※この作品はR-18です。

仮面ライダーテテュス・レイトショー   作:黒井福

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どうも、黒井です。

この箱庭の人魚姫シリーズも遂に佳境に入ります。

前回告げた様に前後編に分かれます。


第6話:悪意と欲望に囚われた美姫(前編)*

「ぅ…………」

 

 弦二が改造されたキメラ・ディーパーに散々凌辱され、意識を失った瑠璃が目覚めたのは何もない殺風景な部屋だった。灰色の壁や天井に囲まれ、光源は天井に埋め込まれた蛍光灯の灯りのみ。そして見渡せば鉄製の扉とガラス張りの大きな窓だけがあった。

 

「ここ、は……?」

 

 何故自分はこんな所に居るのか? 記憶を漁っていた瑠璃がふと視線を下の方に向けると、一糸纏わぬ自分の姿が目に入った。

 隠す物が何もなく露わになった乳房や腹、スラリとした足を見て一瞬頭の中が真っ白になったが、直後に一番新しい記憶が思い出された。

 

「そうだ、私……!?」

 

 限界近くまでキメラ・ディーパーに犯された。その様子を海羽を始め、街の人達に見られてしまった。これからあの街でどう生きて行けばいいのかと不安に駆られそうになったが、それ以上にこの場所に違和感を感じていた。この殺風景な景色に、何だか見覚えがある様な無い様な…………

 

『気が付いた?』

「あ……!?」

 

 違和感の正体を突き止めようと、靄が掛かった記憶を漁ろうとした瑠璃だったがその時唐突にスピーカーを通して聞き覚えのある声が聞こえてきた。顔を上げれば窓の外に芳江の姿がある。

 彼女の姿を見た瞬間、瑠璃は自分が全裸である事も忘れて窓に駆け寄った。

 

「博士ッ! 北條博士ッ! ここ、一体何処なんですか? 何で私、こんな所に……」

 

 矢継ぎ早に次々と質問を口にする瑠璃だったが、次第に違和感を感じ始める。自分の事を見る芳江の目が、何時もに比べて恐ろしい程に冷たいのだ。一体何故芳江にそんな目を向けられるのかが分からず、瑠璃は困惑して言葉が途中で止まってしまった。

 

 すると芳江の口から堪えきれないと言いたげな笑い声が漏れ出した。

 

『クク、フフフッ……!』

「は、博士……?」

『アハハッ! おめでたいわね? こんな状況でもまだ私の事が信じられるの?』

「ど、どういう……事? だって、博士は……」

 

 味方なのでは、と言う言葉は口から出なかった。本当は瑠璃も気付いていた、と言うか気付かされた。これまで芳江が自分に見せていたのは仮初の姿で、これが彼女の本性なのだと言う事を。

 

 瑠璃が自分の本性に気付いたのを見て取った芳江は、瑠璃の味方である北條 芳江としての仮面を脱ぎ去り本来の姿である深井 恭子としての顔を見せた。

 

『改めて、自己紹介させてもらうわ。私の名前は深井 恭子。元傘木社の研究員よ』

「傘木社、って……!?」

 

 その名は瑠璃も聞いた事がある。自分がこの街に流れ着いてから少しして、日本が世界に誇る大手製薬会社が倒産した。非人道的な実験などに手を染め、世界を混乱に陥れようとした悪の企業。だがその企業は、瑠璃よりも前に活躍していた仮面ライダーにより滅ぼされたと言う。

 

 その傘木社の残党が目の前に居る恭子だと聞かされ、瑠璃は混乱のあまり口元を押さえた。

 

「嘘……!? そんな、だって……!? 博士は、私の事を助けてくれて……!?」

『ウフフ……残念だけど、助けたのが私ならあなたをディーパーに襲わせたのも私なのよ』

「えっ!?」

『あなたが使うドライバーに不備があるのも、その不備の所為で変身が解除されてディーパーに凌辱されたのも全部私が仕組んだ事なの。分かった?』

 

 衝撃の告白に瑠璃は立つ事が出来なかった。まるで足元が崩れた様にその場に腰を落とし、混乱のあまり呼吸を乱しながら唇を震わせつつその理由を問い掛けた。

 

「な、何で……そんな事を……?」

 

『ま、簡単に言えばあなたにディーパーを孕ませて手駒を増やしたかったからよ。何しろディーパーを自然発生させる親玉を始末しちゃったからね。何かしらの方法で増やさなくちゃいけなかった訳』

