※この作品はR-18です。

仮面ライダーテテュス・レイトショー   作:黒井福

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どうも、黒井です。

今回はリクエストより、「第41話から42話の間で本当に拷問される瑠璃」の話になります。

鬼畜Hであると同時にかなりのリョナ成分・暴力描写を含みますので、苦手な方はご注意ください。



*2024/05/11からこの話に続く話を「弄ばれる人魚姫」シリーズとして纏めました。


弄ばれる人魚姫*
悪夢の実験*


 恭子率いる傘木社残党により、海都の地下施設が占拠された。発電施設と濾過施設が押さえられ、同時に施設で働いていた職員達も人質となってしまった。

 

 この事態に際し、瑠璃とネイトは一計を案じS.B.C.T.と協力して恭子を騙して人質の解放を画策。人質さえ何とか出来れば、部隊が突入し残党を排除できる。

 作戦は実に単純で、瑠璃が囮となって大人しく捕まり、その後傘木保安警察の隊員に扮したネイトが人質と捕まった瑠璃を救出し敵を混乱させると言うものだった。

 

 だが…………この作戦は恭子に読まれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 実験と称した拷問が行われる部屋へと連れてこられた瑠璃は、室内に用意された数々の拷問器具を前に思わず顔を引き攣らせた。

 

「実験? 拷問の間違いでしょ?」

「耐久実験よ。貴方は大事な大事な最後のサンプル。簡単に潰れたりしないよう、どこまで耐えてくれるのかをしっかり確かめてやり過ぎないようにしないとね」

「……この実験で死ぬんじゃないの?」

「それは貴方次第よ。さ、始めましょ」

 

 恭子はそう言って瑠璃に近付いた。今すぐ抵抗したくなるのを瑠璃は堪えた。手枷は既に、隣で保安警察の隊員に扮したネイトに寄り何時でも外せるようになっている。後は恭子が瑠璃を椅子に固定しようとした瞬間、暴れてやるだけ…………その予定だった。

 

 ところが…………

 

「…………その前に、一つやる事があるわね」

「え?」

「フフッ……」

 

 恭子が指をパチンと鳴らすと、その瞬間部屋に数人の保安警察の隊員が突入し瑠璃と変装したネイトを纏めて取り押さえた。

 

「あ、なぁっ!?」

「何ッ!? クソッ!!」

 

 瑠璃だけでなく自分も取り押さえられた事に、ネイトは訳が分からないながらも抵抗しようとする。だが首筋に無針注射器を押し付けられ、睡眠薬を注射され強制的に意識を奪われた。

 

 意識を失い、脱力し動かなくなるネイト。その姿に瑠璃が悲鳴のような声を上げる。

 

「ネイトッ!?」

「やっぱりね? こう来るだろうと思ってたわ」

「アンタ……私が態と捕まるのを分かって……!?」

「当然でしょう? これまでの事であなたがそう簡単に諦めるような質じゃない事は理解しているわ。それに自己犠牲だけで全てが片付くと考えるような夢想家でない事もね。となれば、投降してきた事にも意味がある筈と考えるのは自然な事よ」

 

 床に押し付けるように取り押さえられた瑠璃に、恭子は舌なめずりをするようにゆっくり近づく。押さえつけられた瑠璃は必死に抵抗するが、複数人が体重をかけて押さえてきたら女の身である彼女に抵抗など出来る筈がない。

 

 そんな彼女に恭子はスタンガンを見せつけるようにチラつかせながら近付いた。

 

「とは言え、あなた達が私を出し抜こうと考えて行動してきた事は素直に腹立たしいからね。今までの事も含めて、鬱憤は晴らさせてもらうわ」

 

 そう言うと恭子は瑠璃の背中にスタンガンを押し付けスイッチを入れた。激しい電流が瑠璃の体内を駆け巡り、激痛となって彼女を襲った。

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

「フフッ! 言っておくけど、本番はこんな物じゃないからね!」

「うあぁぁぁぁぁっ!? あぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!? あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

 

 電流が体の中を暴れまわり、瑠璃の手足が彼女の意思に関係なく跳ねる。その様子を強固が楽しそうに見ている前で、瑠璃は激痛に苛まれながら意識を手放した。

 

「ぅ、ぁ……ぁぁ……」

 

 暗転する意識の中、彼女の視界に映っていたのは一足先に意識を奪われたネイトであった。

 

 

 

 

「ん……うぅ…………?」

 

 不意に瑠璃は、瞼の向こうに感じた強い光に意識を覚醒させた。目が覚めると、それまで朧気だった意識がはっきりし、同時にそれまで意識していなかった頭の鈍痛に顔を顰める。

 

「うっ!? つぅ、何が…………?」

『お目覚めかしら、失敗作?』

「ッ!?」

 

