ポケモンSV二次エロ小説(タイトル仮) 作:火野荒シオンLv.X-ビリオン
といってもネタバレすると犯されるってところまではされないのですが…じゃあ何されるのかってのは読んでみてからのお楽しみってことで
それはハルトがメロコを倒した時だった…
彼らのバトルを遠巻きに見ていたスター団の団員たちは、彼女が切り札として繰り出したブロロロームが敗れたのを見て、周囲をざわつかせていた
「お、おいおい…嘘だろ…!?」
「メロコさん、やられちゃったの…?」
「なんだよアイツ…パッとしない顔のくせに、メロコさんのスターモービルを倒すとか…どんだけ強いんだよ…」
様々な思惑を口にする者が多い中、一部の男子団員が体を震わせながら彼らの方を見る
「メロコさんが、負けた……てことは…あの人は…」
「ど、どうしたんだよ、そんな青ざめた顔して」
「そうか、お前はまだ入ってきて日も浅いから、掟についてあんまり知らないんだよな…スター団にはいくつか掟があるんだが…その一つに、ボスがケンカを売ってきたやつに負けたら、ボスの座をやめなきゃいけないっていう掟があるんだ…」
「はぁ!?つつつつまり、メロコさんスター団やめるってか!?」
「そういえばそんな掟あったじゃん!!」
男子団員の言葉を聞き、彼の言葉に反応した他の団員たちが次々とメロコがスター団をやめることを理解し始める
中には彼女が団やめることを止めようとする者もおり、そういった者を他の者が止める事態になり始めていた
「俺、メロコさんが抜けるの止めてくるっす!」
「待て、忘れたのか!?団の掟は従うものだって!」
「あくまで私らには出来たら守ってほしい程度に言われてるけど、メロコ先輩たちボスの人はその掟を絶対視してる…それを止めようだなんて…!」
「じゃあこのままあの人を見捨てるってのかよ!?俺らの恩人だぞ!!」
「それはっ……」
「―――何をギャーギャー騒いでんだよ……」
すると騒いでいる団員たちの元に、ハルトたちと話を終えたメロコがやって来る
それに気付いた団員の一人が声を掛けようとするが、それを遮るようにここから立ち去ることを彼女は団員たちに告げる
「あっ、メロコさ…」
「……ここにいるやつらは、知ってるってことだよな…そう言うわけだ、オレは団をやめる。チーム・シェダルは解散だ……その事を知らねぇ奴らには、代わりに伝えといてくれ…」
「そんな…」
「ホントにいいんすか!?メロコさんだってホントは…」
「……それが団の掟だ……オレの、オレたちの中では、掟は絶対…そう決まってるんだよ……そういうわけだ。あばよ、テメーら…」
「「「メロコさん…!」」」
メロコはただ静かにそう告げ終えると、そのまま何処かへ向かって歩き、その場を立ち去る…
それをただ見送ることしかできない団員は、このまま言われた通りチームを解散するのかと話し合う
「行っちゃった…」
「どうする…?先輩たちからはボスがいなくなったら、組はほぼ解散みたいなもんになるって言われたことあるけど…」
「いやなんだけど、チームが解散するのは…」
「じゃあ新しいボスを作る…は駄目だ、俺たちのボスにはメロコさんしか…」
各々の気持ちが、メロコが去ることに不満を持ち始める
…そんな時だった…一人の男性団員が、ポツリと呟く
「ッ…許さねぇ…」
「?お前何を…」
「許さねぇって言ったんですよ…あのハルトっていう、カチこんできたやつが…!アイツがカチこんでこなければ…メロコさんはボスをやめずに済んだのに……!」
そう告げた男性団員は、拳を震わせながら、怒りに満ちた言葉を滲みだす
そんな彼の気持ちに当てられてしまったのか、他の団員たちも次々にハルトがいなければと口にし始める…
「そうだ……あいつさえいなければ…」
「私たちに居場所をくれた人から、居場所を奪って…」
「お、おい、お前ら、落ち着け…!」
「アンタらまさか、あのハルトってやつに何かする気じゃ…」
「えぇ……少なくとも俺は、スター団を怒らせるとどうなるか…思い知らせてやるつもりです…」
「俺もだ…」
