五つ子が全員オレの肉便器www #悪魔のアプリ#洗脳ハーレム 作:a-su
雲のない冬の空を、ハヤブサが飛んでいた。乾いた風は
(鳥は自由だよな。人間なんかよりずっとさ)
カミナは鳥たちの眼下、海上を走る高速船の上にいた。人のいない開放デッキの座席に腰掛け、タバコをふかしながら彼らを見上げている。
同じ名をした鳥のように風を裂いて、船は海面を駆け抜けていく。二つの島を経由して、湾の反対側にある半島の先端に到達するまでが一時間。そこからカーフェリーに乗り換え、また一時間かけて目的の港町へ向かうのだ。
「うー、さっぶ……」
隣に座る一花が身体を震わせる。ウールの灰色コートにレモンイエローのニットセーターを合わせているのだが、ボトムスはブラックのフレアスカートだ。その下は肌が透けるほど薄いタイツのみなので、防寒性能はたかが知れている。
「……おい、足をしまえ」
「へ?」
一花は目をぱちくりさせてから、組んでいた足を戻して裾を整えた。それから、カミナに寄りかかるようにして身体をくっつける。
「へへ、見られるの、イヤ? お前の脚はオレのもの~って?」
見上げる瞳は、からかうような光を宿していた。長いまつ毛の奥で、虹彩がきゅっと縮んで細まる。猫科の動物を思わせる眼差しだ。
カミナは顔を背けた。無言で紫煙を吐き出す。
「あれ? 前はもっと独占欲丸出しだったのに」
「……」
「飽きちゃった?」
「……」
「シカトかぁ……ふーん……ふぅーん……?」
立ちあがった一花が手すりのほうに向かう。
「おい」
「へーきへーき」
この船は高速かつ小型であり、したがって揺れやすい。デッキ上は決して安全とは言えない。
だが一花は気にしていないようだ。白い息を吐きながら、軽い足取りで歩いている。
「ふ~ん、ふふ~ん……♪」
やがてたどり着いた手すりに体重を預け、こちらを向いた。美容院で整えたばかりのショートヘアを風になびかせながら、カミナをまっすぐに見つめて声を張る。
「この船、たまに乗るんだ!」
女優らしいよく通る声には、風に負けない力強さがあった。
「さっき停まった島なんだけど!」
「おう」
「お母さんの実家があるの!」
「そうか」
「おじいちゃんが温泉旅館をやってるんだ!」
「なら帰りに……」
「年だから、もう長くないみたい!」
「……へえ」
「ご主人様も、そうなんだよね!」
「……」
「何年かしたら、死んじゃうんだよね!」
「……オレは」
「だったら私も死んじゃおうかなって!」
「はっ?」
「タイタニックごっこ~♪」
一花は両手を広げ、上半身を反らせてポーズをとった。彼女の背後では、カモメの群れが真っ青な海と空をバックに羽ばたいている。
海面までの高さは、四メートルほどだろうか。
「お前、バカ!」
慌てて立ちあがり、カミナは甲板を走った。
だがその時、船が揺れたのか、一花がバランスを崩したように見えて──
「一花ッッッッ!!」
とっさに伸ばした手を、
「────なーんちゃって♡」
逆に引っ張られた。そのまま甲板に倒れ込む。衝撃は予想より遥かに小さく、一花に受け止められたのだと知る。
彼女は仰向けになったまま、両腕でしっかりとカミナを抱きしめていた。
「ふふ、あははっ! 焦ったぁ? びっくりした? ねえ、どう? ドキドキした!?」
悪戯っぽい笑顔を浮かべて、至近距離から見つめる瞳──そこに映る自分はひどく滑稽に見えた。まるで今にも泣き出しそうな顔だ。
カミナは思わず視線を逸らす。
「名前、呼んでくれたね」
「……うるせえ」
「便器一番じゃなくて、一花って」
「……」
