ポケモンSV二次エロ小説(タイトル仮) 作:火野荒シオンLv.X-ビリオン
後関係ない話ですが、この回の前書きと後書きを書き始めたタイミングでポケモン公式のパルデアを舞台にしたオリジナルアニメでネモがようやくケンタロスを使ってたのですが、この作品で簡単に描写した時以上に公式で思いっきりやべー動きとかしてて草生えました
インファイトのときのあの動きおかしいやろて…
ハッコウシティ―――それはパルデア地方に数ある大都市の一つで、辺りには高層ビルやネオン広告が建てられており、パルデア地方で一番近未来な町並みをした場所…
また、この町にはジムリーダー兼パルデア随一の人気を誇るとされる動画配信者の『ナンジャモ』と呼ばれる人物が活動しており、彼女を目当てに来る人々も多いと言われているほど
そんな多くの人が寄せられるハッコウシティの夜の一角…鼠色のスーツを着た中年の太った男が、汗を拭きながら歩いていた
「ふぅー、ようやく終わったぜぇ…全く、あのクソ上司め、面倒なことばかり押し付けやがって…こちとら休みも取れずに真面目に働いているってのによ…」
男は愚痴を溢しながら夜の道を気怠そうに歩く
その際何かを考えたのか、ポツリと呟いていた
「…気晴らし兼ねて久々に女でも抱くかぁ…つっても本番までやらせてくれるやつ早々いねぇだろうし…かと言っていちいち風俗店検索するのもだりぃし…となると狙いは援交してるやつなんだが…うん、よさげな女はそこそこいるが…」
男は女性相手に性交を持ち掛けようとしているのか、歩きながら周囲にいる女性を確認する
…が、その手には熟知しているのか、男は周囲にいる女性はガードが堅くて手を出せないと悟り、心の中で舌打ちしていた
「(ちっ…容姿は良いがどいつもガード堅そうだな…それにオレンジアカデミーの生徒が多い…若い奴なら金がなさそうだから金で釣りゃ抱けそうだが…つい最近援交持ち掛けて捕まったってニュース見たしなぁ…)あー…何処かに気軽に抱ける女でもいねぇかねぇ…」
(ねぇ、今のおっさん…なんかヤバいこと言ってなかった?)
(えっ、マジ?)
(おっと、思ったより人が近いところでついうっかり口にしちまった…急いで離れるか…)
つい言葉を漏らした際男の言葉が聞こえたのか、近くにいた女性二人組がひそひそ話ながら男の方を見つめる
それに気付いた男は慌ててその場を急ぎ足で離れ、すぐそこの角に逃げ込んでいた
男は周囲に人がいないことを確認した後息を整えながら、しょうがなしにとスマホロトムを取り出す
「ふぅ…あのまま怪しんで通報しないでいてくれりゃあ助かるが…しょうがねぇ、風俗に行くかデリヘル呼ぶかのどっちかで…」
「―――あの…すいません…」
ふと、男の耳に声が聞こえ、男は身体をびくりと震わせながら声が聞こえた方を見る
…男の視線の先にはアカデミーの制服を着たおさげの少女が立っており、彼女を見た男は警戒する
(ビックリした…オレンジアカデミーのガキか…しかしこんなやつがなんで俺に話しかけて…)
「…あの、大丈夫、ですか…?」
「あ、あぁ…すまん、いきなり話しかけられて驚いてな…んで、俺に何の用だ?見たところアカデミーの生徒のようだが…」
「―――私を、買ってくれませんか…?」
「!」
男がおさげの少女に何用かを問いかけると、少女はほんの少しだけ躊躇った後、男に自分を買ってくれないかと告げる
その言葉を聞いた男は驚いたように目を見開き、おさげの少女―――アオイの方を見つめていた…
~~~
時間は遡り、午前中のこと…
昨日の疲れを取るために一日疲れを癒したハルトとアオイの二人は、ようやくハッコウシティに到着していた
「ようやく着いたー!」
「ここがハッコウシティ…遠くから見えてたけど、近くで見ると建物がどれもすっごい大きい…」
「あのビルとか何メートルなんだろうね〜」
「…とと、街を眺めるのは後でも出来るし、ジムに行かなきゃ…」
