五つ子が全員オレの肉便器www #悪魔のアプリ#洗脳ハーレム 作:a-su
「お前、マジで料理うまいんだな」
「ふふん、当たり前でしょ?」
リビングテーブルに並ぶ料理は、すべて二乃が作ったものだ。トマトとフレッシュチーズの冷製に、ほうれん草と卵のソテー、作り置きのキャロットサラダ、ブロッコリーのガーリックオイル和えなど、色とりどりの食材が並ぶ。
「けっ。見た目はいいが、味はどうだろうな。どうせお高く止まった薄味の……」
「いいから食べなさいよ」
促され、カミナは床にあぐらをかいた。まずはバターの香りがするほうれん草に食らいついている。
「……美味い! 野菜のうまさがギュッと詰まってるっていうか、味が深い!」
「ふ、ふーん。喜んでくれたなら、良かったわ」
内心ガッツポーズをしながら、すまし顔で応える。なにしろ下品な男だから、オシャレなメニューが気に入られるか心配だったのだ。
(いや、心配なんかしてないし? 美味しくて当然なんだけど?)
「おお、これもすげえな。レストランってのはこんな感じなのか?」
「いちいち大げさなのよ、アンタは」
二乃は得意げな表情を隠しきれないまま、トマトとチーズを取り分けていく。料理と女性の価値を直結するのは古い考え方だろうが、それが二乃の自慢であることは間違いない。
「ほれ、口開けなさい」
「え?」
取り分けた料理を、男の口に運んでやる。カミナは戸惑いながらも大人しく口を開き、それを受け入れた。なんだか雛鳥に餌を与えるような気分だ。
そこに、三玖が横から声をかけた。
「カミナ様、私が焼いたパンも食べて?」
「むっ」
同じ顔の妹が、抱かれていた時と違う赤で頬を染めている。手に持ったバターロールを二つに千切り、片方をカミナに差し出した。指先はふるふると小さく揺れている。
「あーんして……」
カミナはそれを見て少し考える素振りを見せたが、すぐにニヤリと笑って口を開いた。瞬間、三玖の顔がぱっと明るくなる。まるで大好きな飼い主に撫でてもらった子犬のようだ。
「んぐっ……」
カミナは、差し出されたパンを指ごとくわえ込む。突然のことに驚いた様子の三玖だったが、すぐに目を細め嬉しそうな声を漏らした。
「味わってぇ、私を……」
口から指を引き抜く際、ちゅぽんっと音が鳴る。その音は、二人がリビングでしていた行為を想起させた。
「どう、おいしい……?」
「あぁ、うめえよ」
男はもう一度、妹の指を口に含む。それから舌で丹念に舐め回すと、ゆっくりと引き抜いた。唾液まみれになった指がテカって光り、なぜか二乃の胸に暗い影をもたらす。
「ごめんね二乃……私も、カミナ様に喜んでほしいの」
「べ、別に気にしてないけど?!」
なぜかこちらへ頭を下げてきた三玖に、慌てて首を振る。その様子を見ていた四葉が、ほくほく笑顔で話しかけてきた。
「二乃ぉ、顔が赤いよぉ?」
「そ、そんなことないわよ!」
「やっぱりカミナさんを紹介してよかったでしょ? ねっ?」
「ふん」
冗談じゃない、こんな下品で貧乏くさい男と仲良くなんてなるものか。二乃はそっぽをむいて、自分も食事を始める。
「んぐ、あんたは、どうなのよ四葉っ」
「んー?」
口いっぱいに料理を頬張る四葉が、はてなマークを浮かべてこちらを見つめてくる。
「あんただって、そいつとイヤらしい事してたじゃない。三玖とか、ア、アタシが、邪魔だって思わないわけ?」
「んぐっ、それはね、別にって感じ。どうせカミナさんは誰でもいいんだし、私でも、あむっ、三玖でも、もちろん二乃でも変わらないから」
