「え。どこ、ここ……?」
ふと目を開けると知らない場所にいた彼──響裕太は辺りを忙しなく見渡してしまう。周囲にはスーツを着た男性やドレスを着た女性がおり、皆ビシッとした服装を着こんでいることからカジュアルな場ではないことが裕太にも理解できた。周囲の声から結婚や夫婦、蓬、夢芽、という名前が聞こえてきた所で隣から腕を突つかれる。裕太が横に目を向けると、そこには正装を着こなす最愛の恋人──宝多六花と、友達の内海将が裕太を見ていた。
「ちょっと裕太。ボーッとしたり、いきなり周囲をキョロキョロ見渡したりどうしたの?」
「あ、いや、その……き、緊張しちゃって。今日って、蓬や夢芽さんの結婚式、だもんね?」
「寝ぼけてるの? そうだよ、今日は蓬くんや夢芽ちゃんの結婚式。くれぐれも粗相のないようにね」
「おいおい、大丈夫かよ裕太。披露宴のスピーチもあるんだろう? 俺が代わるってわけにもいかないからな?」
六花の窘めるような発言、内海の心配する発言に頷きつつ裕太は状況を理解する。裕太は周囲の状況と彼女の発言から、ここが蓬と夢芽の結婚式場と確かに認識した。裕太の認識としてはいつも通りの日を過ごし、眠りについたと思ったらここにいたのである。
(夢、だよな? ていうか、覚えている限り俺も蓬達もまだ学生だから結婚とか先も先の出来事だし。 痛ッ、頬をつねっても目が覚めないのか。怪獣絡み……?)
夢のようでありながら、頬をつねっても目は覚めず。現実そっくりの不可思議な状況に、怪獣の介在を思考する裕太。いつの間にか来ていたスーツの袖を捲るも、裕太の腕には自身とグリッドマンを繋ぐアクセプターは見当たらなかった。グリッドマンと通信をするなら、六花の住むジャンク屋に向かうことも考えるが、まだ怪獣絡みだとも確定したわけではなかったので様子を見ることに。
裕太が今後の方針を決めたその時、周囲ののざわめきが大きくなった。裕太が声に反応して顔を上げると、そこには別世界の友人達がいたのであった。彼等は周囲の招待客と言葉を交わしながらこちらに向かっていた。麻中蓬、南夢芽、二人の新郎新婦は裕太達に向かって幸福に満ち溢れた笑みで二人に対面する。裕太は夢芽から目が離せなかった。それはウェディングドレスを着て大人びた雰囲気を纏っていただけではなかった。彼女の体形が大いに関係していた。
「裕太さん、六花さん! 来てくれて嬉しいです!」
「夢芽ちゃん! 久しぶりー! 結婚おめでとう! わー写真で見るよりずっと綺麗!」
「んふふ、どうもです。次は六花さんの番ですからね! そっちのドレス姿も楽しみにしてますよー」
「裕太、内海久しぶり。別世界だから厳しいかなって思っていたけど、来てくれて本当に嬉しいよ!」
「よ、結婚おめでとう! やっぱあの時の集まりで、最初に結婚するのは蓬くんだったなー」
「う、うん。結婚おめでとう蓬……えっと、夢芽さんとの間に
「ん? 連絡してなかったけ? いやー俺も最初に聞いた時は耳を疑ったよ。でもいざ自分が父親になるって考えたら超嬉しかったし、仕事にも入社直後より打ち込めるようになったかな。まあ裕太も子供ができたらこの気持ちが分かるよー!」
女性組が和気藹々している横で、蓬も裕太がお祝いに来てくれてことを心底喜んでいることを口にする。裕太からすると夢だと思っているため素直にお祝いすることができず、煮え切らない態度で祝辞を述べた。そして裕太が何よりも気になったこと。夢芽のスラリとしていた腹部が丸みを帯びていたこと、即ち蓬の子供を妊娠していたことを指摘するのであった。
裕太や内海のお祝いに照れ臭そうに顔をかいた後、蓬は子供ができた喜びを露わにする。すると二人の間に夢芽が押し入ってきた。ウェディングドレスを着た夢芽は、最後に見た時より大人びて裕太には見えた。薄く化粧した美貌も、ストレートだった髪を編み下ろした姿も、愛の結晶を宿して生命の神秘を感じさせる壮美な姿で裕太の視線を捕らえていた。
「仕事に励むのもいいですけど、ちゃんと奥さんや恋人のことは構わないとダメですからねー。その点、蓬は良い旦那さんだけど」
「そうそう。俺なんか今じゃ同僚との付き合い以外は直帰だし」
「夢芽ちゃんから聞いたけど、休日は掃除を手伝ったり、洗い物もしたりしているんでしょ? 蓬くんって愛妻家だね」
「いやぁ、まあねー! もう夢芽一筋っていうか、家庭一筋って感じ。一緒に年を取ろうって約束したからね」
「ふふ、ちゃんと飲み会の時にも連絡してくれたりするしね。昔を考えるとだいぶ大人になったよ蓬は」
そう言って尖らせた手で蓬の脇腹を突く夢芽。二人の間に流れる和やかな空気に、強張っていた顔が朗らかになる裕太。自分達でなく二人の結婚式を夢見ることに不思議はあれど、この二人がこうして仲睦まじい姿を見られたことで、裕太はこの夢も悪くないなと思っていた所。夢芽は蓬から裕太に視線を移す。
「……そう言えば、裕太さんからは何かないんですかー? この格好を見て、何か言うことは?」
「え!? えっと、まずは結婚とご懐妊おめでとうございます。その、言葉に詰まるくらい美人に見えたよ! 編み下ろした髪とかも大人っぽく見えて……うん。すごく綺麗だよ」
「ふうん……❤️ ですって六花さん。いやー裕太さん、私にメロついてるみたいですみませんねぇ」
「むぅ……ちょっと裕太」
「おいおい裕太ー。人妻相手にそれはダメだろー!」
「いや、メロついているって何っ!? してない、してない! 蓬も苦笑いしてないで夢芽さんなんとかしてよ! 夢芽さん係なんでしょ!?」