街に到着した二人は辺りの光景を目にして圧巻に気取られるも、気を取り直して二人はジムへと向かう
近くの人々に場所を尋ね数分後…二人はジムに辿り着き、中へと入っていった
―――ロトロトロト…
「!通話が…」
「ジムに入った瞬間来るってことは…」
『―――やっほーハルトー!アオイー!!私わたしー!』
すると突然ハルトのスマホロトムに通話が入る
…通話してきた相手はネモで、ネモは通話越しに元気な声で二人に話しかけていた
「あぁ、やっぱりネモさんだったんですね…」
『え、やっぱりって酷くない?』
「だってちょうど私たちがジムに到着したタイミングで連絡してきたから…。…もしかしてネモさんもカシオペアみたいに位置情報特定できたりする術持ってます…?」
『そんなことするわけないじゃん!!アオイは私の事なんだと思ってるのさー!!』
「だって毎回色々とタイミングよすぎますもん!」
過去二回もタイミングよくネモが絡んできていたのもあり、やはり偶然とかではないのではとアオイは疑いを抱く
そんな彼女の言葉に苦笑いしつつ、ハルトは何用なのかをネモに尋ねる
「そ、それで、連絡してきた理由は…?」
『いやー、今どの辺にいるのかなーって。聞く感じだとジムについてるっぽいけど…』
「えーと…ハッコウシティですね…」
『ハッコウシティかー。昨日までは丁度ハッコウシティにいたんだけど、色々やることがあったのとジムリーダーが今不在だからテーブルシティに勉強しに戻ってるんだよねー。近かったらすぐさま向かってたんだけどなぁ…残念…』
「そ、そうなんですね…って待ってください。今なんていいました…?」
『あれ、その様子だとまだ受け付け済ませてない感じ?』
不意にネモからジムリーダーが不在と言われ、ハルトは驚きながら彼女の話を聞く
…どうやらハッコウシティのジムリーダーであるナンジャモは、用事によって二日前から別の町に行ってるとのことらしく、その上その期間は五日間とかなり長めとのこと…
その為ジムの受付は出来るらしいがジムチャレンジ、及びジムバトルは二日後にしかできないらしく、それを聞いたハルトはネモに教えてくれたことに対し礼を告げていた
「つまり後二日間は戻って来ないと…」
『そういうことだね。まぁ一応受付はしてくれるみたいだし、今のうちに受付済ませておくといいと思うよ』
「分かりました。教えてくれてありがとうございます」
『いいってことだよー。私も勉強と用事を終わらせたらすぐにハッコウシティに向かうから、楽しみにしててね♪』
「あ、あはは…はい…」
さらりとバトルを予約するかのような言動にハルトは苦笑いしながらも返事を行う
そしてネモと通話を終わらせた後、受付を済ませ、アオイとどうするか話していた
「…というわけで、明後日までジムチャレンジは出来ないらしいけど…」
「だったら街でも探索する?」
「…いや、僕は今のうちにポケモンを鍛えようかなーって…」
「ふーん…じゃあ私もついて行こっと。また探索してる間に何されるか分かんないし。またバトルのリハビリもしたいしね」
「あ、うん…それじゃあ何処かでバトルしてくれるトレーナーでも探そうっか…」
一度街を探索するかとアオイは提案するも、ハルトはポケモンを鍛えようかと考えていると伝える
それを聞いた彼女は昨日の事を踏まえたのか、今日はハルトと共に行動すると告げていた
そして今日の方針を決めた二人は、街でバトルしてくれるトレーナーを探しに外へと出て探索を始めていた
~~~
それから数時間後…二人はポケモンセンターで傷ついたポケモンを回復させており、アオイはすっからかんとなった所持金を確認していた
「あー…やっぱり駄目だー。全敗した上にお金なくなったー…」
「でも、また少しずつ良くなっているよ…これからも定期的に続けていけば、きっとトラウマも克服できるようになるよ」
「だといいけど…にしても今日のハルト、調子悪かったねー。2回ぐらいしかバトルに勝ってなくない?」