「待てよ!?そんなことしたってメロコさんは帰ってこねぇんだよ!!」
「そうよ!!それにそんなことメロコさんが知ったら…」
「それでも私は…」
「俺たちは……!」
「あっ、待てよ…!」
そんな彼らを見た一部の団員が、ハルトに向けて怒りの感情を向けてる団員を宥めようとするが、既に彼らの怒りは頂点まで達してしまっているのか、数人ほどその場を後にしてしまう
…恐らくハルトに対し『メロコをボスの座から引き摺り下ろし、引退させたケジメ』を付けさせるつもりだと悟り、復讐に走らなかった団員たちは暴徒と化した団員たちを止めなくてはと考える
「ま、まずいことになったじゃん…先輩、どうします…?あの人ら、あのハルトってやつに絶対復讐するつもりっすよ」
「どうするも何も、止めないといけないけど…この数で迂闊に止めようとしたら、今のアイツらに逆に何されるか…仕方ない、そこの二人はちょいと無理を承知でメロコさんを探して一度呼び戻してきてくれ。残りは俺と一緒に連中を止められる奴らを探しに行くぞ」
「りょ、了解っす!」
「でも…手伝ってくれる人、いるのかな…この事知ったら、向こうに付く連中もいそうだし…」
「その辺もしっかり話し合うしか…とりあえず急ごうぜ!」
復讐に反対する団員たちはそう決めると、それぞれ行動に移していた
~~~
そして現在…暴走したスター団の団員たちは、ハルトとアオイを囲うように、彼らの前に立っていた
ハルトたちは現在、連れ去られた時より軽めに縛られており、二人は団員たちを見ながらひそひそと話し合う
(なんでこんなことに…アイツら、ボスがスター団抜けたら解散するんじゃ…)
(わ、分かんないけど…なんか、すっごい怒ってるように見える…)
「…おい」
すると一人の団員が、ハルトたちの元へと歩み寄る
そして…ハルトの顎を掴むと、無理矢理自身の顔へと近づけていた
「あぐっ!?」
「…テメーのせいで、メロコさんが団をやめちまうことになっちまったじゃねぇか…」
「そ、それがスター団の掟なんじゃ…ぐっ!?」
「ハルトッ!」
「あぁそうだよ!あの人はその掟を守ってきた!だから負けた後団を去ってしまった!!」
ハルトを雑に放り投げなら、団員たちは怒りの感情を二人にぶつけてくる
それを聞いたアオイは団員たちに八つ当たりしに来たのかと叫ぶも、直後に女性団員が彼女の顔を殴り飛ばす
「そ、それって八つ当たりってことじゃん!わざわざこんなことをするために…がっ!?」
「……あぁ、八つ当たりみたいなもんだよ…アンタらが来なかったら…メロコさんは団を抜けなくて済んだ…」
「お前たちのせいで…あの人の居場所が…」
団員の一人がそう告げると、周りの団員たちも次々とハルトたちがいなければという趣旨の言葉を二人に向けて言い放ち始める
その気迫に二人は思わず怖気ついてしまうも、団員たちは彼らを気にせずに暴行を加え始めていた
「ッ…なんなのこいつ…らがっ!?」
「アオイちゃ…ぐふっ!?」
「許さねぇ…!」
「スター団を怒らせたらこうなるって、徹底的に教え込んでやる……!」
「泣いて詫びてもぜってぇ許さねぇからな!」
「うぐっ、がっ…あがっ!?」
「ぎっ!?やめ…がっ!?」
「ちょ、これはいくらなんでも…」
「止めるなっ!!こいつらには俺らの痛みをあじ合わせなくちゃいけないんだ…!!」
暴走したスター団は怒りの感情を口にしながら、二人に次々と暴行を加え始める
そんな彼らを見て彼らに付いて着た一部の団員がそれはやりすぎなのではと止めようとするも、暴行を加える団員たちは止まらず二人を殴り蹴りと行い続けていた
そして……5分ほど経過し、一通り暴行を加えた彼らは一度後ろへ下がる
……そこにはひたすら暴行を加えられ、顔や手足に軽い痣のようなものを作り、己の身を守るように倒れる二人の姿が、彼らの視線に映っていた
「ぅ、ぐ……」
「も、やめ……ぐぅぅ…」
「はぁ、はぁ、はぁ……殴られるのは嫌か…?」
「ぐ…は、い……」
彼らに暴行を加え、息を切らしながら団員の一人がそう二人に尋ねる
