今回はリクエストより「瑠璃の負担を減らす為にヘブンズゲートで働く海羽がセクハラされた挙句快楽に溺れる」と言う話になります。
序盤殆ど本番なしの鬼畜Hになります。
海羽にとって、瑠璃は女性としての目標だった。大人の色香に溢れ、常に余裕を持ち、しかし時に少女の様な顔を見せる。その肢体は出る所は出て引っ込むところはしっかり引っ込み、同性であっても見惚れる程美しい。理想の女性とは彼女の為にあるような言葉と言っても過言ではないと思っていた。
2年前に海都に流れ着き、そのまま姉妹も同然に過ごしてきた。一人っ子だったが故に、海羽は瑠璃の事を本当の姉の様に思い接してきた。
そんな彼女が、突如海都でも悪名高いヘブンズゲートと言うカジノに身請けされてしまった。今までにも何度か声は掛けられていたが、その時は突っ撥ねていた。弦二としてもあまり手荒な真似は出来なかったのか、瑠璃の頑なな様子に毎度諦めていたのに、である。
瑠璃が身請けされてからと言うもの、BAR・FUJINOは客足も減り店内は寂れていった。鉄平がその事に頭を悩ませている傍で、海羽は瑠璃の身を案じていた。何しろ前述した通り、ヘブンズゲートは海都でも悪名高いカジノだ。噂でしかないが、弦二はカジノで借金を背負わせた客を奴隷同然に働かせ、特に女性は裏で経営している娼館に送り込んでいるとまで言われている。
真偽の程は分からないが、普段の弦二の言動などから事実でもおかしくないと海羽は思っていた。そんな店に、瑠璃は身請けされてしまった。今どうなっているかと考えると、心配で夜も満足に眠れない。
いい加減居ても立ってもいられなくなり、海羽は勇気を振り絞って1人ヘブンズゲートへと足を運んだ。
FUJINOがある通りとは違う、欲望を剥き出しにした活気のある雰囲気に気圧されそうになりつつ海羽は目的の店の前に辿り着く。見上げるほどのビルの正面にはでかでかと店の名前が光っている。一件煌びやかだが、海羽にはそれが哀れな犠牲者を誘い込む誘蛾灯の様に見えた。
「……よし」
思わず足が竦みそうになったが、覚悟を決めて店へと入った。
店内は外に負けず煌びやかで、多くの人が色々なゲームに熱中していた。あるテーブルでは客が大勝ちしたのか見物していた客から歓声が上がり、また別のテーブルでは逆に大敗した者が居るのか大きな嘆き声が聞こえてきた。
だがそれら以上に海羽の目を引いたのは、店内を練り歩くバニースーツ姿の女性達だった。別にそれだけならこの場に於いて何らおかしな事は無いのであるが、問題なのはそのバニーガールに纏わりつく男性客の姿だった。
恰幅の良い中年男性は酔っぱらったのか赤ら顔でバニーガールに抱き着く様に絡み、胸や尻を無遠慮に撫で回している。バニーガールはそれを嫌がっている様子だが、周りの者は客も従業員も誰も止めようとしない。
よく見るとその女性だけでなく、店のあちこちでバニーガールが男性客に絡まれていた。ただ胸や尻を撫でられるだけならまだマシな方で、酷いものになると胸元に手を突っ込まれたり股間にまで手が伸ばされている女性もいる。
あの噂はやはり本当だったのだと言う事を実感させられ、そんな店に身請けされた瑠璃がどんな目に遭っているかと考えると不安に動悸が激しくなった。
こんな所でうかうかしてられない。海羽は店の受付に向かうと、真っ先に瑠璃の事を訊ねた。
「あ、あの!」
「はい?」
「えと……大梅 瑠璃の家族の者ですが……」
見るからにこの場に似つかわしくない雰囲気の海羽に対し、受付の女性は奇異なものを見る目を向けていた。別にこの店にドレスコードは無いが、それでも多くの客は皆着飾って入店している。そんな中で私服姿の海羽の姿はハッキリ言って浮いているにも程があった。受付の店員から向けられる視線に、海羽ももう少しマシな格好をしてくるべきだったかと今更ながら後悔した。
だが彼女の口から瑠璃の名が出た瞬間、受付の店員が彼女を見る目は変わった。店員は海羽を待たせると、何処かと連絡を取り合った。
「失礼します。今、大梅 瑠璃の家族を名乗る少女が来ているのですが……はい……はい。分かりました、直ちに」
何らかの話が付いたのか、店員は頷くと従業員を1人呼び海羽をオーナー室へと案内するよう命じた。
「彼女をオーナーの元へお願いします」
「分かりました。さぁ、こちらに」
