大変長らくお待たせしました。待っていた方はお待ちかね、仮面ライダーテテュスのR-18話になります。
とりあえず最初は本編でフェードアウトしていった、瑠璃とネイトの初夜からのスタートとなります。
明かされた驚愕の事実……己がセラと言う人物のクローン、その失敗作であり、最初から記憶など存在しないと知らされた瑠璃。
絶望のあまり自分の殻に閉じこもり、世界の全てを拒絶しようとしていた。
しかしネイトはそんな彼女の心の殻を破り、絶望に沈んでいた彼女に光を見せた。
「瑠璃、聞いてくれ。…………俺は、お前が好きだ」
「最初は間違いなく、俺は瑠璃の中のセラに会おうとしてた」
「ふとした時に瑠璃にセラの姿を重ねてたのも間違いじゃない」
「でもな、セラと過ごしたのは短い時間でしかない」
「その時に惚れたのは間違いないが、俺はセラに対して好意を伝えた事は一度も無い」
「今なら俺ははっきり言える。俺は瑠璃が好きなんだ。クローンだとかそんな事どうでもいい。セラと同じ顔なのは確かだが、瑠璃は瑠璃でセラじゃない。そして俺が好きなのは瑠璃なんだ!」
つらつらと述べられる、ネイトからの嘘偽りのない言葉。純粋で真っ直ぐな好意を向けられ、自分にはちゃんとこの世界に居場所がある事を理解し瑠璃の目から歓喜の涙が零れる。
「私、も……好き。私も、ネイトの事が好き――!」
「ネイト、ネイト! 私、ネイトの事が好き! 大好き!! もう絶対離れたくない!!」
「俺もだ。クローンだろうが何だろうが、俺は瑠璃の事を1人の女として愛してる!」
お互いに痛い位きつく抱きしめ合い、しかしその痛さがこれが夢ではない事を知らしめてくれて愛おしい。
その愛おしさに突き動かされるように瑠璃はネイトとキスをした。触れ合う程度なんて生温いものではない、互いに舌を絡め合う濃厚なキスだ。
「んむッ! ちゅ、じゅるる♡ ピチャ、んく!」
溶け合いそうなほど濃厚なキスに、2人は時間を忘れてのめり込む。しかしそれもいつまでも続かず、どちらからともなく口を離した。
「――――ぷはっ!」
口を離すと、2人の口の間を一瞬濃厚な唾液が橋を作る。それは次の瞬間にはプツリと途切れ、瑠璃は自分の口の周りに付いた混ざり合った唾液を指先でゆっくりと撫でた。
視線を上げれば長いキスで少し酸欠になったのか、それとも瑠璃とのキスに興奮したのかほんのり赤らめた顔で荒く息をするネイトの顔がある。だが恐らく自分も同じような顔をしているだろう事を瑠璃は察していた。
そんな彼に瑠璃は、トロンとした目を向けながら口を開いた。
「ねぇ、ネイト……私、クローンで作られて、中身空っぽなんだ」
「それは――」
「だから……私の事、もっとネイトで満たして? 私の空っぽの体を、ネイトで一杯にして?」
そう言いながら瑠璃は上着のボタンをゆっくり外し、ベッドに腰掛けながら服を脱いでいった。その光景にネイトはゴクリと生唾を飲み、彼女が晒す美の女神に愛されたかの様な極上の肢体に目を奪われていた。
彼が自分に欲情しているのを感じた瑠璃は、妖艶な笑みを浮かべて下着すら脱ぎ去った生まれたままの姿で両手を広げる。
自分を誘う瑠璃の姿に、ネイトは束の間理性を忘れ彼女に覆い被さる様にベッドに押し倒した。
「瑠璃……本当に良いのか? 言っちまうが、瑠璃以上に魅力的な女なんて居ない。一度始めちまったら、もう止まれる保証はねえぞ?」
「言ったでしょ? 私の事、ネイトで満たしてって。止める事なんて考えないで、溢れるくらい私の中をネイトで一杯にして。ね?」