その言葉に対しハルトは怯えるように答え、それを聞いた団員たちは、何故か二人の拘束を解き始める
そして…彼らに向けてこれ以上痛い目を見たくなかったらどうするべきかと告げていた
「これ以上痛い目に遭いたくないなら…どうするべきか分かるよな…?」
「「…は、い……」」
「…よし、一旦拘束を解け」
団員の言葉にハルトたちは身体をよろめかせながら体を起こし、そんな彼らの拘束を団員の一人が解く
…数分ほど暴行を加えられたのもあってか、二人は抵抗する意思すら見せず怯えた表情で団員たちの方を見つめる…
そして……彼らに向けて、アジトにカチコミしたことについて、謝罪を行っていた
「……あ…アジトに……カチコミ、して…すいません、でした……」
「…貴方たちの……ボスを…引退させて……ごめん、なさ……ぐあっ!?」
「もっと誠意見せろやぁ!!」
「ハルトッ…!」
だが、その直後に団員の一人が彼らの対応に気に入らないと感じたのか、叫びながら彼の横腹をけたぐる
横腹を蹴られたハルトはその場で悶絶しており、そんな彼を見てアオイが彼の身体を揺さぶる
しかしそんな彼らを気にせず、団員たちはなおも二人に目一杯の謝罪を求める
「あんなんで俺らの怒りが収まると思ってんのか…?」
「ひっ…こ、これ以上、何を、すれば…?」
「土下座……いや、ただの土下座じゃ足りねぇ…」
「…いっそのこと裸で謝罪させちゃう…?」
ふと、土下座だけじゃ物足りないという言葉に追従するかの如く、一人の団員がそう呟く
それを聞いた団員たちはそれはありだという者とそこまでは反対だとで分かれ始めていた
「いやいや、そこまでは流石に…」
「でも、こいつらはそれすら生温いことをしたんだ…それだけで済むならいいだろ…」
「アタシ、昔それやらされたけど、本当にきつかったし、いくらメロコさんをやめさせられたとはいえそんなことは……」
「逆に精神的にきついってならやらせるべきだと思うよ。こいつら、今後他の団にもカチコミする可能性があるし、ここで徹底的にへし折っておかないと…」
二人をどうするべきかを話し合う団員たちを他所に、彼らの話を遠巻きに聞きながら、アオイはハルトを起き上がらせる
「ハルト…だいじょう…っ…」
「アオイちゃん…無理、しないで…ッ…」
「なん、で…こんな目に…もう、殴られたく…ない…」
二人は体中の痛みに苦痛の表情を浮かべつつ、話し合うスター団の方を見る
やがて話し合いが終わったのか、団員の一人が二人に向かって制服を脱ぐよう指示してきた
「…おい、テメーら。制服脱げ。そして全裸で土下座するんだ」
「ッ…!?(こいつ、ら…)」
(アオイちゃん…ここ、従わないと…また…)
(でも…うぅ……)
全裸になった上で土下座しろと要求してくるスター団にアオイが睨もうとするも、直後にハルトに従わないとまた暴行をされる可能性があることを示唆される
それを聞いた彼女はなんとか気持ちを抑えると…二人は痛みに苦しみながら、服を脱ぎ始める…
…そして二人は一糸纏わぬ姿になると、ゆっくりと地面に座り、裸で土下座を行いながら、思いつく限りの丁寧な言葉で再度謝罪を行っていた
「……今回は、本当に……すいません、でした…!!貴方たちの、ボスを……引退、させたこと……心から…謝ります……!」
「この通り…反省、してます……だから…許して、ください……許して…!」
裸にされて無理やり謝罪させられることによる理不尽感、この言葉で許してもらえるのかという不安、また暴行を加えさせられるかもしれないという恐怖心…
そういった様々な感情が入り混じった謝罪の言葉が、二人の口から震えるように放たれる…
二人の謝罪を見て、暴走したスター団の大半が冷静になってきたのか、やってしまったと言わんばかりの言葉が二人の耳に聞こえ始めてくる
「ま、まさかほんとにやるなんて…」
「…ねぇ、やっぱりここまでするのはいけなかったんじゃ…これじゃあまるで……」
「た、確かにこれは、やりすぎたかよな…?もうこれ、あいつらみたいじゃん……」
(ゆ、許された、のかな…?)