 

『で、そんな時運良く見つけたのがあなただったのよ。流れ着いたあなたを身体検査した時、ちょうどいい適正を持っていた事が分かったからね』

 

 つまりはこの街に流れ着いた時から、瑠璃は恭子の掌の上で踊らされていたと言う事になる。彼女が言うには、今瑠璃が居候している家も傘木社の手の者のより用意されたもので、瑠璃は知らない事だったが家のあちこちに監視カメラが仕掛けられ朝起きてから夜寝るまで全て監視されていたのだとか。

 

 気付かない内に自分が実験動物として観察されていたと言う事実に、瑠璃は言いようのない吐き気の様な物を覚えずにはいられなかった。

 

「う、うぅ……!?」

 

『ま、尤も? いきなりあなたを母体にしようとしたって、慣れていなければ心身ともにすぐ壊れてしまう事は分かっていたからね。だからこれまで、母体として成長させる為にディーパー達に犯させて調教したって訳よ』

 

 衝撃を受けた様子の瑠璃にこれまで秘密にしてきた事を喋っていく恭子だったが、唯一瑠璃に絶対に明かさないようにしている事が一つあった。

 

 それは瑠璃が1人の女性のクローンであると言う事。そもそも瑠璃は普通に生まれた人間ではなく、恭子が主導して行った実験により生まれたクローン人間なのだ。とある島で見つけたセラと呼ばれる女性をホストに、細胞から遺伝子を複製しさらに超万能細胞で強化する事で誕生した複数のセラシリーズのクローン達。瑠璃はその中の1人だったのだ。

 傘木社所有の潜水艦を研究所として実験を行っていたが、事故により潜水艦は沈没。そのごたごたの最中で瑠璃のオリジナルであるセラは当時失敗作として処分を待っていた瑠璃を連れて脱出を図ろうとしていた。だがセラは脱走間近で恭子により射殺され、瑠璃だけが逃れられたと言うのが事の真相である。

 

(この事を明かせば、流石にあの子も精神壊れて人形みたいになっちゃうからね。そうなると管理は楽だけど、強力なディーパーが生まれ辛くなっちゃうから)

 

 それは過去の実験が証明していた。瑠璃以前に作り出されたセラシリーズのクローンで、心を強く持った個体とあらゆる拷問や凌辱で心を徹底的に壊した個体とでは、生み出されるディーパーの強さに明らかな差があったのだ。

 この結果を受け、セラシリーズ最後の1人となった瑠璃を恭子は仮面ライダーとして仕立て上げ、戦いの中で心身ともに強く成長させつつ同時に凌辱により調教する。これがこの計画の全貌であった。

 

「本当はもっと時間が掛かると思っていたのだけれど……あなたが淫乱で助かったわ」

 

 そう言って恭子が手元のリモコンを操作すると、窓の一部に瑠璃がディーパーに凌辱されながら自分から腰を振って嬌声を上げている場面が映し出された。

 

『あっ♡ あんっ♡ あぁっ♡ んあぁっ♡』

「ッ!? あ、あぁ……!? 違うッ!? 違うのッ!? 私、私はぁ……!?」

 

 過去の凌辱の様子を見せつけられ、淫らな己の姿を必死になって否定する。だが今更そんな事をしてももう遅い。瑠璃の体はとっくの昔に調教されて、快楽を受け入れる体になってしまったのだから。

 現に今も、過去の自分が凌辱される光景を目の当たりにして膣からは何かを期待するように愛液が零れ落ちている。

 

 股間を愛液で濡らしつつある瑠璃の姿に、恭子は笑みを浮かべると映像を消して瑠璃に背を向けその場から離れようとする。

 

『それじゃあ、元気な仔を沢山産んでちょうだい』

 

 恭子はリモコンを操作して早速瑠璃が居る部屋にディーパーを放とうとした。が、ここで彼女は瑠璃が簡単に壊れる事が無いようにと最後のカンフル剤を投入した。

 

『あぁ、そうそう。言い忘れる所だったわ。もしあなたが死んだり壊れたりしても、次の子の目星はつけてあるから心配しないで』

「次の子……?」

『あなたもよく知る子よ。お店で一緒に働いてたじゃない?』

 