落ち込むアオイに対しハルトは少しずつ良くなってると告げながら励ましの言葉を入れる
そんな彼の言葉を聞き入れつつ、アオイは今日のハルトのバトルが目に見えて調子が悪く見えたと告げる
その言葉を聞いたハルトは一瞬肩をピクリと震わせるも、苦笑いしながら話していた
「あ、あはは…確かに今日はちょっと張り切りすぎたかな…」
「確かに今日のハルト、えらく張り切ってたわね…実はジムバトルを楽しみにしてたとか?」
「いや、たまたま今日は気合入れようかなーって…。……じゃ…」
彼女に張り切り過ぎたことを伝えたと同時に、ハルトは不意に何かを呟く
その何かが一瞬聞こえたアオイは彼に何か言ったかを尋ねるも、ハルトは何でもないとすぐさま誤魔化していた
「?何か言った?」
「!いや、なんでもないよ。それよりもどうしよっかな…もう少ししたら日が暮れるけど…」
「その前に食材買おうよー。もうすぐなくなりそうだし」
「そういえばそうだったね。それじゃあ日が暮れるまでは街の探索に切り替えよっか」
「オッケー。にしても私、お金ないから何も買えないんだよね…ハルトはいくら持ってるの?」
不意にアオイがハルトの所持金がいくらなのかを尋ねてくる
その言葉を聞いた彼は先程同様肩をピクリと震わせると、恐る恐る財布を手に取り、無言で中を確認する…
「…」
「…まさか…」
「…ごめん、僕もお金、殆どないや…」
ハルトはアオイの方をゆっくり見ながら、僅かに残った現金を彼女に見せていた…
~~~
それから二人は手持ちの道具で売っても問題なさそうなものをショップで売り、なんとか金銭を獲得していた
「い、一応それなりに売ったらお金が手に入ったけど…それでもこの金額だとすぐ使い切っちゃいそう…あぁ、こうなることならリーグポイントも節約しておけばよかった…」
「ど、どうしよう…まさかこのタイミングでまたお金が尽きそうになっちゃうなんて…もう少しで日が暮れちゃうし…」
「何処かでまたトレーナーと戦って…いやでも、それで負けちゃったら…」
…だが、それでも心もとないぐらいの所持金しかなく、二人はどうするべきかと戸惑う
すると突然そんな彼らの元へ一人の女性がやって来るなり、彼らが今いるところで待ち合わせをしたいからその場を退いてくれと言いだしてきた
「ちょっとそこのガキンチョたち。私ここで待ち合わせする予定だからどいてくれない?」
「え、あ…僕たち、ですか…?」
「そーよ、他に誰がいるのよ。分かったら早く退いてよね。退かないならバトルで無理矢理どかしてあげるけど」
「えと…わ、わかりました…とりあえず移動しようか」
「ちょ、待ってよハルト…!」
あまりに強引な女性に対しハルトは面倒ごとになるといけないと思ったのかアオイと共にその場を離れる
彼らが退いたのに対し女性はルンルンと気分を高揚させており、そんな女性を見てアオイが軽く愚痴を漏らしていた
「何よ、今の人…」
「ま、まぁ人を待ってるみたいだったし…」
「だからってあんな態度…?」
ふと、愚痴を溢していたアオイが先程の女性の方を見て何かに気付く
…先程の女性の元に一人の中年男性が歩み寄っており、二人の会話声が彼らの元へ途切れ途切れに聞こえてくる
「お待たせー。君が…」
「そうでーす♪それじゃあ早速ホテルに…」
「…丁度待ち合わせの人が来たみたいだけど…」
「…彼氏、じゃあないわよね…?なんか初対面っぽい会話してたし…ていうか今ホテルって聞こえなかった?」
「あー、ありゃ援交してるな」
「「!」」
二人が思わず聞こえてきたないように軽く疑問を抱いていると、突然近くにいた男性がポツリと呟く
男性の存在に気付いた二人は思わずビックリしており、同時に二人を驚かせたことに男性は謝罪しながら先程の女性たちについて話し始める
「あぁ、驚かせてごめんね…君たちの話し声が聞こえたからつい気になって…」
「い、いえ…それより、さっきの人たちは何をするって…」