そう言いながら、また料理に手を伸ばす。口の中に放り込み、幸せそうな表情を浮かべた。
「誰でも、って……」
あまりと言えばあまりの無邪気さに、二の句が継げない。自分は褒めそやされ、快楽を与えられただけでカミナの存在感を大きく感じているのに、この子は……。
そんな様子を楽しげに見ていた男が口を開く。
「まあそうだな。お前ら全員がオレの好みドンピシャなんだ、誰が誰だって同じさ」
「なにそれ、サイテー……!」
むらむらと怒りが湧いてくる。どうしてこの男はこんなにもデリカシーがないのだ。最低最悪としか言いようがない。
「そんな怒んなって。ほら、これでも食えよ」
それはバターロールに切れ目を入れ、二乃の料理を載せた雑なサンドイッチだ。切れ目もガタガタで形も崩れ、載せる具材のセレクトも適当すぎて見栄えが悪い。
「なによ、これ。これじゃ味がケンカするわ」
「いいから食ってみろって」
有無を言わさぬ口調で言われて、仕方なく口に入れる。カミナがスマホを構えた。
『中野二乃は、カミナから与えられた食物を最高の美味に感じる』
「あぐ……、……………………!?」
一口食べた瞬間、脊髄に電撃が走るような感覚に襲われた。そのまま脳髄まで駆け上がるような衝撃に襲われ、身体が硬直してしまう。
(な、なにっ!?)
二乃の表情が驚愕に染まるのを見て、カミナがニヤニヤと笑った。四葉もニコニコと微笑んでいる。
「どうだ? うまいだろ?」
「ごくり……ふぅ、ふーっ、お、美味しい……」
どうにか正気を保ちながら飲み込むことに成功する。口の中にはまだ甘い余韻が残っており、二乃は陶然とした表情で息を荒げた。
(何、今の……?)
得体の知れない感覚に身震いする。自分のサラダやソテー、三玖の焼いたパン。それをカミナが組み合わせただけで、信じられないほど美味しいと感じたのだ。
「分かったかよ。てめぇらの頑張りなんざ、オレの前じゃ関係ないんだ」
「あっ、ああっ、うぁ」
「大人しくオレに媚びてりゃいいんだよ」
言葉が出ない。屈辱と敗北感と、それに何か得体の知れない感情が胸に渦巻く。
磨いてきた容姿、料理の腕、二乃を形作る誇りが蹂躙された。醜悪な男に踏みにじられたのだ。それなのに──。
呆然としていると、三玖がカミナにすり寄っていく。
「カミナさま、私にも食べさせて♡ おちんちんパクッてさせてほしいの♡」
「お、いいねぇ、しゃぶってくれんの?」
「うんっ♡ 私のお口で、いっぱいじゅぽじゅぽってしてあげる♡」
三玖は、あーんと大きく口を開けると、舌を伸ばして空中をレロォッと舐めた。挑発的な視線を男に送り、蠱惑的に微笑む。
「カミナさま、はやくぅ♡」
「ったく、しょうがねえなあ」
「きゃっ♡」
カミナが取り出した男性器は、すでに硬く勃起していた。三玖は笑い声を漏らしながら上半身を伏せ、躊躇なく咥え込む。
(喜んでる。あんな気持ち悪いものを口に入れて、あんなに幸せそうにして)
妹が頭を動かすたびに、くちゃっ、くちゃっと水音が響く。頭を止めてモゴモゴとする時は、口内で亀頭を舐め回しているのだろうか。その動きに合わせて男の腰が小刻みに震えている。
(価値があるんだ。三玖のほうが上なんだ。アタシの方が劣ってる)
二乃は呆然としたまま、目の前で繰り広げられる痴態を眺めていた。いや、正確には眺めることしかできなかった。頭の中がぐるぐると回り、まともな思考ができない。
(甘えればいいの? 抱きついて、三玖みたいにアソコをしゃぶればいいの?)