「……今、すっごくドキドキしてる。一花って呼んでもらえたから……聞こえる?」
聞こえる。初めて抱いたときと同じか、それ以上に激しく脈打っているのがわかる……ような気がする。実際にはわからない。何故なら、カミナ自身の心音もドクンドクンうるさいからだ。
「抱いて。今」
「そんなの、後でも」
「いまっ。いま、ここで、『私』を抱いて」
言いながら、一花はカミナの両頬に手を添えて自分のほうに向かせた。互いの鼻がくっつきそうなほどの距離で、見つめ合う形になる。
「ね。ねっ」
「見られるだろ、こんなところで」
ひと気が無いとは言え、誰でも入ってこれる開放デッキなのだ。いつ誰が来てもおかしくない。
だからと言ってアプリの力も使えない。使ったが最後、老化の進んだカミナが寝たきりや痴呆になってしまう可能性もある。
「そっか……見られたくないんだぁ…………♡」
一花の顔に、生き生きとした笑みが浮かぶ。抑えても抑えても溢れてくる感情を抑えきれないような、そんな表情だった。
「みんなを呼んで、壁になってもらお♪ そうすれば恥ずかしくないよね」
「お前ってヤツぁ……」
「みんなに命令してくれるよね。私のために♪」
「わかった、わかったよ!」
観念して言うと、彼女は満面の笑みを浮かべた。
◆◆◆
「なんでアタシたちが……」
「いいじゃない、持ちつ持たれつだよ」
ふてくされる二乃と、なだめる四葉。三玖と五月も加え、四人で一花とカミナを取り囲む。小男のカミナとは身長の差もあまりないので、彼女たちは文字通りカミナたちを取り囲む壁になってくれた。
「自分でスカートめくって、尻見せろ」
囁くように命じると、コートを脱いだ一花が「んぁ……♡」と濡れた声を漏らした。カミナの欲望が強くなっているのを感じ取って、彼女も発情しているのだ。
それは周囲の肉便器達も同じだ。波やエンジンのたてる音に混じって、ひそひそ声や甘い吐息が聞こえてくる。
カミナは熱い、と感じた。冷たい潮風の中で、彼女達と自分は燃えている。熱情のままに、レモンイエローのニットセーターに包まれた一花の乳房を平手で軽く張る。
「あんっ」
「早くしろ。そんなに時間ねーぞ」
「わ、わかってるよぉ……」
目的地まで、せいぜい二十分だろうか。セックスを楽しむには短い時間だが、性欲をぶつけ合ってスッキリするには充分なはずだ。
「ん、っしょ」
一花が後ろを向いた。手すりをつかみ、両側に立った四葉と五月の手で体を支えてもらう。そうしてから、黒いフレアスカートをたくし上げた。
薄手のタイツが包むのはイエローのショーツだ。もこもことして、フリルやリボンのアクセントが華やかである。
「へぇ……いいじゃない」
「うん、かわいい」
二乃と三玖が、カミナの後ろから覗き込むようにして褒める。二人の声音は、どこかからかうようでもあり、あるいは……羨むような響きがあった。
一花は、照れ笑いを浮かべながらお尻を振るようにしてタイツを下ろしていく。寒空の下というのに太ももには汗の玉が浮かんでいた。そして膝あたりまで引き下げると、今度はカミナを振り返って言う。
「パンツ、脱がせてぇ……『私』がどれくらいコーフンしちゃってるか、直に確かめてぇ」
もちろん言われるまでもなく、そうするつもりだった。暖かそうだな……などと考えながら、黄色いもこもこショーツのウエスト部分に手をかける。
「ふふ、レモンが皮を剥かれてるみたいだね」
「レモンにしちゃ、甘い匂いだぜ」
「……う」
白い素肌が少しずつ見えてくるにつれて、一花が切なげに吐息を漏らすのがわかった。
「あは、は、はぁ、んぅ」
「腰、揺れてるぞ」