そう言って瑠璃がネイトにキスをすると、彼はもう己を抑え切る事は出来なかった。何よりも彼女が自分を求めていると言う事実に、彼は己を律する必要はないと理性を放棄して彼女の体を隅々まで貪る事を決めた。
「ん♡ んふ、んん♡!」
ネイトは瑠璃の唇を奪い、舌で彼女の口内を蹂躙しながら大きく張りのある彼女の胸に手を伸ばした。
以前一度だけ、不注意から風呂上りに見てしまった彼女の生乳。湯上りでほんのり裸赤く染まったその肢体を、忘れたことなど一度もない。
それを今こうして味わう事が出来る事実に、彼の中で性欲がむくむくと膨れ上がった。
ネイトは性欲の赴くまま、彼女の豊満な胸を両手で存分に揉みしだく。
「んん♡! ん、ぷはっ! んあ♡ あん♡ ネイト♡」
キスを止め、解放された瑠璃の口からはネイトを求める声が響く。ネイトはそれに突き動かされるように、彼女の首筋に舌を這わせ、キスマークを付けながら胸の先端で屹立した乳首を口に含む。硬くなった乳首を飴玉を転がすように舌で舐め、軽く甘噛みしてやると胸を中心に電流の様な快感が瑠璃の全身を駆け巡り体をビクンと痙攣させる。
「んあぁぁ♡! はっ、んん! ネ、ネイト♡ もっと、ネイトぉ……♡」
「もしかして、今軽くイったのか?」
随分と敏感なんだなと思っていると、瑠璃は普段見せない初心な少女の様な雰囲気で口元を手で隠しながらぼそぼそと呟いた。
「だ、だって……前から、ネイトとこうしたいって、思ってたんだもん。それにネイトが私を求めてくれてると思うと、その……」
顔を赤らめながら言葉を紡ぐ瑠璃の姿は反則だった。普段、特にギャンブルなどの勝負中は何時だって余裕そうな態度を崩さないし、前述した湯上りに遭遇してしまった時なども全く動揺した姿を見せなかった。そんな彼女が年頃の少女の様に羞恥心を見せる様子に、ネイトは思わず笑みを浮かべた。
「ククッ……それじゃ、こう言うのはどうだ?」
そう言うが早いかネイトは瑠璃の股間へと手を伸ばした。先程胸を弄った時に軽く絶頂したからか、既にそこからは愛液が垂れ流しになっておりびちゃびちゃに濡れている。物欲しそうにヒクヒクと開閉する膣口に、ネイトはゆっくり指を這わせ膣の周りを撫でまわした。
すると瑠璃は体を弓なりに逸らせながら嬌声を上げた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ♡!! んあ、やぁぁ♡ そんな、ダメェ♡!」
「嘘吐け、もうこんなになってるくせに」
そう言って指を膣内に潜り込ませれば、暖かく湿った膣肉が切なそうにネイトの指を締め付ける。見れば瑠璃も快感と共に切なさを感じているのか、左手を股間に近付け右手の人差し指を噛んでいる。そのままネイトが彼女の膣内を指で穿ってやれば、膣からはプシプシと潮が噴き出し瑠璃は体をビクンビクンと震わせた。
「あぁ、んぁぁ♡ ネイト、やぁ……もっと、もっとぉ……♡」
切なさから瑠璃は涙を一筋零し、懇願するような目を彼に向けた。こんなものでは全然足りない。もっと欲しい、もっと満たしてとその目は雄弁に物語っていた。
流石にこれ以上焦らすのは彼女に悪いし、何より自分が持ち堪えられない。ズボンの内側では息子がはち切れんばかりに膨らんでいる。これ以上のお預けは互いに無理だ。
ネイトは一度瑠璃の上から退くと乱暴に衣服を脱ぎ去り、瑠璃と同様生まれたままの姿となる。その股間では、既に準備万端と言った様子のペニスが赤黒いグロテスクな姿を晒していた。