これは異常だ。異常な考えだ。おかしい、こんなのは間違っている。理性はそう叫んでいるのだが、心は納得してくれない。
(なんで? なんでこんな気持ちになるの? アタシは努力したのに、どうして?)
いつの間にか視界が潤んでいる。なぜ自分が泣いているのか分からなかった。その視線を受けた三玖が、オトコから口を離す。
「ほら、二乃も」
笑いかけた。薄い青色のアサガオを思わせる、可憐で優しい笑顔だ。その口元はヨダレで濡れており、肉棒との間に銀色の橋がかかっている。
「カミナ様のおちんちん、ペロペロしてあげよ?」
いつの間にか後ろにいた四葉も、同じように微笑みかけてくる。
「そうだよ。一緒にパクッてしよう? みんなでカミナさんを食べさせてもらおうよ」
四葉の手が、とんと二乃の背中を押した。どこにも逃げ場はない。この流れに身を任せれば、きっと楽になれる。三玖や四葉とお揃いになって、三人でカミナのモノになれば。
それでも、二乃は拒否の言葉を絞り出した。
「……い、嫌よ」
ここで折れてしまったら、女として負けだ。負けるわけにはいかない。女の子は自らを磨き、清く正しく美しく、いつだって背筋をしゃんと伸ばして生きていかなければならないのだ。
「そいつは女の子をバカにして、食い物にすることしか考えてないのよ! 絶対屈服なんかしない! 甘えて媚びて、みっともなく精液を飲むなんて絶対にありえない!」
「ふぅん」
カミナの冷たい視線が二乃を射抜く。再びスマートフォンを構え直し、黒いレンズで少女を捉えた。
「二乃ぉ、お前も偽善者だな」
「な、何を……」
「世の中、強いやつが弱いやつを食って回ってんだよ。特にオンナは誰からも狙われる。それを忘れたやつは、首を吊るしかなくなっちまうんだ。お前みたいな偽善者のきれい事に騙されて、女の自立だとか、女が輝く時代だとか、タワゴト抜かしてよお」
カミナの額がひきつって、シワがますます濃く、深くなる。口元には歪んだ笑みが浮かんで、目だけは鋭く光り、異様なプレッシャーを放っていた。
「ひ……うっ!?」
「お前にも、オレの肉便器になる権利をやるよ。ありがたく思え」
クリック、フリック、文字入力。たったそれだけで、誇り高い少女としての二乃が書き換えられていく。
「けけっ。ははは。見ろよ。ほら、見ろ。これがお前の真実だ」
突きつけられた画面には、このように表示されていた。
【好きな人】上杉風太郎
【状態】カミナの肉便器
58/90 → 57/90
「あ、ああっ」
ぴくん、と指先が痙攣する。二乃は体の中から何かが落下していく感覚を覚えた。心が軽くなり、息がしやすくなる。
(そっか……アタシはもう終わってたんだ……)
三玖と四葉のメッセージが届いた時から、二乃はすでに負けていたのだろう。だがそれでよかった。もう悩む必要はなくなったのだから。
ゆっくりと顔を上げると、そこには優しく微笑む姉妹がいた。二人とも涙を流し、嬉しげに顔をほころばせている。自分と同じ表情を見て、ああこれで良かったんだと確信する。
「おめでとう、これでカミナ様の肉便器だね」
「一緒だね。嬉しいなぁ」
口々に祝福してくれる。その言葉には一点の曇りもない。心の底から喜んでくれていることが伝わる。
「ありがとう……三玖、四葉」
二乃も笑い返す。自然と涙が溢れ、温かいものが頬を流れていく。
「そうだ、せっかくだから記念撮影しよ?」
四葉がスマホを取り出し、テーブルに置いた。ソファに座るカミナにぴったりと身を寄せ、四人で一つの肉塊となる。そしてピースサインを作った。
「はい、チーズ♡」
パシャリ、とフラッシュが焚かれる。乙女の唇をカミナへと捧げながら、呆けたように笑う二乃の横顔が、しっかりとカメラに収められたのだった。
(続く)