※この作品はR-18です。

原作崩壊のNTR小説   作:pace

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独占のピアッシング

 クリームヒルトと藤丸立香がエッチなことをしないと出られない部屋に閉じ込められてから数ヶ月。

 

 立香とクリームヒルトはそこでのミッションをクリアしていく内に友達(セフレ)になったが、カルデアに帰還してからの二人は端から見れば閉じ込められる前となんら同じに見えた。だが彼等に近しい者はほんの些細であるが二人の関係性は変化していると気付いていた。

 

 とある日、立香はマシュと一緒に最近カルデアにやってきたブリトマートに敷地内の施設等を案内していた。カルデアは入り組んでおり召喚されたサーヴァントが迷ってしまうことが、多々有ったため英霊を召喚した際はマスターが案内するようになったのだ。

 

 そんなこんなで様々な施設を紹介して、たどり着いたシミュレーションルームでブリトマートは憧れの円卓の騎士と妖精騎士に邂逅してしまい、彼等と手合わせをしたいと言うブリトマートの要望に応えて施設の案内を中断して彼等の手合わせを見学していた。

 

「まだ召喚されたばかりなのにあの槍さばき! 凄いですね、先輩!」

 

「うん! 皆に指導をお願いしていたけど、戦闘においては文句なしだと思うよ」

 

 戦闘力だけを考慮しても上位に位置する円卓の騎士や妖精騎士に一歩も引けを取らず戦っているように見えるブリトマートに立香とマシュは頼もしい仲間が増えたと喜びあっていた。そんな時、背後から立香にとって一ヶ月も密室で生活を共にした馴染みのある声が聞こえた。

 

「ふぅん、あの子が新しく入ってきたサーヴァントね。真っ直ぐでよく笑う……影のある私とは真逆ね」

 

「あっ、クリームヒルトさん! こんにちは!」

 

「ヒ……クリームヒルトがシミュレーションルームに来るなんて珍しいね、どうしたの?」

 

 マシュと立香は部屋に入ってきたクリームヒルトに声を掛けると、彼女はそのキリっとした目つきで立香を射抜くような視線で見つめる。まるであなたのせいでしょと言っているようだった。

 

「別にシミュレーション室に用はありません。マスターが今日も両手に花でイチャイチャしながらカルデア中を回っていると聞いたので、どんな酷い顔をしているのか気になったからここに来たのです」

 

「イチャイチャって……ブリトマートは初めてカルデアに召喚されたから案内してただけだよ」

 

「ふぅん、そうなの……でも連日連夜、女の子からの相談を受けているのは事実でしょ? 寝る間も惜しんでね。まったく如何にもな英雄的な真似は辞めさいと書いたのに……」

 

「それはちゃんと読んだけど……はいすみません、睨まないでください」

 

 クリームヒルトのバレンタインの贈り物としてチョコ以外にもメッセージカードが付いており如何にジークフリート、つまりは英雄的な行動は駄目かとは書いてありその中には無償での奉仕は控えろと言ったことも書いてあったのだ。

 

 確かにここ最近は色んな英霊──女性の比率が高かった──の相談を受けたのでその対処で寝る時間を削っていたのは事実だ。立香はクリームヒルトにそう説明するが、彼女からの鋭い視線はいまだ立香を貫いていた。ただクリームヒルトは本当に女性英霊をはべらかしているだけとは思っていないと立香は察する。

 

「せ、先輩。クリームヒルトさん、何か怒ってるんじゃないですか? 大丈夫でしょうか?」

 

「えっ? いや、怒ってはないと思うけどな」

 

 マシュがそう立香に小声で尋ねるが、前述の通り立香はまったくそうは思っていなかった。確かに彼女をあまり知らない人からすると、周囲を睨むような目付きに少々捻くれた言い方から常に不機嫌そうな人だと勘違されてしまうが、本質は人を気遣い相手に真摯に対応する優しい人物だと立香は知っていた。ただマシュが内緒話をするため自分の耳に近づくのを見てクリームヒルトの目つきが鋭くなり機嫌が悪くなったのは感じた。