 その一言で恭子の言う次の子が誰なのかが分かった。彼女は瑠璃の次は海羽を母体として調教するつもりなのだ。

 それに気付いた瞬間、瑠璃の心に火が灯った。

 

「止めてッ!? 海羽ちゃんにそんな酷い事……!?」

『なら精々頑張る事ね。あなたが持ち堪えればそれだけ次の子の出番が来るのは遅くなる訳だから、ね?』

 

 言いながら恭子はリモコンを操作した。すると鋼鉄製の扉が開き、そこから以前見た事のあるディーパーが入って来た。赤くぬめりのある体表に、体のあちこちから生えた吸盤のある触手。それは嘗て瑠璃を最初に凌辱して処女を奪った、オクトパス・ディーパーの複製体だった。

 

「ぁ、ぁぁ……!?」

 

 その姿に最初の凌辱の記憶が蘇り、思わず後退ってしまう瑠璃。だがここは密室であり、唯一の出入り口は今オクトパス・ディーパーが入って来た扉しかない。そしてディーパーが完全に入ると、即座に扉は閉められた。

 逃げ場は閉ざされ、そしてドライバーの無い今の瑠璃にはディーパーに対抗する手段がない。文字通り何も身に着けていない瑠璃に、オクトパス・ディーパーは焦らす様にゆっくりと近付いて行き、瑠璃は少しでも遠くに離れようと後退るが直ぐに壁にぶつかりそれ以上後ろに下がれなくなった。横に逃れようにも部屋の隅に追いやられる形となり、完全に逃げ場を失ってしまう。

 

 部屋の隅に追い詰められた瑠璃の姿を見て、恭子はこの状況で信じられない位優しい笑みを浮かべて口を開いた。

 

『頑張ってね、み(・)ん(・)な(・)の(・)お(・)母(・)さ(・)ん(・)』

 

 笑顔で死刑宣告にも等しい事を口走り、そのまま部屋を離れる恭子。その背に瑠璃が何か言うよりも早くに、オクトパス・ディーパーが瑠璃に襲い掛かった。

 

「やっ!? いやぁぁぁっ!? 止めてぇぇぇぇッ!?』

 

 咄嗟に抵抗しようとする瑠璃だったが、複数本ある触手が一度に巻き付いて来るのであっという間に拘束され持ち上げられる。その状態でも瑠璃は必死に触手を引き剥がそうとするが、元より力で敵う訳がない上に触手には吸盤が付いている為引き剥がしたくても引き剥がせない。

 そして無数の触手が瑠璃の体を這いまわり撫でまわす感触に言いようのない快楽を感じ背筋を震わせていると、次の瞬間オクトパス・ディーパーの触手ペニスが瑠璃の膣奥まで一気に突き入れられた。

 

 瞬間、膣奥を突かれた衝撃で瑠璃はあっという間に絶頂してしまった。

 

「ひっ!? ぐ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 また突き入れられただけだと言うのに絶頂してしまった事に瑠璃は仰け反りながら愕然とした。見た目は以前自分を凌辱した個体と何ら変わらない。にも拘らず今回はたった一つ気で絶頂してしまった。それはつまり、瑠璃の体が最初にこいつに犯された時に比べて遥かに淫乱になってしまったと言う事の何よりの証明だった。

 

(嘘……私、私は……!?)

 

 自分は決して淫乱なんかじゃないと思いたかったが、しかし現実は何処までも残酷だった。ディーパーの触手ペニスが一突きする度に抑えようのない快楽が全身を駆け巡りあっという間に絶頂してしまう。

 

「ひぐっ! あぁっ! あがぁっ! やぁ、いやぁぁぁっ! 止めてぇッ! もう、突かないでぇぇッ!」

 

 泣き叫びながらも凌辱から逃れようと暴れる瑠璃。しかしその動きは寧ろさらに快楽を求めようとしているそれにしか見えなかった。胸が大きく揺れる程上半身を振り回し、腰をへこへこと振りながら膣内の触手を締め付ける。そんな彼女にオクトパス・ディーパーは答えるようにさらに激しく膣内をかき混ぜ、胸や背筋、脇を触手が這いまわる快楽に瑠璃は何度も絶頂させられた。

 

「あぁぁっ! ヤァァッ! イクッ! またイクッ! イクゥゥゥゥゥッ!!」

 