 重い瞼を手で擦ろうとした時、唐突にスピーカーから聞こえてくる恭子の声に瑠璃は一気に意識を完全に覚醒させた。そして意識を失う直前に何があったのかを鮮明に思い出し、状況を確認しようと目を開け周囲を見た。

 

 どうやらあれから瑠璃は移動させられ、今はちょっとした広さの部屋に居るらしい。真正面には大きな窓があり、恭子はそこからこちらを見ている。

 だが何よりも瑠璃が驚いたのは今の自分の状態だ。上を見れば両手足はそれぞれ天井と床から伸びる鎖で繋がれ、下には2~3メートルほどの深さの大きな水槽がある。そして今の瑠璃の服装は、ショーツとブラジャーだけを身につけただけで殆ど裸同然の格好にさせられていた。

 

 窓の向こうをよく見れば、恭子だけでなく他の研究員や保安警察の隊員の姿もある。研究員はともかくとして、隊員は例外なく下着だけを身に着けた瑠璃の肢体を食い入るように見つめていた。その視線に瑠璃は思わず羞恥心から赤面し、束縛から逃れようと暴れた。

 

「このっ!? く、放してよッ!?」

『それは出来ないわ。あなたはこれから私の実験のモルモットになるのだもの。実験動物には暴れないようにしっかりと鎖を繋いでおかないとね?』

「悪趣味……!?」

 

 しかしこの状況で瑠璃に出来る事は何もなかった。身に着けているものは下着のみで、当然ながらベルトも没収されている。身体能力自体は常人と大差ない瑠璃に、この鎖を引き千切って束縛から脱出するなどと言う事は不可能だ。

 

『それじゃ、最初の実験よ。水中での耐久実験、どこまで息が続くのかを見させてもらうわ』

 

 恭子がそう言うと、鎖がゆっくり下がり水槽が近付いてくる。普段海に潜る事を好む彼女だが、今この時だけは水に入る事が恐ろしく感じられた。

 

 だがそれ以上に気になるのはネイトの所在だ。意識を失う前、彼も瑠璃同様意識を刈り取られていた。そして目覚めてから彼の姿を見ていない。彼は無事なのだろうか?

 

「ま、待って!? ネイト、ネイトはどうしたの!?」

『後で教えてあげるわ。あなたが今考えるべきなのは、自分の事よ?』

「待って! 待っ――」

 

 瑠璃の言葉も聞かず、恭子は彼女を水の中に沈めた。水槽の中に満たされているのはただの水なので、それだけでどうにかなったりはしない。

 だが今、瑠璃は手足を拘束されている。これでは水面に顔を出す事すら困難だ。それに仮に水面から顔を出せたとしても、水槽の縁まで高さがある為水から脱出する事が出来ない。

 

 抵抗する術もなく、瑠璃は冷たい水の中へと放り込まれた。

 

「んん!? ん~! ん~!?」

 

 それでも何とか呼吸だけは確保しようとドルフィンキックの要領で顔だけは水面に出そうと藻掻くが、下にも巻き取りようのウィンチがあり瑠璃の体を強制的に水の中に留めさせていた。

 

「んぐっ!? んんん!? ん~ん~!?」

 

 普段海に潜る時は多少の息苦しさなど何とも思わない。だがそれは、何時でも水面に顔を出して呼吸が出来ると言う保証があるからだ。今この時、瑠璃にその保証は与えられていない。恭子は瑠璃が溺れる寸前まで自ら出す気はさらさらないのだ。死ななければ彼女がどれだけ苦しんでも構わないと思っている。

 

 その悪意が伝わり、瑠璃は恐怖と不快感、そして焦りと危機感を掻き立てられていた。

 

「んぐっ!? んぶっ!? ぐぶっ!?」

 

 次第に呼吸が苦しくなり、口から気泡が飛び出し始めた。体が勝手に呼吸をしようと、肺の中の二酸化炭素が多い空気を吐き出そうとしているのだ。今そんな事をすれば、体の中に水が入り込む溺れてしまう。

 瑠璃は必死に口を閉じ、抵抗を止め体力を温存しようと努めた。

 

 しかし…………

 

「ん、ぐっ!? ごぼぼっ!? がばばっ!?」

 

 とうとう限界が来た。呼吸を止めておくことが出来ず体が勝手に口を開き、肺の中の空気を吐き出してしまった。

 大量の気泡を吐き出しながら、瑠璃の体は酸素を求めて暴れ始める。もう体力の温存とかそんな事を考えている余裕は無い。体が生存の為に酸素を欲していた。

 

「ごぼぼぼっ!? ごぼっ!? ぐ、が…………」

 

 酸欠になり、次第に意識が遠退くのを感じたその時、天井の鎖が引かれ瑠璃の体が自ら引き上げられた。

 

「~~ッ、ぶはぁっ!? ゲホッ!? ゲホゲホゲホッ!? はぁっ!? はぁっ!?」

 