裕太は夢芽の花嫁姿に率直な感想を述べると、夢芽は顔に朱が差し堪えきれないように笑みを深める。加えてじっとりとした視線を向けられると、裕太は艶のある雰囲気の夢芽に己の鼓動が速くなるのを感じてしまう。その反応に面白くないのは恋人である六花で、肘で裕太の体を突くととじーっと訝しむような視線を向ける。恋人からの疑惑の視線に、裕太は思わず手を振って否定し昔を懐かしんでいるような蓬に助けを求めた。
「ごめんごめん。なんか懐かしいなって思って。ほら夢芽、そろそろ次の所に行かないと」
「あ、それなんだけど。先行っててくれる? 三階の方にナイトさんと二代目さんがいたよ」
「ナイト……アンチくん? なら私も挨拶しときたいな」
「あ、ちょうどいいですね! 蓬、六花さんと内海さん案内してあげて。裕太さんはちょっと待ってください」
「え? 俺……?」
裕太の救援要請に蓬はようやく重い腰を上げる。まだ他にも招待客が待っているということもあり、蓬が次に行こうと夢芽に言うも彼女は先に行ってくれてと蓬に言う。その時六花がナイトと二代目に挨拶をしたがったことで蓬に案内を促した。だが裕太だけは残ってくれと夢芽は言うので、彼女以外の四人は不思議そうに夢芽を見る。
「祝辞のことで連絡があるので。そんなに長くは掛からないと思うので、三人には先に行ってもらおうかなって」
「そうなの? 何か変更があるって聞いてなかったけど」
「だって蓬、昨日は徹夜で挨拶の練習していたじゃん。そんな時に追加で変更のお知らせとか、パンクするに決まっているし」
「あ~~、それはそう。ふーん……そういうことなら、先に行っているよ」
「裕太、後でね」
裕太としては祝辞を任されていたことも初耳なのだが、どうやら何か変更があったらしく連絡あるとのことで待ってほしいと裕太は言われる。蓬も聞いていないと夢芽に言うも、式の練習で徹夜していた彼を気遣って言わなかったと彼女は語る。そこを突かれると何も言えないと蓬や内海、六花納得した風に頷く。そして二人は蓬と一緒に先に向かった。裕太は言い知れない居心地の悪さを感じながら、夢芽に要件を尋ねる。
「えっと、夢芽さん。変更の件って……」
「ここじゃなんですし、ちょっと移動しましょうよ。久しぶりに会って話したいこと、
「っ!? 夢芽さん、ちょ、自分で歩けるからっ!」
裕太は夢芽の妖しい翡翠の瞳と言葉に体中の細胞が熱を帯びるのを感じる。彼女の熱視線で火照った肌に戸惑っていると、夢芽は裕太の手を掴んで歩き出す。自分や恋人とは違う手の柔さ、高めの体温に裕太の体は否が応でも反応してしまう。彼女は人目の少ない部屋に裕太を連れて行くと、扉に鍵をかける。その様子は祝辞の変更を伝える人間の様子ではなく、艶っぽい光を放っていた。その姿に裕太の鼓動はまた速まる。心臓の早鐘に急かされるように裕太は口を開く。
「それで、話って……」
「ああ、それ。順番がちょっと入れ替わるだけですよ。裕太さんより先にガウマさんが先になっただけです」
「な、成程……えっとゆ、夢芽さん? なんで鍵を閉め──「それ」──え?」
「夢芽さんって昔会ったばかりの、他人行儀みたいでイヤなんですけど。夢芽って、呼んでくださいよ。普段通りに……ね❤️」
裕太はひとまずの疑問を口にする最中、夢芽は強い口調で裕太の呼び方を指摘する。彼女曰く、裕太は夢芽のことを普段は呼び捨てで呼んでいるのだと言う。裕太からすると寝耳に水どころではない事実に驚愕を通り越して恐怖すら抱く。この夢の中の自分は友達の彼女とどんな関係を持ってしまったのだと思った刹那、夢芽はゆっくりと裕太に迫ると彼を抱きしめたのだ。
「ッ!!? ちょ、夢芽さん!? こんな所、他の人に見られたらっ!!」
「いやぁ、今更何言っているんですか。人には言えないこと、私達の間にはたぁくさん、あるじゃないですかぁ❤️」
「へっ、はぁ!? 夢芽──んっっ!!?」
「ちゅっ❤️ んんっ❤️ ふっ、ふぅ❤️ んぅ、逃げない、でっ❤️ ちゅぅ❤️ れぅっ❤️ ちゅるるるっ❤️」
咄嗟の出来事であった。裕太は迫りくる夢芽から後退るも、壁際まで落ち詰められ唇を触れ合わせてしまう。それは紛れもないキスだった。親、恋人以外との
部屋中に響くいやらしい水音も、的確に裕太の理性を削いでいく。恋人である六花ともしたことのない深い口付けは、かつて一度だけしたスワッピングを思い出させ、裕太の剛直に血流が流れ込む。夢芽の愛欲に満ちた、トロンとした目付きは裕太の勃起を見逃さず、妖しげに目を細めると行為を加速させる。口内の全てを舐め回すような舌の乱れ、だがそれが永遠に続くことはなく二人は酸素を求め唇が離れてしまう。
たった数分の口吸だったが、裕太にとってはそれ以上に感じた濃密な一時。彼女の唇が離れ抱擁から解放されると、裕太は壁に背を預けながらへたり込んでしまう。夢芽も酸欠から息を切らしていたが、その顔は口から唾液をこぼしながら恍惚に染まっていた。彼女の顔は狂喜に彩られており、裕太は自分の知る南夢芽と違うと思い込みたかった。
「──はぁっ❤️ ふぅ、ふぅー❤️ 久しぶりの裕太成分、最高にキマりますっ❤️」
「はぁ、はぁ……夢芽、さんっ! ダメでしょ、こんなことっ……! 蓬と六花に合わせる顔がっ……あんなに、蓬と好きあっていたのに……!」
「ああいうイチャイチャを見た方が滾りますよね? ていうかまたさん付け。そういうプレイですか? ふふ、まあイヤイヤ言う裕太を弄るのも好きなんで良いですけど❤️」
「ちょ、ベルト取らないでっ!!?」
夢芽は先程までの蓬との絡みは演技だと言い放つ。その言葉に裕太が固まるや否や、彼の制止も気にも留めずにベルトを外し、裕太の手を押しのけてズボンを下ろす。パンツを押し上げる肉棒を前に、夢芽は舌舐めずりして待ち侘びているようだと裕太は感じた。彼女はその肉棒をズボンの上から撫でるように触り、感触を楽しんでいた。