 

 立香は己をじーっと見つめる視線に心配の色が混じっているのを見つける。よくよく先程からのクリームヒルトの発言を思い返すと、毎日あまり眠れてないことや自分の顔付きを言及していることに気付いた立香は心配してくれたクリームヒルトに感謝を伝える。

 

「心配かけてごめん、クリームヒルト! 確かにここ最近、トラブル続きで寝る暇があんまりなかったんだ。そんなに酷い顔してる?」

 

「っ! 別にぃ! 心配はしていませんが!? まぁ、普段より顔色は悪いわね、食事をあまり摂ってないないでしょ? ……あと、腕も痛めているわね、少し動きがぎこちないわ……」

 

 最近、食欲が無く少しやつれているとは皆から言われていたが、腕の動きに気付く英霊は少なかった。立香は長く二人だけの共同生活をしたクリームヒルトには敵わないと思っていると、マシュも驚きを隠せないようでクリームヒルトに詰め寄る。

 

「クリームヒルトさん凄いです! 私でも見落としてしまいそうなほど細かな変化にも気付くだなんて! あの施設での出来事から先輩のことをよく見るようになりましたもんね!」

 

「べ、別に少し見ればわかることじゃない! 私がマスターのことをずっと見ていたみたいなことを言うのはやめてちょうだい! もう用は済みましたのでこれにて失礼しますぅ!」

 

 マシュの言葉にクリームヒルトはあわてて否定しそそくさと帰ろうとする。立香とクリームヒルトは同じ部屋に閉じ込められたことは皆知っていたが、その中で何をしていたのかはジークフリート以外には伝えておらず、マシュは二人の関係を知らなかった。クリームヒルトとしては隠しておきたいことなので

 あわてて否定したのだ。

 

 立香は去っていくクリームヒルトにあわてて駆け寄りあることを小声で伝える。互いに忙しくて最近は友達(セフレ)らしいことが出来ていなかったので立香は休暇が出来たことを伝えようと思っていたのだ。

 

「次の休暇は空いてるから来てくれると嬉しいな。クリームヒルトが忙しくなかったらでいいんだけど」

 

「っ! わかったわ、いつもの時間に行くわ。 それまでに体調を直しておきなさいよ……」

 

 クリームヒルトも久々の誘いに薄く微笑むと立香に安静を促しつつ、去っていた。立香は次の休暇を楽しみに今日も頑張ろうと決意した。

 

 ─────────

 ──────

 ───

 

 一週間に一度あるオフの日になると、立香は以前とは変わり部屋を完全にロックして許可が無い英霊は近づけず、入れないように徹底するようになった。

 

 立香は一人でしたいことがあるからと説明していたが、英霊達の間ではマスターが逢引するために厳重にロックしていると噂されていた。そしてそれは事実であった。

 

 時計の針も頂点を刺し、明かりの消えた廊下は薄暗く多くの英霊が寝静まった頃、立香のマイルームをロックしているパスワードを解除して、一人の女性が慣れたものと言わんばかりに我が物顔で部屋に入ってきた。

 

 黒をベースに苛烈な復讐を思わせる赤を取り入れた軍服のような洋服を身に纏い、グレーの髪を靡かせるその女性はクリームヒルトだった。最近はこの服がお気に入りのようで立香の部屋に来る時は喪服を模したドレスではなく、こちらの服を着ていることが多かった。さらに今日のクリームヒルトは何時もは付けていなかった装飾(……)を身に付けていた。

 

 立香は入ってきたクリームヒルトに駆け寄ると、どちらともなく抱き合った。ふんわりと香る薔薇の香水は彼女にとても合った匂いで、立香はこの匂いが好きだった。

 