 危うく意識が途切れる寸前で自ら引き上げられた事で、瑠璃の体は我武者羅に酸素を求めて呼吸を繰り返した。肺の中に少し入った水を吐き出しつつ、大きく呼吸をして失った酸素を補給する。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…………」

 

『ふむ、ここまではこれまでのサンプルと同じね。それじゃ、もう一回』

 

 再び鎖が下がり、水槽が近付いて来た。また溺れる寸前まで水の中に放り込まれると、瑠璃は無駄と知りながら必死に抵抗した。

 

「待って!? 待って、止めてッ!? もう、んぶっ!?」

 

 冷たい水が全身を包み、呼吸が塞がれる。さっきの教訓を活かす様に瑠璃は呼吸を止め身動きを取らないようにするが、酸欠の影響からかそれが無駄な努力であると言う事に彼女な気付いていない。

 

 恭子は例え瑠璃がどれだけ体力を温存し酸素の消費を押さえようと努力しても、彼女が耐えきれず息を吐き出すまで自ら上げるつもりは無いのだから。

 

「(く、苦しい……!? 駄目、もう……)ごぼぼっ!?」

 

 瑠璃が耐えきれなくなり、口から大量の気泡を吐き出すと恭子は彼女を水中から引き上げる。そして引き上げられて水を吐き出し、ある程度呼吸が落ち着いたら再び水に沈める。これが只管繰り返された。

 

「ごぼぼっ!? がはぁっ!?」

 

「んぐぐ、ごぼぁっ!?」

 

「げほっ!? げほげほげほっ!? お、おねが……も、やめ……」

 

 繰り返される水責めに、次第に瑠璃が弱音を吐き始めた。だが当然恭子はそんな懇願を聞く気はない。寧ろ彼女がもっと苦しむ姿が見たいと言わんばかりに、サディスティックな笑みを浮かべて鎖を下ろすよう指示を出した。

 

 近付いてくる水面に、瑠璃は恐怖に顔を引き攣らせながら水没させられる。

 

「くっ!? や、いやぁっ!? がぼぼっ!? ぐぶ、がはぁっ!?」

 

 もう何度目になるかも分からない水没。瑠璃は手の方の鎖を上る様にして水面に顔を出そうと試みるが、足を引っ張られている為滑るように水中に引き摺り込まれる。

 

 水中で藻掻く瑠璃の姿は、長い髪が揺らめき場違いな美しさを感じさせる。恭子は水中で暴れる瑠璃の艶やかな姿を、彼女が動かなくなるまで堪能していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どれだけ時間が経っただろうか。もう瑠璃に、水中で息を我慢するだけの体力は皆無となっていた。水没させられればそのまま身を委ねるように口から気泡を吐きながら沈められる。

 

 この事態に恭子はこれが限界かと、彼女を水中から引っ張り上げ足の鎖を外させた。

 

「けほっ……けほ、けほ……はぁ……はぁ……」

 

 虚ろな顔で小さく呼吸をしながら、瑠璃は足の鎖が外されるのをぼんやりと見ている。本来であれば抵抗するチャンスなのだが、度重なる水責めにより体力が底を尽き体が鉛の様に重くなっていた。もう指一本動かす事も出来ない。

 

 無抵抗な彼女の下から水槽を撤去させると、恭子は彼女を床に下ろした。立ち上がるどころか体を起き上がらせる事すらできない瑠璃は、そのまま濡れた体を投げ出す様に床の上に倒れていた。

 

「はぁ……、はぁ……、はぁ……」

 

 ただ呼吸するだけで精一杯と言った瑠璃に、恭子は近付くと彼女の濡れた美しい青髪を掴んで頭を持ち上げる。

 

「ぅあ……!?」

 

 髪を引っ張られる痛みに小さく悲鳴を上げる瑠璃に、恭子は顔を近付け実験の結果を話してやった。

 

「お疲れさま、失敗作。なかなかいいデータが取れたわ。この次もよろしくね」

「ま、まだ……何か、する気なの……?」

「当たり前でしょう? この程度で終わる訳ないじゃない。とは言え、今日はもう疲れたでしょうし、続きは明日にするとしましょう」

 

 恭子はそう言って瑠璃を解放すると、保安警察の隊員2人が瑠璃から鎖を外して引き摺る様に彼女を移動させた。

 連れていかれたのは研究施設にある部屋の一つ。元は研究員の為の個室なのだろうが、今の瑠璃にとっては独房も同然だ。

 

 そこに放り込まれた瑠璃は、ベッドの存在に気付いていながらも動く事が出来ずそのまま床の上で泥の様に眠るのだった。

 

 

 

 

 瑠璃への耐久実験と言う名の拷問は次の日も行われた。

 