夢芽の手付きに裕太は身を捩り、股間を隠そうとするが夢芽はそれを許さずにズボンを膝下まで降ろし裕太の肉棒に直接触れる。布越しとは違い、熱く硬く脈打つ肉の塊に彼女の手が直に触れる。その感触は生殖本能を揺さぶり、両者の性欲に火をつける。夢芽は手で肉棒を撫で回し、亀頭を指先でなぞったりし肉棒から我慢汁を染み出させる。
「これこれっ❤️ 裕太のガチガチチンポ❤️ 安定期に入るまでお預けって言ったきり、会いにきてくれないんですから……けど、ようやくです❤️ お預けされた分、たくさん出してくださいねっ❤️」
「ちょ、本当にダメだってっ……! くそっ、体が上手く動かない……!」
夢の中だからか裕太は本気で夢芽に抵抗しようと両手両足に力を入れようとする。だが体は思うようには動かず夢芽のなすがままにされてしまう。夢芽は自らの唾液を血管浮き出る肉竿に垂らし、恭しく亀頭の先に口付けを行う。
「ちゅるるるるっっっ❤️❤️ んぐっ、はむっ、んふっ❤」
「ぐぅぅぅッ!!? 夢芽っ、さんっ!! 激しっ……っぁ!!」
待ち侘びていたその言動が嘘偽りのない本音だということが、裕太は身を持って味わうことになった。夢芽の口淫は的確に弱い所を舐り、強烈なバキュームで肉竿全体を感じさせる。精液ごと肉棒を引き抜かんとする荒々しさと、裕太に気持ちよくなってほしいという愛おしさの溢れた奉仕に裕太はたじたじになっていた。
「じゅるッ❤ じゅっぷぅ❤ んぐッ❤ じゅっぽ、じゅっぽッ❤」
「ふっふっふぐぅ〜〜!!」
「ぁっ❤️ ちゅっ、ちゅっ、らひてくだひゃい❤️ ゆうたの、のうこうせーしっ❤️ ぜんぶ、わたひがのみまひゅっ❤️ ジュルルルルッッッ〜〜❤️❤️」
肉棒をしゃぶりながら、夢芽はトドメの吸引を持って裕太の精を引き出そうとする。瞬間、裕太の射精感は限界に達し、爆流の如き白濁液が夢芽の喉奥に噴射される。洪水のような精の奔流に夢芽の体は自ずと嘔吐くも、夢芽は肉体の拒否反応を捻じ伏せ、裕太の精を飲み干す。それ程までに裕太の精に固執する姿は、彼女が裕太のモノに完堕ちしている確かな証明だった。
「んぐっ、ごくっ、こくっ……はぁぁ〜〜❤️ 渇いていたのが、やっと満たされました❤️ んふ❤️ 裕太の精子濃厚すぎっ❤️ 水ですすいだくらいじゃ、匂いが落ちそうにないんですけど❤️」
「夢芽さん……も、もう辞めに「いやですよ❤️」っ!!」
口内に残る精液のカスを指で摘み、手で弄び再び舌で味わう夢芽。その淫乱極まる艶姿に裕太の屹立は再び脈打つ。だが理性は屈してないと、裕太は口では夢芽を制するも、その言葉すらプレイのスパイスとしてしか認識していない夢芽は、純白の長いスカートを捲し上げると下着を脱いでしまう。そこには淫靡に濡れ光る女の割れ目があり、夢芽は自ら左右に開いて中を見せる。ドロリと落ちる蜜液は、空腹の獣が滴らせる唾液のようにも見え裕太の喉を無意識に鳴らす。
「ふふん❤️ どうです? もう準備万端ですよ❤️ ちょっとスカートが邪魔ですけど、今日だけの特別な姿ですから。趣がありますし、いいですよねっ❤️」
「ゆ、夢芽さん……」
「いきますよ……妊娠してから、初めての生エッチ❤️ お腹の中の子供に誰がパパか分からせてあげ──てぇっっ~~❤️❤️」
裕太の天井を貫ぬかんと勃つ肉棒に向けて、夢芽は腰をゆっくりと下ろし、ありのままである生身を挿入し始めた。それは妊娠してから初の交わりであり、久方ぶりに味わう極上の肉棒に夢芽は歓喜の声をあげながら腰を下ろしていく。一方で裕太もまた、膣穴から肉傘に掻き分けられる膣肉を堪能し、亀頭へとたどり着くとその感触に身震いさせてしまう。
「あっっっ~~❤️ チンポきたぁっっ❤️ 久しぶりすぎて、頭真っ白になっちゃぅぅううう~~っっっ❤️❤️」
「ぐっっ!!!? 夢芽さんの中……キツいっ!! こ、こんなの──っ!」
裕太はかつてスワッピングをしたことにも感じなかった、極上の快感に悶えながら体を痙攣させる。あの時はゴムをしていたが、今回はそれがなかった。膣肉が擦れるだけで肉棒が溶けてしまうような、そんな感覚が裕太を襲う。それに加えて夢芽の膣内はその執着心や独占欲を反映してか、熱く柔らかく裕太のモノを捉えて離さない。子宮口と鈴口がキスをしてしまえば、強烈な吸着で裕太の精を引っこ抜こうとしていた。夢芽は腰をくねらせながら腰を沈めると、裕太の腰に自らの下半身を密着させる。
「あぁ~〜❤️ やッばッ❤️ これ、これが欲しかったんですっ❤️ 妊娠して、裕太とエッチができなくて辛かったんですからねぇっ❤️ 好きっ、裕太のおチンポだいしゅきっ❤️」
夢芽の喘ぎ混じりの声が部屋に響く。その声は蕩けるような甘美な音色であり、裕太は耳からも快感を流し込まれる。それは理性を快楽に変換するような心地よさで、更なる射精感で裕太を煽り立てる。夢芽の動きは腰を上下させたりと、妊娠しても変わらずに腰を使うことができるのか試すように動いていた。
それは夢の中に元々いた裕太とのセックスで慣れていたからか、徐々に動きを激しくしてピストン運動をするようになる。桃色混じりの茶髪が乱れ波を打ち、激しくも巧みさを損なわない動きは、一突きごとに膣肉や子宮口が肉棒に吸い付くように吸い付く。夢芽はそれにうっとりとした顔で快楽を受け入れながらも、腰は止めなかった。
「あんっ❤️ あんっ❤️ はぁ、あんっっ❤️ はぁ、あはぁっ❤️ やっぱり、このチンポじゃないとダメですっっ❤️ うっ、あ゛っ、あ゛ぁぁああっっっ❤️」
「っ、ふっ、ぁぅ! やば、とま、止まってぇっ!」