「ひぎぃっ!! んぐぁぁっ!! ひぃ、ひぃぃっ! いやぁぁっ! 止めてぇっ! もう、突かないでぇぇっ!?」

 

「あぁぁっ!! イクッ!? イきたくないのにイっちゃうっ!? イグゥゥゥゥゥッ!!」

 

 何度も膣奥を突かれ、胸を弄ばれて次々と絶頂する瑠璃。絶頂する度に背中を弓なりに反らせ、舌を突き出し涎と涙、そして愛液を垂れ流す彼女の膣奥に、オクトパス・ディーパーは容赦なく射精しその子宮を精液で満たしていった。

 

「いやぁぁぁっ!! いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 至急の中をディーパーの精液が満たしていく悍ましい感触。心は拒絶しているのに体の方はどうしようもない程快楽を受け入れ、射精されると同時に結合部からは愛液が噴き出した。

 

「ひぐぅぅぅぅぅぅっ!? イックゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!??」

 

 膣内をあっという間に精液が満たしていく。子宮の中に納まりきらない精液が愛液と共に結合部から漏れ出て床に水溜りの様に溜まっていく。

 

「あぁ……はぁ、はぁ……」

 

 この時点で既に数えきれないほど絶頂を繰り返した瑠璃だったが、オクトパス・ディーパーによる凌辱はまだ終わらない。寧ろここからが本番だと言わんばかりに、ディーパーは全ての触手を使って瑠璃の体の隅々まで凌辱し始めた。

 

「ひっ!? も、もう止め、もがっ!?」

 

 拒絶の言葉を口にしようとした口には触手を捩じ込まれ、突かれる度に大きく揺れる乳房は触手が巻き付き揉みしだきながら先端の乳首を弄ばれる。硬くなった乳首を時に触手が巻き付き時に先端で弾かれる快楽に、瑠璃は脳が焼き切れるのではないかと言う快楽を感じてしまっていた。

 

「んぐぅっ!? んぐぅぅぅぅっ!? もがぁぁぁっ!? ぐぅぅっ、んんんんんんんッ!!」

 

 膣奥を突かれながら胸を弄ばれるだけでも絶頂に達してしまうと言うのに、更には触手は尻穴にまで伸びた。触手の先端が尻穴に触れた瞬間瑠璃は拒絶しようと腰を振るが、狙いを定めた触手は容赦なく尻穴に突き刺さり直腸まで入り込んで掻き回した。

 

「ひぎゅぁぁぁぁぁっ!? あがぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 膣、口、そして尻までもが触手で満たされ、それぞれが好き放題に出入りしている。その快楽に瑠璃は意識を失いそうになりながらも、迸る快楽で意識を失う事すら許されなかった。

 

 全身余す事無く犯され、それだけでも辛いと言うのにオクトパス・ディーパーは凌辱の手をさらに強めた。既に一本触手ペニスが入っている膣内に更に何本もの触手を捩じ込んできたのだ。

 

「んぐっ!? おごぁっ!? がぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

 

 以前オクトパス・ディーパーに犯された時にもやられた、膣に同時に何本もの触手を捩じ込んでの凌辱。膣が押し広げられる苦痛と快楽に、瑠璃は思わず白目を剥き獣の様な悲鳴を上げてしまった。

 

「もごぉっ!? んがぁっ!? んぐっ!? ぐぅ ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛っ!?」

 

「んぶっ!? ぶはぁっ!? ゲホゲホっ!? はぁ、ひぎぃっ!? いやぁ……!? いやぁぁぁぁっ!? やめ、止めてぇぇぇッ!?」

 

「もうやだ、もう入らないっ!? 入らないからぁぁぁッ!?」

 

「止めてッ!? 助けてッ!? 誰か、誰かぁぁぁぁぁッ!?」

 

「ひぎぃぃぃぃぃっ!? いやぁぁぁっ!? も、もうイギだくないぃぃぃっ!?」

 

「だめぇぇぇっ!? イグゥゥゥゥッ!? イグイグイグ、イグゥゥゥゥゥッ!?!?」

 

 体の隅々まで蹂躙される凌辱に、瑠璃は心が挫けそうになった。が、その度に彼女の脳裏には海羽の顔が浮かんだ。

 

 ここで自分が死ぬか壊れたりすれば、次は海羽がこんな目に遭う。そんなのはダメだ。自分はともかく、海羽がこんな目に遭えばきっと耐えられない。

 

(ダメぇ……それだけはぁ……!?)