 目が覚め、疲労の残る体を起き上がらせるとそれを待っていたかのように完全武装の保安警察隊員が部屋に入り、簡単な食事を摂らせるとそのまま彼女を実験室へと連れていった。

 

 一瞬コイツの装備を奪って逃げだしてやろうかと思ったが、ネイトの現状が分からない今下手な事をすれば逆に彼の身を危険に晒す事になる。それに最悪の場合は外で待機しているS.B.C.T.が助けに来てくれる筈だ。あれから一晩経っているのだから、そろそろ何か動きがある筈。

 

 そう期待しつつ瑠璃が実験室に入ると、恭子は部下に指示を出して瑠璃を拘束させた。先日と同じように、両手を鎖で繋がれ天井から吊るされる。

 ただし今度は下に水槽は無く、床から50㎝も無い高さにしか吊り上げられていない。それでも両足はやはり床に鎖で繋がれているので、抵抗する事は不可能な状態だったが。

 

「おはよう、実験サンプル。よく眠れたかしら?」

「お陰様でね」

 

 拘束が終わった瑠璃に、恭子が楽し気に近付いてくる。今度は窓を隔てていない。先日の実験で、瑠璃の体力が大幅に奪われた事を理解しての事だろう。

 というか何気に瑠璃の呼び方が失敗作から実験サンプルに変わっている。恭子的には恐らく格上げを意味しているのだろうが、瑠璃としては正直全く嬉しくはない。

 

 思わず瑠璃は皮肉を返した。

 

「今度は何をするつもり?」

 

 先日の実験では、彼女らに弱っているところを見せてしまった。それを恥じて、瑠璃は気合を入れる意味でも毅然とした態度で恭子と相対する。

 

 そんな瑠璃の姿に、恭子はニヤリと笑みを浮かべた。彼女の笑みに不気味なものを感じていると、突然瑠璃の体に痛みが走った。

 

「いぎっ!? あぁぁぁぁぁぁぁぁっ?!」

 

 全身を駆け巡るこの痛みには覚えがある。囮となって潜入した事がバレた時、取り押さえられる際に押し付けられたスタンガンによる電流を流される痛みだ。だがあの時に比べて痛みの強さは今回の方が強い。

 

 一頻り瑠璃が悲鳴を上げると、始まりと同じく唐突に痛みが無くなった。

 

「うぁっ!? かはっ!? はぁっ……、はぁっ……」

 

 全身から脂汗を流しながら瑠璃が恭子の事を見ると、何時の間にか彼女の手にバトンの様な物が握られている。瑠璃がそれの存在に気付くと、恭子は見せつけるようにバトンを瑠璃の目の前に持っていきスイッチを入れた。するとバチバチと言う音と共にバトンに青白い火花が散った。それだけでそれが何なのか分かってしまった。

 

「スタンバトン……!?」

「正解。今度は痛みと苦痛に対する耐久実験よ。精々頑張って耐えて頂戴。もしあっさり死んだり壊れたりしたら、一緒に捕まえたあの男がどうなるか分からないわよ?」

「なっ!? くぅっ……!?」

 

 ここでネイトを引き合いに出す恭子の下衆さに歯噛みすると同時に、まだ彼が生きている事を知り安堵が瑠璃の心に広がる。彼が無事であるのなら、瑠璃にはまだ頑張るだけの気力が湧いた。

 

 目に力が入った様子から、恭子は瑠璃がまだまだ耐えられると言う事を察し嗜虐的な笑みを浮かべる。そして、敢えて電圧を最小にした状態で無防備な瑠璃の腹に放電しているスタンバトンを押し付けた。瞬間焼けるような痛みが走り、瑠璃は歯を食いしばり体を引き攣らせる。

 

「あぐぅっ!? ぐ、ぎ、ぃい……!?」

「フフフッ……!」

 

 必死に痛みに耐えようとする瑠璃の姿に、恭子の笑みが深まる。そして彼女は、瑠璃をさらに苦しめようと電圧をゆっくりと上げていった。ただでさえ焼けるような痛みが段々と強くなっていき、耐えきれなくなり瑠璃の口から悲鳴が上がる。

 

「うぁ……あぁっ!?」

 

 悲鳴を上げながら、痛みから逃れようと体を揺する瑠璃。手足を鎖で繋がれている為その動きは限定されるが、それでも鎖をジャラジャラと鳴らしながら蠢くその姿には言い得ぬエロスが溢れている。その苦痛に歪む顔と、浮かび上がる汗が照明に照らされ煌めく体を蠢かせる様子は男の劣情を誘った。実際恭子の護衛として近くで見ている隊員は、ズボンの下で肉棒を膨らませている。

 

「あぁぁぁぁっ!? あ、ぎぃぃぃぃぃぃぃっ!? いぁ、あぁぁぁぁぁっ!?」

 