「や、いやですっ❤️ 裕太の熱々濃厚ザーメンっ❤️ 絶対、中にほしいですぅっ❤️❤️」
夢芽の動きはやがて激しくなり、腰の前後運動も早まった。それはまるで妊娠してから溜めに溜めた欲望を吐き出すが如く、彼女の腰の動きは激しさを増す。裕太は夢芽に辞めるように言いながら必死に射精を堪える。夢芽は妊娠しているとはいえ友達の恋人、そして今日をもって友達の妻となる彼女に中出しをするのは避けたい一心だった。
だが夢芽は確固たる意志として、裕太の精を自身の内に注がせんと乱れ舞う。それはかつてないほどの極楽たる快感であり、二人の性感が昂るごとに夢芽は膣肉を痙攣させながら絶頂した。その度に彼女の膣内から愛液が噴き出し、互いの結合部を濡らしていく。
「はっぁあ゛っ❤️ イくっっ❤️ イっちゃうぅうっっ❤️
「っぁ!!? どう、いう──ぐぅっ!!」
やがて裕太も限界を迎えようとしていた。その頃には部屋には互いの荒い息遣いしか残されていなかった。裕太は夢芽が絶頂を迎えても尚、腰を上下させる彼女を止めようとして手を伸ばすが、その手を彼女の手が掴み腰を押し付けてくる。そのまま彼女は再び絶頂し、今度は潮まで撒き散らす。その痴態を前に裕太は最後の理性で射精を止めようと試みるが、夢芽のまた孕ませてという一言に理性の楔が緩んでしまう。
そのまま夢芽による怒涛の快感ピストンで裕太の射精感は押し負けてしまい、我慢したことで煮え滾るような熱さを内包した精が解放される。裕太は夢芽の中へと奔流の如き射精を放ってしまったのだ。
「う゛ぁ゛ぁ゛っ゛っ゛っ゛❤️❤️❤️ あ゛~~熱っっ❤️❤️ 精子熱過ぎっっ❤️ もう子供いるのに、また裕太の子供孕んじゃうぅ゛ぅ゛ぅ゛っ゛っ゛❤️❤️❤️」
「っっっっっ~~~!!!」
途方もない快楽に裕太は言葉をなくしてしまう。六花との性交では感じられなかった、脳髄を焼き焦がすような快楽の電流が体内を駆け巡る。それを吐き出しきっても尚も止まらない射精は、まるでダムを決壊させたかのような勢いのまま夢芽の子宮を精液で満たしていった。彼女はそれを受け入れ、また裕太の体に抱きつく。密着する肌と肌の接触は更に快楽を呼び起こし、夢芽は子宮が精子で満たされていく感覚に目を細める。それは幸せに満ちた表情であり、彼女の胎内で精液が暴れる度にもっと体を震わせていた。
「んはぁ……❤️ んぅっ❤️ あはぁ~~❤️ すごぉい❤️ お腹の中の赤ちゃん、びくびくってしちゃいますよぉ❤️ もう、悪いパパですねぇ❤️」
「パパって、蓬じゃなくて、お、俺の子供なの……?」
「へぇ? ええぇ、まじで言っているんですか? いや、そこまで昔に戻ったロールプレイしなくていいんですけどっ。正真正銘、裕太パパの赤ちゃんですよ❤️」
夢芽は絶頂の余韻に浸りながら、精液で膨らむ下腹部を愛おしげに撫でる。彼女の顔には幸せが満ち溢れており、妊娠してから初の性交の満足感を表していた。夢芽は子宮内に射精された快楽と幸福感を噛みしめながら、裕太に子供を気にしない射精をして悪い父親だと自分のことを棚に上げて揶揄う。その発言は当然だが裕太には受け入れがたかった。恐る恐ると裕太は蓬ではなく、自分が夢芽の孕んだ子の父親なのか問う。夢芽はそこまで求めていないと言わんばかりに顔を顰めると、お腹の中の子供は裕太の赤子だと正面から告げた。
衝撃の発言に裕太は目の前が真っ暗になったかのような錯覚すら覚える。まさか夢の中の自分は友達の彼女と浮気し続けているだけに飽き足らず、孕ませたという出来事は到底自分のしたことだとは思えなかった。ともすればこれこそが夢らしい、現実とはかけ離れた展開であった。だが裕太は今だ目が覚める兆しを感じていなかった。裕太があまりの衝撃に固まっていると、夢芽があっと何かに気付いたような声を上げて裕太から起き上がる。
「やば、もうこんな時間!? 久しぶりの裕太エッチが気持ち良すぎて、時間忘れちゃってた! ああほら、裕太も急いで服着直して!」
「ぇ、え、うん……」
「うわぁ……❤️ 裕太、精液出しすぎでしょっ❤️ うーん、あ! 絆創膏あるし、とりあえずこれで漏れる心配はないかな」
夢芽は勢いよく立ち上がると、裕太に服を着直すように促す。夢芽は秘所から垂れ続ける裕太の粘着質な精液を掻き出す暇はないと感じ、部屋にあった絆創膏を秘所に貼ることで漏れないようにする。裕太がなんとか服を着直し部屋を出ようとしたその最中、夢芽は彼に囁きかける。
「続きは、披露宴の後でねっ❤️ 今日は性のつくもの、たくさんだから楽しみにしていてね……もう一人のパパさん❤️」
そう言うと夢芽はくつくつと笑みを浮かべながら控室へと急いで駆け出した。裕太は呆然自失となりながらも六花達と合流するため歩き出す。あまりにも現実離れした夢に、裕太は早く目覚めてくれと心の中で願う。だがほんの少し、これは夢ではなく現実なのかもしれない思ってしまう心があった。かつてグリッドマンが響裕太として行動していた時のように、自分の記憶がなくなってしまっただけで、これが現実なのかもしれないと。
(そんなこと、考えたくないけど。俺は夢芽さんと浮気していたのかもしれない……六花と蓬を裏切って)
その事実に裕太は当方もない罪悪感を抱く。自分の記憶がないとはいえ10年来の付き合いのある二人に隠れながら浮気し続け、今の恋人と別れてやり直すということすらせずにのうのうと過ごしていたのだ。自らを最低な男だと裕太は思う。けれども。今の裕太から、先程の熱は完全には引いていなかった。
(夢芽さんとのエッチ……すごかったなぁ)