「この街では人が多いからか特に多いんだよ。援助交際…通称援交をしてる娘が」
「援交、って確か…」
援交という単語が男性の口から放たれ、二人…特にアオイが思わず反応する
…過去にタネザキという人物に申された売春、それに似た単語であることを過去に軽く教えられたのもあり、二人は瞬時に先程の女性たちが何をするのかを理解していた
「おや、その年で知ってるとかまさかの同業者か?まぁ自分は興味ない人間だからどうでもいいけど…」
「初対面の人にすっごい失礼なこと言われたんだけど…てことはやっぱり…」
「少なくともありゃあ食事だけで済まないだろうし、ホテルでお楽しみするだろうね。しっかし最近警察のお世話になってるやついたとか聞いたけど、よくやるねぇ…やっぱ金ある人間はその辺やめられないってことかな…あ、嬢ちゃんと…ついでに坊ちゃんは援交に手を出すのはやめときなよ。色々と危ない橋だからな」
男性はそう言いながら立ち上がると、その場を立ち去っていく
男性が去った後、その場に取り残された二人は呆然と立ち尽くすも、同時に金銭面について何も解決してないことをハルトが思い出す
「…って、ボーっとしてる場合じゃなかった!今の状況どうにかしない、と…アオイちゃん?」
「…ねぇ、ハルト…ちょっと、いいかな…」
しかしその一方でアオイは何かを考えていたのか、彼に向けて何かを話そうとする
…その表情はいつにもまして真剣であり、そんな彼女の表情を見てハルトは、一瞬だけ悪寒を感じ取っていた…
~~~
「―――ちょっと待ってよ!?」
日が暮れて夜になり、ハッコウシティ近くの草原…そこにひとまずテントを建てた二人は現在、その場でとある話をしていた
…だが、彼女の話を聞いていたハルトは大声で叫んでおり、テントの近くまで寄っていた野生のポケモンたちが驚きながらその場から逃げ出す
しかしテントの中で話している二人には露知らず、ハルトは再度大きな声でアオイに必死に尋ねる
「アオイちゃん、今の言葉、本気で言ってるの!?」
「ハルト、声大きいって…外に人がいたらどうするのさ」
「そんなこと言われても…だって…!」
「『私が援交してお金を何とか手に入れる』。ハルトが心配するのは尤もよ」
…アオイがハルトに話した内容―――それは『アオイが援交を行い、お金を手に入れる』というもの…
つまり、アオイがお金を得るために見ず知らずの相手に最悪体を好き放題させることになり、その話を聞いたハルトは当然賛同できずにいた
「当たり前じゃん!!だってアオイちゃん…自分でえっちなことをされて、お金を稼ごうってことでしょ…!?」
「まぁ、そうだね…さっきも言ったように、食事だけで済むこともあるらしいけど、多分そうなる可能性が低いから、普通にえっちなことされると思う」
「分かっているならなんでなのさ!?タネザキさんとの時なんて最初嫌がって…」
「それでもよ」
必死に止めようするハルトの言葉を遮るように、アオイは言葉を告げる
…その表情は既に覚悟を決めており、アオイは申し訳なさを交えながら、自身の心情を打ち明けていた
「…実際私だって嫌だよ。こんなことするのは…でも…今の私は、バトルもろくに出来ないから金銭面をどうにもできない。そのせいでハルトに余計な負担を掛けるのはもっと嫌だ…だから、せめて私が出来るやり方で、ハルトに負担を掛けさせないようにしたい…」
「負担、って…僕はそんなこと…」
「ごめんね…でも、もう決めたの…私、援交する…身体を売って…何とかお金を稼いでくるから…だから…」
そう告げるアオイから揺ぎ無い意志を感じ取り、ハルトは一瞬たじろぐ
…だが、それでも彼女の話に納得できない彼は、声を荒げながら勝手すぎると叫んでいた
「…だよ…あまりにも勝手だよ!勝手に自分の中で話を進めて!勝手に決定して!!それでまた酷い目に遭ったらどうするの!?相手が優しい人とも限らないのに!!」