 

 必死に耐える瑠璃だったが、彼女の方も既に限界だった。もう意識を保つのも辛く、そんな彼女を嘲笑う様にオクトパス・ディーパーは彼女の腹が膨れる程大量に精液を流し込んだ。

 

「ひ、ぐ……!? あ゛……あがが……!?」

 

 もう悲鳴を上げる事すら出来ず、目を見開き全身をビクビクと痙攣させる。

 

 たっぷり数秒ほど掛けて瑠璃の子宮を満たすほどに精液を流し込んだオクトパス・ディーパーは、まるで満足したかのように彼女を解放し尻穴や膣内に捻じ込んでいた触手を引き抜いた。すると栓が抜けたことで彼女の中に入りきらない精液が床を濡らしていく。

 

 瑠璃はその上に倒れ込み、子宮の中を精液で満たされたまま意識を失った。

 

「あ゛……う゛……(だ、だめ……た、耐えないと……そうしないと、海羽ちゃん……が…………)」

 

 意識を保とうとするが、彼女の意志に反して視界は暗くなっていく。

 

 そうして瑠璃は失神し、束の間彼女は安らかな静寂に包まれた。

 

 

 

 

 しかし、瑠璃にとって本当の地獄はこれから始まった。

 

 

 

 

「う……!? ぐ……?」

 

 不意に瑠璃は、腹の痛みで目が覚めた。激しい凌辱により体の節々が痛む中目を空けると、そこは先程と同じ部屋の中。ただ先程と違うのは、散々瑠璃の事を凌辱していたオクトパス・ディーパーの姿がない事であった。

 

 凌辱の後そのままと言った状態だが、少なくともこれ以上何かされる訳ではないと分かり安堵の溜め息を吐く。

 

「ふぅ…………え?」

 

 溜め息を吐くと共に視線を下に向けた瑠璃は、そこで目にした光景に唖然となった。

 

 床が大量の精液で汚れている、にも拘らず膨れたままの腹。意識を失う直前の感触だと、子宮の中の精液は全て流れ出た筈なのにどうして?

 

 目の前の光景に唖然となっていると、再び腹に痛みを感じた。

 

「うぐぅっ!? あ、え……?」

 

 激痛と言う程ではないが、断続的な痛み。思わず手で膨れた腹に触れてみると、皮膚の下で何かが蠢く感触がある。

 

「あ、ぁぁ……!? まさか……まさか……!? 嘘、そんな……!?」

 

 予想しうる中で最悪の事態。必死にその可能性を否定しようとする瑠璃だったが、その時先程の恭子の言葉が脳裏を過る。

 

”それじゃあ、元気な仔を沢山産んでちょうだい”

 

”頑張ってね、み(・)ん(・)な(・)の(・)お(・)母(・)さ(・)ん(・)”

 

「いや……いやぁぁ……!? いやぁぁぁぁぁぁっ!? 嘘っ!? こんなの嘘よぉッ!?」

 

 自分の腹の中に、怪物の子供が居るなどと信じたくない瑠璃は発狂したように泣き叫ぶ。だが腹の中に宿ったディーパーの幼体達は、まるで瑠璃に現実を突き付けるように激しく蠢き陣痛の苦痛で彼女を正気に戻す。

 

「うぐぅぅぅぅぅっ!? あぁぁぁぁぁっ!? いや、いやいやいやぁぁぁっ!? 出てこないでっ!? 産まれないでぇぇぇぇッ!?」

 

 次第に腹の中の幼体の動きが激しくなり、破水して羊水が流れ出る。そして何かが膣内を通って外に出ようとする感触に、瑠璃は嫌悪と恐怖、そして膣内を押し広げられる快楽を感じてしまった。

 

「ひぃっ!? ひぃっ!? ひぃぃぃぃぃぃっ!? いやぁぁぁぁっ!? いやいやいや、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

 

 子供の様に泣き叫ぶ瑠璃だったが、その彼女の叫び声をかき消す様に膣内から飛び出した数体のオクトパス・ディーパーの幼体が産声を上げた。

 

「ピギャァァァァッ!!」

「ピギィィィッ!!」

 

「ぁぁ……あぁぁ……!? あ、ぁ……」

 