「んっ、だって……」
下着に引っかけた指をそのまま下に降ろす。布地が離れてゆくにつれ、熱く湿った空気を感じるようになった。
やがて、膝のあたりまでパンティーが降りる。女肉のかたまりは白く、確かに薄皮をむいた柑橘類のようだと思った。最も、果肉はピンク色をしているけれど。
「あっ、やぁ、やだ、見ないで……♡」
一花がそっと体を震わせる。その拍子に、秘密の裂け目から粘度の高いジュースが滴り落ちた。糸を引きながら垂れてゆくそれを指ですくって舐めると、酸味と甘みと苦味が混ざり合った複雑な味わいが口の中に広がった。
「んっ……や、やん……はぁ、もう、ヘンタイさんなんだからぁ……♡」
「脱がせろって、お前が言ったんだろ」
「そうだけどぉ……ひぅっ……!?♡♡♡」
カミナの指が、ついに一花の大事な部分に触れた。脚の間に手を伸ばし、柔らかい陰唇を指先でなぞっていく。
(あ、一花……すごく濡れてる)
カミナの後ろにいる三玖がつぶやいた。音だけで分かったらしい。
ぬちゃ……っと粘ついた音をさせるソコは、ぷっくりと充血した媚肉をはみ出させていた。カミナを出迎えるように水音が立ち、指に吸い付こうとする動きすら感じる。
「もうドロドロだぜ」
「だってぇ……♡♡」
「それに、あったけー。指が溶けそうだ」
「うぅ……もう、ご主人様のいじわるぅ……♡♡♡ ばかっ……すきぃ……♡♡♡」
「けけっ、ほら……」
人差し指でクリトリスを探り当て、優しく転がしてやる。包皮の上から女ペニスを可愛がり、一花の神経に快楽電流を流し込んでいくのだ。
「うううっ……♡」
一花は片手で口をふさぎ、どうにか声を漏らさないようにしていた。内股になり、手すりをつかむ手にも力がこもっているのが分かる。
「欲しいか?」
「う゛うっ……♡ ほ、欲しいよぉ……♡」
「何が欲しい?」
「おちんちんほしいっ……!」
絞り出すように言った一花の向こうに、船のターミナルが見えつつある。まだずっと先だが、到着までそれほど余裕はない。
「ったく、しゃーねえな」
四葉と五月がしっかりと一花を支えた。二乃と三玖がカミナのベルトを外し、ズボンを下着ごと引き下ろす。
怒張したペニスがブルンッ! と跳ね上がった。
「ん、んぅ、はやくぅ、はやぐぅ……!!」
「ほら、よっと…………!」
カミナは、一花のスカートを押さえるようにしながら一気に挿入した。熱くとろけるような膣粘膜が、剛直を受け入れ包み込む。
「あっ、深……っ♡ いきなり、そんなトコまで…………っ♡」
「お前こそ……もうトロトロで……あー、あちこちビショ濡れだぜ」
一花の入り口は狭く、きついが、奥の方は柔らかく、たっぷりの蜜を湛えていた。亀頭が奥に触れるたび、ちゅぷっ、ぐちゅっ、といやらしい音が響く。膣肉は歓喜に打ち震え、締め付けてくるようだ。
「うっ、ううっ」
ペニスの先端から、ガマン汁が出るのがわかる。ぷりっぷりの肉襞による愛撫を受け、カミナは思わず呻いた。
「くぁ……っ、お前の中、すげえぜ……熱くてヌルついてて……あー、きもちい……」
「カ……ご主人様も、すごいっ……♡ 熱くて、ビキビキで……おっきくて、逞しくてぇっ♡♡♡」
一花はうっとりと目を潤ませ、自ら腰を動かしている。上下左右、前後に回転させながら亀頭を擦り上げるような動きだ。その貪欲さたるや、並大抵のものではない。
「……おま……エロすぎだろ!」
「言わないで、恥ずかしいっ……!!」
「お前のケツ、すげえ動いてんぞ!」
「だから言わないでってばぁ……!」