「(こ、これでもう、殴られずに済…)…あぐっ!?」
「!アオイちゃ…ぐぁっ!?」
…だが、それでもまだ二人を許せていない者もいるのか、団員の一人が二人の頭を掴み、地面に押し付けるよう力を込める
それを見た一部の団員が流石にやり過ぎだと抑え込もうとするも、未だに暴走する団員たちは怒りの感情を露わにしながら二人に襲い掛かろうとする
「何が許してだ……テメーらは許されねぇことをしたってわかってんだろ!?」
「い、だい…やめっ…」
「それに大事な部分が抜けてるだろうが!!金輪際スター団に刃向かわないって部分がよぉ!!」
「がっ…!」
「お、おい!もうそれ以上はいいだろ!?」
「そうよ!ここまでしたんだったら、もう二度としないはずよ…」
「まだだ!まだこんだけで済ませちゃ…」
「―――テメーら……そこまでにしとけよ……」
「「「!」」」
ふと、彼らに取って聞きなれた声が聞こえ、今ここにいるスター団の団員たちは一斉に声の方を見る
…そこには彼らの元を去ったはずのメロコがおり、彼女を見た団員たちは驚いた表情をする
そして彼女はゆっくりと歩きながら彼らに尋ねていた
「メ、メロコさ…」
「……なんでこんなことした?」
「なんで、って……メロコさんが団をやめることになったのはこいつらのせいじゃないっすか!」
「そうですよ!!だからこうして二度と逆らえないように…」
「いつオレが、そんなことを望んだ?」
そう告げるメロコの目は鋭く、そして真剣な眼差しをしており、暴走していたスター団は思わず口ごもる
「……テメーら、忘れたんじゃねぇだろうな…自分たちが何故スター団に入ろうと思ったか…」
「それ、は…」
「今ここにいるやつら、あの時連中を見返すために団に入ったやつが大半だろ。だったら今テメーらがやってるこれは、あいつらと一緒じゃねぇのか?」
「連中を…見返す…?」
「ッ…」
不意に彼女の言葉にハルトは反応するも、ハルトたちに一番強く当たっていた団員が、声を震わせながらメロコに尋ね返す
「……じゃあ、どうしろっていうんすか…俺らは黙って、アンタが…メロコさんが団を去っていくのを見届けろって事っすか…?」
「…」
「恩人であるメロコさんに、何も恩義を返せないまま…団を解散するなんて…少なくとも俺は…俺は……ッ…!」
彼女に向けて泣きながらそう尋ねた団員は、力なく膝を地面につけ、その場に身体を俯かせる
そんな彼に対しメロコは、何も言わずに彼をただ、虚しそうに見つめていた…
~~~
「……オレの元チームが迷惑を掛けたな……すまねぇ…特に、コイツのサポートをしてただけのそこのやつは特にな」
「い、いえ…どうも…」
「謝られてもどう返せばいいのやら…いたた…」
それから時間が少し経過し…暴走した団員を何とか落ち着かせた後、ハルトとアオイはメロコと共に人気がない場所にやって来る
そして…メロコはハルトとアオイに、迷惑を掛けたことを謝罪していた
その事に対し、少し前まで彼女のチームの団員に酷い目に遭わされたのもあり、二人は困惑しながら彼女を見つめる
「……アイツらのやったことは許されるとは思ってない。けど、あいつらがああなったのはオレが原因だ。だから代わりにオレを、殴るなりなんなり、好きにしてくれ…」
「いやいやいや、そこまでしないから!?ていうかそんなことしたらまたさっきみたいなことに…ハルト?」
「…あの、好きにしていいって言うなら、一つ、聞いていいですか?」
どうやら団員たちの代わりにケジメをつけようとしているのか、メロコは二人に向けて好きにしろと告げる
それを聞いたアオイはまた酷い目に遭わされる可能性を覚え、その場で拒否する
…が、ハルトは気になっていたことを尋ねたかったのもあってか、彼女に質問を行おうとし、それに対し好きにしろといった彼女は彼の質問に答えようとする
「…なんだ」