 自分の膣から悍ましい怪物が次々と出てくる光景。あまりにも現実離れした光景に、瑠璃はこれが悪い夢ではないかと現実逃避していた。這い出してきたオクトパス・ディーパーの幼体が瑠璃の体を這いあがり、乳房に吸い付き母乳を吸い上げてもそれは変わらない。

 

「嘘……こんなの、嘘だよ。夢? そう、これはきっと、悪い夢……早く覚めて……早く……」

 

 虚ろな目でブツブツと呟いている間に、オクトパス・ディーパーの幼体達は瑠璃の母乳を飲み満足したのか思い思いに動き回り始める。すると扉が開き、防護服を着た者が数人入り好き放題に動く幼体のディーパーを回収していった。

 

 自分が産んだディーパーが回収されていく様を、瑠璃はガラスの様な虚ろな目でぼんやりと見ていた。

 

 そんな彼女を窓の外から恭子が見ていた。恭子は虚空を虚ろな目で見てブツブツと呟く瑠璃に、流石に出産は刺激が強すぎたかと溜め息を吐く。

 

「ま、あの子の場合直ぐに元気にさせられるんだけどね」

 

 部下が幼体を回収し終えたのを見て、恭子はマイクのスイッチを入れ中の瑠璃に話し掛けた。

 

『あらぁ、もう限界? だらしないわねぇ。まぁいいわ、あなたが使い物にならないなら、さっき言ってたもう1人の方を使うだけだから』

 

 暗に海羽を瑠璃の代わりにディーパーの母体とする事を仄めかした。するとその瞬間、虚ろだった瑠璃の目に再び光が灯った。

 

 今の瑠璃にとって、唯一心を許せる存在は可愛い妹分と言える海羽のみ。キメラ・ディーパーに凌辱されていた時もただ1人危険を顧みず自分の事を助けようとしてくれた少女が、こんな凌辱に晒されるのは絶対に防がなければならない。瑠璃はその一心で凌辱と出産で重い体に鞭打ち起き上がった。

 

「だ、だめ……それは、それだけは……海羽ちゃんは、絶対……!」

『あら良かった。それじゃ、次も頑張ってね?』

 

 言うが早いか、扉が開かれ次のディーパーが部屋に入って来た。既に欲情した様子のディーパーは、瑠璃の姿を見た瞬間一気に飛びつき押し倒していきり立った肉棒を彼女の膣に挿入して犯し始めた。

 

「ひぐっ!? ぎぃ、あぁぁぁぁっ!? いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

 

 

 

 

 それからも瑠璃への凌辱と出産は終わらなかった。

 

「ぎっ! あっ! ぐぅっ! あぁっ! うぁ、あぁぁぁっ!」

 

 何度も何度も膣奥を突かれ、その度に彼女は絶頂させられた。

 

「イ゛ぐっ、イっ……ぐぅぅぅぅぅぅっ!!」

 

「うぅううぅぅ゛ぁぁぁっぁっぁ、!んあぁぁぁ!ぁぁ゛!ぁぁっ」

 

「ふぅ!ぐぅぅぅううぅっ、ぁぁ!ぁ゛、やめでええ゛ぇ……んんん゛!っっ、ぁ、゛!んんんん゛っ゛ぁ!ぁ゛!ぁ」

 

 時には1体に凌辱され、時には複数体に輪姦される事もあった。既に一度妊娠してしまった瑠璃の乳房からは母乳が出るようになってしまった為、ディーパーの中には彼女の胸を絞り母乳を噴き出させる奴もいた。

 

「いや゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛! おっぱい絞っちゃだめぇぇぇぇぇっ!」

 

 消耗しきった瑠璃の体をディーパー達は容赦なく蹂躙していき、数えきれないほど精液を彼女の中に流し込んだ。そして瑠璃の体は何度もディーパーの幼体を妊娠し、その度に出産させられていた。

 

「ひぐぅぅぅぅぅぅっ!? あぁぁぁぁぁぁぁっ!? いやぁぁぁぁぁっ!?」

 

「たすけてぇぇぇっ!? だれか、だれかたすけてぇぇぇっ!?」

 

「もうやだっ!? もう産みたくないのぉぉっ!?」

 

「だめだめだめぇぇぇっ!? 産まれないで、出て来ないでぇぇぇぇっ!?」

 

 頭も心も拒絶しているのに、体の方は出産ですら快楽を感じてしまっている。そのジレンマが余計に瑠璃の心をすり減らしていた。

 