「は、はい……」
思っていた以上にあっさりと裏方へ案内される事に、海羽は若干拍子抜けしてしまった。もっと怪しまれたり、門前払いされる事も予想していた。何しろ先に何度か店を訪れたネイトが門前払いを喰らったのだ。自分だって力尽くで放り出される可能性が高いと思っていた。
オーナーに面会が通った事に、まずは第一段階突破と小さく安堵していた海羽。だが従業員に案内され、オーナー室で待つ弦二の前に連れてこられてその気持ちも早々に失せた。
「いらっしゃい、と言っておこうか。藤野 海羽……だったか?」
確かめる様に自分の名前を呼んでくる弦二に、海羽は緊張で胃が縮むのを感じた。
今このオーナー室に居るのは海羽と弦二の2人のみ。ここまで彼女を連れてきた従業員は早々に席を外し、扉を出て鍵を掛けていった。もう逃がさないと言う意思を嫌でも感じる。
一瞬、海羽の脳裏に後悔の念が過ったが唾と共にそれを飲み込み口を開いた。
「あ、あの……る、瑠璃姉ぇを、返して……」
単刀直入に用件を述べようとした海羽だったが、こちらを見てくる弦二の視線に委縮し言葉が尻すぼみになって消えた。
街の住人なら誰もが知っている悪党が目の前に居て自分を睨んでいると言うだけでも理由になるが、何よりも海羽が怯えを感じたのは彼の視線だった。
海羽を値踏みするかのような視線。上から下までじっくりと舐め回すような視線に、海羽は言いようのない気持ち悪さと身の危険を感じずにはいられなかった。
実際弦二は海羽の事を値踏みしていた。瑠璃と言う極上の女性を手に入れた彼から見ても、十分に美少女と言える外見。瑠璃に比べれば劣ると言わざるを得ないが、平均以上の乳房は服を押し上げている。きっと磨けば輝くと、そう思わせるほどのダイヤの原石としての輝きが彼女にはあった。
実を言うと弦二は前々から海羽の事も狙っていた。まだ成人していない彼女だが、客の中にはそういう女性を好む輩も居る。幼さを残しながらも大人の女性の色香を纏いつつある蕾と言える海羽を、我が物にするにはどうすればいいかと日々考えていた。
それが今こうして目の前にいる。それも自分からノコノコとやって来て、だ。このチャンスを利用しない手は無い。
「悪いが、もう瑠璃はウチの従業員。それも一番人気のバニーガールなんでね、悪いが返す訳にはいかないな」
そう言って弦二が手元のリモコンを操作すると、壁に掛けられたモニターに映像が映し出された。
そこに映ったのは店で働いている瑠璃の姿。それを見て海羽は思わず絶句した。
「な、ぁ……!?」
『ん……!? や、やめ……!? くっ!?』
モニターの向こうでは瑠璃がバニーガール姿で、客からセクハラを受けている様子が映っていた。小太りの男性と痩せぎすの男性が、左右から瑠璃を挟むようにして絡みボディーラインの浮き出るバニースーツを撫でまわしている。剥き出しの背中やタイツで覆われた太腿、引き締まった腹部、そしてもちろん上半分が露出して今にも零れそうな豊満な乳房。
『んぁ……!? やぁ……、んっ!? は、ぁ……!?』
いや、あれは最早セクハラと言うレベルではない。的確に瑠璃の感じる部位を刺激し、その反応を愉しんでいる。男女が行為に及ぶ前の、女性の体を慣らす為の愛撫に等しい。実際撫でまわされている瑠璃の肌は性的興奮を感じているのか上気し、ほんのり赤く染まっている。呼吸もどこか荒い。それに胸を揉まれたり背筋を撫でまわされた時には、全身がビクビクと反応していた。
一瞬抵抗しようとした様子を見せた瑠璃だったが、脅されているのか振り上げた手をその状態で止めてしまう。男達はそれを見て彼女の両手を掴むと、露わになった脇腹や横乳を刺激し始めた。
『んぁぁ……!? も、や……だめ……くぅっ!?』
「止めてッ!? これ以上瑠璃姉ぇに酷い事しないでッ!?」
これ以上は見ていられない。海羽は先程感じていた恐怖も忘れたのか、弦二に食って掛かり机に身を乗り出す様にして抗議した。あんな風に男達に嬲られる瑠璃の姿など見たくはない。あれを止めさせる為になら、海羽はどんな相手にでも挑む事が出来た。
だが弦二は彼女の振り絞った勇気を鼻で笑い、リモコンを操作して映像を消すと椅子の背凭れに寄りかかって組んだ両手を腹の上に乗せた。