「…あの人たち、貴方のことを恩人だなどと言って、とても慕ってました……そして貴方は、彼らを止める際『連中を見返す』って、言ってましたよね…?」
「…」
「…昔、何かあったんですか…?あの時言っていた、スター大作戦ってやつや、スター団を率いていた理由と、関係あるんですか…?」
ハルトはメロコと団員たちの会話を聞き、何故あそこまで団の解散を拒んだのかという疑問を、メロコにぶつける
それに対しメロコは少々言葉を詰まらせながらも、静かに口を開く
「…イジメだ」
「…え?」
「元々スター団は、イジメを受けたり、何らかの理由で孤立したやつらを集めて結成した組織だ……今となっては、テメーらが言うような、評判の悪い団になっちまったがな…」
アカデミーで且つてイジメが起きてた、そしてスター団はそのイジメを受けた者たちで集めた組織
そう告げるメロコにハルトとアオイは驚きを隠せずにいた
「イジメ…アカデミーでそんなことが…?」
「今となってはそういう話は全然聞かなくなったがな……けど、オレらはそれでも、アカデミーに戻るつもりはなかった…」
「なんで、ですか…?」
「それ以上は言うつもりはねぇ。テメーが自分で言っただろ…一つだけ聞いていいか、ってよ」
イジメがあるという話を聞かなくなったにも関わらず、アカデミーに戻るつもりはなかったと告げるメロコにハルトは何故戻ろうとしなかったかを尋ねる
が、彼が一つだけ聞きたいといったのもあってか、それ以上彼女は話すつもりはないと告げる
…代わりにメロコは彼の方を見ると、彼に向けて逆に今後スター団に対してどうするつもりなのかを尋ねる
「…テメーは今後、どうすんだ?」
「えっ…?」
「今後他のアジトに行って、オレみたいにボスの座をやめさせに行くのかって聞いてんだよ…」
「……それ、は…」
そう聞かれたハルトは、一瞬先程の出来事と、彼女の話を思い浮かべてしまう
そんな彼を見て察したのか、メロコは今回の件の事を他のスター団の者たちに通達すると告げていた
「……どの道今回の件は、オレが他の団に『今後無暗に報復を行わないようにと』通達するつもりだ…もっとも、掟同様あくまで『お願い』する形だから、団員たちが守る保証はありゃしねぇが」
「…」
「……もしテメーが他の連中に挑むってんなら、その覚悟をしておけ…オレらがどんな思いで、スター団を守っているかってのを」
不安な表情をしているハルトに対し、メロコはそう告げる
…その瞳は、彼を真っ直ぐ見つめており、まるで何かを試しているかのような目をしていた…
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それから更に時間が経過し…メロコと別れた二人は、既に辺りが暗いというのもあり、ボロボロになった体を休めることにしていた
アオイはポケモンたちにご飯を与えた後、テントの中に倒れるように寝転びながら呟く
「はぁ…ポケモンたちにご飯はやったけど、体が痛すぎてこれ以上動きたくない…てゆーか統率崩れるとか言ってたけどその結果ああなったって、カシオペアの見通し甘すぎじゃん…やっぱ引き受けなきゃよかった…」
「…」
「…ハルトはさっきから何を悩んでるのさ…」
ふと、何かを悩んでいるハルトを見て、彼女は何を悩んでいるのかを尋ねる
その言葉を聞き、ハルトは今日聞いた話の事を思い出してたと答える
「…メロコさんの話、色々思い出してて…」
「…アカデミーで過去にイジメがあってて、その被害者が実はスター団の連中で…なんか嘘っぽく聞こえるけど…ハルトはどう思う?」
「…僕は、あの人たちが嘘をついてるとは思わないな…じゃなきゃ、あそこまで真剣に話さないだろうし…」
「だよねぇ…んで、ハルトはその話を聞いてなんで悩んでるわけ?」
彼の話を聞き、なおさら何故悩んでいるのかが気になったアオイは再度尋ねる
その言葉に対しハルトは困った表情をしながら、ゆっくりと口を開いていた
