「あら、大将。こんなところまで来るなんてね。」
ゲシュタルト直轄の研究室の1つ、「生命体保護室」に入った大将をガラス越しでヴィラが出迎えた。
ヴィラはゆったりと腰掛けられるようなベンチに、四肢のパーツが奪われた状態で寝かされている。
その腹部は妊婦のように膨れ上がっており、彼女を使ってなんらかの実験が行われていることは間違いない。
ヴィラは、自身の腹部に集まる大将の視線に気が付いた。
「このお腹が気になるのかしら?すぐに気づくとは、やるじゃない。
このお腹の中には・・・そうね。あなたと私の子供が入っているわ。
ほら、あなたもやったでしょう、採精。」
目を丸くした大将を見て、ヴィラはこらえきれずに吹き出した。
「あっははは!冗談よ、冗談。
あなたのザーメンは使ってないわ。
あなたのなんかよりももっと勇ましいオスのチンポから恵んでいただいた貴重なザーメンよ。
もっと言えば、このお腹に入っているのは人類じゃないわよ。
この部屋の名前、見てなかったのかしら?」
大将は、この部屋が「生命体保護室」と名付けられていたことを思い出した。
「ゲシュタルト様は、パニシングが爆発する前に地球上に生息していたたくさんの生物のゲノム情報からその生物を作り上げることができるの。
でも、あの方が持っているのはオスの成体の情報だけ。
交尾してできる子供のデータはおろか、メスの情報なんてこれっぽっちも持ってないの。
オスしかいないのなら、メスの代わりを連れてきて、ここでセックスをさせてオスの子を孕ませればいいわよね?その“メス”が今の私達よ。
いきり立ったオスのチンポを優しく受け入れて、甘い蜜のようなセックスでザーメンをたっぷり吐き出させる。
それから私達は受精して、こんな感じでお腹をぽっこりと膨らませて子を生むの。
完璧なチンポケースである私達にとって、手足なんて必要ないわ。
オスのチンポをしっかりと射精に導けるようなオマンコと、オスをヤル気にさせるおっぱいさえあれば十分。」
そう言うと、ヴィラはトロトロと蜜が滴っている女性器を大将に見せつけた。
「ここに来るまでに、21号に会ったでしょう?
あの子は培養槽の中で、一生懸命にチンポからザーメンを吐き出してる。
あの子はゲシュタルト様のオスとして、私はメスとしてここにいるの。
人類がラットを使って研究していたように、ゲシュタルト様は私達を使って研究するの。
私達は、いわば実験動物のようなものなのよ。
・・・屈辱?そんなもの感じてなんかないわ。
だってそもそも、私達構造体はゲシュタルト様の奴隷として生まれた存在なんですもの。
ゲシュタルト様の意思なら、肉便器だって性奴隷だってチンポケースだってなんだってやるのよ。」
1匹狼として戦場を駆け回っていたあの頃のヴィラとはかけ離れた言動に、大将は少しだけ動揺した。
あの機械虫に侵染された電子脳が、しっかりと洗脳教育を受けた証なのだろう。
心を落ち着かせ、大将は改めてヴィラに向き直る。
すると、ヴィラの脚のあたりに小さなモニターがあることに気がついた。
モニターには、見たことのない生命体の写真が表示されている。
「それ、私の今のご主人さまね。
どうかしら?とってもかっこいいのよ。」
なかなかイメージが湧いてない大将の様子に、ヴィラは少し呆れた。
「はぁ・・・。仕方ないわね。
それじゃあ、せっかくだからここに呼んであげるわ。」
それからしばらくして、ガラス越しに現れたのは大きなクモだった。
「ほら、よくご覧なさい。私のご主人さまを。
とってもかっこいいでしょう?本当はとっても小さいのだけれど、それだと私のオマンコには合わないから、ゲシュタルト様がこんなに大きくしてくださったのよ。」
クモは、自らが種付けした“メス”のフェロモンを感じ取ると、膨れ上がった腹に飛び乗った。