「そうは言ってもなぁ。さっきも言ったが瑠璃は今やこの店の人気バニーガールなんだ。今更止めさせるなんて出来る訳ない。大体、もう瑠璃はウチの店の一員だ。そいつにどんな仕事をさせようが俺の自由だろ」
「それは……」
理屈の上ではそうなのかもしれない。曲がりなりにも今の瑠璃はこの店の従業員。あれが業務の一環で、その事に対して瑠璃本人が抗議していないのであれば、海羽に言える事は何もない。
まぁ実際には労働基準法などに照らし合わせれば、弦二のやっている事は間違いなくブラックなので訴えれば勝てる見込みはあった。だが半ば勢いでここまで来てしまった海羽には、そこまで考えが至らない。或いは弦二もそれを狙って海羽をすんなり通したのかもしれないが、その真意が彼の口から語られる事は無かった。
代わりに彼の口から語られるのは、悪魔の取引であった。
「その代わり、瑠璃の負担を和らげてやることは出来るぜ?」
「え? ど、どうやって!? 何をすればいいの!?」
案の定海羽は瑠璃の身の安全や負担の軽減をチラつかせれば直ぐに食らい付いた。分かり易い餌に飛びつく、人生経験の浅い子供を手玉に取る快楽に弦二はニヤリと笑みを浮かべずにはいられない。
「何、簡単な話だ。お前もこの店で働けばいい」
「え……?」
「今は瑠璃が一番人気で客を集めてるが、他に人気を集める奴がいれば当然瑠璃に群がる客は減る。お前がウチの店で働いて、人気者になれば、瑠璃に群がる客も減って楽できるだろうぜ」
それはつまり先程映像で見た瑠璃の様に、男性客からのセクハラを超えたセクハラに晒されろと言われたも同然であった。いや、本番行為こそなかったがあれは最早レイプに近い。あそこがカジノの中だから故あの程度で納まっていたが、もしあれがその手の店だったり娼館だったりすればその場で瑠璃が犯されていた可能性もある。
男を知らぬ柔肌をみすみす差し出さねばならぬ選択。勿論海羽も躊躇した。だが先程の、必死に嫌悪感と快楽に耐える瑠璃の姿を思い出して決意を固めた。
「分かり、ました。私も、この店で働きます。だから瑠璃姉ぇには……!」
「そいつはお前の頑張り次第さ。瑠璃の負担が減るよう、気張って奉仕しな」
こうして海羽も、バイトと言う形になるがヘブンズゲートで働く事になった。
普段FUJINOで着るようなウェイトレス服とは違う、薄い生地のバニースーツ。恐らくは意図的にややサイズを小さめに作られたそれは、海羽の女として咲き誇る途中の瑞々しい肢体にピッタリと張り付き、ただでさえ同年代に比べて豊かな胸元や男を誘う尻を強調する。
そんな彼女に、男が群がらない訳がなかった。
「お? 君、見ない子だけど新人?」
「は、はい。この間入ったばかりです」
「へ~、可愛いねぇ。どうだい? この後一緒に一杯」
「ごめんなさい、私まだ未成年なんで」
高校生のバイトでカジノのバニーガールなどおかしいと言う気もするが、弦二からは年齢を聞かれたら素直に答えるよう厳命されている。何故とは思うが、下手に反抗して瑠璃の負担が増えるような事になったら大変なので海羽は大人しく従い自分が未成年である事を素直に明かした。
するとその瞬間、海羽に絡んでいた男性客の目の色が変わった。
「へぇ~、君高校生なんだ? いけないねぇ、こんな店でバイトしたりしちゃ」
男性客は厭らしい目つきで海羽の脇腹を指でなぞった。ねっとりと絡みつくような視線と悍ましいこそばゆさに、海羽は肌が泡立つのを感じて咄嗟に何時も店でやっている様に男の手を払いのけようとした。
「ちょ、止め――――」
しかしそこで海羽は、弦二から必要以上に抵抗してはいけない事も言い含められていた事を思い出す。客の手を払いのけるなど以ての外。仮に客を拒絶して追い払ったりしようものなら、その瞬間瑠璃は裏で経営している娼館に放り込むと言われていた。
レイプ紛いのセクハラだけであの有様だったのだ。本番行為OKな娼館に放り込まれようものなら、瑠璃の美貌なら昼夜問わず客が群がり休む間もなく犯されてしまう。理想の女性であり姉に等しい瑠璃をそんな目に遭わせる訳にはいかないと、海羽は歯を食いしばって客からのセクハラに耐えた。
「~~~~ッ、くぅ……!?」
海羽が抵抗を止めたのを見て、絡んでいた男性客はニヤリと笑うと遠慮なく彼女の体を撫でまわした。
「いやぁ~、やっぱり若い子は良いねぇ。肌はスベスベで柔らかいし」