 抱き合ったまま立香とクリームヒルトは口付けを行う、数週間ぶりに行う口付けは激しく、絡み合った舌から熱が伝わり立香の体の全身も熱くなる。ここまでは何時もの逢引と同じ流れだったが、絡み合った舌からひんやりした感触が伝わった。

 

 触れた感触からその正体は丸い金属のようで、立香はそれが以前チラリと見えた舌ピアスじゃないかと気付いた。今日のクリームヒルトは両耳にもピアスを付けており、召喚されてから暫くの間はずっと付けていたのだが、いつの間にか外していたのだ。

 

 立香はいつもとは一味違うキスの味に興奮が昂り、クリームヒルトの腰を強く抱きしめ、彼女もそれに応えるかのごとく背中に腕を回し、互いを求め合う。それに合わせて二人の唾液が混ざり合う音が奏でる淫ら合唱も激しさをましていった。

 

 数分の後、立香とクリームヒルトの唇が離れると二人の間に名残惜しさを表すかのように銀の橋が架かたのをクリームヒルトは指に絡めとり、舐め上げた。立香はクリームヒルトにピアスのことを尋ねた。

 

「今日はピアスを付けているんだね、最近は外していたよね?」

 

「ええ、立香がこういうの好きだってメイヴに聞いたから、久しぶりに付けたの。どうかしら?」

 

 クリームヒルトは耳元の髪をかきあげながら舌を伸ばしてそれぞれのピアスを立香に見せる。扇情的なポーズに立香は興奮を抑えながらもメイヴちゃんグッジョブと心の底から感謝の念を抱いた。

 

 最近、セミラミスやメディアさんとも交友関係が出来たのは知っていたが、メイヴちゃんとも親しくなっていたのは立香も初耳だった。メイヴちゃんはスカサハ=スカディや巴御前などにもよくアドバイスなどをしたりしているので、クリームヒルトともそういう繋がりなのかなと立香は思った。

 

「すっごく似合ってるよ! トラオムで会った時から気になってたんだけど、カルデアに来てからは直ぐに外しちゃったから言いづらかったんだよね」

 

「……あの人があまり好きそうじゃなかったから、外してたのよ」

 

 目を少し伏せて言ったあの人とは恐らく夫であるジークフリートのことを言っているんであろうと立香は察した。海外ではピアスには魔除けや儀式的な象徴として扱われていた時代があったので決して悪い物ではないのだが、ジークフリートの嗜好には合わなかったのだろう。

 

 そのため夫を心の底から愛するクリームヒルトは彼の苦手なピアスを外していたのだろう。だが立香はクリームヒルトのピアスを付けた姿に自分の率直な思いを伝えた。

 

「そうだったんだ……ちょっと嬉しいな」

 

「嬉しい……?」

 

「うん、今はオレだけがヒルトのお洒落した姿を見れると思ったら嬉しく思ったんだ! だから、これからもピアス着けてきてほしいな!」

 

 立香がそう伝えるとクリームヒルトは頬を赤く染める。自分の好きなものを認められ、似合っていると褒められた嬉しさがありありと伝わってくるようなニヤケ面だった。

 

「っ!! しょ、しょうがないわね! 変えてくるのも面倒なんですけど、そこまで言うならこれからは着けてくるわ! 後で好みの色とか形とか教えなさい!」 

 

「うん、今から楽しみだなぁ!」

 

 典型的なツンデレのような台詞を言うクリームヒルトに微笑ましく、愛らしく思った立香は思わず抱き寄せてしまう。クリームヒルトも嫌がりはせず抱き返してくるが、彼女の柔らかな体に包まれた立香の逸物が聳え立ち彼女臍を突いてしまう。

 

「ふふ♡ さっきまで良いこと言っていたのに、こんなにガチガチにして台無しよ♡」

 

「しばらくぶりで、溜まっちゃってるから……我ながらしまらないなぁ」

 