熱に浮かされたような顔でそれを見た瑠璃は、自分に欲情したネイトの姿に緊張と期待を込めた目を向け生唾を飲み込むと、彼を誘って両手を広げた。彼はそれに身を委ねるように彼女に覆い被さり、膣口に固く勃起した逸物の先端を当てがった。
焼けるように熱いペニスが触れた感触に、瑠璃は顔を蕩けさせ彼の首に腕を絡めた。
「行くぞ……良いんだな?」
「うん♡ 来て、ネイト♡」
頷く瑠璃に、ネイトはゆっくりと彼女の膣内にペニスを挿し込んでいく。膣肉が押し広げられる感触に、痛みよりも快楽を感じ瑠璃は体を震わせる。対するネイトも、瑠璃の膣肉がペニスを撫でる感触に蕩けそうな快楽を感じていた。
その時、ネイトのペニスの先端が膜の様な物に触れた。処女膜だ。瑠璃の方も彼のペニスが処女膜に到達したのを感じると、一瞬緊張したような顔になる。
が、彼女はそれを振り払う様に、また彼にその先を促す様に軽くキスをした。そのキスにネイトも決心がついたのか、そこからゆっくりとペニスを先に進めた。その瞬間瑠璃の膣内から膜が千切れる音がブチブチと響いた。
「んぐっ!? ぎ、ぃ……!?」
「瑠璃ッ!?」
「だい、じょうぶ……大丈夫だから、お願い。そのまま、進んで……」
処女膜が破られる痛みに瑠璃の目尻に涙が浮かんだ事に、ネイトは束の間動きを止めてしまう。しかし瑠璃はそのまま進むよう彼に求めた。確かに痛い。膣を中心に、体が二つに割かれる様な痛みを感じる。
だがその痛みが、瑠璃にこれが現実である事を実感させてくれた。そして自分の純潔がネイトに奪われる感触に、涙の意味が痛みから歓喜に変わった。
瑠璃が痛みに耐えていると、ネイトのペニスがすっぽり瑠璃の膣内に収まった。結合部からは破弧の血が流れベッドを赤く染めるが、それすら今は愛おしい。
「あ、あは……♡ 私の初めて、ネイトに貰われちゃった……♡」
「嫌か?」
「そんな訳ない♡ とっても、嬉しい……♡」
ネイトのペニスが潜り込んだ下腹部の辺りを愛おしそうに撫で、瑠璃はネイトに啄むようなキスをする。ネイトもそれに応え、瑠璃の中から痛みが引くのを待って彼女の髪を撫でたりと落ち着くのを待った。
「ん、ねぇ……ネイト?」
「ん?」
「もう大丈夫。もう、痛くなくなったからさ……動いて♡」
「そうか、分かった」
瑠璃に促され、ネイトはゆっくりと腰を引きペニスを膣口近くまで引き抜く。それに合わせて結合部からは愛液と破弧の血が混じった液が零れ落ち、自分が彼女の最初の相手だと言う事実を教えてくれる。その事にネイトは誇らしいものを感じた。何しろ瑠璃を狙う男性は星の数ほど居るに違いない。これまでにも多くの男性が彼女に対してアプローチをした筈だ。鉄平からはそんな話も聞いた事がある。
だが瑠璃はその全てを跳ね除けた。誰の誘いにも乗らず、ギャンブルで彼女を手に入れようとしてきた相手は例外なく逆に金を搾り取られた。誰の物にもならない、なろうとしない最高の女性が、自分を受け入れその全てを明け渡してきた。男としてこれ以上の誇りはない。
最初は瑠璃を気遣って優しく動こうとしていたネイトだったが、気付けば欲望に突き動かされるままに腰を前後させていた。
「ん♡! んんん♡!! か、は♡!」
乱暴に膣内を抉られ膣奥を硬いペニスでごつごつと殴られる感触に、しかし瑠璃はこの上ない幸福を感じていた。今、自分は確かに生きている。自分の事を求めてくれる人が居る。愛しい愛しい彼が、自分を独り占めにしようとしてくれている。その事が嬉しくて、瑠璃はネイトの腰に両足を絡め、両手はベッドのシーツを固く握りしめていた。