「んんっ!? ぁ、やぁ……!?」
男性客は横から抱き着く様にして海羽の体を隅々まで撫でまわす。キツめのバニースーツを着させられた事で浮き上がるボディーライン。臍が浮き出る程服が張り付いた腹を撫でられると、くすぐったさと気持ち悪さが同時に襲い掛かって来る。その感触に思わず海羽が顔を背けると、露わになった首筋に男は舌を這わせた。
「ヒィッ……!?」
「ん~、いい味だ。ここまでしか出来ないのが残念だよ」
その後も男は海羽の体を好き放題に堪能した。プリプリの尻を指が沈むほどの力で掴み、タイツに覆われた太腿をねっとりと撫で、瑠璃のは及ばないながらも豊かな乳房を下から持ち上げる様に揉んだ。
特に胸は執拗に揉まれ、マシュマロの様な胸がラバースーツの下で形を変えるのを男性客は楽しんでいた。
「んぁっ!? やぁ……!? おねが、も……やめ……!?」
無遠慮に体を好き放題触られる事に、海羽は可能な限りの抵抗を見せた。と言っても力無く相手の体を押したり、顔を背けたり懇願したりと言った程度で、殆ど抵抗と呼べるほどのものではなかった。それどころかそれは逆に男性客の嗜虐心を刺激し、さらに過激な責めを促してしまう。
「どうしたのかね? 何だか立っているのも辛そうだが?」
ワザとらしくそう訊ねながら、男は前屈みになった海羽の胸元から腹にかけてゆっくりと手を動かす。胸の柔らかさを堪能し、その下に広がるバニースーツのラバー素材で覆われた腹の感触を楽しんでいた男の手が、その更に下に向けて移動する。
最初また太腿を触る気なのかと思っていた海羽だが、向かう先が太腿ではなく股間である事に気付いた瞬間顔から血の気が失せた。
「あ……!? ま、待って!?」
思わず男の手を掴んで止めてしまった。幾らなんでも股間に触れさせるのはマズイ。と言うのも、ここまでのレイプ紛いのセクハラで海羽は心はともかく体は快楽にしっかり反応してしまっていたのだ。体は火照り、下腹部は否応なしに疼いて仕方ない。感触で察するしか出来ないが、スーツの下の股間が湿っているのを感じていた。
その股間を触られようものなら、どんなことになるかなど想像もしたくない。思わず手を出してしまったのも致し方ないだろう。
だが弦二からは必要以上の抵抗は禁止されている。もし執拗に抵抗したりすれば、その時点で瑠璃が娼館に送られ凌辱の限りを尽くされる。そんなのはダメだ。
男性客は海羽のそんな事情など知る由もないだろう。だが彼女の反応と、抵抗してしまった後の表情から何らかの事情がある事は察したらしい。ニヤニヤと笑いながら次の彼女の行動を待っている。敢えて何も言わない客に、海羽は羞恥心を耐えながら股間を守ろうとした手を引っ込めた。
邪魔するものが無くなった股間に素早く男の手が伸びる。そして男の指先が、スーツの下で発情し湿り気を帯びた膣の入り口を押し込んだ。
「ん、くぅぅぅぅぅぅぅっ!?」
瞬間、海羽の全身を鋭い快楽が駆け巡る。時々火照った体を自分で慰める時に下着越しに触るのとは全く違う快感。下着越しの時の方が指先と膣との間にある布地の厚さは薄い筈なのに、自分の指で触られたのではないからか腰が抜けそうになるほどの快楽を感じてしまった。
思わず前屈みになり倒れそうになる海羽の体を男が支える。結果として海羽は絡んできた男性客にしがみ付く様にして倒れる事を防いだのだが、客はそのまま海羽の膣をスーツ越しに弄んだ。
「どうしたのかね? 随分と辛そうだが?」
心配する素振りを見せつつ、指先は陰唇の感触を楽しむように押し込むように擦っている。スーツ越しに膣が押されて擦られる感触に、海羽は足をガクガクと震わせて男に強くしがみ付いた。
次第に湿り気は強くなり、男の指の動きに合わせてクチュクチュと言う音がよく聞こえるようになってきた。
「おやおや~? 何だかここが湿ってきたようだがどうしたのかね?」
「んぃ、ぁぁ……!? や、も……やめ、てぇ……!? そ、そんな、だめぇ……」
溢れ出る愛液はスーツの股間をグショグショに濡らし、遂には滲み出て滴り始めた。タイツの内股にも流れ込み、海羽の足元を卑猥に濡らす。
目尻に涙を浮かべて懇願する海羽。大人と子供の雰囲気を同時に纏う彼女が、快楽と羞恥に悶えて震える姿に男は興奮を隠せない。呼吸は荒くなり、股間では欲望が昂りズボンの股間を押し上げる。出来る事なら今すぐこの場で彼女を押し倒し、バニースーツを引き裂いて貪りたいとすら思っていた。