大きな尻と白い太ももを丸出しにし、両手で手すりをつかんで腰をくねらせる。しかもここは海の上で、空には雲もなく、カモメやハヤブサに見られ放題だ。
そんなシチュエーションのせいか、一花の淫穴は驚くほど貪欲だ。反り返ったペニスに絡みつく襞の動きは、カミナの脳髄に痺れるほどの快感を伝えてきた。
「待って♡ 待っ……♡ そんなにパンパンされたらぁ、声出ちゃうからぁ……っ♡♡」
「はぁ? オレは動いてねえぞっ、お前が勝手に、マンコでチンポ扱いてんだよっ」
「うそっ、ちがうっ♡♡ そんなのっ、私っ、わたしじゃぁ……っ♡♡♡」
「それで隠してるつもりかよ。ケツ押し付けて、思いっきり振ってるくせに。なあ?」
周りに尋ねると、姉妹達は口々に答えてくれた。
「一番、すっごい腰ヘコしてるよ?」
「ホント、発情期の猿みたい」
「こんなに夢中でパコパコしちゃうなんて……いやらしいです」
「気持ちよさそう……うらやましいなぁ」
「も、やだぁ……♡ バラさないでぇっ……♡♡♡」
語るに落ちるとはこの事だ。一花は涙目になりながらも、懸命に尻を振り続けている。カミナの一物は熱い秘肉に包まれて、今にも果ててしまいそうだ。
「あぁ、くそ、マジで気持ちいいな、お前んナカはっ……!?」
「このオチンチンだって気持ち良すぎるよぉっ♡♡ 好き♡ ビキビキで、太くて、長いの大好きっ♡♡♡」
その時だ。下につながる階段から、親子連れらしき乗客がデッキに上がってきた。
「っ」
さすがに、一花とカミナは息を飲んだ。二人とも下半身はむき出しだ。この体勢で見つかったら、言い逃れなど出来るはずがない。
「私に任せて下さい」
そう言ったのは五月だ。ちょうど親子連れの反対側にいた彼女は、一花から離れて彼らのほうへ向かっていく。そしてにこやかに声をかけた。視界を遮るように立ち、世間話で時間を稼いでくれるつもりのようだ。
「あいつ、けっこう気が利くよな」
「五番、学校の先生になりたがってましたから」
過去形で言う四葉に、カミナはそうか、とだけ返した。そして、ゆっくり慎重にピストン運動を始める。ペニスは依然ガチガチで、ヴァギナはしとどに濡れていて、そして一花のアソコは最高の名器だ。こんな状態でじっとしている方が難しかった。
「う゛っ、あ゛ぁっ、だめだめ、声出るってぇ♡」
「ゆっくりしてやる。オレがイくまで我慢しろ」
「ん~~っ……♡♡♡」
手すりを両手でつかみ、声を殺そうと食いしめた口の間からくぐもった音が漏れる。しかしそれでも抑えきれないらしく、鼻にかかった甘い声が時折漏れ聞こえてくる。
(やっべえ、気持ちいいわこれ)
ゆっくりとした抽送も中々オツだし、バレやしないかという緊張感もまた一興。ペニスが出入りするたびに割れ目がめくり返され、ピンクの肉ヒダが顔を出す。その度に一花の白い背中が小刻みに震えるのだが、それがまた嗜虐心を煽るのだ。
「ふぅ~っ。ふぅ~っ。ふぅ~っ」
「やさしくてっ、ねっとり……っ、やらしい腰使いっ……♡ 力強くて、たくましくて、男らしいちんぽぉっ……♡」
「へへっ、オレ、お前に褒められるの、好きだよ」
そう言って一花の頭を優しく撫でると、彼女の膣内が激しく収縮した。カミナの分身を締め付ける力も強くなる。どうやら今ので軽く達してしまったらしい。
(…………いいな、こいつ)
一花の息づかいに合わせるようにして、ゆっくりとしたペースで余韻を楽しませてやる。肉茎を食い締める秘肉がヒクつき、一花の悦びを教えてくれた。
「んふぅー、んふぅー……♡」
やがて息が整ってきた頃を見計らい、奥のほうをトントンとノックするように突いてやる。
「あ゛ーっ、イイ……っ」
「ばか、声デケえぞ」