 近くに居る隊員が劣情に心を昂らせている事等関係ないと言わんばかりに恭子は瑠璃を苦しめ続ける。最初は腹にだけ押し当てていたスタンバトンも、次第に体の色々な部位に押し付けられるようになっていった。

 

 背中や足は勿論、脇腹にも電流が走らされ、更にはその豊満な胸にも火花を散らせるスタンバトンが近付けられていった。

 

 度重なる電気責めに視界がチカチカし意識が朦朧とし始めた瑠璃は、自慢の胸にバトンが近付けられていく様に思わず息を呑み体を捩った。

 

「い、いやっ!? 止めて、そこは……!?」

 

 下着で分かり辛いが、電気責めで強制的に皮膚を引き攣らされていた瑠璃の胸は今敏感になり乳首が勃起するほどになっていた。激しい苦痛に、脳内麻薬が分泌され体が必死に痛みを快楽に変換しようとした影響だ。

 そんな状態の胸に直接スタンバトンを押し当てられ電流を流されたらどうなるかなんて想像もしたくない。

 

 だが恭子は瑠璃の懇願など全く聞く耳を持たない。体を捩る度に汗を跳ね飛ばして大きく揺れる胸にスタンバトンを押し当てると、そのまま容赦なくスイッチを入れた。

 

 瞬間、強烈な電流が乳房の中を暴れまわり痛みと快楽を同時に瑠璃の脳に叩き付けた。

 

「あぎあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!? ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?!?」

 

 ただでさえ敏感になっている乳房への激しい電撃に、瑠璃の体が激痛と電流で本人の意に反して暴れ回る。鎖である程度動かないように拘束されているとは言え、多少は遊びを持たせているので派手に動くとスタンバトンが乳房から離れてしまう。恭子はそうならないように、バトンをより強く瑠璃の胸に押し付けた。

 

「いぎぅぅぅぅぅぅ……!? うあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 電気責めに苛まれ悲鳴を上げていた瑠璃だったが、唐突に股間から液体が溢れ出た。あまりにも強い電撃に失禁してしまったのだ。アンモニア臭の漂う液体が流れ落ち彼女の下で黄色い水溜りを作るが、瑠璃にはそれに羞恥心を抱いたりしている余裕がない。

 

 瑠璃が失禁する程弱ったのを見て、恭子はスタンバトンのスイッチを切った。唐突に電流が流れなくなり、痛みからも解放された瑠璃は虚ろな目をしながら脱力した。

 

「ぁ……うぅ……、は……ぁぁ……」

 

 意味の無い呻き声を上げながら、鎖で吊るされている瑠璃。恭子は瑠璃の失禁の後始末と彼女への気付けの意味を込めて、ホースで乱暴に水をかけ無理矢理彼女の意識をハッキリさせる。

 

「うぶぁっ!? ぷはっ!? けほっ!?」

 

 突然冷たい水を掛けられ、ビクンと震える瑠璃。彼女の意識がハッキリしたのを見ると、恭子はホースを片付けさせ瑠璃を床に下ろした。と言っても拘束はそのままに、膝が床につく程度で上半身は依然として鎖で吊り下げられたままだ。

 

 下着姿でずぶ濡れになりながら、両手を鎖で天井から吊るされ膝をつくその姿は囚われの姫という表現がぴったりである。そんな彼女の前で、恭子はスイッチを切ったスタンバトンを使って彼女の顎を持ち上げ顔を上げさせた。

 

「ぅぁ、くぅ……」

 

 顔を持ち上げられた瑠璃は、一瞬苦しそうな顔をしたが次の瞬間には恭子を射殺さんばかりの目で睨み付けてきた。まだ抵抗する意思を失ってはいない。その精神の強さに恭子は舌を巻いた。

 

「へぇ? まだそんな顔が出来るのね?」

「い、良い気になるのも今の内よ。覚えてなさい、後で絶対吠え面かかせてやるんだから…………!」

 

 そうだ、助けは必ず来る。ここで自分が彼女達の注意を引いている間に、S.B.C.T.が突入の為の策を練ってくれている筈だ。それまで耐えてみせる。

 

 意気込む瑠璃を見て、恭子は逆に嗜虐心をそそられた。彼(・)女(・)は(・)何(・)も(・)知(・)ら(・)な(・)い(・)…………その事が可笑しくて、そしてその生意気な顔が歪む様を見たくて気付けば恭子の手は瑠璃の首を掴んでいた。

 

「う゛あ゛ッ!?」

「フフフッ……本当は休ませて次の機会にと思ったのだけれど、まだまだ元気そうだから次の実験に行きましょうか? 今度は首を絞められて何分持つのかの耐久実験よ!」

 

 恭子が両手を使って瑠璃の白い首を掴み締め付けてくる。首の圧迫感に瑠璃が恭子の手を振り払おうと藻掻くが、度重なる電気責めに体力を根こそぎ奪われた今の彼女にはそれすら儘ならない。