だがこの場でそこまでの事は許されない。この通常カジノエリアで許されているのは飽く迄触れるところまでの話。暗黙の了解でただ触れる以上の事も許されてはいるが、物陰に引き込んだりして性的にバニーガールを貪ろうとしようものならその時点で警備が飛んできて摘まみだされる。
触れる以上の事が許されるのは、この通常エリアの上の段階であるVIPエリア。それか若しくは裏で営業されている娼館での話だ。海羽は新人と言う事でそこまでの事は許されない。
男性客はその事を残念に思いつつ、それならばそれで今この瞬間を愉しもうと瑞々しい海羽の体を堪能する事にした。
股間を責めているのとは反対の、空いている方の手が海羽の零れそうな乳房に伸びる。海羽は股間を弄ばれてその事に気付いていない。
男の空いている方の手が海羽の乳房に伸び、柔らかな乳房を掴みながら指先で乳首のある部分を探る。案の定快楽に興奮している海羽の乳首はバニースーツの上からでも触れれば分かるくらい硬くなっていた。
触れば分かる程度に存在を主張している乳首。男はそこを指先でスーツの上から摘まんだ。スーツ越しに摘ままなければならないので、光沢のあるラバースーツ毎海羽の乳首が潰れる程の力で摘ままれた。
その瞬間、電撃にも似た快楽が股間と乳首から同時に迸り海羽は一瞬で絶頂にまで上り詰めてしまった。
「くぁっ!? ん、ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?!?」
一瞬悲鳴の様な嬌声を上げてしまいそうになったが、曲がりなりにもここは公衆の面前。周囲では他のバニーガールが自分と同じように客からのレイプ紛いのセクハラに遭っているが、そんなのは関係ないと海羽は男にしがみ付きながら奥歯を食い縛って口から飛び出そうになった嬌声を必死に抑えた。
だが声は抑えられてもそれ以外は抑えようがない。絶頂に膣からは愛液が噴き出し、スーツの股間から流れ落ちた愛液が足元に水溜りを作っている。
一頻り快楽の奔流に晒され、全身を痙攣させていた海羽だがそれも長くは続かず。快楽の波が落ち着くと、そこで立っていられなくなったのか自分が垂れ流した愛液の水溜りの上に崩れ落ちた。今までに経験した事のない快楽に、海羽は肩で息をして淀んだ目が力無く床を眺めていた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「フフフッ……」
快楽に翻弄され放心状態の海羽を、男性客は満足そうに眺めながら近くの従業員から受け取ったタオルで手を拭いた。そして綺麗になった手で懐から財布を取り出すと、そこから一万円札を数枚取り出してバニースーツで強調された海羽の胸の谷間に差し込んだ。
「いや済まなかったね。どうやら迷惑をかけてしまったようだ。これはお詫びの印さ、受け取ってくれ」
そう言うと男はさっさとその場を後にした。海羽はその背を睨むように見送り、そして胸の谷間から差し込まれた紙幣を取り出した。
普段であればこんなに小遣いをもらえれば喜ぶものなのに、手の中にある金を見る海羽の視界は涙で滲んだ。
だが彼女に悲しみに暮れている暇は与えられない。別の従業員が座り込んでいる海羽をサッサと立たせると、早く着替えるように言って床の愛液の水溜りをモップで拭き始めた。
何だか惨めな気持ちになりながらも、海羽は大人しく指示に従い換えのバニースーツに着替えて店に出る。その際彼女は店内を見渡して瑠璃の姿を探した。この最悪の状況下でも、瑠璃の姿さえ見る事が出来ればまだ頑張れる。
しかしこの広い店内、客も従業員も多く居る中から目当ての女性1人を見つけるのは難しい。瑠璃の姿は影も形も見当たらなかった。
それどころか、別の客が絡んでくる始末。
「へへっ、暇してんなら相手してくれよバニーちゃ~ん?」
「ぅ……は、はい」
その後も海羽は引っ切り無しに客から絡まれ、その度にレイプも同然のセクハラを受け営業が終わる頃には心身ともに疲れ切ってしまっていた。とてもではないが、瑠璃を探すだけの余裕は無い。
それからと言うもの、海羽にとっては地獄と言っても過言ではない日々が続いた。
「んぁぁ……!? やめ、そんな……!?」