裕太は夢芽の言葉を思い出す。続きは披露宴の後でと。浮気は悪しきことだと分かっているのに、夢芽との性交を忘れられずまた求めてしまう心が裕太に芽生えつつあった。スワッピングから六花との性行為でフェラや本番は
「ねぇ裕太。何かあったの? さっきから心ここにあらずというか、祝辞大丈夫なの?」
「え、ああ、うん。大丈夫、大丈夫」
「本当か? まああれだ……何か悩んでいるなら言えよな」
「ありがとう内海……」
「おう。あ、そういえばさっき六花さんと蓬くんと逸れちゃってさ──」
六花と内海の心配に大丈夫だと返す裕太。けれども彼の心や考えから先程の光景が焼き付いて離れず、ここではないどこかを見ていた。二人の話も上の空でいると、暫くして蓬と夢芽の結婚式が始まったことで、裕太の意識が現在へと戻ってくる。式は滞りなく進んでいき、神父が誓いの言葉を読み上げ新郎新婦が誓い合う局面に移る。神父の言葉に蓬が誓い、続けて夢芽が誓う番となる。
「新婦、夢芽さん。あなたは新郎蓬さんを夫とし、病める時も健やかなる時も、富める時も貧しき時も、死がふたりを分かつまで命の続く限り、これを愛し、敬い、貞操を守ることを誓いますか?」
「──誓います」
神父の言葉に夢芽は誓いを宣言する。声はハキハキとしており、一切の迷いや嘘が感じられなかった。まさか彼女が少し前まで浮気をしていたと思う人物は、会場にはいないだろうと裕太は思うほどだった。誓いの言葉を言い追え、指輪を交換すると、いよいよ蓬と夢芽は誓いの口付けをしようとしていた。
「では誓いの口付けを」
「夢芽……」
「蓬……」
招待客が固唾を飲んで見守る中、蓬は夢芽のベールを捲ると、互いに見つめ合いゆっくりと唇を近付ける。そして深々と口付けを行った。招待客からの万雷の拍手の中、裕太も拍手しながら二人を見て思う。皆が見惚れる花嫁の中には、自分の出した白濁液が秘所に充満しているし、彼女の今日のファーストキスも自分なのだと。彼女の母性の象徴たるお腹の中の子供も、あの場に立つ夫ではなく自分が孕ませたのだと裕太は思う。ふと──。
「っ!」
「んっ、ふっ……❤️」
裕太は口付けを行う夢芽と目が合った気がした。瞬間、裕太の中の燻っていた性欲が燃え上るのを感じた。柔らかな肉厚、香しい柑橘の匂い、そのどれをもまた触れたい、感じたいと裕太は強く思う。これが夢ならまだ覚めないでくれ。当初はこの世界に疑問を抱いていた裕太は、今やそう思うようになっていた。
──────
────
──
無事挙式が終わり、蓬と夢芽の結婚式は披露宴にと移る。開宴にあたり挨拶を行う蓬だったが、噛み噛みな挨拶をしてしまったので代わりに夢芽が滞りなく挨拶を終える。その後は招待客からのスピーチの時間となり、新郎新婦共有の恩人としてガウマ、異世界でお世話になった人代表として裕太、各新郎新婦の友人、計四人でスピーチを行った。その後は食事会となり、皆が食事を楽しむ中、新郎新婦が各テーブルを回りながら話をするという形であった。そして裕太と六花、内海のテーブルに蓬と夢芽が座る番が来た。先程会った時はできなかった世間話をしていると、蓬がこの後について切り出した。
「この後うちでガウマ隊やグリッドマン同盟の皆で二次会やりますけど、六花さんと裕太と内海も来るよね?」
「私はそのつもり。裕太は大丈夫? なんか調子悪そうだけど……」
「そう、見えた? 俺は全然大丈夫だよ。二次会も楽しみ」
「ふふ、良かった。蓬も今日のため買ったワイン皆と飲みたいって言っていたから。本当に良かった……❤️」
夢芽の声色に裕太はドキリとしつつ彼女を見る。すると彼女は艶かしい視線でこちらを見つめ返してくる。それを見た瞬間、一旦は鎮まった筈の欲情が蘇り始めていた。それに気付いた夢芽は更に笑みを深めるが、六花は夢芽の変化に気付かないのかそのまま話を進めていった。
その後、蓬の友人達による出し物やかつては敵対していたという怪獣優生思想のメンバーであり、現在は歌手として活動している男によるライブ等で盛り上がった披露宴。約二時間の宴は上々の盛り上がりで幕を閉じた。だがこれで終わりとはならず二次会へと移る。ガウマ隊とグリッドマン同盟達は蓬と夢芽の家に行くことになり、それぞれがタクシーで移動する。ついた先の家は裕太の目から見て立派な新築であった。裕太は披露宴の世間話で聞いたが、夢芽が暇つぶしで始めた配信業が上手くいっているそうで、その収入で新築を建てたのだと言う。家を見上げて内海が呟く。
「いやー良い家だな。配信者で儲かるのなんて一握りだって言うのに。登録者数七十万って、顔出し無しの個人勢で言ったらトップクラスだぜ? スパチャ、よりかはグッズとかの売り上げ良いのかなぁ」
「ふーん。内海くんははっすと付き合っているもんね、そこら辺はやっぱ詳しいか」
「まあな。案外六花さんもやってみたらバズるかもよ? 裕太もそう思うだろ?」
「あー……六花の歌ってみたとかいいかもね。俺六花の歌好きだし」
「え、いやいや、私の歌ってみたとか需要ないでしょ。裕太も内海くん、変なこと言わないでよ、もう」
口ではそう言う六花だったが、裕太からの好きという言葉に顔を赤らめたのを内海は見逃さなかった。最も、裕太自身は目の前の家で待つ彼女のことで頭がいっぱいで見ていなかったのだが。三人の到着を察知して、家の中から夢芽が顔を出した。彼女に招かれ家の中に入った三人が居間に入ると、そこにはガウマ隊やグリッドナイト同盟、新世紀中学生達がおり居間はかつて一緒に焼肉を食べた時を裕太に想起させた。
「よう内海。お前は相変わらずだな」
「ボラーさん! そっちこそ、全然変わってないじゃないですかっ」
「あ、六花さんこっちこっち! さっきは聞きそびれちゃったからさ、ナイト君の昔話聞かせてほしいなー」