「ハルト…。…ハルトの気持ち、わかるよ…でも、私も覚悟は決めてるの…だから…こんなこと言うのもおかしいんだろうけど…私を信じてほしい」
「信じて、って…」
自分を信じてほしい…そう真剣に告げるアオイを見て、ハルトは一瞬言葉を詰まらせてしまう
そんな彼にアオイは一瞬だけ申し訳なさそうな表情をするも、彼に行ってくると告げテントから出て行った
「…それじゃあ、行ってくる…ハルトはゆっくり休んでて…」
「アオイちゃ…!」
彼女が出ていくのを見て、ハルトは慌てて追いかけようと体を動かそうとする
…だが、不意に彼の脳裏に今の彼女を止めることが出来るのかと浮かんでしまい、ハルトはその場を動けずにいた
「…僕のせいだ…僕が今日、バトルに全然勝てなかったから…僕が弱いせいで…アオイちゃんがまた、自分を追い込んで…ッ……!」
彼は彼女があのような提案をした理由が自分のせいであると考えてしまったのか、その場でポツリと呟く
そして…自身の不甲斐なさに対し怒りを覚えたのか、地面を強く叩きつけていた
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一方アオイはというと、何とか援交を持ち掛けられそうな相手を探していた
(…何処かにいない、かな…援交してくれる人…。…ハルト、今頃怒ってるんだろうなぁ…でも、ハルトにばっかお金を使わせるわけにはいかないし…)
その際ハルトが自身の行動に今頃怒っているのではないかと一瞬考えるも、今更後に引けないと思い、再びしてくれそうな相手を探し始める
だが…自分からそのような話を持ち掛けるといったことを彼女はしたことがないのもあり、それっぽいことをしてくれそうな相手がどういう特徴をしているのかなどが分からず、30分ほど時間を潰してしまっていた
(ど、どうしよう…全然話しかけられないし、そもそもどういう人に声を掛ければいいのかが分かんない…でも、あんなこと言っておいてこのまま何もなしに帰るわけには…)
(―――ねぇ、今のおっさん…なんかヤバいこと言ってなかった?)
(えっ、マジ?)
(マジ、女抱きたいだのなんだのって聞こえた)
(!)
不意に彼女の耳に、何かの話し声が聞こえる
彼女がその視線を声が聞こえる方へと向けると、二人の女性が一人の中年の太った男を見てひそひそと話し合っており、その男はそそくさと逃げるようにその場から離れていく姿が彼女の視界に映る
女を抱く、という言葉にアオイはあまりピンとこなかったものの、二人の女性の反応を見る限りろくでもない意味を持っていると彼女は理解する
(今の人たちの話…てことは今の男の人なら…、…もう一度覚悟を決めるのよ、私…)
アオイは自身の心に振るいを掛けると、急いでその男を追いかける
そして…人気が少ない角道で男を見つけたアオイは一度隠れると、男が何か呟いているのを盗み聞きする
「ふぅ…あのまま怪しんで通報しないでいてくれりゃあ助かるが…しょうがねぇ、風俗に行くかデリヘル呼ぶかのどっちかで…」
「(…風俗?デリヘル?言ってる意味が分からないけど…でも、確かにあの人なら…)…あの…すいません…」
男の話を盗み聞きしたアオイはその意味がよく分からないものの、言葉の意味合い的にその手の物事に手を出す相手だと察し、恐る恐る声を掛ける
声を掛けられた男はびくりと体を震わせながら彼女の方を見ており、アオイはいきなり過ぎたのではと考えながら再度話しかける
「(と、突然話しかけられたからか驚いてる…)…あの、大丈夫、ですか…?」
「あ、あぁ…すまん、いきなり話しかけられて驚いてな…んで、俺に何の用だ?見たところアカデミーの生徒のようだが…」
「…私を、買ってくれませんか…?」
「!」
アオイは単刀直入に、自身を買わないかと男に尋ねる
それを聞いた男は驚いたように目を見開きながら彼女を見つめており、アオイは一瞬この相手は違うのではと考えてしまう
(も、もしかしてそういう人じゃなかった…?)