「ヒヒヒッ! そんな事言って、本当は期待してるんじゃないのか?」
店に入れば絶えず客が近付いてきて絡んでくる。本来であればバニーガールの仕事は案内や給仕が主なのだろうが、海羽の場合は殆ど客の玩具にされる事が仕事と言う状態だった。ぴっちりと肌に張り付くバニースーツ越しに柔肌を撫でまわされ、大きく開いた背中を擦られる感触に体を震わせる彼女の反応を客は楽しんだ。時には男だけでなく女の客までもが彼女を弄んだ時もある。男の客の時とは違う、女の弱点を的確に理解した責めに海羽も快楽により骨抜きにされそうになった。
「んぃぃっ!? やぁ、そこ……だめぇ!?」
「んふふっ……ほ~ら、そんな手で隠しちゃ駄目よ」
絡みつく蛇の様にじっくりねっとりと女の客の手が海羽の体を這いまわる。迂闊な抵抗がそのまま瑠璃の貞操の危機に直結する為、海羽はされるがままに体を弄られ胸を弄ばれ、耳元を舐められた挙句湿った股間をスーツ越しに穿られた。そして股間を責められ愛液で客の指を汚してしまうと、その指を口の中に突っ込まれる。
「こんなに濡らしちゃって……貴方って本当はエッチなのね♪」
「いやぁ、むぐぅ……!?」
自分の愛液で濡れた指を口の中に突っ込まれ、そのまま指で口の中を弄ばれる。指が舌を掴み、粘土か何かの様に捏ねたり引っ張られた。その間も空いた方の手は海羽の豊満な乳房や脇腹、太ももなどを遠慮なく撫でまわしていくのだから堪ったものではない。
「んもごぉ!? うぇぁ……ひゃめ、ひゃめへぇ……!?」
毎日様々な客に全身弄ばれ精神をすり減らしていた海羽だが、人間と言うものは刺激に慣れる生き物であった。どれだけ心が拒絶しようと、体の方は次第に快楽を受け入れ始める。
そして慣れてきてしまうと、何時しかその普段の客からの責めがどこか物足りなく感じてきてしまっていた。
勿論体中を弄られて弄ばれれば快楽は感じるし、絶頂もさせられる。だが心の奥底では、更なる快楽を求める欲望が燻っていた。それどころか最近では弄られたり見られたりすることに抵抗が殆ど無くなる始末。
それどころかヘブンズゲートでのバイトで火照った体を、家に帰ってから自分で慰めるのが日課となってしまう程であった。だが客から与えられる責めに比べると、自慰ではどうしても物足りないと言う考えが浮かんで仕方なかった。
「はぁ、はぁ、はぁ……! ん、くぅぅぅっ!!」
暗い部屋の中、ベッドの上で片方の乳房を自分で揉み、乳首を指先で摘まみながら膣内を掻き回す。既に何度か絶頂を繰り返しているのか、ベッドの上には大きな愛液の染みが出来てしまっていた。
だがどれほど自分の指で絶頂しても満たされない。終わりのない乾きが、次第に海羽の精神を蝕んでいた。
「はぁ、はぁ……私、どうしちゃったの……?」
理解できない己の変化に戸惑う日々を送っていたある日。
この日も客に体を弄ばれるのかと、表面上は憂鬱そうにしながらもその実心の奥ではそれを待ち望んでしまっている自分の存在に葛藤を覚えながら仕事服のバニースーツに着替えてホールに向かおうとすると、最初に海羽をオーナールームに向かわせた受付嬢が後ろから呼び止めた。
「藤野 海羽さん。オーナーがお呼びですので、至急オーナー室に向かってください」
「え? あ、はい……」
突然の弦二からの呼び出しに怪訝に思いながらも従ってオーナー室に向かうと、弦二は開口一番にある事を海羽に告げた。
「海羽、お前今日からVIPエリアの配属な」
「…………え?」
最初海羽は自分が何を言われたのか理解できなかった。だが弦二の言葉が頭に沁み込むと、次第に顔から血の気が引いた。
何故ならVIPエリアはこのカジノに通う客の中でも選ばれた特別な客だけが利用する事を許された特別な場所だからだ。
そこは最早カジノではなく、カジノと言う体の娼館にも等しい場所。
通常エリアではセクハラまでしか許されなかった事が、奉仕と言う形で許された場所。
つまりはそこではバニーガールは娼婦として働かされていると言う事に他ならない。
そこに送られると言う事はつまり、今までは本番一歩手前で押さえられていた行為が解禁されると言う事であった。
何故自分がと言う想いが海羽の中に渦巻いた。ここに入ってからまだ一か月も経っていない。そしてその間、自分は客から弄ばれただけで大した事はしていない。にも拘らず何故?
