今回はリクエストより、「クジラのディーパーの超音波による振動で快楽に悶えるテテュス」の話になります。
鬼畜Hですが本番はありませんのでご注意ください。
仮面ライダーテテュスとなって、海都を襲うディーパーと日々戦いを繰り返す瑠璃。最初こそ慣れていない戦いに時に苦戦も強いられたが、それでも人間慣れるものであり、今では彼女も一端の戦士として日夜街の平和の為に戦っていた。
戦いに慣れてきたからか、最近は仮面ライダーなり立ての頃に比べて大分余裕を取り戻してきたように海羽の目には映った。その事を嬉しく思いながら、この日彼女は姉の様に慕う瑠璃と共に買い物を楽しんでいた。
「さ~て、次は何処に行こうか?」
「ん~、ちょっと疲れちゃったし、何処か喫茶店でも――」
服なんかが入った買い物袋を片手に雑談しながらブラブラと2人で街中を歩いていると、突然2人の歩いている道の先にあるマンホールが下から弾け飛んだ。
一瞬下水道に立ち込めたガスに引火したのかと思うような光景だが、戦いに身を投じるようになった瑠璃はそれが何を意味しているのかにすぐ気付いた。
「海羽ちゃん、逃げて!」
瑠璃は持っていた荷物を海羽に押し付けながら、自分は取り出したリールドライバーを腰に装着する。
その間に蓋が無くなったマンホールからは、人型のクジラの様な見た目をしたディーパー、ホエールディーパーが姿を現していた。街行く人々は、突如姿を現したディーパーに悲鳴を上げながら逃げていった。
海羽はその人の動きに押し流されるようにその場から引き離されていった。
「あっ! 瑠璃姉ぇッ!」
思わず瑠璃に向けて手を伸ばしてしまった海羽だったが、瑠璃としては寧ろ安心していた。この場に海羽が残っていては、巻き込んでしまう危険もゼロではない。確実に安全を確保する為には、彼女にはこの場から逃げ去ってくれた方が都合が良かった。
尤も海羽にとっては不本意な逃走だった筈なので、人の動きが落ち着くか流れから出る事ができてしまえば即座に戻って来るだろうが。
それならそれで、海羽が戻ってくる前にこいつを倒してしまえばいいと思い直し、瑠璃はライフコインを指で弾きキャッチすると仮面ライダーに変身した。
「
〈Bet your life〉
「ストレート0……変身ッ!」
〈Fever!〉
瑠璃が仮面ライダーテテュスに変身する。まるで足を得た人魚姫を思わせるような、青を基調とした女性特有の補足滑らかな肢体を持つ仮面ライダー。腰から伸びるスカートが人魚の尾びれを思わせる美しい戦士を前に、ホエールディーパーは腰を低くして威嚇した。
「ガルルルル……!」
「チップ1枚で、大逆転よ!」
テテュスは自身を警戒するホエールディーパーに果敢に飛び掛かった。波の様に先端に向け青から白にグラデーションの掛ったスカートを翻して放たれた蹴りが、筋肉質なホエールディーパーの胸板を蹴り飛ばした。翻るスカートの動きに一瞬意識を取られたホエールディーパーは、強烈な蹴りを胸板に食らって数歩後ろに後退る。
見た目の割に一撃喰らっただけで後退したホエールディーパーに、テテュスは大した事ないと内心でほくそ笑む。これならそう苦戦する事も無く、海羽が戻ってくる前に戦いは決着がつくだろうと楽観していた。
だが何事もそうだが、人間慣れてきた時が一番危ない。奇しくもこの時テテュスが相手をする事になったホエールディーパーは、そう言う油断していると痛い目を見る典型とも言える相手だったのだ。
グローブを付けたボクサーの様な動きで殴り掛かって来たホエールディーパー。思っていたよりも軽快な動きに一瞬驚かされたが、それでも目で見て捉える事ができる程度の速度だった事にテテュスはギリギリのところで回避した。だが完全に回避する事は叶わず、放たれた拳がテテュスの装甲面積の少ない胸の鎧を僅かにだが掠めていった。