「…スターダスト大作戦、これからも続けた方がいいかなって…」
「ついさっきあんなことがあったのに?バカじゃないの?」
「そう言われても…でも、メロコさんたちの話を聞いて…まだ知らないといけないことが、あるんじゃないか、って…」
「確かにまだ何かありそうな雰囲気だったけど…今日聞かされた話以上の事でもあるってこと?」
「……多分…」
メロコたちの話を聞く限り、未だに何か隠れている真実があるのではという疑問を持っている可能性にハルトは頷く
その上でスター団のボスたちは様々な思いを背負っているのではないかと考える
「それに…メロコさんを見る限り、多分団のボスたちは、思った以上に色んな物、背負ってる気がするんだ…それに、カシオペアさんは元関係者って言ってたけど、その辺について何か知ってるから、スターダスト大作戦を実行しようって思ったんじゃないかな…って」
「それでまたアジトに行って、ボスの人たちを引退させようって?また酷い目に遭わされるかもしれないのに?」
「…うん…」
アオイの言葉にハルトは静かに頷く
その言葉を聞いたアオイはため息をつくと、仮に止めても無駄だと悟ったのか、彼をお人よしだと称していた
「…アンタって相当お人よしだよね…」
「別にそんなつもりじゃないけど…なんかこう、知っちゃったからには引けないっていうか…」
「そういうとこがお人よしなんだけど…ていうかアンタ、ただでさえ押しに弱いんだから断ることもちゃんとしないと、また痛い目に遭うわよ」
「アオイちゃん、それ人のこと言える…?ていうか、スターダスト大作戦を続けるのは駄目って言わないんだ…」
「どうせ止めたってアンタ首突っ込むじゃん。正直続けるか迷ってるーって言ってる時点でまた首突っ込むの目に見えてるし」
「うぐっ…否定できそうにない…」
いつもの如く今までの前例があるせいでハルトは怪我とは別に思わぬダメージを受ける
その一方でアオイは自身はこれ以上カシオペアに協力する必要がないと告げながら、別れ際にメロコたちから貰った絆創膏や湿布などで怪我の手当てを行おうと体を動かす
「まぁ好きにしたらいいんじゃない?私はもうカシオペアに目的達してもらったし、また同じ目に遭いたくないから次からは入口で待つことにするけど…いたた…絆創膏とかどこだっけ…」
「まだ続けるかどうかは決めてないんだけど、確かにその方がいい…いや、でも…うーん……それはそれで不安だなぁ…」
「やめてよそんなこというと。アジト前で待ってたらそっち方面で酷いことになるかもって意識しちゃうじゃん…」
「あ、ごめ…あいたた…」
「大丈夫?はい、絆創膏と湿布」
「あ、ありがと…痣って湿布効くの?」
「効くから渡されたんじゃないの?」
「…ちょっと調べるね…」
怪我の治療の仕方に不安を感じたハルトはそう告げると、スマホロトムを起動させて怪我した時の対処法を調べ始めていた
知ってしまった以上引きに引けない。そんな40話
冒頭は前回のラストより少し時間を遡り、メロコがやられたことに下っ端団員たちが動揺しているところから始まります
その際団員の一人が『掟で負けたらボスの座を降りる』というのを知っていたのがいたのか、その事実にさらに動揺を隠せない団員たち…そんな彼らに別れを告げにメロコがやってきます
なんとかそれを止めようとするも「掟だから」の一点張りをされ、メロコはその場を去ってしまいました
しかしその事実を受け入れられない一部の団員たちが『ハルトたちが攻め込んでこなければこうはならなかった』と考え出し始めてしまい出した模様
理性を保ってる団員たちが引き留めようとしますが制止も聞かず、ハルトたちに怒りを向けた団員が暴走を始めてしまうという事態に陥ってしまいました
それに対し復讐反対派の団員たちは暴走した団員たちを止めるべく奔走することに…