疑問を彼女が口にするよりも先に、弦二の口から語られたのは海羽にとって見過ごせない情報であった。
「実はな、瑠璃も今はVIPエリアの配属なんだ」
「えっ!?」
「会ってみたくないか? 瑠璃の奴に」
何故唐突に自分を瑠璃に合わせようとするのかが理解できなかった海羽だが、今まで居る筈だったのに影も形も見る事が出来なかった瑠璃に久々に再会できるとなれば黙ってはいられない。VIPエリアに送られる事への恐怖はあるが、それ以上に瑠璃の事が心配だった海羽は躊躇いながらも頷いた。
「分かりました……」
「よし、ついて来い」
オーナー直々にVIPエリアへと案内される事になり、海羽は彼の後について店の奥へと向かった。
向かった先にあるのは豪奢なエレベーター。通常エリアの客では3階までしか利用できないエレベーターだが、VIPエリアは4階より上にある。弦二はオーナー特権でカードキーを使い、目的の階に一気に上がっていった。
あっという間に4階まで上がったエレベーターがチンと言う音を立てて止まり、扉がゆっくりと開かれる。VIPエリアはゆるい傾斜のあるすり鉢状になっていて、エレベーターの位置からはフロアの全貌が見て取れた。
「…………え?」
その先に広がる光景に、海羽は思わず言葉を失った。
「あ♡ んあぁ♡ あはぁ♡」
そこに居たのは、広々としたフロアの真ん中でバニースーツを引き裂かれながら嬉々として男達を受け入れている瑠璃であった。周囲には他にも見目麗しいバニーガールが客に犯されているが、瑠璃の周りには順番待ちをしている全裸の男達が取り囲んでいる。
「ほら、瑠璃ちゃんこっちも頼むぜ!」
「手が止まってるぞ!」
「もっと腰触れ!」
「は、はいぃ♡ んぶ♡ じゅるる♡ レロレロ♡ ぷは♡ あ、あはぁ♡ イイ♡ もっと♡ もっとぉ♡ じゅるる♡ んくんく♡ んあ♡ あひぃ♡」
「るり、ねぇ……?」
海羽は目の前の光景が信じられなかった。FUJINOでは決して客からのセクハラを許さず、下卑た男達をルーレットで搾り取ってきた彼女が今ではすっかり快楽の虜となっている。寝そべっている男の上に跨り下から突かれながら、左右の男の逸物を両手で掴んで交互に口で咥えながら手で扱いていた。
もう何度も射精された後なのだろう、体のあちこちに精液がこびり付き、膣からは入りきらない精液が零れ落ちていた。
その様子を海羽が呆然と見つめていると、下から瑠璃を突いている男が一際強く腰を突き上げた。
「出すぞ!」
「こっちも!」
「うぉぉっ!」
「んぶっ! んむぅぅぅぅぅぅぅ♡♡ んくんく♡ ん、あぁぁ♡ はへ♡ あへぇ……♡ また、一杯……♡」
「次は俺だ!」
「早く代われ!」
「あぁぁぁぁぁぁ♡」
最初に瑠璃を犯していた3人が射精すると、順番待ちをしていた男達が我先にと群がり瑠璃を犯し始める。今度は四つん這いにさせられた瑠璃の、前後から男達が挿入していた。
「んぶっ♡ んぐ♡ じゅるる♡ ぐぼ♡ んあ♡ んんん♡ ん、ぶぇぁ♡ むぅ♡ んむぅ♡」
力尽くで犯されている筈なのに、瑠璃は淫靡な笑みを浮かべ自分から腰を振っている。
そこには海羽の憧れた凛として美しい瑠璃の姿は無く、居るのは快楽に溺れた淫らな娼婦と化した瑠璃だった。
愕然とする海羽だったが、同時にその光景に彼女の中で何かが音を立てて壊れた。
(あぁ……もう、我慢しなくていいんだ…………♡)
気付けば海羽はフラフラとフロアの中心に向かって進んでいた。
彼女がフロアに入ると、直ぐに客が彼女に気付き数人が彼女を取り囲んだ。全員が瑠璃とは違う美しさを持つ海羽に欲情した目を向けている。
その視線に海羽は淫靡な笑みを浮かべると、自分からバニースーツの胸元を下ろして乳房を露出させた。
「犯して……私の事♡ 瑠璃姉ぇ見たいに、気持ち良くして♡」
男を誘う海羽の言葉に、男達は一斉に海羽に殺到した。
あっという間に海羽の着ているバニースーツは引き裂かれ、陰部も露出させられると奪い合いに制した男が男を知らぬ秘裂に容赦なく挿入した。
「んあぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡ あ、あはぁぁぁ……♡」
処女膜を引き裂かれる痛みを感じたが、それ以上に待ち望んだ快楽に海羽は挿入されただけで絶頂してしまった。頬は上気し舌を突き出した口の端からは涎が垂れている。
客は海羽が処女だった事に喜びつつ、その膣肉を堪能すべく腰を前後に振った。
「んあ♡ あぁ♡ これ♡ すご、いぃ♡ こんな、気持ちいいの始めてぇ♡ もっと♡ もっともっとぉ♡」
ついさっきまで処女だったのが嘘の様に、海羽は自ら男を求め腰を振った。突かれる度に絶頂し、豊かな乳房が大きく揺れる。
その淫靡な姿に他の客も我慢できず、空いてる部分は全て使えと言わんばかりに群がった。
「んぶっ♡ んぶぇぁ♡ あぶ♡ んぐ♡ もがぁ♡ じゅるる♡ んむ♡」
膣だけでなく尻穴や口、両手にもそれぞて逸物を掴まされる。それでもまだまだ彼女を求める男達は居て、あぶれた者たちは犯されている彼女の姿を見て自分で自分を慰めていた。
「ぷはぁ♡ あひぃ♡ もっと♡ もっと一杯犯してぇ♡ 気持ちいいの好きなのぉ♡ もっと♡ イイ♡ イイよぉ♡」
男達は次々と海羽の中や外に向け射精し、あっと言う間に海羽の体は精液でベトベトになる。それでも彼女を犯そうとする男の数は減らず、最初に彼女を犯していた男が離れるとすぐさま次の男が犯し始める。
休む間もなく続く輪姦に、しかし快楽の虜となった海羽は嬉々としてそれを受け入れた。
「あ♡ あはぁ♡ しゅき♡ これ、しゅきぃ♡ もっと♡ もっとメチャメチャにしてぇ♡」
気付けば海羽もフロアの中心に連れていかれ、瑠璃と並んで犯されていた。漸く瑠璃と再会できた海羽は、目の前で犯され嬌声を上げている瑠璃に淫靡な笑みを深くした。
「あはぁ♡ 瑠璃姉ぇ、エッチな顔♡」
「んあぁ♡ 海羽ちゃんだって♡」
「あん♡ あぁ♡ だって、瑠璃姉ぇに見られてると思うと、凄く気持ちいいんだもん♡」
「あぁぁ♡ あは♡ 私もよ♡ 海羽ちゃんが目の前に居ると思うと♡ さっきより気持ちいいの♡」
「瑠璃姉ぇ♡」
「海羽ちゃん♡」
向かい合わせで犯されていた2人は、互いに惹かれ合う様に顔を近付けると自然な動きで互いの唇を貪り合った。
「んむ♡ じゅるるる♡ ピチャピチャ♡」
「むぅぅぅ♡ んぁぁ♡ あむ、むぅぅ♡」
互いに濃厚なキスをしながら、犯される快楽に悶える2人。
その光景に弦二は満足そうな笑みを浮かべてエレベーターに乗り自分の部屋へと戻っていく。
その後もVIPエリアでは2人の美女と美少女が休む間もなく男達の性欲に晒され、犯され続けていた。
その後、瑠璃と海羽の2人はバニーガールを止めさせられた。と言っても解放される訳では無い。こんな見目麗しい2人を解放するなどあり得ないし、快楽の虜となった2人はそれを望まないだろう。
2人は弦二の愛人と言う立場に納まり、昼夜問わず彼に奉仕する事を求められた。
今も2人は、お揃いの紐上の布を体に巻いただけの扇情的な下着姿で両隣から弦二に奉仕していた。
「はぶ♡ んむぅ♡ あ、はぁ♡」
「れろれろ♡ じゅるるる♡ ん、あぁ♡」
瑠璃は横から抱き着く様にして弦二の唇に奉仕し、海羽は跪いて露わになった彼の逸物を咥えている。そして弦二は、2人に奉仕されながら手で瑠璃の胸を揉み、足で海羽の膣を弄っていた。
「ん♡ あ♡ だめ、もうイっちゃう♡」
「んぶ♡ んむぅぅぅぅぅぅ♡」
胸を弄ばれただけで絶頂した瑠璃と、口内に射精された精液を一心不乱に飲み干す海羽。
2人の美しい女性が自分のものになった事に、弦二は勝ち誇った笑みを浮かべながら快楽に身を委ねるのだった。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
執筆の糧となりますので、感想評価その他よろしくお願いします!
次回の更新もお楽しみに!それでは。