが、お腹の中を熱い肉棒がぎゅうぎゅうに埋め尽くしていることだけは理解できた。
「痛いのは最初だけだ、どんどん気持ちよくなるからな」
「…ふぁい……♡」
耳元で甘く囁かれるとゾクゾクと体が熱くなり子宮がきゅんっと反応してしまう。
「舌出して」
ナゴルはそう言いながら自身の舌でコレットの唇をなぞるとそれに応じるようにコレットの舌が絡め取られそのまま濃厚なキスが始まった。お互いの唾液を交換し合い淫靡な音が響き渡る。
舌を絡める度にぴちゃぴちゃと音を立てながら口づけを交わす。
「……っはむ♡……ちゅぷ♡……はむっ……んふ……♡」
(なんだかゾクゾクする……ずっとこうしていたいな……♡)
体の芯から口内まで犯されていると思うと胸の奥がきゅーっとなる。
しばらくした後ようやく口を離すと銀色の糸を引いた。
ナゴルがゆっくりと動き始めると、腰を引くたびにコレットの小さな穴はめくれて出ていきそうになるが、ギリギリのところでまた押し戻される。
(苦しいけど……体の中があついよ……♡)
ぐちゅっ…ぬちゅっ…♡
粘膜が擦れる卑猥な水音を響かせながらピストン運動が続く。
最初は苦しそうな表情を浮かべていたコレットだったが次第に痛み以外のものも感じ始めてきた。
それは快感だ。先程指で責められた時と同じような感覚に陥る。
(どうしてぇ……なんでこんなに気持ちいいの……?おかしくなりそう……っ!♡)
「コレット、俺のちんこで奥まで突かれて気持ちいいだろ?」
ずぶずぶっと膣内の奥まで挿れられる。子宮の入り口がこじ開けられそうになっているのが分かった。
そして再び引き抜かれる時にもカリが膣壁を引っ掻いてたまらない快楽が押し寄せてくる。
「ふぁああっ♡だめですぅっ!これ、おかひくなっひゃいますぅぅぅ♡」
呂律すら回らなくなりもはや自分が何を言っているのかもよく分からない状態になってしまっている。
(ああ、私壊れちゃう♡……もう何も考えられない……♡)
「おかしくなれよ、お前が乱れるところ見せてくれ!」
「ひゃう♡あう♡ううううぅっ~!!!♡」
ずちゅどぢゅっと容赦なく激しく打ち付けられるとコレットは叫び声を上げ続けてしまう。
「コレット!俺の女になれ!!」
「ああぁっ♡んっぁあっ♡っんぁああ!!」
最初はゆっくりだったが徐々にペースを上げて抽送を繰り返すうちにだんだん激しくなっていく。
「はぁっ♡あうっ!だめぇぇ♡♡」
ぱんっぱんぱつぱちん!!♡
「ふぁぁっ♡!奥まできてりゅっ、しゅごいっ♡♡♡」
コレットはナゴルの体にしがみつき足をピンと伸ばし快楽に耐えている。
その姿はとても官能的で美しく、ナゴルはますます激しくしていく。
パンッ!!パァンッ!!グチョッグチャッ!!♡
「ああっ、だめぇえっ!!おかしくなっちゃううっ♡!!」
「もっとだ!もっともっと!!」
「あああっ♡すごすぎるぅっ♡♡!!」
激しい抽挿に体がビクビクと痙攣する。膣内はヒダが吸い付くようにナゴルに絡みつき離そうとしない。
パンッパンッという音を立てながら激しく打ち付ける。それと同時に胸を掴みぐにぐにとほぐした。
「ふぁっ♡!?そこぉっ……ぁぁっ♡」
「おっぱいもいいんだろ?」
乳首を摘んで引っ張ったり指の腹で優しく撫でたりすると、それだけでも強い快感に襲われてしまい身体が跳ね上がる。
「んっふぅっ♡!それしゅごい♡ちくびっ……感じちゃいますぅっ♡!!」
ナゴルは乳首を甘噛みすると膣壁がキュウゥッと締まり軽くイキかけているのが伝わる。
「おやおや、これはどうなってるのかなぁ?」
そう言いながら親指で肉芽を強く潰すとさらに高い声を上げた。
「ひああぁぁっ♡だめぇぇっ!!!そんなにしたらくぅんっ、またイッひゃいますぅぅっ!!んぃぁっ♡♡!!」
「ぐおっぁ、すっげぇ締め付けてきた。気持ちいいぜ、もっとイカせてやるよ」
「ああっ♡!あっ♡あっ、ああっ、ああっ♡!!」
絶頂を迎えたばかりの秘所をさらに攻め立てられ、休む間もなく連続で絶頂を迎える。頭の中がチカチカして真っ白になり何も考えられなくなっていた。ただひたすらに快楽を求めて自らも
「もっと、くださいっ!♡あひゃあ、あ、あううう!♡あ、あ、あ、あ!いくいくいく!イグうううっっっ♡♡♡!!」
「出すぞコレットォッ!」
ビュルルルルー!!!ビューーーーー!ドピュッドプッ!ドクドクッ!!ビュックッ!
勢いよく熱いものが注ぎ込まれコレットも同時に達してしまった。子宮の奥にまで届くほどの大量の精液を流し込まれる。
「んっぁ♡!!いっぁっ♡!はぁっ!はぁ、ああ、出てるぅ♡……んぁっ!ああ、すごい量……いっぱい、でてます……♡」
どくどくと脈打つたびにコレットは小さく体を震わせて受け止める。やがて全てを出し終えたナゴルは荒い呼吸を整えてからコレットを抱きしめキスをした。
「コレットの中すごく気持ちよかったぜ……また頼むな」
頭を優しくなでられ、愛おしそうに見つめられてコレットの胸がきゅーっと切なくなった。この人は私を愛してくれている、必要としてくれているその事がたまらなく嬉しかったのだ。
だから、私はナゴルさんのためにもがんばらないといけない。
「…ちゅっ、ふぁ、はい……♡」
再び始まる甘い時間。2人きりの夜はまだ終わらない―――。
翌朝
「コレット、もう体調は大丈夫なの?」
「はいっ、もうへいきです!」
コレットの顔色は昨夜に比べすっかり元通りになっており、いつも通りの笑顔を見せていた。
その様子に安心し胸をなで下ろす。
「そう…なら良かったわ。次の封印は東の大陸よ、まずはトリエットで準備を整えてから向かいましょうか」
一行が歩みを進めようとするとコレットがナゴルの元へ駆け寄り耳打ちするように何かを告げた。
「…ナゴルさん…その、昨日はありがとうございました、マッサージのおかげですごく体が楽になりました…♡!」
コレットは顔を赤らめながら微笑んでいる。
その言葉を聞いてナゴルはニヤリと笑う。
「そんなによかったならまたやってやるよ」
そう言ってナゴルはコレットの頭をポンポンっと軽く叩いた。
「あぅぅ……♡」
コレットはますます頬を赤く染めている。
その様子を見たリフィルは眉をひそめた。
(………コレットに何をしたのかしら……まさか……)
リフィルがナゴルを問い詰めようと口を開きかけたがコレットの手前、それもできず睨みつけるとナゴルはにやりと笑いながら肩をすくめた。