 本来であれば研究者の非力な手など簡単に振り払える筈が、今はその非力な手で呼吸を塞がれていた。

 

「くっ!? かはっ……あ゛っ゛!? か……!?」

 

 ギリギリと音がするほど首を絞められ、呼吸を妨げられた事による窒息の苦痛が瑠璃を襲う。鎖をガチャガチャと鳴らしながら抵抗するも恭子を振り払う事は出来ず、呼吸困難から次第に瑠璃のめは白目を剥き始めた。

 

「う゛ぁ……が、か…………!? きひ、あ゛…………」

 

 見る見るうちに顔色が悪くなり、口の端からは泡を吹き始める。それでもまだ意識がある内は力を緩めるつもりは無いのか、恭子は首を絞めつける力をさらに強くした。

 

「か……!? かは、ぁ…………!? う゛、ぇ゛……」

 

 いよいよ限界が来たのか、瑠璃の体から力が抜けてきた。もうあと少しで意識が途切れると思った瞬間、恭子は瑠璃の首から手を放し意識が途切れそうになっている瑠璃の腹に素早くスタンバトンを押し当てスイッチを入れた。

 

「ひぎゃぁっ!?!?」

 

 瞬間、悲鳴を上げる瑠璃だったが電撃は直ぐに止まった。お陰で叫び続ける様な事にはならず、それまで止めさせられていた呼吸を再開させるだけの余裕が得られた。

 

「かはっ!? はぁっ! はぁっ!」

 

 肺一杯に空気を吸い込む瑠璃を見て、恭子は満足そうに頷いた。

 これまで瑠璃に対して行った拷問は、その実しっかり耐久テストとして機能していた。というのも、8号を始めとしたセラシリーズは皆この耐久テストという名の拷問を受けてきていたのだ。そして瑠璃が出した記録は、その中でも特に優秀な部類に入った。記憶している限りだとかなり僅差だが、あの8号すら超えている。

 

 これはとても有用な結果だ。嘗て失敗作として廃棄する筈だった瑠璃が、その実実験サンプルとしてはこれ以上ない程優秀だったのである。

 

「おめでとう、実験サンプル。……いえ、この言い方はもう正しくないわね。今からあなたはセラ10号よ」

「な、何を……?」

「これまでの実験であなたが叩き出したデータは8号に匹敵するか超えているわ。その結果を踏まえて、あなたを失敗作から正式な実験サンプルの成功体として扱うと言っているのよ。喜んでいいわ」

「誰が…………!?」

 

 瑠璃にとっては甚だ不本意以外の何物でもない。誰が好き好んで実験動物になりたがると言うのか。

 

(今に見てなさいよ……もう直ぐ、きっともう直ぐ助けが……)

「あ、そうそう……もしかしてだけどあなた、何時か助けが来る……なんて思ってるかもしれないけどさ……」

「え……?」

 

 

 

 

「外で待ってる連中、とっくの昔に全滅してるわよ」

 

 一瞬、瑠璃は恭子が何を言っているのか分からなかった。外で待機しているS.B.C.T.が突入するのは、瑠璃達が合図をした時か潜入から一定の時間が経った後と決まっている。それが既に全滅していると言う事は、つまり…………

 

「あなたを捕まえてすぐに、外の連中に対して奇襲を仕掛けてやってね。大方あなたが合図するか、一定時間連絡がなければ突入する手筈になっていたのでしょうけど、やられる前にやらせてもらったわ。部隊は既に全員捕縛済みよ」

「そ、そんな…………」

 

 助けは来ないと言う現実を前に、瑠璃は本気で青褪めた。ここまで頑張ってこれたのは助けが来ることを期待しての事。それが来ないとなると、これまでの頑張り自体が無駄という事になる。

 

 絶望し青白い顔で体を震わせる瑠璃を前に、恭子はクスリと笑い指を鳴らした。するとそれを合図に、保安警察の隊員達が室内に入ってくる。

 

「さて、状況を理解してもらえたところで次の実験に行きましょう。今度は精神の耐久テストよ。ここに居る男達に、精々可愛がってもらいなさい」

「ヒッ…………!?」

 

 軽く見ても10人以上は居る男達が揃いも揃って劣情に駆られた目を瑠璃に向けている。自分に向けられる欲望に塗れた視線に、瑠璃は本気で恐怖を感じ引き攣った悲鳴を上げた。

 

 自分は今からこの男達に蹂躙される。その様を想像して、瑠璃は恐怖から体を震わせた。

 

 絶望的な状況に恐怖する瑠璃の姿に満足そうな顔をして、恭子は踵を返し部屋を出て行く。

 その背に瑠璃は恥も外聞もなく声を掛けた。

 

「ま、待って!? 待ってよッ!?」

 