「あ、が♡! んぐ♡! はへ♡!」
膣奥を突かれる度に全身を快楽が駆け巡る。その感触に瑠璃は顔を蕩けさせ、頬を上気させ口の端から涎を零した。腰の動きに合わせて豊満な胸が大きく揺れる。
対するネイトも、腰を前後させる度に激しい快楽を感じていた。ペニスが膣内を前後する度に、瑠璃の膣肉は彼のペニスをしごく様に蠢く。蕩けるような快楽に腰が抜けそうな感覚になりながら、ネイトは最後の理性だけは維持し続けようと気合を入れた。理性を失ってしまっては、この最高の時間を忘れてしまうかもしれない。そんなのは勿体ない。
「ふっ、ふっ……瑠璃……俺、そろそろ……」
極上の快楽に、ネイトは精液がペニスを駆け上って来る感覚を感じた。射精が近い事は、ペニスが膨らんできた事で瑠璃にも伝わる。
すると瑠璃は、彼の腰に回した足に力を籠めさらに両腕を彼の首に回して抱き着いた。豊満な胸が彼の胸板で挟まれ潰れるのもお構いなしだ。
「いいよ、出して♡ 私の中、ネイトで一杯にして♡」
耳元で甘く呟かれては、我慢など出来る筈もない。ネイトは一際強く腰を打ち付けると、彼女の最奥で己の欲望を解き放った。
「くっ!!」
ペニスから吐き出された精液が、猛烈な勢いで瑠璃の膣内を満たしていく。熱い精液が膣内を通り、子宮口から内部に入ってくる感触に瑠璃は激しく絶頂した。
「ひぐぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ♡♡!!!!」
今までに感じたことのない絶頂に、瑠璃は力の限りネイトに抱き着いた。意図せず彼の背中に爪を突き立て引っ掻いてしまうが、彼は彼女を拒む様な事はせずそのまま彼女を受け入れた。瑠璃が破弧の痛みを耐えたのだ。自分だってこのくらいへっちゃらだ。
どれ程そうしていたか、絶頂の波が納まると瑠璃は脱力しベッドの上に肢体を投げ出した。上気した顔は快楽からか呆け、蕩けた視線を虚空に向けている。
自分が瑠璃をこうしたのだと思うと、ネイトは果てたばかりだと言うのに獣欲が押さえられなくなるのを感じた。それに応える様に、射精したまま繋がっていたペニスに再び血が集まる。
ネイトのペニスが再び熱を持ち始めたのを感じた瑠璃は、淫靡に蕩けた顔を彼に向けた。
「ねぇ、ネイト……もっと……ね?」
「瑠璃、良いのか?」
「うん。もっと、私の事を満たして……作られたばかりで空っぽの私の中を、ネイトで一杯にして♡」
そこからはもうネイトも自重する事を止めた。
「うぁっ♡! あひっ♡! ひあぁっ♡!」
瑠璃に後背位の体勢で後ろから突き、獣の様に腰を振る。途中それだけでは我慢できなくなったのか、彼女の両腕を掴んで後ろに引っ張り乱暴に彼女の膣内をペニスで抉った。
「うぎっ♡ あぁっ♡ はげ、しぃ♡!!」
「瑠璃、瑠璃……!」
「あっ♡ あんっ♡! いいよぉ♡! ネイト、もっと♡ もっと奥突いてぇ♡♡」
腕を掴まれ後ろから突かれながら、瑠璃は腰を振り膣を締め付ける。それだけでネイトは堪らなくなり、もっと瑠璃の事が求めたくなった彼は彼女の腕を解放すると繋がったまま体勢を変えた。彼女の体を90度回転させ、片足を持ち上げた横抱きの姿勢になり腰を動かす。繋がったまま体を回転させられた事で、ペニスが膣内をぐるりと抉る感触に瑠璃は目を白黒させながら体を仰け反らせた。
「ひひゃぁぁぁっ♡!! ひぐっ♡ あんっ♡!」