「えー、と…君、自分の言ってる言葉の意味わかってる?」
「え、あ、はい…」
「……いくらだ?」
「え?」
「いくらでどれだけヤれるのかって聞いてんだよ」
すると男は彼女にいくら払えばそういうことをさせられるのかと聞いてくる
その手の手合いの相手だとわかりアオイは一瞬だけほっとするも、値段を聞かれてもその手の事をほとんどやったことがないため詳しくないと男に告げる
「えと、その…いくらとか聞かれても、私、その辺全然詳しくなくて…」
「おいおい、まさかの援交素人かよ…いや、そうじゃなきゃここまでストレートに言うやつはいねぇか…」
「え、もしかして私、結構とんでもないことしてた…?」
「今どきそういうのは口頭でやらないんだわ。やるとしてもよほど切羽詰まってるやつとかぐらいだと思うぞ」
「うわぁ…そうなんだ…はっず…」
男の言葉を聞き、アオイは恥ずかしさのあまり顔を赤くしながらその場に俯く
その一方で男はアオイの様子を見て援交したことはあるかを尋ね、彼女はそれに対し一回だけあると答える
「ふーむ…今まで援交やったことないんだよな?」
「えー、と…一回だけ、提案された時に…あんまり詳しいことは教えてもらえなかったけど…」
「一応経験はあるってことか…いいだろう、少なくとも3万は余裕で出せる」
「!本当ですか!?」
「但し!その分色々好きにさせてもらうからな…覚悟しとけよぉ…?」
(うぐっ…この人、もしかして相当ヤバい人だった…?)
男は舐め回すような視線を彼女に向けながら、ニヤリと笑う
それを見たアオイは頼む相手を間違えてしまったかと心の中で感じていた
お互いの考えがすれ違い過ぎてとんでもない溝が出来始めてる件について。そんな46話
開幕早々街の紹介からのその辺のおっさんから入りましたが、初手から援交を持ちかけられそうな人物を狙うという中々な肝っ玉を持ってました
しかしそんなおっさんの思い通りになりそうな女性は見つからず、諦めて風俗を探すことに…しようとした瞬間、おっさんに声をかけたのはなんとアオイ
何故アオイが援交を持ちかけたのか、それは数時間ほど前に遡ります
ハッコウシティにようやく到着したハルトたち二人は早速ジムに受付をしに行きますが、例の如くネモとの会話イベントが発生します。…が、なんと今回は奇跡的にタイミングが噛み合わなかった模様
本来なら三回目のジム入った時のイベントでネモから連絡→すぐ近くにいるからバトルしに行くね♪という感じなのですが、今回はこの辺を思いっきり変えてみました
というかジム入った瞬間連絡してきて且つ近くにいるから来るねはもう発振器つけられてるのかと疑われても仕方ないと思うんよ
そんでもってジムリーダーのナンジャモがまさかの不在、戻ってくるまでハッコウシティに留まって活動することになります
そして二人はその日はどうするかを決め、街を探索することになりました
それから時間が経ち、相変わらずバトルに勝てない上に財布が寂しいことになったアオイと、今回は珍しく負け込んでるハルトはポケモンセンターで一休み
その際アオイがハルトの調子の悪さを指摘し、ハルトは張り切りすぎたと返します
そして二人は食材が足りなくなってきたので食材を買うことに…なったのですが、アオイは当然ながらハルトも今回は負け越しが多かったのもあってか、お金が殆どないことに気づきます
慌てて売れそうな道具を売却しますが、それでも厳しいのかどうするべきか悩む二人…
するとそんな二人に邪魔と言い張る女性が現れ、迷惑になると思ったハルトがアオイを引き連れその場から撤退