その瞬間、テテュスは全身に言いようのない衝撃を受けた。
「い、ぎ……!? な、何……!?」
今までロクに感じた事のない感覚。彼女は今まで意識した事もないが、それは快楽の衝撃であった。
ホエールディーパーの攻撃は本当に胸の鎧を僅かに掠めた程度。傷と言えるほどの傷も残らないのではと言う程の、ダメージと呼ぶには程遠い一撃でしかない。にも拘らず、あのディーパーの一撃には信じられないほどの衝撃を感じた。
テテュスは認識を改め、気を引き締めた。前言撤回、このディーパーは何かが可笑しいと言う事に彼女も気付いたのだ。
兎に角一撃掠るだけでも危険だと言う事は分かったので、テテュスは次々と放たれるホエールディーパーの一撃を上手い事やり過ごしていく。少しでも掠らせたりしないように、連続で放たれる攻撃を掌を使って受け流していく。
「くっ、ふっ、このっ!」
ボクサーの様に構えて次々と連続でパンチを放ってくるホエールディーパー。何とか直撃は勿論掠る事さえも防いではいるテテュスだったが、一撃どころか掠めるだけでもアウトと言うプレッシャーが次第に彼女から余計な体力を奪っていく。
そして体力が低下すれば余計な被弾が増えていくのは自明の理。動きに精細さを欠き始め、踏ん張りがきかなくなり、ちょっとした攻撃でも体勢が崩れてしまう。
「うぁっ!?」
ホエールディーパーの攻撃を受け流そうとして、力の流し方を誤りテテュスがバランスを崩した。
その瞬間を待っていたかのように、ホエールディーパーが右拳を鋭く放った。今までのとは違う、抉り込む様な一撃が迫る光景にテテュスは足に力を籠めせめて直撃だけは避けようと踏ん張った。
その踏ん張りのお陰で直撃だけは何とか回避できた。だが今度の一撃は装甲の無い、お腹のボディースーツ部を掠めていった。
その瞬間、微振動に似た衝撃が腹を中心に胸と子宮を刺激した。
「ひぐぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」
絶頂と言う程ではないが、脳天まで突き抜ける程の快楽にテテュスは体を強張らせる。それはこれ以上ない程の大きな隙となり、無防備な姿を晒す彼女にホエールディーパーは次々と拳を叩きつけた。
「あぐっ!? くぁっ!? い、ぎぃっ!? や、めぇっ!? ひぎぃっ!? あぁぁっ!?」
理解不能な快楽が次々と叩き付けられる。まるで奴の拳自体が快楽を伴い、一撃喰らえば拳に込められた快楽がテテュスの体に痛みの代わりに伝わっているかのようだ。
それはあながち間違いではない。
ホエールディーパーはクジラの能力を持ったディーパー。その能力とはエコーロケーションで用いる超音波に他ならない。
本来であれば周囲の探知などにしか使えない超音波だが、使い方を変えれば十分な武器になる。一点集中して照射すれば相手を吹き飛ばすほどの衝撃はとなるし、拳などを超振動させて振動で相手を攻撃する事も出来る。
今テテュスが相手をしているホエールディーパーも、そうして超音波による振動を武器として戦っているのだ。
「はっ、はっ、はっ、……う、うぅ♡」
何とかホエールディーパーの攻撃から逃れる事ができたテテュスではあるが、今の彼女の姿からは最初の威勢は消え去っていた。外見上のダメージはあまり大きいようには見えないが、度重なる快楽により腰が砕けそうになり膝はガクガクと笑っている。鎧に包まれたボディースーツの下では、乳首が固くなり動く度に擦れて甘い快楽を伝えている。子宮も振動を喰らった影響で疼き、スーツで分からないが股間は膣口から溢れ出た愛液により既にビショビショになっていた。動く度に小さく勃起した陰核が擦れ、愛液に濡れたボディースーツの感触に切なさを感じずにはいられない。
この時彼女が仮面をしていたのは幸運と言えるだろう。何故ならこの時、彼女の顔は既に快楽によって蕩けていたからだ。子宮が疼き、今すぐ自分で自分を慰めたくなる。