横抱きの状態で、足を大きく開かされた体勢で突かれる瑠璃。快楽の所為で満足に腕に力が入らないが、それでも彼女は懸命に腕で上半身を持ち上げた。そんな彼女にネイトは腰を突きながら覆い被さり、横から彼女の顔を掴むと唇を奪った。
「んむぅ♡! ん、ふっ♡! ちゅっ♡!」
腰を突かれながら唇を奪われ、上の口と下の口を同時に蹂躙される快楽に瑠璃は溺れた。海ではろくに溺れた事など無いのに、快楽に溺れる気持ち良さに彼女は酔いしれていた。
「ん♡ んん♡! んんんんんんんんん♡♡!!」
そうしていると快楽の波が最高潮に達し、唇を奪われたまま瑠璃は絶頂した。その瞬間膣内が強く締まり、それがネイトも絶頂に誘い射精を促した。
二度目の射精で精液が子宮を満たしていく快楽に、瑠璃は連続で絶頂し足を爪先までピンと伸ばした。持ち上げられている方の足が何もない空間を蹴る様に跳ね、伸びた爪先がプルプルと震えている。
「ん♡ ん、く♡ ぷは、はぁぁ……♡」
意識が飛びそうになるほどの快楽の波が通り過ぎ、瑠璃が脱力してベッドの上に身を投げ出す。ネイトもその上に覆い被さり、結果として彼は瑠璃の豊満な胸の上に顔を乗せた。温かく張りがあって、それでいてマシュマロの様な柔らかさの胸に顔を埋めると汗の匂いに混じって瑠璃の体から放たれる牝の匂いが鼻腔を擽る。
ふと意識を向ければ、ちょうど口元に瑠璃の乳首が近付いていた。ネイトはそれを見ると考えるよりも先に乳首にしゃぶりついていた。
「あ♡ あん♡」
チュパチュパと乳首をしゃぶられる感触に、瑠璃が小さく嬌声を上げた。自分が瑠璃を意のままにしているのを感じ、ネイトは面白くなりそのまま彼女の乳首を口で弄んだ。舌の先端でチロチロと舐め、乳輪をゆっくり撫でるように舌を這わせ、甘噛みしてやってから強く吸い上げる。
「んぁ♡ ひんっ♡ んく、んぁぁ♡ やぁん♡」
何をしても反応を返してくれる瑠璃に、ネイトは疲れが吹き飛ぶのを感じると彼女を持ち上げ向かい合う様にして抱きしめた。対面座位と言う奴だ。こうすると彼女の淫靡に乱れた顔がよく見える。
「あ♡ んあぁ♡ ネイトぉ……♡」
蕩けた顔で自分を瑠璃が見てくる。そうするとどうしても瑠璃とセラの姿が重なった。
もし、あの島にもう少し長く残っていたら……
もし、あの島でセラにもっと好意を抱いて告白していたら……
もし、何かが許されて、彼女と共に冒険の旅に出ていたら……
セラのこんな風に淫靡に乱れた顔が拝めていたのだろうか?
「……違う」
「ネイト……?」
瞬間、瑠璃とセラを重ねてしまった自分をネイトは恥じた。瑠璃は瑠璃、セラはセラ。同じ遺伝子を持っていても2人は別人だ。自分でそう言ったではないか。その自分が、瑠璃にセラを重ねるとは何事だ。
ネイトは己の中に浮かんだセラの姿を振り払う様に、一心不乱に腰を振った。ネイトのペニスが膣内をゴリゴリと抉る感触に、瑠璃は一瞬感じたネイトの違和感を忘れて嬌声を上げ快楽に身を委ねた。
「あひっ♡! あへっ♡! は、ひぎゅぅぅっ♡!! これ、深い♡ ネイトの、おチンチン♡ 奥まで、届いてぇ♡!」
普段の瑠璃からは考えられないほど淫らな言葉を口にしながら蕩けた顔を晒す。想い出の中にあるセラは、こんな顔などしていなかった。ネイトはこんな顔をしたセラは知らない。だからこれはセラではなく瑠璃だ。
そう自分に言い聞かせていたネイトだったが、彼はふと思い出した。恭子はセラをどう扱っていたか。
実験の為に囚われた彼女は、男達の欲望の捌け口にされた。つまり彼女の部下の男達は、セラを蹂躙し思い思いに弄んだと言う事。
彼女もこんな顔をしたのだろうか?