「いいですよ、私もあ……ナイト君の活躍、聞きたいです!」
「……勘弁してください二代目、宝多六花」
居間について間もなく、六花と内海はそれぞれの知人の近くに座ったので裕太も座る場所を探して部屋を見回す。すると、裕太を手招いたのは蓬とガウマ隊の男達であった。途中で裕太はちせと話す夢芽と目が合うも、意識しないようにして蓬達の所に向かう。裕太が蓬の隣に座ると、蓬は裕太と肩を組み赤らんだ顔で声を上げる。
「裕太~~! いやぁ、スピーチ嬉しかったよぉ! 今日は色んな人が来てくれて、お祝いしてくれて、ほんと幸せだなぁ~~」
「それ、披露宴でも聞いたけど? え、もしかしてもう酔ってる?」
「酔ってるんじゃないかなぁ。蓬くん、ここまでお酒弱いとはね」
「酔ってない酔ってない! まだ飲み始めだからぁ! ほら、裕太も飲もうよ!」
「絡み酒すんなよなぁ、蓬。そういうの、今は嫌われるやつだろ。ていうか裕太は飲めるのか?」
「えっと多分? まあ少しだけなら(一応この体は成人済みだし飲めはする筈……だよね?)」
こうして裕太は蓬の絡み酒をいなしながら、他愛もない話を皆としながら夜を明かす。その間にも裕太の脳裏から夢芽との行為の記憶が薄れることはなく、時折夢芽の動向を目で追ってしまうこともあった。だが酔いによる眠気には勝てなかったからか、いつしか裕太は場面が切り替わるが如く意識が暗転してしまうのであった。
しかし、彼女はこのまま今日を終わらせるつもりはなかった。裕太はふと自身の顔に熱を感じた。それは誰かが自分の顔に手を触れさせている暖かさだった。裕太は重いまぶたを開けて辺りを見渡す。明かりは消えており、裕太は居間に敷かれた布団で雑魚寝していたのである。そして顔に触れていた張本人──夢芽が静かにとでも言うように唇に指を当てていた。そして付いてきてとでも言うように、彼女は居間から出ていく。裕太も辺りで眠る男衆を起こさないように、そっと居間から抜け出そうとする。ふと、裕太はよく居間を見渡すと、蓬がいないことに気が付く。
(あれ、蓬の姿が見えない……? 自室で寝ているのかな? 俺ともう一人分のスペースが空いているけど……考えても仕方ないか)
蓬の不在という一抹の懸念事項に後ろ髪を引かれる裕太。だが夢芽の誘惑を断つことはできず、誘われるように彼女の後を追う。しんと静まった廊下を歩いていると、裕太は二階から物音がしたような気がして上を見上げる。裕太が二階の物音を気にしているのに気付いてか、夢芽は小さな声で話し始める。
「あっちも盛り上がってますね。私達も負けてられないですよっ❤️」
「あっち……? もしかして──」
夢芽の口ぶりから物音が気のせいではなく、誰かが出した音だということを知る裕太。裕太は何故かその音を出した人物に思い当たる節があった。だがその名前を口にする前に、夢芽は裕太の手を掴むと部屋に連れ込む。
そこはデスクトップパソコン、マイク、ゲーミングチェアがあり、ここが夢芽の配信部屋なのだろうと裕太は認識する。そして部屋には急ごしらえで用意したであろう布団が敷いてあった。部屋の扉が閉まったのを見てから、夢芽は部屋着を脱ぎ始める。カーディガンの下から現れたのは、つい数時間前に見た花嫁衣装を思わせた。それはウェディングドレスをイメージしたランジェリーだった。恥部を覆う布部分は切り抜かれており、おおよそ下着として機能するものではない、雄の性欲を煽るためだけの衣装である。
「っ!? ウェディングドレス風のランジェリー……!」
「んふふ、目バッキバキじゃないですか❤️ そんなに気に入ってもらえたのなら着た甲斐がありますねぇ。やっぱ裕太ともしておきたいなと思っていたんですよ。結婚式❤️」
「そこまで、俺のことを……?」
「もうまた言わせたいんですか? そりゃ最初は当てつけで始まった関係でしたけどね。10年もこうしているとセフ達以上になっちゃいますよ……あなたのことが大好きです、愛していますよ❤️」
その囁きは裕太のあらゆる細胞を焦がすような火力の言葉だった。恋人のこと、友達のことで悩んでいたのが嘘のように裕太は無意識に動いていた。裕太は夢芽を抱き寄せると、彼女と真正面から向き合う。夢芽はそれを予見していたように腕を回して微笑む。そして挙式を再現するように言葉を紡ぐ。
「新郎響裕太さん。夫が二人いるような私でも、変わらず愛することを誓いますか?」
「ち、誓います……!」
「嬉しいです……❤️ 次は裕太からね」
「うん……新婦、上条夢芽さん。その、六花が一番好きな俺ですが、愛してくれることを誓ってくれますか?」
「ふふ、誓いまーす❤️」
想い人が他にいる二人が愛を誓い合う。その異様な光景とは裏腹に、両者の熱情は燃え盛っていた。背徳の愛欲に誘われるまま、裕太は夢芽の身体をそっと押し倒すと彼女の唇を奪う。式場と違い裕太からのキスに二人は息をすることすら忘れて唇を貪り合う。
「ちゅっ❤️ んうぅぅ❤️ っあ❤️ あむっ、んむっ❤️ ちゅるっ❤️ ちゅっ、ちゅぅ〜〜〜っ❤️❤️」
誓いの口付けたる位置づけの行為であるにも関わらず、相手を味わいつくそうとする淫靡な接吻。清廉さとは正反対の行為は、両者の興奮をありありと表現していた。口だけでなく、腕や脚と全身が絡み合い相手を求める。誓いの口付けは数分続き、どちらともなく離れる。それは息を求めてではなく、更なる性行為を求めての行動であった。
「ふぅ、ふぅ──!! 夢芽さん、夢芽……!」
「はぁ、はぁ~~❤️ いつもの感じですねっ❤️ いいですよ、何時でも来てくださぁ──ぃぃっ~~あぁッッ❤️」
