リーフは目を大きく開いて大将を見つめている。
「どうしてここに?」と目で訴えているようだ。
リーフの動きがぎこちなくなったのか、ルシアが目を開けてリーフの顔を見た。
「・・・あ、あれ、は・・・。」
腕をガタガタと震わせながら、リーフはゆっくりと大将を指さした。
ルシアがその方向に首をひねると、大将を視認した瞬間に硬直した。
複雑な顔をしていた大将は、申し訳程度の愛想笑いを浮かべ、部屋の外へ歩き出した。
リーフとルシアは、急いで大将を追いかける。
「指揮官、指揮官!!」
大声で呼ぶ二人の声は、ガラス越しでは届かないようだ。
「指揮官!待ってください!」
二人は凄まじい勢いでガラスを叩く。
聞こえていないふりを続けていた大将は、二人の必死さに観念して立ち止まった。
そして、ガラスの先にいる二人にもう一度対面した。
「指揮官・・・!」
培養槽の中で、溢れ出る精液とともに永遠の別れを告げたはずだった大将との再会に、二人は涙を流して喜んだ。
「指揮官、ご無事で・・・!」
声を震わせながらルシアが言った。
「こんなところまで来てくださるなんて・・・!」
リーフも続く。
「そちらは変わりありませんか?」
「体調は大丈夫ですか?」
二人から矢継ぎ早に次々と質問が飛ぶ。
二人の明るい表情とは対照的に、大将の表情は極めて困惑していた。
「どうしましたか?指揮官。」
ルシアが尋ねると、大将は秘めていた疑問を二人に投げかけた。
しかし、彼女たちはそれには極端に曖昧な言葉でしか答えられなかった。
「・・・それは、まあ、・・・。色々あったんですよ。」
「・・・そんなことより、指揮官。私達の質問にも答えてください。」
暫くの間、二人は「ゲシュタルトの奴隷」ではなく「グレイレイヴン」として会話ができた。
二人がいなくなってからのことを伝えると、二人も安心したようだった。
「私達がいなくなってから、指揮官が何をしているのか、ずっと心配だったんです。」
「指揮官だけでなく、セリカさんもお元気なようで良かったです。
ゲシュタルトに取り込まれる私達のことを、すごく気に病んでいたそうですから。」
大将は、次に二人の近況を尋ねた。
二人は赤面しながら、しかしはっきりとした口調で「ゲシュタルトの奴隷」としての責務を語った。
「私達は今、ゲシュタルト様の命を受け、指揮官のような立派なヒトを作り、育て、そしてこの世に産み落とすという役割を担っています。」
「先程、私達が培養槽から出てくるところはご覧になりましたか?
今回の任務では、私がヒトの卵子を、ルシアがザーメンをゲシュタルト様から託されています。
私の腟内でルシアが射精し、精液を子宮に注ぎ込んでもらって卵子と受精させ、そして私は妊娠します。
無事受精できたら、私は奥に並ぶ他の女性構造体と同じように培養槽に入れられ、出産を迎える直前までそこでゲシュタルト様の完全な支配下に置かれます。」
「リーフが無事出産できたら、以降はこの繰り返しです。
受精してから生まれるまでは、ゲシュタルト様が温度や私達の稼働状況を精密に管理するため、大体10日程度です。
今回は私がリーフにザーメンを注ぐ「オス」として働きますが、毎回同じとは限らないんですよ。
私がリーフにザーメンを注いでもらって受精することもありますし、リーフではなくカレニーナやヴィラが私にザーメンを注ぎに来ることもありますし、その逆だってもちろんありえます。」
「この前なんか、カレニーナったら「ルシアを10回イかせるまでは射精しねぇ!」って言ってたのに、ルシアのオマンコが気持ち良すぎたのか、おちんちんを入れてからたった1分でお射精してしまったんですよ。」
「そんなこともありましたね・・・。
あのあとも何回かカレニーナとセックスをしましたが、結局私は1回もイけなかったです。
タマタマが空っぽになって、カレニーナはゲシュタルト様の下へ戻っていってしまったので、ちょうど出産を終えたばかりのリーフに急遽おちんちんを生やしてもらってオマンコをかき回してもらったおかげでなんとか受精できました。」
「ルシアが培養槽に入ってからまもなく、カレニーナも私とハカマさんで受精させてしまいました。
頂いた精子が思ったよりたくさん培養できたみたいで、私の機体には収まらなかったんです。