「ひぎぃぃぃぃぃぃぃっ!? あぁぁぁぁっ!? いやぁぁぁぁぁっ!? イッちゃうぅぅぅッ!? 化け物産んでイっちゃうのぉぉぉぉっ!?」

 

 数えきれないほどディーパーに凌辱され、数えきれないほどのディーパーの幼体を産み落としてきた。その度に瑠璃の中では大切な何かが壊れていくような感覚がしていた。

 

「あぐっ!? うぅっ!! あぁっ!! あんっ! あぁっ! んあぁっ!」

 

 気付けば瑠璃は自分を凌辱しに来たディーパーに対し、自ら腰を振るようになっていた。最早その姿には、仮面ライダーとして戦ってきた名残は残っていない。

 

 今ここに居るのは、ディーパーの母体として使われる苗床としての女であった。

 

(も……もう、だめ…………海羽、ちゃん……ごめん、ね……)

 

 心の中でもう会う事のない少女に一言謝り、一筋の涙を零しながら瑠璃は新たに腹から出てくる幼体の感触を感じながら意識を閉ざした。

 

 

 

 

「ふむ…………」

 

 瑠璃を母体としたディーパー増産計画の進捗に、恭子はモニターを眺めながら満足そうに頷いた。

 

「フフッ! 私の見立ては正しかったわね。あの女を使って正解だったわ」

 

 笑みを浮かべる恭子の視線の先では、瑠璃が複数のディーパーに犯されている様子が映し出されていた。

 

『あっ! んあぁっ! あんっ! あはぁっ! はぁん! う、はぁっ! はっ! あぁ! ひぁぁっ!』

 

 一度は心が完全に壊れたかに見えた瑠璃だったが、それは一時的なもので少し休ませれば直ぐに回復してくれた。どうやら仮面ライダーとして戦わせて、何かを守ると言う使命感を与えたことは恭子の予想に反して瑠璃の心を強く鍛えてくれたらしい。一度は折れかけた心も、少し休めば復活してくれるくらいには粘り強くなってくれていた。

 

 或いは、脅しに使った少女の存在がそれほど瑠璃にとって大事なのか。兎に角、これは恭子にとっても嬉しい誤算であった。正直な話、当初の予想ではもっと早くに瑠璃が限界を迎え、死ぬか壊れるかして使い物にならなくなるだろうと思っていたのだ。

 

「この分ならもうちょっと手荒に扱っても良いかしら? そう言えばまた連中があの子で楽しみたいって言ってたし、貸し出すのもアリかもね」

 

 恭子は最大限瑠璃を利用して利益を得る算段を頭の中で考える。

 その間にもモニターの向こうでは瑠璃がディーパー達に犯され、妊娠させられて出産させられていた。

 

『うぐぅぅぅぅぅぅっ! うぁぁぁぁぁぁぁっ! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』

 

 瑠璃が膣からディーパーの幼体を産み落とし、出産で体力を奪われ力無く横たわる。虚ろな目をして天井を見つめている瑠璃だったが、まだ性欲が収まらないらしきディーパー達は横たわる瑠璃を持ち上げ無理矢理四つん這いにさせると膣と口に肉棒を捩じ込み前後から犯し始めた。

 

『んぶっ! んぐぅっ! むぅぅっ! もご、んぁぁぁぁっ!』

 

 まるで人形の様に、前後から突かれてガクガクと体を揺らす瑠璃。その彼女の胸に、産まれたばかりの幼体が群がり揺れる乳首に飛びつき母乳を貪っていた。

 

『むぐっ! んんんんんっ!』

 

 口と膣を犯されながら、母乳を搾り取られる快楽に瑠璃がくぐもった悲鳴を上げる。

 

『やぁぁぁ、いやぁ……いやぁぁぁぁぁぁぁっ!?』

 

 モニターから響くその声をBGMに、恭子は瑠璃の貸し出しの予定などを組んでいくのだった。




ここまで読んでいただきありがとうございました!

今回は主にディーパーからの凌辱と出産がメインでしたが、次回はこれに加えて人間からの凌辱も加えて、兎に角徹底的に瑠璃をどん底に叩き込む展開になります。
ただBADエンドにはなりませんのでそこはご安心(若しくはご了承)ください。

執筆の糧となりますので、感想評価その他よろしくお願いします!

次回の更新もお楽しみに!それでは。
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