ズボンを放り投げ、裕太はいきり勃つ怒張を抜き放つ。そして彼女を獣欲というに相応しい荒々しさで求める。夢芽はその裕太の姿に日常の出来事だと受け入れ、正常位で己を貫く重厚な肉棒の感覚に酔いしれる。互いに快楽の頂上にたどり着かんと抜き差しを繰り返すも、我が子を傷付けまいと乱暴には扱わないギリギリの性技で夢芽を喘がせる。夢芽の蜜壺から溢れる愛液と裕太の我慢汁が泡立ち、混ざり合った水音が響く部屋内で、一際高い夢芽の嬌声が響き渡り同時に裕太もくぐもった声を上げる。それは裕太の手が夢芽の太ももを強く掴んだ時の出来事だった。
「あ゛っ゛❤️ そこっ゛❤️ 痕っ、掴むのダメっ゛❤️ よもぎのこと、わすれちゃうっ❤️❤️」
「ッ!! 夢芽、夢芽ッ!! 今は、俺にだけ集中してっ! 俺も夢芽だけしか見ないからっ!!」
「ぅ゛っ゛❤️ ぁ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛~~ッ゛❤️❤️❤️ ゆうたっ゛❤️❤️ ゆうたぁっ゛~~❤️❤️」
夢芽は太ももに刻まれた稲妻の痕を、裕太に手で押さえられたことで、一際大きい喘ぎを出したのであった。その痕は夢芽にとって最愛の夫である蓬と大事な繋がりであった。そのことを知って尚、獣欲に支配された裕太は手の力を緩めなかった。むしろ夢芽の心を自分にだけ向けたい、その衝動のまま夢芽に刻まれた痕を己の手で覆い隠した。その行為は夢芽の心身を裕太にだけ耽溺させると、彼女の全細胞が裕太の精を受け止めんと活性する。
「ん゛ッ❤️ ん゛ん゛~~ッ❤️ あ゛ッ❤️ おぐっ゛❤️ い゛ぁ゛❤️ お゛ぉ゛ッ❤️ すきぃ、すき、すき、すきっっっ❤️ ぁ゛ぁ゛、ぁ゛ぁ゛ぁ゛~~❤️❤️❤️」
「◾️◾️、◾️◾️……ッッ!!」
もはやそこに人はいなかった。そこにはおおよその言葉を忘却し、快楽に耽る雌雄のケダモノ──否、子を為した後に盛るケダモノはおらず、畜生以下の雌雄が盛り合っていたのだ。雌のケダモノ、夢芽は命を宿した腹を雄にこすりつけ、雄の背中に己の爪痕を刻み付ける。雄のケダモノ、裕太は孕ました雌に更に孕ませんと抽送を繰り返し、雌の首筋に己の物だと言わんばかりに唇の痕を刻み付ける。互いを刻み付け合う濃密な性交が始まってから十数分、裕太の射精感が限界に差し迫っていた。それを夢芽は肉棒の脈動、膨張から察し声を大にして迎え入れようとしていた。
「ぅぁっ゛❤️ あっ゛あっ゛❤️ だし、てぇ゛っ゛❤️ ゆうたの、せーしっ❤️ いっぱい、だしてぇ~~❤️❤️❤️」
「──ッッ!!!」
夢芽の懇願を受けて、裕太は自身が絶頂に至るためにラストスパートをかける。肉棒が子袋の口を、膣道を、Gスポットを抉り突き、夢芽は本日何度目か分からない絶頂に達し続ける。夢芽の膣道は収縮し、裕太の肉棒から精を搾り取らんと全身全霊で媚びへつらう。そして裕太は渾身の一つきと共に溜めに溜めた射精感を解放した。
「んぉぉっぉおぉ゛ッ❤️❤️ お゛ッ❤️❤️ くるッ゛❤️❤️ オ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛~~~~ッ゛ッ゛❤️❤️❤️」
裕太の爆発的な射精を受け、夢芽は身をよじりながら全身を最高潮の絶頂で震えていた。目は天井を向いて見開き、舌はだらしなく突き出すさまは、快感で脳が焦がされているのが見て取れた。白濁液が内に留まらず外に流れ出て、布団にシミを作り出していく。既に子供を孕んでおり、受精しないというのに裕太は生殖本能に突き動かされ精を吹き出す亀頭を夢芽の最奥に擦り付けまくっていた。友達の妻を己の精で染め上げるという征服感が、裕太の精をより濃く、より重く夢芽の中を侵略していた。
数十秒の長きに渡る大量射精。全部出し切ったと自覚した裕太はずるりと夢芽の中から肉棒を引き抜く。法悦とした夢芽の惚けた声と共にネバついたゼリーのような精液がゆっくりと滴った。部屋には暫し息をする音だけが響くと、ややあってからついばむようにキスをする音が響く。それは肉欲に満たされたものではなく、互いの健闘を称えるような、より深い愛情を分かち合うような純真なキスであった。愛情たっぷりのキスを終えた後、最初に口を開いたのは夢芽であった。
「──はぁ❤️ やっぱ、裕太とのエッチが一番好き……❤️ あっ! ふふ、お腹の赤ちゃんが動いている!」
「えぇっ!? だ、大丈夫!? その、無理させちゃったんじゃ……!」
「うーん、まあ大丈夫じゃないですか? 私と裕太の娘なんだし。むしろもっとしてほしいって言っているような……❤️」
「い、いやいや! それは夢芽さんの都合でしょ!」
「ふーん? 裕太さんも、もっとしたいんじゃないですかぁ? おちんぽ、びくびくしていますよ❤️」
射精の余韻から理性を取り戻した裕太は、より一層夢芽のお腹にいる子供を気遣う。性交中も気にしていた裕太とは打って変わって、夢芽は自分と裕太の子は逞しいと信じ切っているからか、不安な様子は一切見せなかった。むしろお腹の中の赤ちゃんも望んでいるからと、夢芽は裕太に寄り添いながら彼の肉棒を手で摩って興奮を煽る。先程までまともらしいことを言っていた裕太も、白魚の指先で弄られことで意識が性交に染め上げれてしまう。
「朝までまだまだ時間はありまから、ね❤️ いっぱい、裕太に愛してほしいんですけど……ダメですか?」
「っ、だ、ダメじゃ……ないです」
「──うふふ❤️❤️ よくできました。今日は寝かせませんよ、あなた❤️」