 二人はひとしきり笑いあうとベットに移動する。クリームヒルトはベットに座る立香のズボンを下ろすとむせかえるような匂いと共に彼の逸物が露になる。それは何百回とクリームヒルトの膣奥に濁流の如き精を流し込み、彼女の霊基に自身と最も体の相性が良い雄を刻み付けた一品で無意識に頬ずりしてしまうほどだった。何度でも味わいたい極上のご馳走を前にクリームヒルトのクレバスからは涎のように粘り気のある蜜液がダラダラと零れ真っ黒なタイツに染みを作っていた。

 

 ふとクリームヒルトは何か思いついたような顔を浮かべる。立香が出られない部屋での経験から彼女の変化に気付き、様子を伺うとニヤリと笑って話し出した。

 

「ねぇ立香、ちょっと勝負してみない? 互いに攻めあって、先にイッた方が負で敗者は勝者の命令を一つ聞く。いいかしらぁ?」

 

「へぇー、いいね……勝ったら何をお願いしようかな」

 

「あら、もう勝った気でいるの? 今日の口淫は一味違うわよ♡」

 

 久しぶりの情事に闘志が漲っている二人の間には火花が散っているようで人が見ていれば二人の熱が伝わるような雰囲気であった。勝負をするにあたって立香とクリームヒルトは自ずとシックスナインの体位になる。

 

 立香はクリームヒルトのタイツと下着を脱がすと、待ちくたびれたと言わんばかりに彼女のクレバスから淫蜜が溢れ立香の顔にたれる。久しぶりの密壷を前に立香は飢えた犬のように舐め上げると、彼女のシミ一つない白雪のような背中がビクリと快感に震える。

 

「きゃっ♡ もう、犬みたいに舐めてっ♡ 今度はこっちの番よぉ♡」

 

「うぉっ! これはぁっ……!」

 

 クリームヒルトのフェラは数週間前とは別物であった。彼女の内にある熱さが舌から肉棒に伝わる中、センターに着いているピアスの金属特有の冷たさが立香の熱い昂りをくすぐる。立香の童貞のような初々しい反応にクリームヒルトはご満悦で、さらに激しく淫らに音を立てながら夫にもしたことのない、これからもすることが無いであろう精魂を込めたフェラチオで搾り取ろうとする。

 

 立香も負けじとクリームヒルトを何百と絶頂に導いた口技と、誰よりも彼女の体を知り尽くして見つけた弱点を攻め立てる。ピンと立つ蕾時を舐めたり、吸ってみたり、甘噛みで彼女の純白の肉体が小刻みに快楽で震えるが、決して立香より先には絶頂はしないと耐えぬいていた。クリームヒルトのこの勝負に対する闘志は揺ぎ無いもので、立香の想定以上の粘りを見せていた。

 

「くぅっ! まっ、まだまだぁ……!」

 

「ぢゅるぅ♡ じゅっぽ♡ じゅるっ♡ ちゅー♡ ふぅー♡ ふぅー♡ もお、げんかいでっひょ♡ おとなしく、ぜんぶだひなひゃいっ♡ ジュルルルゥゥ♡♡♡」

 

 クリームヒルトがとどめと言わんばかりに肉棒を咥え込み、頬をすいぼめて吸い上げる。立香がなけなしの根気で押しとどめていた射精感が一気に上り詰め蛇口を大きく捻ったかの如くクリームヒルトの中に流れ込む。

 久しぶりに飲んだ大好きな立香の精液の味と確かに彼を先に絶頂させたという達成感からクリームヒルトも盛大に絶頂して立香の顔を淫蜜で汚した。

 

 立香とクリームヒルトは久しぶりの絶頂の余韻に浸かるまもなく、もっと欲しいと体の奥底から相手を求めているかのように自然とシックスナインの体位から騎乗位の形になった。

 

「ふぅー……オレの負けだね。もう命令は決まっているの?」

 

「ええ、もう決めてるわぁ。でもぉ……そのことを話す前にこっち(……)を治めないと集中できないわよねぇ♡」

 