そして時間は前回のラストから少し経ったところまで戻り、ハルトたちは拘束された上に囲まれて逃げられない状態になっていました
二人はカシオペアの話が違うとばかりにひそひそと話し合うも、そんな二人に対し八つ当たりとわかりながらも団員が暴行を加え始めます
数分間暴行を行われたのもあってかハルトたちはすっかり怯え切り、言われるがままにメロコを倒してボスの座から引退させたことを謝罪…
しかしそれでも怒りが収まらないと屈辱的なことをやらせて誠意を見せさせようと言い出します
それに対し流石にそこまではと止めようとする団員が現れるものの、徹底的にスター団に歯向かったことを後悔させるために全裸で土下座させるというとんでもない謝罪方法を要求してきました
その要求に不満を覚えるも逆らったらまた暴行を加えられると判断したハルトとアオイは先程同様言われるままに全裸で土下座をして許しを請い始めます
…が、それでもまだ怒りが収まらない団員が二人に対し暴行を加え始め、それ以上はやり過ぎだと冷静になった他の団員たちが止め始めたタイミングでメロコが現れます
メロコが戻ってきたことに動揺する一方、彼女が去った理由がハルトたちのせいであり彼らに二度と逆らえないようにと言い訳を行いますが、それに対しメロコは自分はそんなことを望んでないとバッサリ切り捨てます
実際本編でそこまで派手にやるつもりではなかったっぽいからマジでここまでレベルの事は望んでないと思います
その際気にかかる言葉をメロコは告げるも、そんな彼女に対し団員の一人がやるせない心を打ち明けながら、事態は終息する形となりました…
その後は自身が率いていたチームの団員が迷惑を掛けたとメロコが二人に謝罪、その際憂さ晴らしに使うなり好きにしろと言わんばかりの一言を述べてきました
メロコの行動にアオイは困惑するも、ハルトは彼女と戦ってたときから気になっていたことを尋ねます
それに対しメロコはというと…『過去にアカデミーでイジメがあり、そのイジメを受けたりしたメンツを集めてスター団を作った』という衝撃の一言を二人に打ち明けました
彼女の言葉に二人は驚きを隠せないものの、その一方でメロコは今後もスター団を解散させるつもりなら今回の事が起きる可能性を覚えておくようにと、彼に忠告していきます
それからメロコと別れた二人は夜遅いというのもあってボロボロになった体を休めるために休息をとることに
その際アオイはカシオペアの見通しの甘さに対し愚痴を溢しますが、その一方でハルトはメロコが話したことを思い出しながらこれからもスターダスト大作戦を手伝うべきなのかと考えます
そんな彼に対しアオイが軽く罵倒するも、ハルトは思った以上にスター団の闇が深そうと感じた模様…まぁあれは色々闇が深い…
そんなハルトに対しアオイはお人よしと称し、絶対また首突っ込むと予想したのか好きにすればいいんじゃないかと答えます
その際アオイは次スター団のアジトに攻め込む時は入口で待つことにすると言いますが…まぁフラグにしか聞こえないよね…
そんな会話をしながら怪我したところの治療を行い…といったところで次回に続きます
というわけで今回は裸土下座回でした。裸で土下座してる女の子っていいよね…←
普通にアオイをレイプさせてもよかったけど、スター団の下っ端たちがゲーム本編で敵討ちしに来ないぐらいには民度いいから遭ってもこんな感じの誠意を見せさせようとしてくる程度なんじゃないかなって思ってこんな感じにしました
後アオイだけレイプされてハルトはどうするのって言われると…って考えたのもあります
ついでにメロコの段階でスター団がいじめられっ子集団だったことを明かしました
ゲームだとメロコの所ではそれっぽい匂わせ程度で終わるのもあったのでさっさと明かしてもいいかなって…それにしたってハルトはお人よし過ぎるけども
というわけで次回ですが、色々あって野外露出回です←