一方でアオイはその女性の態度に軽く唸りますが…先程二人をどかした女性が一見釣り合わなさそうな男とどっかに行く姿を目にしました
それを見た二人が疑問に思ってると、二人の会話を聞いていたのか近くの男性が援交してるんじゃないかと話しかけてきます
突然声をかけられた二人は驚き(ついでに失礼なことを言われる)ながら男性の話を聞くと、どうやらハッコウシティは人が多いのもあってか援交をしている男女がかなりいるようで
しかし少し前に逮捕されたのもいるらしく、男性は二人に援交してもろくでもないことになるだけと伝えるとその場で去っていきました。いいやつかよ←
男性の話を聞くだけ聞いたものの眼の前の問題が解決してないことに焦るハルト…しかしアオイの方は何かを真剣に考えており、それに対し覚悟ができたのかハルトに話したいことがあると伝えます
その評定はいつもより険しく、彼女の顔を見たハルトは一瞬嫌な予感が浮かんでしまいます
……そして彼の嫌な予感は的中し、なんとアオイは『援交してお金を稼ぐ』というとんでもない発言をしました
しかし過去にタネザキおじさんとしたときに激しく嫌悪してたのを知っている上、それ以前に彼女の体を好き放題されるのを受け入れてまでとお金を得るということに、当然ハルトは猛反対
…が、アオイは彼にこれ以上負担をかけさせるわけにも行かないからと答え、反対されてもやるという意志を彼に伝えます
それを聞いたハルトはというと……あまりにもの勝手ぶりに流石に我慢ができずに激怒してしまいました
それでもアオイの決意は変わらず、彼に無事に戻ってくることを信じてほしいと告げると、そのまま援交しに向かってしまいます
ハルトは慌てて止めようとするものの、本気で彼女を止められるのか…そして自分が原因であのようなことを思い浮かんだのではと考えてしまいます
その頃アオイはというと、ハルトにああは言ったものの一向に援交相手を見つけられずにいました。まぁ出会い系アプリ使わずに直交渉とか普通に危険だろうし仕方ないのではあるけども
すると何やらヤバい発言をしたおっさんがいたという会話が聞こえ、その内容にワンチャン探し求めた相手と当てはまるのではと考えたアオイは意を決しておっさんを探すことに
そしてその人物らしきおっさんを見つけ、冒頭の話と繋がります
ストレートなまでに援交を持ちかけるアオイに対しおっさんは一瞬怪しみますが、やれるならなんでもいいと考えたのかアオイにいくらで買えるのかと尋ねてきます
しかしそういった相場などは当然知らないアオイ…むしろ口頭で持ち掛けてくるのは滅多にいないというのを知り思わず顔を赤くしてしまいます
そんな彼女に対しおっさんは3万は余裕で出せると伝えつつその分好き勝手にやらせてもらうと告げ、アオイはヤバい奴に声をかけたのではと不安に……といったところで次回へ続きます
というわけで今回は二回目の売春ってか援交回のための導入回……なんでしたか…うん…うん……
…なーんでこう面倒くさいこじれ方してるんですかねぇ……?←
アオイ的にはハルトにこれ以上迷惑をかけたくない一心で動いてしまっているのですが…前回前々回の件で目を離した隙にアオイが好き勝手されてたのに軽く思い詰めちゃってるハルトには逆効果であるという、ね…
そして同時にハルトがどんどん不穏な雰囲気を醸し出し始めて言ってますが…果たしてどうなるんだろうなー←←
というわけで次回!色々不穏な要素が出てきている中でのアオイ二回目の援交回です!