その日、裕太は今日で終わってもいい、そう思えるほどの極上の快楽に身を委ねてしまう。友達に、彼女に、申し訳ないという思いはこの時には既に忘却の彼方へと消え去っていた。ある時は騎乗位で。裕太の弱点を知り尽くした夢芽のグラインドやピストンは裕太を悶えさせる。ある時は駅弁で。夢芽と我が子の重みを感じながら全身を絡ませる性交は裕太の心身を充実させ、裕太の精力は尽きることなく充填され、夢芽の何兆もの細胞に響裕太こそ真の番だと刻み付けていた。
そうして裕太と夢芽は何度も何度も交わり続けた最中、記憶にない自分が開拓したアナルセックスをしていると、開く筈のない防音室の扉が開くのを裕太は見た。開いた扉の先にいたのは今この場で目にしたくなかった二人の姿であった。夢芽の夫である蓬、そして裕太の恋人である六花であった。
「──あ」
「うっわぁ、やってるねぇ裕太、夢芽。相変わらず散らかしているいけど、これ暫く配信できないんじゃ?」
「ぁっ❤️ 蓬っ? 今日は二人きりでやろうって話じゃなかったの?」
「それがさ、やっぱ昔みたいに見せ合いっこでヤりたいって思って。六花もその方が燃えるって言うから」
「いや私のせいにしないでよ。蓬だからね、最初に言い出したの。にしても……裕太ってほんと夢芽ちゃんとのエッチ好きだよねぇ」
「六花さんも、蓬とのエッチ大好きじゃないですか。今日こそ孕むって意気込んでいて。ふふ、たっぷりしてきたみたいですね❤️」
空いた口が塞がらないという言葉が今の裕太には相応しい言葉だった。寄り添う蓬と六花は手を繋いで部屋に入り滔々と話し始めていたが、裕太は右から左とばかりに会話を聞き取れていなかった。手を繋いで入ってきたのから予測できたことだが、蓬と六花の距離は友達と言い切れないほど近く、二人が友情以上の想いを抱いていることは明らかだった。
続いて目に入ったのは六花の姿だった。彼女は薄いシャツとショーツだけ着用しており、薄っすらとショーツにはシミができており、裕太に嫌が応にも蓬との行為を想起させた。そしてふと思い出す。防音室に来るまでの間、二階から聞こえた物音。有り得ないと断じていた想像、蓬が夢芽以外の誰かと交わっているという予想は的中してしまったのである。だが、まさかその相手が恋人の六花だとは裕太は思えなかった。口をポカンと開けたまま固まった裕太を見て、蓬は手を目の先で振って様子を伺う。
「あれ裕太? 大丈夫? まあ二人きりの時に来たのはごめんだけど」
「いやぁ……えっと、ちょっと混乱していて。り、六花は蓬とそういう感じなの……?」
「そういう感じ? ん、まあ今の裕太と夢芽と同じ感じじゃない?」
そう言って六花は蓬の横顔に目線を向ける。その顔は裕太も見たことのない艶を帯びており、蓬に対する愛着を感じさせた。つつっと六花のショーツから、彼女の魅惑の太ももを流れる液体が裕太の目に映る。自分だって彼女に内緒で浮気していたというのに、裕太は六花が蓬としていたということに強い衝撃を受けていた。というより裕太は夢芽との関係を浮気だと思っていたが、どうやら蓬も六花も二人の関係を既に知っていたようだった。
(まじかー。六花が蓬とか……蓬も同じ気持ちなのかなぁ?)
裕太は自身の知らない相手に構成された、恋人をシェアし合うこの倒錯的な関係に天井を仰ぎ見る。だが裏を返せば、夢芽との関係を隠し通す必要がないということでもあり裕太からするとほんの少し安心する要素であった。興奮から冷めたことで裕太はどこか意識が遠くのを感じる。まぶたが重くのしかかり、意識が途切れ途切れになる。遠くから聞こえる夢芽達の声に反応しようとするも、裕太のまぶたは完全に閉じてしまい、目の前が真っ暗になった。
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「ぁ……あぁ、俺の部屋だ」
裕太の目線の先は見慣れた部屋の天井だった。時刻は朝の六時頃。外は薄暗く、夏が過ぎ、秋が近いことを感じる今日この頃だった。裕太は息を大きく吐く。何か、不思議な夢を見た感覚が裕太を包んでいた。夢の内容を
「変な夢、見た気がするなぁ。夢芽さんの夢だったのかな? スワッピングの夢でも見たのか……」
数ヶ月前。異世界の友人カップルである蓬や夢芽と、六花と共にスワッピングをしたのは、今でも確かに思い出すことができる出来事であった。その思い出を想起したからか、裕太は股間に熱が集まるのを感じた。脳裏に思い浮かぶ夢芽の裸体、熱の籠った声、ゴム越しに感じた快感。これはいけないと裕太は頭を振って、本来の彼女である六花のことを思い浮かべる。友達の恋人を辱めるようなことはしてはいけないと裕太は自制しようとする。
「っ、我ながら溜まっているな……最近、六花とデートとかしてないからかなぁ。思い切ってデートに誘ってみようかな」
夢芽を振り切りたい思いもあり、裕太は六花にデートしたいとの旨のメッセージを送ろうと文章を考え始める。朝からウンウンと頭を捻って次の連休に遊園地にでも遊びにいかないかとメッセージを送った。
裕太は知る由もなかったが、六花の返答次第でこれからの道は二つに分かれることになる。一つは了承された分岐。そのユニバースでは裕太と六花は健全な関係で愛を育み、夢芽や蓬と倒錯した関係を持つことのない健全なユニバースである。
そしてもう一つの分岐、六花が裕太の誘いを断った場合。そこでは誘いを断られた裕太が家でくつろいでいると、蓬への当てつけをしようと夢芽が押しかけてくる。そして裕太の誘いをある事情から断った六花は、蓬の連絡を受け彼にある相談を持ち掛ける。そこから各自はセフレ関係を結び、本来の恋人ではない男の子を孕むほどに愛を深めてしまう倒錯したユニバースである。
六花からの結果を、期待に胸を膨らませて待ち遠しく思う裕太。ここにいる彼がどのユニバースに至るのか、それは今だ定まってはいなかった。