「じゃあね、10号。良いデータを期待してるわ」

 

 その言葉を最後に恭子の姿は扉の向こうに消え、それと同時に男達は一斉に瑠璃の体に群がった。

 

「待ってたぜこの時を!」

「一目見た時から滅茶苦茶にしてやりたかったんだ!」

「一番乗りいっただきぃ!」

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

 

 絶世の美女と言っても過言ではない瑠璃が、拷問に晒され悲鳴を上げて悶える姿を見ているしか出来なかった隊員達。苦痛に顔を歪め、逃れようと体をくねらせる姿に劣情を抱いて来た彼らは欲望を解放させて瑠璃の全身を思い思いに愛撫した。下着はあっという間に引き千切られ一糸纏わぬ姿にさせられ、豊満な胸も引き締まった四肢も男達の無骨な指で撫でまわされ揉みしだかれた。

 

「いやぁっ!? 放してッ!? 触らないでッ!?」

「胸柔らけぇ! こんなにデカいのにこの張りと柔らかさって、反則だろう!」

「オラ足開けよ!」

「へへっ! もうとっくに濡れてんじゃねえか」

 

 男達の愛撫は当然瑠璃の秘部にも及ぶ。ネイト以外に許していない秘密の花園が、粗野な男達の指で荒される。

 抵抗する瑠璃だが度重なる拷問により体力を根こそぎ奪われた瑠璃には、多勢に無勢なのもあって男達を振り払う事は出来なかった。

 

 尤もまだ手足を拘束されたままなので、どちらにしろ逃れる事など出来なかっただろうが。

 

 そして当然愛撫だけで終わる訳も無い。男達の1人が瑠璃の股の間に入り込むと、ズボンのファスナーを下ろして肉棒を引っ張り出す。瑠璃の痴態を見て硬くなったそれが飛び出し股を叩く感触に、瑠璃は恐怖に顔を引き攣らせながら顔を左右に振った。

 

「いや、いやいやいや、止めて……!?」

「いただきだぜ!」

「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

 

 ぞぶりと男の肉棒が瑠璃の膣内に入り込み、膣肉を押し広げ侵入してくる。愛する男以外の肉棒が己の中に侵入してくる感触に、瑠璃は心の底から悲鳴を上げた。拷問で体力などほとんど残っていないにも拘らず、その悲鳴には今までにない力が籠っていた。

 

「あぁぁッ! コイツはスゲェ! 中トロトロでゾリゾリした感触! 堪らねぇ、こりゃすぐ出ちまうぞ!」

「だったら早く代われよ!」

 

 瑠璃の名器とも言える膣内の感触に挿入した男が快楽に体を震わせる。それほどの名器を独り占めするなと周りの男達が捲し立てる中、犯されている瑠璃は快楽以上に嫌悪感から悲鳴を上げていた。

 

「あぐぅっ!? いぎぃっ!? いや、いやぁっ!? 止めて、抜いて!? 抜いてよぉっ!?」

「心配するな、直ぐ抜いてやるよ! ぐっ、出るぅっ!」

「え? いやっ!? ダメダメダメッ!? 中はダメッ!? 外、外に出してッ!?」

「おぉぉぉっ!!」

「いぎっ!? あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 瑠璃の懇願も届かず、男は瑠璃の膣奥に向け精液をありったけ吐き出した。今までに感じた事のない快楽に、男は天にも昇る思いで顔を蕩けさせた。

 それほどの快楽を得られるのかと、周りの男達はゴクリと生唾を飲んだ。

 

「いや……いやぁ……。中、中に出された……ネイト以外なんて、嫌なのに…………!? 助けて、ネイト……ネイトぉ…………」

 

 一方瑠璃は、体の中を穢された事にショックを受けてはらはらと涙を流していた。常の状態ならここまで憔悴しなかっただろうが、拷問により心身共に弱った今、瑠璃の心は凌辱に寄り大きく傷付けられていた。

 

 だが彼女の受難はこれからだった。何せこの部屋にはまだまだ男達が居るし、何なら部屋の外にも順番を待っている男達が待機していたのだ。

 

 

 

 

 それからは瑠璃にとって、拷問されていた時以上に地獄が待っていた。

 

「んぐむっ!? もがぁっ!? むぐぅぅぅっ!?!?」

「おら、出すぞ!」

「こっちもだ!」

 

 代わる代わる男達が瑠璃の体を隅々まで犯す。膣だけでなく口や尻穴など、兎に角使える所は全て使うと言わんばかりに。

 

 

 

 

「やっぱ胸デカい女は上に跨らせてこそだよな!」

「うあっ!? やぁぁっ!? いやぁっ!? 止めてぇッ!? ひぎぃっ!? うあぁっ!? これ、深いのぉっ!?」

 

 時には騎乗位にさせられ、下から突かれて胸が大きく揺れる様を眺められる。

 