それでも彼女は、己の中に渦巻く性欲に負けず戦う事を選んだ。ここで逃げたりしたら、このディーパーが何をしでかすか分かったものではない。愛するこの街を守る為、彼女は快楽に負けそうになる己を律して拳を握った。
「う、うぅ……あぁぁぁぁぁぁぁっ!」
息も絶え絶えになりながら尚も戦う事を選んだテテュス。ホエールディーパーはそんな彼女を嘲笑う様に、放たれた蹴りを受け止め大きく広げられた股間に殴り掛かるのではなく拳を押し当てた。
流石にコイツがどういう能力を持っているのかは、その見た目と今の自分の有様で彼女も理解している。故に、この状況は非常にマズイと足を引っ込め離れようとした。
だがそれは一歩遅く、次の瞬間ホエールディーパーは超音波による振動を直接彼女の股間に叩き付けた。
瞬間彼女の視界は白く染まり、続いて激しい快楽が全身を駆け巡り脳天を突き抜けた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!♡」
超振動するローターを股間に押し付けられたかのような刺激。激しくも甘い快楽の刺激に、テテュスは背筋を仰け反らせて絶頂してしまった。
だがホエールディーパーは尚も振動を止めず、足から力が抜けて倒れ込みそうになる彼女を片手で支えつつそのまま振動を股間に押し付け続けた。結果彼女は、絶頂の余韻が収まる前に次の絶頂を味わう事となる。
「ひぎっ♡ はひぃぃぃぃぃぃっ♡♡ やめ、やめてぇぇぇぇぇっ♡♡!! も、や♡ おか、おかしくなりゅぅぅぅぅぅぅっ♡♡♡!!!」
敵を前に必死に懇願するテテュス。身悶えしながら絶頂に体を痙攣させるその姿は、清らかなものが穢されていく背徳的な淫らさを感じずにはいられない。もしこの光景を第三者の男が見ていたなら、興奮せずにはいられなかっただろう。
暫く股間への超音波攻撃を続けたホエールディーパーは、程なくして攻撃を中断した。股間から拳が離されると、ボディースーツを越えて染み出てきた愛液が糸を引く。
激しい快楽から解放されたテテュスは、地面に倒れたまま四肢を投げ出し体をビクビクと痙攣させる。
「あ……♡ あぁ……♡ あひ、はへぇ♡」
何度も味合わされた絶頂に、意識が飛びそうになっている様子。そんな彼女を、ホエールディーパーは抱きしめて立ち上がらせる。両腕を背中に回してがっちりホールドした状態で、体を密着させて立ち上がらされたので彼女も窮屈さに飛びかけた意識が戻って来た。
「う、くぅ……。や、めぇ……離し、て……」
何をするつもりなのかは分からないがこのままではマズイと言う事は分かる。だから必死に振りほどこうとするのだが、先程の連続絶頂で体に力が入らず離れる事ができない。殴ろうが蹴ろうが、力の乗らない抵抗にホエールディーパーが口元を歪めたような気さえした。
そうこうしていると、ホエールディーパーが力を溜め始めた。何か大技を使うつもりのようだが、問題なのはその余波。力を溜める余波で振動が放たれるのだが、密着した状態で全身から放たれる振動を諸に食らいテテュスは先程以上の快楽に悲鳴を上げた。
「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!? あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!??」
周囲に響き渡るけたたましい悲鳴。余波であるにもかかわらずその振動はテテュスの装甲や仮面に罅を入れ、彼女の内側をシェイクする。体の内側を大量の筆でなぞられる様な快楽に、股間からは愛液が噴き出し罅割れた仮面から涎が流れ落ちる。
「ひぎぎぎぎぎぎぎっ!? ひゃ、ひゃめっ!? ひぬ!? ひんじゃ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!?」