「くっ!?」
「うあっ!」
堪らずネイトは一度ペニスを引き抜き、瑠璃をベッドに押し倒すと覆い被さって再びペニスを挿入した。乱暴に蹂躙される感触に、瑠璃は僅かな困惑を感じつつも彼に求められる快楽にただただ身を躍らせていた。
「あはぁっ♡! ひぐぅっ♡! ネイト♡ ネイトぉ♡!」
「瑠璃! はぁ、はぁ、瑠璃!」
「ネイト♡ しゅき♡ 大しゅき♡!」
「俺もだ、瑠璃! お前は瑠璃、瑠璃なんだ! 俺が好きなのは、世界でただ1人! 瑠璃なんだよ!」
脳裏に浮かぶセラの幻影を振り払い、ネイトは只管に瑠璃を愛した。彼女への愛が、彼女からの愛が、ネイトの中に燻るセラの姿を洗い流していく。瑠璃と繋がる快楽の波が、セラへの憧れと彼女が失われた事への悲しみを押し流していった。
その感情が溢れるように、ネイトは瑠璃の最奥で絶頂に達し精液を解き放った。
「あぁぁぁ♡ また、沢山出て♡ イク♡ イクイクイク、イっくぅぅぅぅぅぅぅッ♡♡!!!!」
互いに派手に絶頂し、その余韻に浸る2人。しかしネイトはまだ満足していないのか、それともまだ自分の中に燻るセラの姿を感じたのか、余韻に浸っている最中の瑠璃の膣をペニスで抉る様に腰を動かした。
「はへっ! へぁぁっ♡! ま、まっへ! ちょっと、ちょっと休まへて……♡!」
流石に体力がきつくなってきたのか、一旦中止を要求する瑠璃だったがネイトの耳には届かない。彼はもっと瑠璃の中を自分で満たしたいし、自分の中に残ったセラの姿を消し去りたかった。
「ひぎっ♡! ひぎゃぁっ♡ らめっ♡ またイク♡! イグッ♡! イグの止まらない♡! もう、らめ♡ わらし、ばかになっちゃう♡! あ♡! くる♡ きちゃう♡! ネイトに一杯中出しされて、またイグぅぅぅぅぅぅぅッ♡♡!!」
その後も2人は飽きる事無く互いを求め続けた。瑠璃はクローンである事を忘れ、空っぽの自分の中を満たしてもらう為に。
ネイトは自分の中に燻るセラの姿を忘れ、瑠璃を只管愛する為に。
2人の熱い夜は、そのまま水平線の彼方が白く染まるまで続いた。
***
互いに体力が限界に達するまで愛し合った2人は、どちらからともなくベッドの上に倒れ込んだ。2人揃って、どちらの物かもわからぬ体液で全身をドロドロにしながら隣り合って一つのベッドの上に横たわりながら、瑠璃はネイトの体に寄り添った。
「ネイト……♡」
「ん……?」
甘えるように寄り添ってくる瑠璃に、心地よい気怠さと眠気に身を委ねようとしていたネイトが反応する。見ると瑠璃は彼に寄り添い、猫の様に背を丸めながら寝息を立てていた。その顔は満たされており、これ以上ない位安心しているのが見て取れる。
そんな彼女の姿と、セラの姿がネイトの中で重なる事は無かった。彼はそれを少しだけ寂しいと感じつつ、それ以上の愛しさと嬉しさに眠る瑠璃の頬を優しく撫で軽くキスを落とした。
「瑠璃……愛してる」
それだけ告げるとネイトも迫る眠気に身を委ね、彼女を優しく抱きしめるようにしながら意識を落とした。
その刹那、目を瞑る瞬間ネイトの視界にはこちらを優しく見つめるセラの姿を見たような気がしたが、それもすぐに忘れ微睡みの中へと沈んでいくのだった。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
いやぁ、やっと書けました。テテュスが本編完結してから書きたいとは思っていたのですが、なかなか筆が乗らず個人的にもやきもきしていました。
しかし一度書いてしまえればここからは色々と書いていく所存です。
因みにリクエストも受け付けてはいますが、まずは本編中でフェードアウトしたり描かれなかった話を書いていきたいので、リクエストされた話を書いていくのはその後になりますのでご了承ください。
執筆の糧となりますので、感想評価その他よろしくお願いします!
次回の更新もお楽しみに!それでは。