 

 

 

「この胸が堪らねえんだよ、この胸がよぉ!」

「んぶぅっ!? じゅるるっ!? ちゅぱ、れろ、んぐぅぅぅっ!?」

 

 豊満な胸も勿論犯された。男の肉棒を挟まされ、胸で包まされつつ先端を咥えさせられた。

 

 

 

 

「オラもっと腰触れ、この淫乱女が!」

「しっかり動かないと、こんな風にお仕置きだぞ」

「んぎあぁぁぁぁぁっ!? ひぎぅ、あがぁぁぁっ!?」

 

 動きが悪くなると恭子が置いて行ったスタンバトンによる電撃が喰らわされる。だから瑠璃は、体力が底を尽いて満足に動けなくなっているにも拘らず彼らに奉仕する事が求められた。

 

「分かったらさっさと動きな」

「う、うぅ……ん、く! うぁっ!? あぁぁっ!? いぎっ!? あぐぅっ!?」

「口がお留守だぜ」

「むぐぅっ!? もがぁっ!? んぐ、あぁぁぁぁぁっ!?」

 

 瑠璃の全身を余すことなく男達が蹂躙し、少しでも瑠璃の動きが悪くなれば……或いはそうでなくとも、男達は自分達の楽しみの為に瑠璃に電撃をくらわせ悶える彼女の姿を面白がった。

 

「この乳首の先っちょに電気食らったらどうなる?」

「んっ!? んんんんんっ!?」

「へへ、ほれ!」

「んばぁぁぁぁっ!?」

 

 面白半分に乳首にスタンバトンを当てられスイッチを入れられる。それまで瑠璃の口を犯していた男は、そのままだと食い千切られると慌てて肉棒を引き抜いた。

 

「おいっ!? あぶねえだろうが!」

「悪い悪い。だがコイツいい反応するぜ、やってみな」

「どれどれ?」

「や、あぁ……や、やめ…………んあぁぁっ!?」

 

 逃げようにも下から突いてくる男に寄り腰を掴まれている為逃げる事が出来ない。そして瑠璃は、下から犯されながら胸に電流をくらって激痛と快楽に寄り悲鳴を上げた。

 

「はぎぃぃぃぃぃぃぃぃっ!? ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁっ!? あがぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

「おほぉっ! 電気食らってるとコイツの締まりスゲェ良くなるぜ!」

「んじゃ、こんなのはどうだ?」

 

 男は面白くなったのか、スタンバトンを瑠璃の両胸の乳首に当たる様にして何度もスイッチを入れては切るを繰り返した。強烈な電流が流れては止まるを繰り返す苦痛に、瑠璃の体は強制的にビクンビクンと反応させられる。

 

「ひぎっ!? はぎゃっ!? あぎっ!? いぎぃっ!? うあぁっ!?」

 

 電流が流される度に強烈に締まる膣肉に、犯している男も堪らず絶頂し射精した。

 

「うぉぉぉっ!!」

「ぎ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

 

 何度目になるか分からない射精。膣内は既に何人もの男達の精液でドロドロになり、腹は精液で少し膨れていた。

 

 同時に無理矢理絶頂に引き上げられた瑠璃は、電撃とは違う痙攣で体を震わせ体を弓なりに反らし涙を流しながら舌を突き出していた。

 

「や……やだ……もう、いや…………助けて、ネイト……わ、わたし……この、ままじゃ…………こわれ、ちゃう……」

「さて、次は俺だ。たっぷり中に出してやるぜ!」

「うぁぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」

 

 

 

 

 この場に居ないネイトに助けを求めながら、瑠璃の姿は男達の中へと沈むように消えていく。

 

 その様子を恭子が監視カメラから眺めていた。

 

「ふむ……まだ正気を保ってるわね。なら、次はコイツを使ってみるかしら?」

 

 そう言って恭子が見上げたカプセルの中には、人間とディーパーが融合したような怪物が入っている。

 

 捕らえたネイトにドロップチップとライフコインを埋め込んでディーパーの細胞を移植した怪物…………それがコイツの正体であった。瑠璃が手中に納まった今、ネイトを無傷なままでいさせる理由が恭子にはなかったのだ。

 

「自分の恋人が怪物となって自分を犯す。その時10号はどんな反応を見せるのか……フフッ、見物ね」

 

 モニターの向こうで何人もの男に犯され、光の消えた虚ろな目をした瑠璃を眺めながら恭子は心の底から楽しそうに笑い声をあげたのだった。




ここまで読んでいただきありがとうございました!

リョナも大好きな自分ではありましたが、こうして本気で拷問リョナシーンを書くとなるとなかなか難しかったです。特に水責めが。

執筆の糧となりますので、感想評価その他よろしくお願いします!

次回の更新もお楽しみに!それでは。
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