連続絶頂などと言う言葉すら生温い、正に絶頂地獄。体中全ての神経が快楽神経となり、全ての刺激が快楽として感じられるようになってしまったかと言う気にさえなる。
だがこれはまだ余波のレベル。ここから本気の大技が来るのだ。明滅する視界の中でホエールディーパーが更に力を溜めようとしているのを見てテテュスはそれを察し、これ以上好きにさせてはならないと彼女は体が弾けそうになるほどの快楽で痙攣し好き勝手に動こうとする手を何とか制御してチップケースをドライバーに装着しレバーを引いた。その際に出現したルーレットが、ホエールディーパーを彼女から引き剥がす。
「赤の9オールインッ!?」
絶頂地獄の余韻で思考すら満足に纏まらない中、彼女は奇跡的に当たりを引けた。ルーレットの出目は彼女の予想通り赤の9に入り、ギリギリのところで必殺技が発動する。
「はぁぁぁぁぁぁっ!!」
テテュスのジャックポットフィーバーがホエールディーパーに炸裂する。その瞬間彼女は勝利を確信した。
だがそれと同時に、ホエールディーパーの大技も発動していた。ホエールディーパーは肉を切らせて骨を立つと言わんばかりに、テテュスの必殺技を喰らいながらも力を溜めた両手で彼女の両肩を掴んだのだ。
「はっ!?」
しまったと思った時にはもう遅い。その瞬間、今までの比ではない強力な超振動波が至近距離から彼女を襲った。体の中を掻き回される様な振動が全身を駆け抜け、子宮や乳房は勿論全身のありとあらゆる快楽神経を引っ掻き回していく。
刹那、テテュスは全ての感覚が途切れたような気がした。真っ白な空間の中、1人佇む虚無の時間。
だが次の瞬間、体の内側から火山の噴火の様に快楽が噴き出した。
「――――――――ッッッッ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっっ!!!???」
脳の神経が焼き切れるのではと言う程の快楽を伴う絶頂。純粋な破壊力も馬鹿には出来ず、絶頂と同時に全身の装甲が砕け散りボディースーツは破れ、変身が解除されても尚その破壊は収まらず下着以外僅かな布切れを残して衣服も弾け飛んだ。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!??」
リールドライバーにも亀裂が入る中、限界を迎えたホエールディーパーが爆散。生身でその爆風を喰らった彼女は意識を失いながら吹き飛ばされていった。
それから暫くして、漸く人の流れから抜け出す事ができた海羽が現場に戻って来た。
「瑠璃姉ぇッ!」
先程遠くから一際大きな爆発音が聞こえた。海羽はそれがテテュスがディーパーを倒した音だと確信して現場へ近付き、そしてそこに彼女の姿がない事に違和感を感じた。
「瑠璃姉ぇ……? 瑠璃姉ぇ、何処ッ!?」
周囲の状況などから、ここが現場である事は間違いない。だがディーパーはともかくとして、肝心のテテュスや瑠璃の姿が見当たらない事に海羽は言い知れぬ不安を感じ周囲を探し回る。
だが彼女の必死の行動も空しく、瑠璃の姿は見つからない。
瑠璃の姿を探していた海羽は、その足元に千切れとんだかののじょ衣服の切れ端が残されていた事に気付く事は無かった。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それとこの場で一つ皆さんにお知らせを。
本作ではありがたい事に多数のリクエストを頂き採用したものに関しては既に了承の旨を伝えていますが、執筆に取り掛かる上で性癖的などの問題で書くのが無理そうだと判断した場合は誠に勝手ながらこちらで厳選させていただく事になるかもしれません。
無論可能な限り書くつもりですが、どうしても無理そうだと判断した場合その事をメッセージでお伝えしますのでどうかご了承ください。