カレニーナ、歯ぎしりしながら培養槽に入れられていきました。」
「通りで、培養槽の中で嫌なオーラを感じたものです・・・。」
「そういえば、ヴィラを最近見ていませんね。
指揮官、ここに来るまでにヴィラをどこかで見かけませんでしたか?」
「・・・そうですか、生命体保護室の方に。
私もクモとは何度か交尾をさせていただきましたが、卵が育ってからが本当に大変なんですよね・・・。」
「ヒトの子を宿しているときよりも、大きく膨らむらしいじゃないですか。」
「そうなんですよ。出産直前になると、おへその皮膚までピンと張ってしまうくらい膨らむんです。
体重も15キロくらいは増えますかね。」
ルシアとリーフが世間話をしているうちに、二人の発情状態は収まってしまったようだ。
「・・・あ、おちんちん、小さくなってしまいました・・・。」
「そうですね。じきにゲシュタルト様からシグナルが送られてきてしまいますね・・・。」
二人は顔を赤くするが、大将にはその理由がわからない。
そんな中、ゲシュタルトの声が聞こえた。
「WH-20110「リーフ・白夜」、WH-19547「ルシア・鴉羽」の興奮レベル低下を検知。活動シグナルを送信。」
途端、ルシアとリーフはその場に跪く。
「う、あぁ・・くる・・。」
「これ・・・制御、きかなく・・・」
二人は同時に仰向けに倒れ込み、大将にあられもない姿をさらけ出す。
「いや・・・指揮官、見ないで・・・!」
呼吸が荒くなっていく。
全身が痙攣し、体のあらゆる部位が瞬く間に勃起を始めた。
「おちんちん、どんどん熱く・・!」
「オマンコが、おちんちんを欲しがって・・・!」
舌が垂れ下がり、急速に絶頂までのカウントダウンが進められていく。
ルシアのペニスは空打ちを始め、ペニスの裏筋がビクビクと動き始めた。
リーフは膣口をしきりに開き、白濁した愛液に満たされた腟内や子宮口を大将に見せびらかしている。
『う、あっ、くる、きちゃう!!!』
二人の瞳は同時に上のまぶたに吸い込まれた。
背中をのけぞらせてそれぞれの腰を天井に向かい押し上げる。
絶頂を迎える体勢が、完璧に整った。
ガクンと1回だけ、二人の全身が揺さぶられる。
・・・しかし、それ以降は何も起こらなかった。
「・・・やっぱり、イかせてくれないですよね・・・。リーフの腟内じゃなければ。」
「私も・・・ルシアのおちんちんがないと、イかせてくれないみたいです。」
二人はゆっくりと立ち上がり、大将に言った。
「指揮官。私達はもう、ゲシュタルト様の使命を果たさなければいけないみたいです。」
カウパー液をダラダラと垂らして勃起するペニスを見せつけながら、ルシアが言った。
「私とリーフは、今から交配を始めます。」
「こんなことを、指揮官の前でするのはとても恥ずかしいです。
しかし、私達は機械です。管理者であるゲシュタルト様の命令でしたら、どんなことでもしなければなりません。」
太ももから足の先まで白濁した愛液で汚しながら、リーフも続いた。
「指揮官。私達で、指揮官のような立派なヒトをつくってみせます。ですから、指揮官の前ではしたなく乱れることをお許しください・・・。」
すると、リーフはルシアの前に四つん這いになり、恥ずかしい部位をすべてさらけ出して彼女を誘う。
「ほら、ルシア。ここに・・・!」
自らの手で女性器を広げ、その中身を見せつける。
ルシアはリーフの後ろに座ると、その細い腰に手を当てた。
「リーフは、後ろから突かれるのがいいんですよね・・・。」
ルシアはもう片方の手でペニスを掴み、亀頭をリーフの膣口へ押し当てた。
白濁の愛液に満たされたリーフの女性器に、赤黒い亀頭が沈み込む。
「あっ・・・。ルシア、来て。早く・・・!」
リーフに急かされ、ルシアは膣内にペニスを押し込んでいく。
「ああ、入ってくる・・!私のオマンコ、ルシアのオチンチンの鞘に作り変えられてく!」
「まだ半分残っていますよ、リーフ。
全部しっかり、リーフのオマンコに収めさせてくださいね・・・!」
「ああ・・・大きい・・・!」
腰と腰を密着させるように、強い力でルシアはペニスを押し込んでいく。
リーフの子宮口とルシアの亀頭が密着し、グジュリと音を立てたところで、ルシアのペニスはリーフの膣内にすべて飲み込まれた。
(続)