 立香の肉棒は射精直後だと言うのに依然そそり勃ちカウパー汁を出し、クリームヒルトのクレバスも淫液がとめどなく流れ己が鞘に納める剣を待ち構えているかのようだった。

 

 それもそうだと立香は頷き同意する。待ちに待った本番を目の前におあずけなんて生殺しはご免だったからだ。クリームヒルトは立香の同意を待ってましたと言わんばかりに腰を下ろし彼の熱く滾った槍を受け入れた。これまでの分を取り戻すかのように二人は腰を突き動かす。それは時計の針が上下逆転する程に続いた。

 

 ─────────

 ──────

 ───

 

 立香が目を覚まし時計を見ると十二時を過ぎた頃だった。六時頃までの記憶はあったがその後は定かではなかった。情事で汚れた部屋をぐるっと見渡して隣を見るとクリームヒルトがじーっと立香を見ていた。

 

「おはよう立香。ぐっすり眠ってたわねぇ」

 

「おはよう……ずっと見てたの?」

 

「立香が起きる十分前くらいからよ、そんなに見てたわけじゃないわ」

 

 十分も見続けるほど自分の顔は面白いかなと立香が疑問に思ったが、以前閉じ込められた時からそうなので気にしないことにした。寝起きの頭も段々と覚醒して立香はクリームヒルトとした約束を思い出した。

 

「あっそうだ! ねぇヒルト、結局何をオレに命令するつもりなの? あんまり無理難題だと困るんだけどー」

 

「ああ、それね……立香には、私の選んだピアスを着けてほしいの。駄目、かしら?」

 

 立香は意外なお願いがきたなと思った。予想してたのだとアルテミスとオリオンみたいにジークフリートと旅行をするためにレイシフトを使わせて欲しい等かなと思っていたからだ。これだけだとクリームヒルトは自分に何を期待しているのか分からなかったので詳しく聞くことにした。

 

「ピアスを? オレは別にそれでもいいけど、なんで?」

 

「……立香はたまに他のサーヴァントから貰ったアクセサリーを着けているでしょ? だから、私も何かあげたくなったの。これで納得できた?」

 

 確かに立香はバレンタインの際にチョコ以外にも装飾品を貰うことがあったのでそれ付けたりすることがあった。クリームヒルトはそれを見てあげたくなったと説明したが、まだ何か本心を隠しているように見えた。それとは別に立香は負けた側だと言うのに相手より得をするのは抵抗感があったのでクリームヒルトにそれを追及した。

 

「ヒルトからの贈り物は嬉しいけど、これだけだとオレの方が得しているように感じるからさ、まだ何か命令したいことは無いの?」 

 

「わざわざ、そう言うことを追及する? 立香らしいけど……それじゃあもう一つ追加で、暫くは他の英霊から貰った物は着けないで私の送ったピアスだけ着ける。これでいいわ」

 

 まだ足りないんじゃないかと立香は思ったが、クリームヒルトがこれ以上言うならデコピンと言わんばかりに指を額に当ててくるので立香は渋々納得した。

 

 ふと、立香はクリームヒルトが自分にピアスを着けさせたい本当の理由が他の英霊に嫉妬していたからじゃないかと思った。シミュレーションルームで会った時の反応から女性英霊との距離が近いのを気にしていたからだ。そこで自分の贈り物だけを着けさせることで、他の女性英霊に対するけん制と独占欲を満たしたいんじゃないかと推測した。

 

 あくまで推測だが立香はクリームヒルトにそう想われているのが嬉しく思った。確認したても良かったがそのことを言及すると烈火の如く反論してくるかもと思い口には出さず心の中でそう思うだけにした。

 

「……うん、分かったよ。ヒルトの選んだピアス楽しみにしてるね」

 

「えぇ! 立香に合うピアスを見繕ってくるから楽しみにしてなさい!」

 

 朗らかに微笑む彼女を見てこの関係が何時まで続くかは分からないが、立香はこの一瞬一瞬に大切にしようと改めて決意をした。




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