一花はもともと声が大きい。いくら五月が頑張っているとは言え、これ以上ボリュームを上げられたらたまらない。
「だってぇ……だってぇ……! すき、すき、すきぃ……」
一花はうわ言のように呟きながら、自ら尻を揺すって快楽を貪っている。
「すきっ、すきっ♡♡ あ゛ーっ……♡♡」
「う゛っ、くっ、そっ……!」
「あんっ、やぁんっ♡ すきぃ♡」
「しょうがねえ奴だな……」
四葉とアイコンタクトをして、ふたりがかりで一花の口と声を封じることにした。カミナは後ろから、四葉は前から手を伸ばして口を塞ぐという連携プレイである。
「むぐぐっ!?」
突然のことに驚きながらも、すぐに従順になる一花。ふたりの手の平の中で熱い吐息を漏らしながら悶えている様は実に艶めかしかった。
「おら、いくぞ……!」
一花の下半身が浮き上がり、つま先立ちになる。カミナが思い切り、深く強く突き入れたからだ。亀頭をポルチオに押し付けたまま小刻みに揺さぶりをかける。
「~~~っ!! ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
一花が目を見開いて悶絶するが、口は塞がれているため悲鳴はくぐもった音にしかならない。それもエンジン音と波の音にかき消されていく。一花は酸欠寸前まで追い込まれながら必死になって耐えていた。
「う゛うっ、う゛ううっ」
「ふーっ、ふーっ」
カミナの吐き出す呼吸音も、獣のように荒々しくなってくる。冷たい風に波しぶき、人の声、抱きしめた女の紅く染まった肌、すべてが官能を刺激していた。
「う゛っ」
一花がぷしゃっと潮を噴いた。半月以上、ほぼ毎日抱き続けた女のヴァギナが、射精を誘っているかのようにうごめいている。そろそろ限界だった。
「うっ……だすぞ、どこにほしいんだ……?」
「んぐぅ!? んん! んんん!!」
「ここかっ?」
ひときわ強く最奥を突き上げる。
「~~~ッ♡♡♡♡」
一花の全身が痙攣し、膣内がキューッと締まる。もうすぐ射精するオスを離すまいと、本能的に反応しているのだ。
「出すぞ……っ!」
「んーっ! んんっ!!」
子宮口に鈴口を密着させ、カミナが果てる。濃厚なスペルマが吐き出され、一花の奥を満たしていった。
「ううっ、う~~~っ♡♡♡」
腕の中で一花が震えている。女優という夢に向かって励んでいた女子高生が、今はアオカンで、それも近くに人がいる状況で犯され、涙をこぼし、ヨダレをこぼし、全身を波打たせ、ゴクゴクとスペルマを飲み干している。
「う゛ぅ~~っ♡♡♡ んぅ~~~っ♡♡♡」
カミナは不思議だった。何もかも支配したつもりになっていたけれど、一花にはまだまだ底があるように思えたのだ。もっともっといろんな表情が見たいと思ったし、全部を自分のものにしたいとも思った。
(んな時間、もう無いんだろうけどよ)
「ふうぅ──っ♡♡ んふっ♡♡ ふぅ──ーっ♡♡♡」
まだ硬さを失っていないペニスを引き抜こうとすると、竿に吸い付いた襞たちが別れを惜しむようにまとわりついてくるのがわかる。
「まったくもう……」
「二乃、機嫌直して」
二乃と三玖が、ズボンを直してくれる。家族連れもいつの間にか去っていて、周りに人はいない。四葉と五月が、ふらふらになった一花を介抱していた。
「……次はアタシの番だから」
ぼそっと呟いたのが誰だったのか、射精後の虚脱感でぼんやりとした頭では判別できなかった。
『本船は、間もなく目的地の……』
船内アナウンスが流れる。旅路はようやく半分を超えたといったところだ。船が行く先には、真っ白な灯台が見えた。
(続く)