「あらご主人さま。私のお腹が気になりますか?ご主人さまのプリプリのザーメンのお陰で、このお腹の中にはたくさんのあなたの子供がいますのよ。
もうすぐ卵を産みますから、もう少しだけ、お待ち下さいね。」
無機質な照明では分からなかったが、クモにより陰影が生まれたヴィラの腹は、丸い卵がたくさん入っているせいかボコボコと歪んでいるようだった。
「・・・ご主人さま、おちんちんが大きくなってますよ。
ひょっとして、私を抱いてくださるのですか?」
ヴィラは、クモのペニスが勃起していることに気づいた。
「今オマンコにご主人さまのペニスを入れてしまったら、大きくて卵が割れてしまいます。
ですから、お口で我慢して下さいね。」
ヴィラは腰を突き上げ、クモを顔に向けて滑らせると、膨れ上がったペニスを器用に口に放り込んだ。
「はむ、じゅる・・・」
ヴィラは巧みに舌を動かし、ペニスを愛撫する。
「先っぽ・・・お好きでしたよね・・・。」
舌先でペニスの先端をコロコロと撫で回すと、クモは全身をカタカタと震わせた。
「かわいらしいお姿、もっと見せてくださいまし・・・。」
首をゆっくりと前後に動かし、膣とはまた異なる快楽をクモに与える。
すると、クモは突然ペニスをヴィラの喉奥に突き刺した。
突然のことに、ヴィラも驚きを隠せない。
そして、クモは小刻みに尻を動かし、ペニスでヴィラを蹂躙していく。
お前の主人は俺だ、とでも言いたいかのように。
ヴィラは、うまく呼吸ができない苦しみから、ピュ、ピュと母乳を吹き出す。
クモはヴィラの片方の乳首に噛みつき、母乳を吸い取っていく。
乳首を噛まれた快感に、ヴィラもクモと同様に全身を震わせ始める。
子宮が動いているのだろうか、腹部がグニグニと歪んでいるのも見える。
クモはどんどん激しく尻を打ち付けるようになり、ヴィラは抵抗するすべもなくペニスを受け入れている。
それからまもなくして、クモはヴィラの喉奥にペニスを突き刺して射精した。
精液は瞬く間にヴィラの食道を逆流し、口や鼻から吹き出していく。
同時に絶頂に導かれたヴィラも、母乳や潮を吹いて快楽に浸る。
数分間の長い射精の間、ヴィラはたとえどれだけの精液が噴き出そうとも首を動かさず、主人の精液の便所としての役割を果たし続けた。
「・・・ぶはっ!?ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ・・・」
射精が終わり、ようやくヴィラは満足に呼吸ができるようになった。
クモはヴィラの様子を見ると、口から白い糸のようなものを吐き出してヴィラに巻きつけ始めた。
「あら、もうすぐ、産まれるみたいね・・・。ご主人さまが、私を守ろうと繭を作ってくれているのよ。」
悠長に話すヴィラの肢体が、どんどん白い糸で覆われていく。
「すごいでしょ、私のご主人さまは。
あんなに大きいチンポで貫かれる喜びは、私だけのものよ。
ゲシュタルト様の「再教育」のおかげよ。」
ヴィラの首元まで、糸で覆われた。
ゆっくりと、ヴィラの顔が見えなくなっていく。
「それじゃあ、そろそろ私は使命を果たしに行ってくるわ。
ごきげんよう、大将。もしお暇なら、奥にまだ他の子がいるから見ていってやって頂戴。」
ヴィラが目を閉じると、すぐにその顔は真っ白に塗りつぶされた。
それから数分後、ヴィラが取り込まれた繭は部屋の天井に吊るされた。
部屋の奥へ進み、ヴィラとの距離が離れていく。
しかし、繭から漏れる彼女のうめき声は全く小さくなっていかなかった。
(・・・指揮官、聞こえる?こちらは無事地球に到着したわ。
今からそっちに向かうから、すぐに私が動けるように準備しておきなさい・・・)
大将は、ヴィラとの最後の作戦を思い出した。
どれだけ距離が遠くても、お互いのリンクさえつながっていれば会話ができたあの頃。
もしかしたら今も、と一抹の期待を抱いた大将だが、その非現実的な期待はすぐに手放した。
(続)